 
2011/03/13
11日の東北地方太平洋沖地震で、ハクビシンとアライグマは金網づたいをうろうろするという特別な動きを見せました。
(柾園長からのメール)
2011/03/19
日中はいつも天井に近いところでグースカ寝ている2頭が、珍しくツーショットを見せてくれました。【写真左】
2011/07/09
梅雨が明け本格的な夏到来。今日は風が通る檻の格子に寄りかかって何事か考え中の様子でした。【写真右手前】
2011/08/13
加瀬山に蝉時雨降る1年でもっとも暑い時期です。いつものように風通しの良い高い天井裏でグッタリと昼寝ですが、寝相が悪く天井から落ちないかと気になります。【写真右中】
2011/10/01
今日は天井からぶら下がって歩いていました。【写真右奥】
 
|
①
②
③
④
|
2012/02/11
冬本番。寒さには割りと強い用意ようで、いつも日中は天井近くで2頭並んでいますが、今日はナイトルーム〝スペードの間〟から顔を出しすやすや眠っていました。【写真上①】
2012/02/19
今日はアライグマらしくせっせと餌を洗っていました。【写真上②】
2012/07/14
暑い午後の昼下がり。檻の前でぐっすり眠っていた「アズキ」に近づくと、眠そうな眼でこちらを見たものの、すぐにまた眠ってしまいました。【写真上③】
2012/08/25
暑い暑い。いつもいる天井近くの定位置の棚で両手両足を伸ばし涼んでいますが、よく見ると後ろ足と尻尾は棚板からはみ出しています。ときには2頭がここでバランスをとりながら居るようです。【写真上④】
|
①
②
③
④
|
2012/09/01
洗うアライグマ。手には何も持っていないため、【写真上①】
「手のひらの感覚が発達しているため水中の感触を楽しむ」という説には説得力があります。確かに水に入っているときは楽しそうです。【写真上②】
2012/09/15
夜行性のため、昼間は、食事以外は天井でうつ伏せか仰向けでぐっすり寝ていることが多いのは仕方ありません。
2012/09/22 & 29
今日見かけたのは1頭のみでした。もう1頭は小屋のなかでしょうか。
2012/10/06
一頭だけいるのは「アズキ」♂でした。【写真左】
「ヨシコ」♀がここしばらく姿を消していることになります。
2012/10/08 秋の動物園まつり
バックヤードツアーで案内された動物病院の入院患者のなかに「ヨシコ」♀がいました元気に動いていました。【写真上③】
2012/10/21
「ヨシコ」はまだ入院しているようです。展示されているのは「アズキ」のみです。
2012/10/27
赤ちゃんのときからここで育った「アズキ」♂は、「ヨシコ」がまだ入院しているため、ひとりで寂しそうです。近づくと寂しそうな様子で寄ってきました。【写真上④】
2012/12/08
「ヨシコ」はまだ入院しているようで、相変わらず「アズキ」1頭です。今日は枯葉が浮く水の中を右往左往していました。寒くないのでしょうか。【写真左】
2012/12/22
寂しそうな「アズキ」。入院中と思われる「ヨシコ」抜きでお正月を迎えることになりそうです。【写真右】
 
