名 前 |
シロガオマーモセット |
学 名 |
Callithrix geoffroyi |
英語名 |
White-headed Tamarin |
分 類 |
オマキザル科 コモンマーモセット属 |
分 布 |
ブラジル東部の常緑林や低地二次林など |
形 態 |
体長は20㎝前後、体重はオスが230~360g、メスが約190グラムでオスの方が大きい。顔の周囲から喉にかけては白い毛で耳に黒い房毛がある。コモンマーモセットの顔と白黒反対にしたような感じ。もふもふの尻尾は体長より長く28㎝ほど。マーモセット亜科のサルは、体が小さく枝を手で掴めないため、爪は他のサルや人のような平爪ではなくかぎ爪で、これにより木にしがみつくことができている。 |
生 態 |
においづけ行動や双子を生むなどがこのサルの特徴。繁殖は一年中見られる。メスの排卵周期は14~21日、約150日の妊娠期間で1-3匹の赤ちゃんを産む。赤ちゃんは母親だけでなく群れのメンバーからも世話され、運搬は父親の仕事になる。子供は生後4-6カ月で離乳、生後15-18カ月で性的成熟に達する。主食は樹液。採食時間は全体の約7割。ノミ状の歯で樹木の表面に傷をつけ樹液を舐める。樹液以外には、果実や樹脂、昆虫などを捕食する。 |
夢見処 |
夢見には 2004年4月、オスが入園、12月まで展示されたが、病気でバックヤードにある動物病院に入院、その後、展示されることはなかった。2007年ころまでバックヤードにいたらしい。 |
備 考 |
千葉市動物公園と日本平動物園で繁殖に成功。 |