公式HP 夢見ヶ崎動物公園 > 夢見の動物 公式FB 
  
 夢見の動物 キジバト
Oriental Turtle Dove
夢見の動物 

最新情報 2029 2028 2027 2026 2025 2024 2023 2022 2021 2020
2019 2018 2017 2016 2015 2014 2013 2012 2011 2010
2009 2008 2007 2006 2005 2004 2003 2002 2001 2000



名 前 キジバト(雉鳩)、ヤマバト(山鳩)
学 名 Streptoperia orientalis
英語名 Oriental Turtle Dove, Eastern Turtle Dove
分 類 鳥綱ハト目ハト科キジバト属
分 布 ユーラシア大陸東部。日本では全国で繁殖する留鳥(北海道や本州北部の個体群は越冬のため南下する夏鳥)。亜高山帯~市街地に繁殖。山鳩とも呼ばれ、かつては山地に住み、冬に都会にやってくる漂鳥だったが、ヒヨドリ同様都市に住みはじめ留鳥化する。
形 態 全長約33cm。背羽の黒地に赤褐色の淵どりのうろこ模様がキジの雌の模様に似ているためキジバトと名付けられた。英名のTurtle はこの鱗状の斑紋に由来。雌雄同色で茶褐色から紫灰色、頚部側面に青と白い小さな縞模様がある。
生 態 平地から山地の明るい森林に生息し都市部でも普通に見られる。樹上に小枝等を組み合わせた皿状の巣を作るが、古巣を利用することも多く、人工建築物に営巣することもある。このため野良猫などの獲物になることも多い。雑食性で、林、草地で地面を歩きながら、草の種や木の実を食べるが、昆虫類、貝類、ミミズ等も食べる。農耕地にまかれた豆などの種子を食害することもある。繁殖期は周年。1回に2個の卵を産み抱卵日数は15-16日。抱卵は夕方から朝までの夜は雌、昼は雄が行う。雛は孵化後、約15日で巣立つ。つがいでいることが多いが、繁殖がうまくいかなかったときは、1シーズンでつがいを解消するパターンも多い。繁殖は春が中心だが、ピジョンミルクで雛を育てるため、必ずしも春とは限らず、2月-11月と繁殖期は長く、1年中繁殖の記録もある。ピジョンミルクは、そ嚢から出るたんぱく質や脂質、ビタミン類を含んだ分泌物で、特に孵化直後のヒナはこれを飲んで成長する。哺乳類の乳と違い、オスもメスも出せるため、親は、自分が食べる穀類さえあればヒナのエサの心配はない。雄のさえずりは、のんびりのどかに「デデッポッポー」「デーデーポポー、デデーポポー」「クークグッググー」と、早朝に鳴く。さえずりは通常5拍子だが、4拍子のものも確認されている。動作ものんびりし、警戒心も少なく、かなり近づいても逃げようとしない。つがいでの行動が多く、必ず近くにもう一羽がいる。平均寿命は10年、最高寿命は20年。
夢見処 夢見ヶ崎動物公園のある加瀬山でもよく見かける。
備 考 日本では狩猟鳥に指定。ヤマバトの名のとおり、かつては山岳地帯に生息、めったに人前に姿を現さなかったが、1960年代、都市部で銃猟が制限されてから人を恐れなくなり、1970年代には街路樹や建造物でも営巣するようになったが、警戒心はカワラバトより遥かに強い。




2006/05/20
野鳥舎に新しく2羽入園しました。【写真左右】

2006/05/23
2羽は兄弟だそうです。

2006/05/28
野鳥舎のキジバト兄弟が姿を消しました。

2006/05/29
兄弟は1羽が亡くなり、もう1羽は動物病院で、別に保護された1羽のキジバトと一緒に入院中です。

2006/11/07
まだ入院中のようです。




2007/08/11
キジバトを保護しました。

2007/08/14
保護され治療していたキジバトを放鳥しました。




2011/09/19 秋の動物園まつり
保護されたヒナがバックヤードツアーで公開されました。




2012/03/18 春の動物園まつり「バックヤードツアー」
保護されたキジバトの話がありました。秋の動物園まつりで公開された個体のことかもしれません。





2022/02/12
来園者のなかを歩き回るキジバト。【写真上①】

2023/07/23
リクガメの池で、1羽のキジバトが周囲を警戒しながら、水浴びを2回していました。
池に入っていくキジバト。【写真上②】
何回かクチバシを使い頭に水をかけた後、本格的にバシャバシャと水浴び。【写真上③】
いったん水から飛びあがり地面へ。その後、周囲の様子を伺い、2回目の水浴びをしていました。【写真上④】
(平田)

 
Copyright © 2024 Misato World.
All rights reserved.