2013/01/12
「アズキ」は今日は姿を見れませんでした。小屋の中で眠っているのでしょうか。
2013/03/03 アライグマを紹介する表示が出されました。【写真左】
<写真の右上の説明>
「指が長く、手先が器用なだけでなく、とても敏感なため、色々なものを見る、嗅ぐだけでなく、「触って」確認する、その動きがものを洗っているように見えます。」
<写真下の説明>
「北米大陸原産ですが、日本ではペットとして飼われていたものが逃げたり、飼えなくなって逃がしたりされたものが、1960年代から野生化して繁殖し、ニホンザリガニなどの日本固有種を捕食したり、タンチョウヅルやアオサギ等の営巣地を襲うなど、日本の生態系に大きな影響を及ぼし、「特定外来種」として現在は飼育・輸入等の取扱いに制限が設けられています。
雑食性でなんでも食べ、ヒトの生活環境によく適応し、世界的にヨーロッパ、アジアの各地のみならず、原産地においても、生息数は非常に多くなっています。」
2013/03/09
「アズキ」1頭だけでした。「ヨシコ」はずっとバックヤードにいるようです。
2013/03/24 春の動物園まつり
季節により体重が変わります。夏は9キロなのに、冬は13キロにもなります。食物を食べるときは、口から直接食べることはなく、手に取ってから食べます。現在、メスは治療中のため展示していません。
(動物リレーガイド)
2013/04/20 飼育の日
飼育スタッフに教わりながらの餌やりに子どもたちは大満足でした。【写真左】
(キーパーズトーク)。
2013/05/09
アライグマの「アズキ」が、リンゴを食べていました。【写真右】
(島貫)
2013/05/25
午後、アライグマの姿はありませんでした。
2013/05/26
アライグマが戻っていました。
(島貫)
2013/06/15
「ヨシコ」がバックヤードで入院中のため、相変わらず「アズキ」1頭で頑張っています。暑くなってきたため、今日は天井裏の定位置で頭を外に突き出しぐっすり眠っていました。【写真左】
いつものことながら、外に落ちなければ、と気になります。
2013/07/08
あづいー! アライグマの「アズキ」がぐったりしていました!。【写真右】
(島貫)
|
①
②
③
④
|
2013/07/08
ハクビシンとアライグマが睨めっこ!。【写真上①】
(島貫)
2013/08/31
暑さに閉口したのか、いつも寝ている天井裏から下に降り、風の通るところでじっと外を眺めていました。【写真上②】
2013/10/12 秋の動物園まつり
バックヤードツアーで見た入院中の「ヨシコ」。想像したより元気そうでした。【写真上③】
2013/11/03
ようやく涼しくなり元気を取り戻した「アズキ」は、いつもいる天井から下を覗いていました。【写真上④】
2013/11/09
アライアグマ舎のナイトルームを出入りする穴が、いままでのトランプの〝クラブ〟の形から、「アズキ」のご先祖様の地〝北米大陸〟の地図に変わりました。見事な出来です。【写真右】
「アズキ」がいつも体をこすって出入りするので、この複雑な形では、いずれ上のハドソン湾の部分か、下左のカリフォルニア半島か、それとも下右のメキシコ湾のどれかの地形が変わるかもしれません。
 
2014/03/22 春の動物園まつり
バックヤードにある動物病院に1年以上入院中の「ヨシコ」に久しぶりに会うことができました。結構活発に動き元気そうでした。ハクビシンとアライグマはバナナが大好きだそうです。
(バックヤードツアー)
|
①
②
③
④
|
2014/04/05
うれしそうに食事する「あずき」。【写真左】
2014/05/03
立ち上がり外を眺める「あずき」。【写真右】
2014/07/12
「暑い~っ」天井裏から降りてきた「あずき」は、風通しの良い来園者の前で何とも豪快に昼寝です。【写真上①】
2014/07/24
毎年のことですが、「あづき」が「あづいー!」とでも言うかのように伸びてまし た。【写真上②】
(島貫)(寝相が進化し足を檻の外に投げ出すようになった?)
2014/08/03
「あずき」は、今日は顔を格子にくっつけて寝ていました。暑さしのぎのポーズはいろいろあるようです。【写真上③】
2014/08/05
今日の「あずき」の暑さしのぎポーズはこのような姿でした。【写真上④】
(島貫)
|
①
②
③
④
|
2014/08/24
暑さも峠を越したのか今日の「あずき」は天井裏から降りていました。【写真上①】
2014/09/06
「あずき」が久しぶりにアライグマらしい姿を見せてくれました。【写真上②】
2014/09/20
アライグマ舎に金属製の水槽が置かれ、「アズキ」が遊んでいました。【写真上③】
(島貫)
2014/09/24
「アズキ」が水の中にとっぷり浸かって行水していましたが「洗い熊」という言葉がぴったりの光景でした。【写真上④】
(島貫)
2014/09/27
新しい水槽に飽きたのか、今日の「アズキ」は来園者に興味を示していました。
2014/10/03
「アズキ」愛用の金属製の水槽は、ホンシュウジカ舎に設置された隔離コーナーに運ばれました。
(島貫)
2014/10/26
食事中の「アズキ」。【写真左】
2014/11/16
ナイトルーム、北米大陸の形をした出入り口から顔を覗かせる「アズキ」。【写真右手前】
2014/11/23
右隣のアナグマ舎との境にある仕切りのベニヤ板を、ニホンアナグマの「キョウコ」がときどき器用に爪でめくって、アライグマ舎を覗こうとします。アライグマの「アズキ」も飛んできて、アナグマ舎を覗き返そうとするのですが、ベニヤ板がすぐ反動で戻るため、うまく覗けません。【写真右奥】
2014/11/30
今日は「アズキ」の姿が見えませんでした。
2014/12/31
寒さが続いたためか、「アズキ」はずっと小屋の中にいたようです。今日は下に降りてきました。
 
