| 名 前 |
ギリシャリクガメ (希臘陸亀) |
| 学 名 |
Testudo graeca |
| 英語名 |
Greek tortoise, Spur-thighed tortoise, Common tortoise, Moorish tortoise. |
| 分 類 |
カメ目リクガメ科地中海リクガメ属。
地中海リクガメ属内では本種のみで Testudo 亜属を構成。複数の隠蔽種、未記載の亜種が含まれると考えられる。亜種を独立種とする説もある一方で、シノニムや無効名とする説もある亜種もいる。 |
| 分 布 |
北アフリカ、中東、欧州南部。イタリア(サルデーニャ島、シチリア島など)、フランス南東部に移入。 種小名 graeca は「ギリシャ」の意だがギリシャの固有種ではない。 |
| 形 態 |
最大甲長38cm(ブルガリアの個体群。未記載の亜種とされる)。背甲の模様がギリシャ織のように見えることが名前の由来。後肢と尾の間に突起状の鱗があり、英名 spur-thighed の由来になっている。 |
| 生 態 |
砂漠や乾燥した草原、荒地に生息。亜種や個体群により夜間や冬季等温度が低い時は穴を掘りその中で過ごす。食性は草食性。主に草を食べるが木の葉、花、果実なども食べる。性成熟する頃、オス同士が頭突きをするように互いの甲羅をぶつけ合って争う行為(コンバット)が見られる。繁殖形態は卵生。 |
| 夢見処 |
2003年10月頃入園。夢見定食は小松菜など。2頭飼育。他のリクガメと比べ大人しい性格で、リクガメ舎、正面窓際手前に展示される。2015年11月15日、リクガメ舎の環境がギリシャリクガメにとり良くないことが判明、より適した環境での受け入れ先が決まり夢見を離れる。 |