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 夢見の動物 ヒメクダマキモドキ
Phaulula macilenta
夢見の動物 

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名 前 ヒメクダマキモドキ(姫管巻擬)
学 名 Phaulula macilenta
分 類 バッタ目(直翅目)ツユムシ科(キリギリス科)ヒメクダマキモドキ属
分 布 日本の本州(房総半島以西)、四国、九州、南西諸島、小笠原諸島。台湾。
形 態 オス、メスとも体長19~23mm、全長 34~42mm程。前翅背の淡黄色が特徴。
生 態 成虫が見られる時期は 8~11月。樹上に住み幼虫、成虫とも葉(広葉樹など)を食べる。オスは「ジッ・ジッ・ジッ・・・」、メスは「ピチッ・ピチッ・ピチッ・・・」と鳴きかわす。メスは、晩秋にケヤキ、アキニレ、クスノキなどの樹木の樹皮に産卵。
備 考 南方の昆虫だが関東でも見られるようになり、街中の公園でも見かける。クダマキ(管巻)はクツワムシの別名。




2024/10/26
ルリコンゴウインコの部屋の前にある「まごころ記念ベンチ」に触角が非常に長く、葉っぱのような平べったい虫がいました。
調べたところ「ヒメクダマキモドキ」のようです。「クダマキ」とは「クツワムシ」の別名(鳴き声が糸繰り車を巻く音に似ていることから管巻(くだまき))で、「クツワムシ」に似ているということから「クダマキモドキ」という名が付いたとのことです。「クダマキモドキ」には「ヤマクダマキモドキ」と「サトクダマキモドキ」もいますが、調べた見分け方をもとにしますと、写真の虫は翅先まで一本の白い線が通っているように見える、前翅に黒と白の縁取りがないことから「ヒメクダマキモドキ」と思われます。
「まごころ記念ベンチ」にいた「ヒメクダマキモドキ」と思われる虫。【写真左】
斜め上から見た「ヒメクダマキモドキ」と思われる虫。白っぽい線が翅先まで通っています。【写真右】
(平田)

 
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