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 夢見の動物 タイハクオウム
Umbrella Cockatoo
夢見の動物 

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名 前 タイハクオウム(大白鸚鵡)、ムジオウム
学 名 Cacatua alba
英語名 Umbrella Cockatoo, White Cockatoo
分 類 鳥綱インコ目オウム科オウム属
分 布 インドネシア(モルッカ諸島北部のバーチャーン島、ハルマヘラ島、Kasiruta島、Mandioli島、Ternate島、Tidore島)
形 態 全長46cm。体重500-630g。全身は白く尾羽や翼の下面は黄色みを帯びる。嘴や後肢の色彩は暗灰色。雛は黄色い綿羽で被われる。オスは虹彩が黒い。メスは虹彩が赤褐色。
生 態 標高300-900mにある森林や沼地・マンゴローブ林などに生息。単独やペア・15羽以下の小規模な群れで生活。夜間は樹上で50羽以下の群れで休む。食性は主に果実、液果、種子。樹皮を剥き着床植物をついばむ例から昆虫を食べる可能性あり。繁殖様式は卵生。1月から繁殖(5月に卵が発見の例あり)する。地上5-30mの樹洞に巣を作る。1回に2個の卵を産む。飼育下で3個の卵を産んだ例あり。抱卵期間は27-30日。雛は孵化してから、2-3か月で巣立つと考えられている。
夢見処 2004年秋、姫路セントラルパークからおとなしくて利発そうな愛称「セント」が来園。最初は小さいのに気の荒いショウジョウインコと同室でいじめられるが、その後一緒のワカケホンセイインコとはうまくやっていた。訪園するお馴染みさんの顔を覚え嬉しそうに寄ってきていた【写真左 2005/07/09】。2017年11月、埼玉県こども動物自然公園で繁殖のため夢見を巣立って行った。夢見定食は、キャベツ、小松菜、リンゴ、バナナ、ミカン、ヒマワリ。
備 考 ペット用の乱獲などや森林伐採、農地開発・採掘による生息地の破壊で生息数は減少。1981年、インコ目単位でワシントン条約附属書IIに掲載。1991-1992年における生息数は49,765-212,430羽と推定。




2004/10/24
ショウジョウインコの小屋に鳥かごを入れ、ここに1羽住み始めました。

2004/11/20
鳥かごがなくなり、ショウジョウインコと一緒に暮らすようになりました。

2004/12/04
いままでオオバタンと思っていたのですが、タイハクオウムの標示が新しく出されました。




2005/04/16
午後、姿が見えませんでした。

2005/05/14
ずっと入院中なのだそうです。

2005/05/29
気の荒いショウジョウインコに突つかれ怪我をしたタイハクオウムが入院から戻りました。また突つかれないよう、今度はショウジョウインコのほうが小屋の中に置いた鳥かごに入れられています。

2005/12/20
タイハクオウム。【写真右】




2006/05/20
オオホンセイインコらしい2羽が同居を始めました。

2006/05/23
同居を始めた2羽は、オオホンセイインコではなく、保護されたワカケホンセイインコだそうです。

2006/06/24
いままで人に全く興味を見せなかったのですが、人に馴れたダルマインコがここに来て以来、徐々に人に興味を示すようになりました。

2006/10/25
ここににるタイハクオウムはオスのようです。ワカケホンセイインコ2羽がルリコンゴウインコのところに転居、代わりに退院したオオバタンが入りました。羽を拡げると黄色く見えるのがタイハクオウム、お腹が薄いピンクなのがオオバタンです。




2007/04/25
オスが入園。これで2羽になります。しばらく環境に慣らしてから、現在いるオスとのお見合になります。

2007/04/27
オオバタンが長期療養からここに戻ってきました。いままで一緒だったワカケホンセイインコはヨウムのところに引っ越しました。

2007/05/24
東京、板橋のかたから寄贈いただき、4月25日に入園の「リクちゃん」がお目見えしました。これで展示されるタイハクオウムは2羽になりました。【写真右】

