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アオダイショウ / Japanese Rat Snake
Profile
日本本土では最大のヘビです。夢見ヶ崎動物公園のある加瀬山の斜面に結構いるようで、時折、園内にも姿を見せます。大きいのがクジャク舎の下の斜面から現れ、道を横切り浅間神社の下の藪に入って行ったのを見たことがありますし、富士見デッキに通じる坂道を通行中、上の斜面からドスンと落ちてきて下水溝に入って行くのを見たこともあります。以前は園内のニワトリ舎で卵や雛が根こそぎやられ檻の格子に細かい網が張られるようになりました。また園内の下水溝に潜みネズミなどを捕食しているようです。加瀬山には、クマネズミなどの野ネズミが、それほど豊富にいるということでしょう。ひよっこさんの「夢見zooにいってきたよ」に見事な写真が出ています。
  
名 前 アオダイショウ 学 名 Elaphe climacophora
英 名 Japanese Rat Snake 分 類 爬虫綱有鱗目ナミヘビ科ナメラ属
形 態 色は暗黄褐色からくすんだ緑色だが個体差が大きい。北海道では青みの強い個体が多い。背面に4本の不明瞭な黒褐色の縦縞が入る個体が多いが、縦縞がない個体もある。虹彩は褐色みのあるオリーブ色、瞳孔は丸く、黒褐色。幼蛇の体色は灰色で梯子状に褐色の斑紋が入る。滋賀県には幼蛇から斑紋が縦縞で、成蛇も明瞭な地域変異個体がいる。縦縞褐色がかっているので、ニホンマムシと間違われることも多いが、ニホンマムシへの擬態であると考えられている。毒はない。
生 態 平地から山地の森林、堤防、農地などに生息。樹上性の傾向が強いが地表での活動も多い。生息域は高い梢の上から地表、地中や下水道まで、幅広い範囲で活動。昼行性で、夜間は岩の隙間や地面に空いた穴の中などで休む。危険を感じると総排出口から臭いを出す。樹上に上るときは腹盤の両端に強い側稜(キール)があり、これを幹や枝に引っかけそのまま垂直に登ることができ樹上を移動する。壁をよじ登ることもでき、その習性が他のヘビがいなくなった都市部でも生息できる原動力となっている。天敵はイヌワシ、タヌキ、イノシシ、カラスなど。幼蛇はノネコやシマヘビなども天敵となる。天敵に襲われた場合、川底に潜って隠れることもできる。祖先はヨナグニシュウダと考えられる。
分 布 北海道、本州、四国、九州、国後島、奥尻島、佐渡島、口之島(南限)、伊豆諸島、壱岐、隠岐、対馬、五島列島、大隅諸島。日本固有種。
食 物 肉食。主に鳥類やその卵、哺乳類を食べる。幼蛇はトカゲやカエルを食べる傾向が強く、成体になるにつれ鳥類や哺乳類を補食するようになる。噛み付いて捕らえた獲物に身体を巻き付け、ゆっくり締め付ける。
特 徴 冬眠する。人と暮らすヘビと言われ深山などでは少ない。都市でも緑の多い公園や河川敷などに生息、民家の庭先に現れるが、都市部では減少傾向にある。鶏卵を食べるが鶏の餌を狙うネズミも好んで捕食する。昼行性のため人が生息場所では見かけることも多く人を恐れることはあまりない。人にいじめられた個体は攻撃的になることもあるが、これは全てのヘビについて言える。山口県岩国市周辺に白化型が多く「神の遣い」として残されている。アルビノの形質が固定されたからであると考えられ、1924年に国の天然記念物に指定(1972年に「岩国のシロヘビ」に変更)され、保護のため飼育・繁殖施設があるが野生個体の生息地は減少している。



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