名 前 |
セキレイ(鶺鴒、鶺?)、イシクナギ、イモセドリ、ニワクナギ(鶺鴒、熟字訓)、ニワクナブリ(鶺鴒)、ツツ(鶺鴒)、マナバシラ(鶺鴒)、イシタタキ(石叩き・石敲き)、ニワタタキ(庭叩き)、イワタタキ(岩叩き)、イシクナギ(石婚ぎ)、カワラスズメ(川原雀・河原雀)、オシエドリ(教鳥)、コイオシエドリ(恋教鳥)、トツギオシエドリ(嫁教鳥)、ツツナワセドリ(雁を意味することもある)。中国名の「相思鳥」は雌雄が仲むつまじいことから。 |
学 名 |
Motacilia |
英語名 |
Wagtail |
分 類 |
鳥網スズメ目スズメ亜目セキレイ科セキレイ属 |
分 布 |
留鳥。日本で見られるセキレイは、セキレイ属のセグロセキレイ(固有種)、ハクセキレイ、キセキレイの3種、他に旅鳥などで希に見られる種もある。 |
形 態 |
嘴の先から尾羽の先まで約21cm。雌雄同色。背中、頭、胸が黒い。目の上に白い線があり腹は白。セグロセキレイは胸から頬、背中の黒い部分が繋がり、ハクセキレイは繋がっていない。 |
生 態 |
山の沢や河原などの水辺に1-2羽で住む。市街地、農地でも見られる。長い尾を上下に振る(イワミセキレイは左右)。イシタタキなどの和名、英名 Wagtail(Wag
振る、tail 尾)はその様子に由来。人や車を先導するように飛ぶ。食物は水辺を歩き水中の昆虫、クモなどを捕食。鳴き声は「ジジッ,ジジッ」。3月から巣作りを始め、7月までに2回卵を産む。16日ほどで孵化、さらに
14日ほどで巣立つ。 |
備 考 |
あきる野市、盛岡市、喜多方市などでは自治体指定の鳥。キセキレイ、ハクセキレイなどを指定の鳥とするところもある。 |