|
①
②
③
④
|
2015/02/21
アライグマ舎の前で来園者同士が話していると、「アズキ」が〝仲間に入れて〟と寄ってきました。【写真上①】
2015/04/06
狸? いえ、アライグマの「アズキ」です。【写真左】
(島貫)
2015/06/20
「アズキ」が、アライグマ舎の扉を勝手に開け外廊下に出ると、何やらいたずらを始めました。【写真上②】
しかし、飼育スタッフが来ると、自分からアライグマ舎に戻って知らん顔です。【写真上③】
(島貫)
2015/07/19
「アズキ」は、暑い昼下がりはいつも天井で寝ていますが、下に降りてくることもあります。【写真上④】
2015/07/25
アライグマ舎とハクビシン舎の間の目隠しが外され、お互い素通しで見えるようになりました。アライグマの「アズキ」は興味津々でハクビシン舎を飽きず眺めているのですが、ハクビシン4兄妹は目の前を通っても知らん顔です。【写真右手前】
2015/08/01
「暑い、暑い」アライグマの「アズキ」は、いちばん風通しの良い来園者にもっとも近い格子際で、両手両足を投げ出してお昼寝です。【写真右奥】
2015/08/15
両隣のアナグマ、ハクビシンのところは氷が残っているのに、洗い場に入れ溶かしてしまったのか、足下に氷の跡だけ残るアライグマ舎。【写真左奥】
(島貫)
2015/08/18
「アズキ」は何を訴えているのでしょう?。【写真左中】
(島貫)
2015/08/22
氷の差し入れを貰い大喜びの「アズキ」。「おや、なかに何か入っているぞ。おいしそう」と興味津々。【写真左手前】
2015/10/31
涼しくなりました。「アズキ」も夏の暑さから開放されたようです。【写真右】
2015/11/13
涼しくなり「アズキ」の日中の動きも少し活発になってきたようです。
2015/12/05
アライグマ舎はきれいに掃除されていましたが「アズキ」の姿はありません。巣箱のなかでしょうか?
 
 2016/01/03
アライグマの「アズキ」。今年も一頭で年を越しました。【写真左】
2016/07/02
アライグマの「アズキ」。[写真右]
2016/09/18
アライグマ舎と左隣りのハクビシン舎は格子で区切られたままなので、お互いの様子がよく見えます。アライグマの「アズキ」は1頭だけなので、やはり隣のハクビシン4兄妹が気になるようです。
2016/11/20 秋の動物園まつり
2007年3月終わりに誕生、夢見で育てられた「アズキ」は、久しぶりに親代わりの飼育スタッフに抱かれ神妙な顔で登場しました。現在の目方は9キロにもなったそうです。
(動物リレーガイド)
 
2017/02/01
最近「アズキ」の姿が見えないので動物公園に聞いたところ〝アライグマの「アズキ」は元気です。午後1時過ぎの給餌の時間ですと、元気に動く姿が見られる可能性が高いですが、寒いのでそれ以外の時間は巣箱にこもっていることが多くなっています〟との返事でした。
2017/05/20
食事中の「アズキ」。【写真左手前】
2017/07/29
人が好きなアライグマの「アズキ」。【写真左奥】
2017/08/26
切株に置かれた餌を嬉しそうに一品ずつ食べる「アズキ」。最初に取ったのはバナナでした。【写真右手前】
2017/11/12 秋の動物園まつり
小獣舎ではアライグマの「アズキ」が来園者のお相手です。「アズキ」も親の飼育スタッフに抱かれ幸せいっぱいでした。【写真右奥】
(キーパーズガイド)
 
