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 夢見の動物 アヒル
Duck
夢見の動物 
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シロアヒル
2009/09/21



アオクビアヒル
2009/09/21
名 前 アヒル、鶩、家鴨、鴨。 「アヒル」の名称は、水掻きの足が広いことから「あしひろ」が転じて「アヒル」という説が有力。
学 名 Anas platyrhynchos var.domesuticus
英語名 Duck, Domestic Duck
分 類 【シロアヒル】 日本でよく飼われる。白色で嘴と水かきは黄色。
【アオクビアヒル】 マガモ形。雄は首が緑色で白い帯あり。胸は褐色。雌は全身褐色で黒斑。関東大型アヒルはこの一系統。
【シキアヒル】 体色は淡黄色。卵用品種。年間250個ほど産卵。
【カーキーキャンベル】 羽毛や体毛がカーキ色。採卵用。
【カユーガアヒル】 体色は黒味を帯びた緑。肉、卵、観賞用。米国原産。
【カンムリアヒル】 冠羽を持つ愛玩、観賞用。羽毛は白が多い。
【ザクセンアヒル】 大型種でドイツ原産。全体的に淡い色。ルーアンアヒル、ドイツペキン種、青ポメラニアアヒルをかけあわせたもの。卵用、観賞、愛玩用。
【シルバーアップルヤード】 大型種。白が多く混じる。イギリス原産。卵、肉、観賞、愛玩用。
【スウェディッシュブルー】 中型種。青みがかった灰色。スウェーデン原産。
【ナキアヒル】 小型種。カモ猟の生きたおとり(デコイ)用。現在は観賞、愛玩用。コールダック Call duck とも呼ばれる。体色は白からアオクビ様のものまで様々。
【バフアヒル】 卵、肉用。イギリス産。
【ルーアンアヒル】 アオクビアヒルに似る。マガモ形。主に肉用。フランスで飼育盛ん。
【インディアンランナー】 卵用品種。走るのが得意。インドネシア原産。
【エイルズベリーアヒル】 主に肉用。イギリスで盛んに飼育。
【テイゲール】 卵用。インドネシアで多く飼われる。
【ポメラニアアヒル】 中型品種。ドイツ原産。
【マグパイアヒル】 小型卵用品種。ウェールズ原産。
【大阪アヒル】 北京種とアオクビアヒルの雑種。容姿はペキンに似る。
【ペキンアヒル】 体は白、脚は赤く、くちばしは黄。姿勢は斜立。
【ムスコビーアヒル】 いわゆるバリケン種、ノバリケン Cairina moschata を家畜化した別属。肉用。
【観音アヒル】 バリケン種。沖縄県では中国から導入。顔が赤。食用。
【ムラード】 ムスコビーアヒルとペキンアヒルの一代雑種。繁殖能力なし。肉用。フランスではフォアグラ生産用。
アヒルとマガモの交配種がアイガモでナキアヒルとも呼ばれる。アイガモは飛べるがアヒルは野生化した個体でも、飛ぶのは苦手。
分 布 家禽のため飼育下で生息。家禽が野生化したものは、池や沼地、河川のそばの淡水域で暮らす。日本の公園などにも幅広く生息が、原種のマガモは海上で暮らすこともできるため、アヒルも海上で暮らすことができる。
形 態 アヒルはマガモを家禽化したもの。家畜化の際、体が大きく重くなる反面、翼は小さくなり数メートルしか飛べなくなる。欧州や中国で飼育が始まり、飼育が容易なため今では世界中で幅広く飼育。体形も太ったもの、直立して歩くものなど色々変化した。
生 態 アヒルの産卵は年間150 - 200個で春が盛ん。卵はニワトリのものよりやや大きく、殻は極薄い緑色(ダックエッググリーン)。産卵から30日弱で孵化するが、抱卵しない場合があるため、孵卵器を使ったり抱卵性の残る矮鶏や烏骨鶏等の卵に混ぜニワトリに暖めさせたりする。ヒナが卵を産むのは生後5-6か月。繁殖可能になる性成熟は雌で生後6-7か月。雄は雌に比べてやや遅い。発情期は早春から秋、場所を問わず交尾。雌を巡り雄同士が激しく争うこともある。つがいになると共に長く暮らすことがあるが、一生同じ相手と過ごすとは限らない。野生のものは飼育下のものより産卵の頻度が低い。平均寿命は5-20年、最高寿命は47年。野生、家禽に関わらず、ネコやイタチなどに捕食されることがある。雑食性で、家禽用の穀物類が主の餌、人の食べる野菜類や果物や食肉など基本的には何でも食べる。家禽から野生化したものは、草の新芽や、小型の昆虫類、土壌動物などを捕食。
夢見処 いままで春と秋の動物園まつりで福田牧場のシロアヒル、アオクビアヒルが展示されている。
備 考 アヒルの用途は愛玩、食用、採卵、ダウンジャケットや羽毛布団などの羽毛採集など。鴨肉として流通の大半はアヒルの肉で、アヒルとマガモを交配のアイガモの肉も鴨肉として流通。アイガモの外見はマガモに似る。日本では公園などの池に放し飼いにされているほか、ペットとしても飼われる。野生のアヒルは家禽のニワトリと異なり嘴の先端をカット(デビーク)していないため、大きな嘴で突かれたり噛まれたりすると出血する場合もある。野生のマガモの飼育は中国北部で4000年前に始まり、ヨーロッパや西アジアでは約2000年前、ギリシャでは紀元前400年頃、アメリカでも1800年頃には家禽化されている。日本では平安時代に飼育されていたとされ、品種改良された種が中国から渡来、室町時代に飼育され始めたとの説もある。大阪の河内地方では豊臣秀吉が水田へのアヒルの放流を推奨、飼育が盛んになり、長浜市では今でも鴨料理を食べる風習が残っている。




2004/09/23 秋の動物園まつり
「動物ふれあいコーナー」に福田牧場からやってきたアヒル。【写真右】




2009/09/21 秋の動物園まつり
夢見ヶ崎動物公園でアヒルの常設展示はありません。春と秋の動物園まつり「ぶれあいコーナー」だけに登場します。今回は、シロアヒルと、【写真トップ上】
アオクビアヒル【写真トップ下】
が来ていました。




2010/03/22 春の動物園まつり
「動物ふれあいコーナー」では、例年のように福田牧場からアヒルが参加しました。




2012/03/18 春の動物園まつり
慰霊塔前広場には、「動物ふれあい広場」が設けられ、福田牧場から来た動物たちが人気を集めていました。

2012/10/08 秋の動物園まつり
今回も福田牧場のアヒルがマガモと一緒に参加してくれました。




2013/03/24 春の動物園まつり
慰霊塔広場前の動物ふれあい広場では、この春も高津区の福田牧場からアヒルやマガモがやってきました。【写真左】

2013/10/12 秋の動物園まつり
相変わらず子供達に人気の福田牧場のアヒル。【写真右】

 
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