名 前 |
シジュウカラ(四十雀) |
学 名 |
Parus minor |
英語名 |
Japanese Tit, Eastern Great Tit, Oriental Tit |
分 類 |
鳥網スズメ目シジュウカラ科シジュウカラ属 |
分 布 |
東アジア(日本、ロシア極東南部、朝鮮半島、中国)に分布。亜種として日本では Parus minor minor が日本全土に、その他3亜種が九州南部から沖縄県に留鳥として、平地から山地の林、湿原、市街地の公園や庭などで一年を通して見られる。近縁種の
Parus major は、ユーラシアから北アフリカにかけ広く生息。 |
形 態 |
大きさはスズメくらい。白いほお、胸から腹にネクタイ模様(太い方が雄)がある。さえずりは甲高いよく通る声で「ツィピーツィピーツィピー」「ツーピー」「ツツピー」「ツツピン
ツツピン」「ツピッジュクジュク」 を繰り返す。 |
生 態 |
雑食性。地面や木のうえで、果実、種子、昆虫などを食べ、一羽が年間で食べるシャクトリムシは12万匹とされ、それ以外にも色々な虫を食べてくれるため庭にシジュウカラ用の巣箱を置く家も多い。 |
備 考 |
総合研究大学院大学の研究で、シジュウカラが単語を組み合わせ文にし、仲間へ伝達する能力があることが明らかになる。語順を正確に理解し、音声を理解する能力は他に例がなく、言語学上重要な手掛かりと見られている。 |