|
①
②
③
④
|
2018/04/07
地面から格子を登り天井からぶら下がった「アズキ」、【写真上①】
それからポールの先端で一休みして、【写真上②】
左上奥天井裏の定位置に行き昼寝を始めました。
2018/04/22 飼育の日 キーパーズトーク
「アズキ」は現在12歳、夏の体重は7kgほどで去勢済みだそうです。他の動物と違い手を使い人の食べるものは何でも食べます。保護され人工保育で育ててもらった飼育担当スタッフを親と思い、いつも抱かれると喜んでいましたが、最近「アズキ」のほうから少し距離を置くようになってきたそうです。【写真上③】
2018/06/30
天井裏でぐっすり眠るアライグマの「アズキ」。落ちそうで落ちないのはさすがです。
2018/08/13
アライグマの「アズキ」。屋根裏から落ちそうで落ちないのは尻尾でちゃんとバランスをとっているから?【写真上④】
2018/09/08
「アズキ」の豪快な寝姿。【写真左】
2018/10/28
動物園のアライグマについて調べると、去年の夏に相模原の麻溝公園の個体が高齢化で展示を終了し、今年になって平塚市総合公園の個体が亡くなり、さらにあらかわ遊園の個体も亡くなったらしく、展示個体は神奈川県では夢見ヶ崎、東京都では井の頭だけになってしまったらしい(at
00:46:43)。
井の頭自然文化園のアライグマについてもかなり高齢で、いつまで元気にいられるかはわからない状態なのかもしれない。井の頭で今後もアライグマの飼育を続けるのかは今のところ不明だが、見られなくなってしまうのはやっぱり寂しい(at 00:51:31)。
アライグマは確かに日本では外来種として定着し駆除すべき存在だが、だからこそどんな動物なのかを知る機会は必要だと思うし、もっと動物園での展示も積極的にやってほしいところだ(at
00:53:13)。
(miyamarutoku/Twitter)
2018/11/02
ようやく涼しくなり「アズキ」の動きも少し活発になってきました。【写真右】
2018/11/13 洗い熊?荒い熊?
先月、 東京 赤坂でアライグマの大捕物がありました。ニュース映像で捕獲の瞬間を見ましたが、消防士の方が手で押さえているのを見て、少しヒヤリとしました。
というのも、アライグマは英名 Raccoon と言い、原産地の言葉で 「手で物をまさぐる」という意味。 器用な手を使い ありとあらゆるものを破壊し色々なものを食べてしまいます。
アライグマと日頃から接している自分は、アライグマは手で物を洗う「洗い熊」ではなく 獰猛な「荒い熊」だと常々思っています。
当園で飼育されている アライグマのアズキは、人工飼育したこともあり、また高齢になったためだいぶ丸くなり、検査の時は自分が抱っこをしているうちに注射を打ってもらうことができますが、通常のアライグマでは難しいでしょう。
もし アライグマが従順でフレンドリーな動物だったら 犬や猫に並ぶペットになるのになぁと思うのでした。
これからの季節 越冬に向けて 脂肪を蓄えるため 食欲も旺盛になります。
アズキにも 今月中頃から朝のバナナの給餌が追加されるようになりました。現在の体重が9.5キロ。 過去には13キロまで増えたことのあるアズキ。さて
今年は何キロになるでしょうか。
【写真左】当園のアズキ、
【写真右】検査のため、抱っこをされて柵越しに鎮静薬を注射されるアズキ。
(今村)(公式FB)
 
2019/04/06
食事中の「アズキ」。いつも穏やかで親しみやすい動きですが、珍しく目を剥いて野生らしい表情を見せてくれました。【写真左】
2019/07/21 アライグマのアズキが亡くなりました
「長年、元気な姿を見せてくれていたアライグマのアズキが、令和元年7月18日、亡くなりました。
いままでアズキをかわいがっていただき、ありがとうございました。」
(アライグマ舎の掲示)
亡くなった「アズキ」は、2007年4月9日、横浜で特定外来生物として処分されるところを、生後14日ほどで夢見に引き取られました。夜は飼育スタッフが自宅に連れ帰り人工哺育されたため、飼育スタッフを親と思っていました。6月には事務所前で散歩するようになり、【写真右手前】
当時はフンボルトペンギンの「アフロ」も同じように散歩していたため人気を集めました。動物園まつりでは安心しきった表情で飼育スタッフに抱かれ、来園者と一緒に写真に納まる姿が印象的でした。【写真右奥】
来園して半年後の秋、アライグマ舎で以前からいたメスと一緒に暮らすようになりました。晩年は食事以外の日中、獣舎の一番高いところでのんびり過ごすことが多かったようです。ありがとう「アズキ」。
2019/08/05 ★動物たちの主な移動(令和元年5月1日~令和元年7月30日)★
アライグマ(死亡♂1)
(ゆめみにゅーす VOL 53)
2019/08/31 さようなら、アライグマのアズキ
遡る事7月18日、アライグマのアズキが死亡しました。年齢は12歳でした。
アズキは2007年に横浜市にて発見され、特定外来生物として処分されてしまう予定だった所を夢見ヶ崎動物公園に引き取られました。
当時はまだ生後約2週間。
飼育員達による代わる代わるの人工保育で育てられました。
以前より来園しているお客様の中には、まだ幼く、リードを付けて園内を散歩している人工保育中のアズキの姿を見た事があるという方もいるのではないでしょうか。
その後は展示に移り、成長するにつれてアライグマ元来の気性となりましたが、育ての親である飼育員には抱っこされる事を許していました。
これもまた、動物園まつりのガイド等で見た事があるという方もいると思います。
晩年は寝ている事が多くなり、かつてほどの元気さは見られなくなりましたが、それでも掃除の際には、飼育員のポケットに手を入れて中を探るなど、気性が荒いとされるアライグマなりの愛嬌を見せてくれる時もありました。
今までアズキを見守って下さり、本当にありがとうございました。
(井上)
(アズキにと献花をいただきました。ありがとうございました。)【写真右3枚】
(公式FB)
2019/10/05
アライグマが亡くなって3ヶ月、「アズキ」への献花はまだ続いていました。さようなら「アズキ」、そしてありがとう。【写真左】
|