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 夢見の動物 カケス
Jay
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2006/05/28
名 前 カケス(橿鳥、懸巣、?)
学 名 Garrulus glandarius
英語名 Jay
分 類 鳥綱スズメ目カラス科カケス属
分 布 ユーラシア大陸中部~南部。日本では全国の平地、林。冬は暖かい所に移動するものもいる。松、杉などの樹の上3~10cmに皿状の巣を作る。
形 態 全長33cm。成鳥は額から頭のてっぺんまで白と黒のまだら模様。喉、腹は白、目の周りや尾羽は黒。後頭部、背面、胸部等は葡萄褐色。羽の色が美しく特に基部は黒、白、青がだんだら模様を作る。くちばしは鉛色で先が黒。雌雄同色。
生 態 日本全国の平地、山地の森林に生息。繁殖期は縄張りを形成。雑食性。主食は昆虫だが果実、種子も食べる。他の小鳥のひなを食べることもある。信州・美濃地方では「カシドリ」の異名もありカシ、ナラ、クリの実を地面や樹皮の間等の一定の場所に蓄える習性がある。冬は木の実が主食で蓄えた実を食べ冬を越す。マツ、スギなどの樹の上3-10mに枝で皿状の巣を作る。1腹5-6個の卵を産む。抱卵期間は16-17日、雌雄協同で抱卵。雛は17-20日で巣立つ。「ジェー、ジェー」としわがれた声で鳴く。英語名の「Jay」はこの鳴き声に由来。他の鳥の鳴き声や物音の真似が巧く、林業のチェーンソーや枝打ち、木を倒す時の作業音を「ジェージェー」の間奏を入れ再現する。飼い鳥で人に慣れると人語の真似も。
夢見処 水禽舎のなかにある野鳥舎は、野生の鳥リハビリ用ケージで、怪我で保護された野鳥が、ここで元気になり野生に復帰できるまで療養している。2006年5月28日、手羽先部分が切り落とされたカケスが保護され、野鳥舎に2006年5月28日入園した【写真左】。飛べないので樹のうえに駆け上がるなど、美しい姿とともに人気を集めていたが、同年8月18日亡くなる。




2006/05/28
新しく、3羽(3種類)の鳥が入院しました。うち1羽はツグミのようです。【写真トップ】

2006/05/29
新しく来たきれいな鳥は、チョウゲンボウ、ツグミ、カケスです。いずれも不法に飼育されていたものが保護されました。羽が弱って飛べないものもいます。ひよっこさんのブログ「夢見zooに行ってきたよ」にも全員の写真が出ています。

2006/06/05
ここへ来て1週間が過ぎ、カケスは元気で野鳥舎のなかを走り回っていますが、保護されたときには手羽先の部分が切り落とされていたため飛ぶことが出来ません。

2006/06/10
高い枝にとまって嬉しそうなカケス。飛べないので地面から自分の足だけでここまで登ってきました。【写真左】

2006/06/27
カケスは飛べないものの元気です。食事が終わると樹のうえに器用に駆け上がり枝に留まっています。

2006/08/05
ここの環境にも少しづつ慣れてきたようで動作も落ち着いてきました。野鳥舎の外にも興味を見せ始め、来園者にも豊かな表情を見せるようになりました。【写真右】

2006/08/19
カケスが18日亡くなりました。保護されたとき手羽先の部分が切り落とされていたため飛ぶことはできませんでしたが、跳躍力で樹の一番上の枝まで駆け上がるほど元気だったのに残念です。

 
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