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 夢見の動物 アカハナグマ
Ringtailed coati
夢見の動物 

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2009/06/20
名 前 アカハナグマ
学 名 Nasua nasua
英語名 Ringtailed coati, South American coati
分 類 食肉目アライグマ科ハナグマ属
分 布 南米、熱帯から亜熱帯、アンデス山脈より東の低地で(一部は標高2500mで見られる)、北はコロンビア・ガイアナ、南はウルグアイ、北部アルゼンチンの高地森林~低地草原に広く生息。チリには分布しない。アンデス西部では、エクアドル西部、コロンビア北部と西部に生息の記録あり。
形 態 体重2?7.2 kg、全長85?113 cm。全長の半分は尾が占める。体色は個体差が大きく、尾の縞模様は薄れることもある。だが吻部は白くならず、この点で中米に分布するハナジロハナグマと区別できる
生 態 昼行性。木登りが得意。地上・樹上双方で生活。木の上で眠ることが多い。雌は"bands"と呼ばれる15-30匹の大きな群れを作るが、雄は単独で生活。生態が異なるために、かつて雄は別の種だと思われ、現在も用いられる "coatimundis" という別名が付けられた。雌雄共に縄張りは持たず、生活圏が重なることもある。群れの個体は、小さく鼻を鳴らすことでコミュニケーションをとる。警戒音は大きな唸り声やクリック音。警戒音を聞いた個体は木に登り、その後落下して逃げ散る。天敵はキツネ、ジャガー、ジャガランディ、イヌ、人間など。雌は果実が熟する時期、全個体同時に発情し複数の雄と交尾、77日の妊娠期間の後、2-4匹の仔を産む。仔は樹上の巣に入れられ、4?6週育てられる。雌はこの間、群れを離れる。雌は生まれた群れに残る傾向があるが、雄は3年ほどで群れから離れる。雑食性。果実、無脊椎動物、他の小動物、鳥の卵などを食べる。果実を求め高木に登る、吻で地面を掘る、石を裏返す、鉤爪で倒木を裂くなどの様々な方法で餌を探す。野生での寿命は7年程度、飼育下では14年ほど生きる。
夢見処 2006年6月、大柄な「コジロウ♂」、次に大きい「トキエ♀」そして小柄な「ミエ♀」の3頭が入園。同年12月、「ミエ」が外傷による感染症で亡くなる。
2008年、「コジロウ」と「トキエ」の間に2頭の赤ちゃんが生まれる。
2011年、「コジロウ」は下半身マヒで入院、「トキエ」は元気で、ときどき姿を見せる。
2013年春、「トキエ」が亡くなる。
2014年3月、最後まで頑張っていた「コジロー」が老衰のためバックヤードにある動物病院で亡くなる。これで夢見からアカハナグマがいなくなる。
夢見定食は、煮サツマイモ、煮ニンジン、リンゴ、バナナ、ゆで卵、鶏頭、解凍アジ。




2006/06/03
空いていた旧シマスカンク舎に丸太が運び込まれました。新しい動物が来園するようです。

2006/06/28
今日の午後、新しくアカハナグマ(♂1、♀2)がお目見えの予定です。場所はアライグマの右隣り、以前シマスカンクがいたところです。

2006/06/29
アカハナグマが無事に到着、獣舎で動き回っています。人にはなついているようです。

2006/07/01
新しく入園の3頭はとにかく元気です。檻のなかを3頭バラバラにあっちこっち落ち着きなく動き回っています。余りに早く動くので写真に収まりません。

2006/09/06 PICK UP 動物 アカハナグマが来園しました。
♂コジロウ(特徴:顔が大きい)、♀トキエ (特徴:中くらいの大きさ)、♀ミイ (特徴:小さい【写真右】)の3頭です。
長い鼻がユーモラスなアライグマの仲間です。
南アメリカ原産。しっぽでバランスをとりながら鼻や前足を使って木の皮の中にいる昆虫や木の実を食べます。
人が来ると金網の隙間から鼻を突き出しますが、歯はするどいので指は入れないでくださいね。
(ゆめみにゅーす VOL 1)

2006/09/06 よろしくね H.18.6.1~8.31
・アカハナグマ(♂・♀・♀)6月28日来園
(ゆめみにゅーす VOL 1)

2006/09/23 秋の動物園まつり
アカハナグマと言っても、別に鼻が赤いわけではなく、ハナグマの赤っぽい色の種類を言います。
(リレーツアー、長谷川さん)
英語では Ringtailed Coati 輪尾ハナグマです。

2006/09/20
3頭の名前は、顔が大きいのがオスの「コジロウ」、中位の大きさはメスの「トキエ」、小さいのはメスの「ミイ」です。
(ゆめみにゅーす VOL 1)

