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CELLine™ Bioreactor

セルライン バイオリアクター


CELLine™ Bioreactor は高密度の細胞培養を可能にするメンブレンが組み込まれたフラスコです。このCELLine™ は抗体や蛋白質を合成するための小スケールの生産を増強することを可能とします。通常行われている in vitro や in vivo での細胞培養は細胞濃度が低く、精製・濃縮が必要になります。CELLine™ を用いることで通常の細胞培養フラスコで見られる制限に対処できます。


ハンドリング

CELLine™は、ユニークな代謝物を制御するメンブレンにより長く培養ができます。このメンブレンは、培養時に一定でかつ、制御された栄養を細胞に届けることを確実にし、フラスコに大量の培地を入れることができます。栄養添加の頻度やピペットなどの消耗品を使う頻度を減らす設計です。


細胞濃度

CELLine™は、ガス透過性メンブレンが細胞に隣接する設計となっているので、最大限のガス交換が可能です。細胞の代謝において最適な酸素と二酸化炭素の交換ができます。


精 製

代謝物を制御するメンブレンとガス透過性メンブレンの2つのメンブレンにより、細胞増殖に最適な区画(スペース)が形成されます。成長因子の使用量を減らし目的の抗体や蛋白質を濃縮することができます。


CELLine™の利点

♦ 高い細胞濃度、蛋白質濃度で回収可能
♦ スペースの減少
♦ 操作時間の減少
♦ 消耗品使用の減少
♦ Ready-to-use
 


CELLine™の各部について

培地コンパートメント 培地コンパートメントには大量の培地を添加できます。この区画は細胞コンパートメントより50倍の大きさになっていて、これにより培地の交換の頻度を減らせます。
代謝物を制御する
メンブレン
10kDaのカットオフをもつ透析膜で、培地コンパートメントと細胞コンパートメント双方への代謝物の流れを制御し、全ての蛋白質を細胞コンパートメントに保持させます。
細胞コンパートメント 高濃度の培養を行なえる区画で、細胞や産生物を濃縮することができ、外因性成長因子の必要性を制限します。
ガス透過性メンブレン
コンパートメント
静置培養での高密度細胞培養におけるガス交換は制限要因の1つです。CELLineは細胞をガス透過性膜に直接接種することができ、酸素と二酸化炭素を最適な濃度にすることが可能です。


基本的な使用方法

@ 培地を温め、少量の培地を培地コンパートメントに加えて準備します。 A 細胞を細胞コンパートメントに接種します。 B 培地を培地コンパートメントに満たします。
C Co2インキュベータで、約3-7日間培養します(細胞により異なります)。 D 培地を交換、もしくは細胞を回収します。 E インキュベートし、希望量の蛋白質が得られるまで培地交換/細胞の回収を繰り返します。


仕 様


接種及び回収の濃度 CELLine™ 350 CELLine™ 1000
接種細胞数 (Viable Cells) 8×106 25×106
接種量 (ml) 5 15
接種濃度 (Viable Cells/ml) 1.5×106 1.5×106
回収濃度 (Viable Cells/ml)  107- 108 107- 108
タイター (mg/ml) 1 - 5 1 - 5
1ヶ月あたりの抗体収量 (mg)  10 - 100 30 - 1000


製品番号 培養タイプ 入数 金額(税別)
CELLine™ 350 WCL0350 浮遊 1 ¥30,500.-
CELLine™ 1000 WCL1000 浮遊 1 ¥38,600.-
WCL1000AD 接着 1 ¥39,000.-


アプリケ−ション(モノクローナル抗体作成)

anti-6X histidin epitope tag と anti-AKT3 isoform をハイブリドーマ細胞を CELLine で培養し得ました。また、動物や浮遊細胞による作成方法と比較しました。


Figure 1A(図左上)及び1B(図右上) 生細胞密度を接種時及び回収時に測定しました。希望の坑体量が得られるまで CELLine から複数回回収しました。
Figure 1A は anti-6x Histidine を産出するハイブリドーマ細胞を示していて、4回の回収が行なわれ、細胞濃度は 5.0x108 に達しました。
Figure 1B は anti-AKT-3 isoform を産出するハイブリドーマ細胞を示していて、5回の回収が行われ、細胞濃度は 4.5x108 に達しました。



Figure 2(図左) Protein A 精製後の SDS-PAGE 4-20%解析
全てのサンプルにおいて、濃度測定により95%以上の純度がありました。
低いバンドは L鎖(light chain)を、高いアンドは、H鎖(heavy chain)を示しています。
腹水を用いた作英方法から外因性の宿主蛋白質のコンタミネーションが見られました。


   腹水(5 Mice) 浮遊細胞培養(2L) CELLine
作業時間 9 7 8
収量(Anit-6x Histidine) 60 43 68
収量(Anit-AKT3 isoform) 38 20 28.9

A- Antibody anti-6x histidine epitope tag - CELLine
B- Antibody anti-6x histidine epitope tag - 腹水
C- Antibody anti-6x histidine epitope tag - 浮遊細胞培養
D- Antibody anti-AKT3 isoform - CELLine
E- Antibody anti-AKT3 isoform - 腹水
F- Antibody anti-AKT3 isoform - 浮遊細胞培養
まとめ及び利点

●宿主から蛋白質のコンタミネーションなし
●動物を取り扱う必要なし
●高収量の蛋白質/抗体
●他の in vitro の方法に比べ収量が高く安価


Rockland Immunochemicals 社について
Rockland Immunochemicals 社は1962年設立の抗体や細胞関連製品などの研究用ツールを提供するバイオテクノロジーカンパニーです。

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