2006/09/28
メスの「トキエ」が右前脚に咬傷を負ったため4針縫いました。

2006/11/29
いちばん小さい「ミイ」(メス)が最近の寒さで衰弱、入院しました。

2006/12/01
入院中の「ミィ」は食欲がないそうです。

2006/12/20
入院中の「ミィ」は、肉と生卵をようやく食べられるようになりました。

2006/12/22
「ミィ」(メス)が外傷による感染症と寒さによる衰弱で入院していましたが、本日、正午に亡くなりました。いちばん小さく愛らしかった姿を思い出します。これでアカハナグマは、コジロウ(オス)とトキエ(メス)の2頭になりました。




2007/01/12 ありがとうやすらかに H.18.9.1~12.31
・アカハナグマ(♀)12月22日(外傷性腹膜炎のため死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 2)

2007/02/14
メスの「トキエ」が外傷のため治療しました。

2007/04/18
トキエの出産が近そうなので生まれてくる仔の安全のためコジロウを離しました。2ヶ月くらい隔離されるそうです。

2007/04/28
トキエの子供は残念ながら産まれず、隔離していたコジロウは戻されました。




2008/01/27
オスの「コジロウ」が包皮炎になりました。

2008/03/19
昨日の朝、トキエが出産していました。2頭生まれ1頭はダメでした。残った1頭は何とか育って欲しいものです。

2008/03/22
18日に生まれた仔はまだ生きています。

2008/03/28
♂の「コジロウ」が膀胱炎?で入院しました。

2008/04/27
コジロウは退院したようです。トキエと一緒にいました。




2009/06/20
「コジロウ」は奥で何ともくつろいだ恰好をしていました。【写真左】

2009/11/30
冬を前に「アカハナグマはいつも尻尾がしもやけになるので、こんな工夫を」と説明された写真が、ブログ「動物園からの手紙」に掲載されました。

2009/12/29
食事中のアカハナグマ。【写真右】




2010/03/20
ミーアキャットの獣舎に置かれたのと同じように大きい巣箱が入りました。

2010/09/04
隣の食事はよく見える ~ アライグマとアカハナグマ
アライグマとアカハナグマはお隣同士、でもいままでは間に仕切りがあり、お互いの様子は知りませんでした。それが突然仕切りが外され、アライグマの目の前、金網越しに美味しそうなアカハナグマの食事が現れました。金網のしたから手を伸ばす餌箱に手が届きます。でも箱の中までは届きません。そこへアカハナグマが登場、アライグマの目の前で美味しそうにパクパク。アライグマの折角の努力も水の泡でした。

2010/12/11
紅葉の季節も終わりに近づき、舎内は枯葉で一杯です。こんな環境が気に入ったのか、「コジロウ」と「トキエ」は、枯葉のなかガサゴソ満足そうに歩き回っていました。




2011/05/08
枯葉で一杯の床が清掃され、きれいになりました。

2011/09/19 秋の動物園まつり
しばらく姿を見せていなかったオスの「コジロウ」は、下半身マヒで入院していることがバックヤードツアーの説明で分りました。随分やつれていましたが元気そうでした。現在リハビリ中とのことです。メスの「トキエ」は元気で、リレーガイドの説明のとき久しぶりに姿を見せました。

2011/12/31
「コジロウ」♂はまだ入院しているようです。居たのは「トキエ」♀1頭のみでした。




2012/01/07
「コジロウ」がいないため「トキエ」だけで正月を迎えました。今日は表に出て元気よく食事していました。

2012/03/18  春の動物園まつり「バックヤードツアー」
現在、展示されているのは「トキエ」のみですが、バックヤードで療養を続けている「コジロウ」は、いずれ復帰できそう、とのことです。

2012/06/03
いつも奥に引っ込んでいることが多い「トキエ」が表に出て外を眺めていました。やはり1頭で寂しそうです。

2012/06/10
バックヤードで去年からリハビリを続けていた「コジロウ」が戻ってきました。血色もよく元気そうです。食事時間には威勢よく食べていました。2頭揃ったアカハナグマ舎は久しぶりに華やいでいます。

2012/06/23
病気療養から戻った「コジロウ」ですが、体つきがふっくらして精悍さはなく本来の体調ではなさそうです。そして歩くときもフラフラしています。

2012/07/16
奥のほうで寂しそうにじっとしているのは「トキエ」? 最近、また1頭に戻ったのでしょうか。

2012/07/22
今日は奥のほうで「コジロウ」と「トキエ」が仲むつまじく毛づくろいする姿が見られました。

2012/08/06 獣医の日記
 短い手足でよく動き回り、愛嬌のあるしぐさで楽しませてくれるアカハナグマ。その中の1頭、コジローが長期入院から復帰しました。
 昨年の春のこと。尾をひきずって歩くため、できてしまった擦り傷を治療していたのですが、ある日突然、腰がふらふらして歩けなくなってしまいました。検査の結果、背骨が変形していることがわかりました。原因は、おそらく老齢のため…。年とともに、ゆっくりゆっくり変形してしまったのです。そしておそらく、尻尾を引きずっていたのもこれが原因だと思われました。変形した背骨を元に戻す方法はありません。治療は、骨の変形によって圧迫された神経の痛みを取り除くことです。
 かくして、コジローの長い療養生活が始まりました。うまく動けない状態で木に登って落ちてしまっては困りますから、病院に入院となりました。幸い、薬もしっかり飲み、「個室」の入院生活を満喫してくれたようです。
 そして約1年ぶりに退院。1年も離れてしまったもう1頭のトキエとはお互い何もなかったかのようにすぐに仲良くしてくれました。
 「老い」は病気ではありません。でも、老いからくる不調を少しでも減らして快適にすることは、動物においても大事なことなのです。【画像左】
(ゆめみにゅーす VOL 25)

2012/08/11 & 19
オスの「コジロウ」は体調がだいぶ良くなったようで、以前の「オヤジ」スタイルを見せるようになりました。檻に寄りかかりドテンとひっくり返り両足を広げ、あっちこっちをボリボfリ掻く姿は数年前と同じです。

2012/08/25
連日30℃以上の暑さたけなわ。こんなときは昼寝に限るようです。「コジロウ」親父も風の通るところにゴロンとひっくり返り昼寝を決め込んでいました。

2012/10/08 秋の動物園まつり
動物リレーガイドで、いままで3回出産したが、食殺(親が仔を食べてしまう)のため育たず、その後は生まれていない、と説明がありました。

2012/10/21
「コジロウ」♂と「トキエ」♀は元気です。

2012/12/08
元々アカハナグマたちはナイトルームに閉じこもることが多く、時間によってはなかなか姿を見せてくれません。夕方近く1頭が美味しそうに餌を食べていました。




2013/02/11  アカハナグマの展示を中止
アカハナグマ舎に「アカハナグマ 展示調整中」の表示が。その下に「現在バックヤードで過ごしています」と書かれていました。北風があたる場所なので、春、温かくなるまで、暖かいバックヤードに避難したのでしょうか。

2013/03/07 アカハナグマの展示について
「愛くるしいしぐさが人気のアカハナグマのトキエとコジローですが、老齢のため寒さがこたえるようになり、現在バックヤードで療養中です。獣舎の改修を行い、また春になって気温が上がり、2頭の体調が良くなったら展示復帰する予定です。しばしお待ちください。」
(ゆめみにゅーす VOL 27)

2013/03/25 春の動物園まつり
入院中のアカハナグマ。暖かいとところで元気そうでした。
(バックヤードツアー)

2013/05/03 ★動物たちの主な移動(平成25年2月1日~平成25年4月30日)★
アカハナグマ(♀1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 38)

2013/05/04
亡くなったのは「トキエ」でした。「コジロー」だけになってしまいましたが、その「コジロー」もバックヤードで療養中で、アカハナグマ舎の展示は中止されたままです。

2013/08/10 アカハナグマの展示について
 以前のゆめみにゅーすにおいて、入院治療をお知らせしていたメスのトキエが、残念ながら死亡してしまいました。
 また、オスのコジローは、持病の腰の状態がときどき悪くなるのと、皮膚病のためなかなか退院できません。食欲はあり、すこしよろよろしながらも元気に歩きまわる体力はあるので、今後も随時、状態をお知らせしていきます。
(ゆめみにゅーす VOL 29)

2013/10/12  秋の動物園まつり
バックヤードツアーで動物病院を見学したとき入院中の「コジロー」に会うことができました。相当衰弱しており復帰は当分無理な様子でした。

2013/11/08 アカハナグマ・コジローの近況について
たびたび、このゆめみにゅーすでお知らせしている「最近のコジロー情報」です。この夏、展示に復帰させる計画だったのですが、2年前に発覚した背骨の疾患によるふらつきと皮膚疾患のため、戻すことができませんでした。寒い期間は症状が悪化する恐れがあるため、まだしばらく病院で隠居となりますが、本人はよく食べ、よく眠り、穏やかに過ごしています。
(ゆめみにゅーす VOL 30)




2014/03/22 春の動物園まつり
入院中の「コジロウ」が先週、老衰で亡くなったそうです。これで夢見からアカハナグマが居なくなりました。親父っぽい愛嬌のある姿が永遠に見られなくなり残念です。
(バックヤードツアー)

2014/04/07 アカハナグマのコジローが亡くなりました
しばらく療養中だったアカハナグマのコジローが、老衰のため亡くなりました。展示にいたころも、療養中も気にかけてくれた皆さま、どうもありがとうございました。
(公式HP)

2014/05/15 アカハナグマのコジローが亡くなりました
かねてから療養中のため展示を休止し、動物病院に入院していたアカハナグマのコジローが、3月15日に亡くなりました。14歳でした。腰を悪くしてから、痛みどめの薬を好物のさつまいもに混ぜて与えたのに、感づいて薬入りのいもだけ残したり、体調が良い時は愛嬌たっぷりの姿で毛づくろいをしたりする姿が印象的でした。コジローをかわいがっていただき、ありがとうございました。
(ゆめみにゅーす VOL 32)

2014/05/15 ★動物たちの主な移動(平成26年2月1日~平成26年4月30日)★
アカハナグマ(♂1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 32)
もちろん「コジロー」のことです。

 
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