2007/06/04
4月25日に来園したのはリクちゃんではなく「クリオちゃん」でした。ごめんねクリオ。

2007/06/15 新しい仲間です 3/1~5/31
タイハクオウム(♂) 4/24 来園
(ゆめみにゅーす VOL 3)

2007/06/09
4月25日来園のクリオ(オス)が亡くなりました。来たばかりなのに残念です。

2007/09/06 今までありがとう
タイハクオウム(♂) 6/9 死亡
(ゆめみにゅーす VOL 5)

2007/10/28
26日、同居していた、最近、仲が良かったオオバタンが亡くなり1羽だけになりました。




2008/04/27
タイハクオウム舎に外から入る入口は、オウム・インコ舎全体の入口でもあります。ここに緑色の大きな箱が置かれていました。
2008/06/14
緑色の大きな箱がなくなっていました。




2009/09/13
現在、ワカケホンセイインコ1羽と一緒に2羽で暮らしています。





2010/11/27
元気です。お隣のオオホンセイインコとも仲良しです。【写真左】
相変わらずワカケホンセイインコと一緒に暮らしています。【写真上①】

2011/09/17
今日は上からぶら下がり昼寝していました。【写真上②】

2011/10/29
他のインコ、オウムと比べ動作がおっとりして騒がしいところがありません。枯葉落ちるなか、今日はじっと物思いに耽っている様子でした。【写真上③】

2011/12/03
相変わらずネズミが出没しています。オオホンセイインコ、タイハクオウム、シロビタイムジオウム、ボウシインコ舎内を繋ぐ側溝で3匹が走り回り、側溝の格子の隙間から舎内に入り込んで餌を食べています。建物の中心部からも1匹出入りしていました。

2011/12/24
羽繕いするタイハクコウム。【写真上④】




2012/01/01
正月です。隣の神社から聞こえる太鼓や祝詞の音など、普段と違う雰囲気に驚いたのか興奮して「アーッ」と大声で鳴いていました。

2012/06/23
今年の4月に同居するワカケホンセイインコが1羽増え2羽になりましたが、親しい来園者が来たときを除き、いつも奥のほうでおっとりと暮らしています。写真のように、このタイハクオウムは他のオウムやインコと同じく左利きのようです。【写真右】




2013/06/15
オウム・インコ舎の冬の北風除けの囲いがとれ、半年振りに姿を見せたタイハクオウム。天井の定位置で元気そうにしていました。冬のあいだに同居していた2羽のワカケホンセイインコのうち1羽が亡くなっていました。【写真左】

2013/06/22
連れ合いを亡くしたシロビタイムジオウムは、お隣にいる体は大きいが気は小さい?タイハクオウムに急接近、格子越しにお互い毛繕いする仲になりました。

2013/07/01
格子越しにお互いの毛繕いをする仲良しのシロビタイムジオウム(左)とタイハクオウムがいました。
(島貫様)

2013/08/01
その後、タイハクオウムはシロビタイムジオウムの熱心さに辟易したようで、左の格子から距離を置き、そっぽを向くようになりました。【写真右】

2013/09/07
タイハクオウム(右)がシロビタイムジオウム(左)の毛繕いをしていました。2羽の仲は元に戻ったようです。【写真左】

2013/09/23
しばらく姿を消していたワカケホンセイインコ1羽が戻りました。左がタイハクオウム(白)、左下と右上にワカケホンセイインコ。【写真右】

2013/10/14
タイハクオウムと同居しているワカケホンセイインコ2羽が勢力争い?をしていることに嫌気がさしたのか、タイハクオウムは再びお隣のシロビタイムジオウムに急接近です。

2013/11/23
同居しているワカケホンセイインコ同士が喧嘩するたび、飼育スタッフが1羽をバックヤードに引っ込めるなど、何とか2羽を仲良くしようと苦労しているようです。タイハクオウムにはその影響はなく、隣のシロビタイムジオウムと仲良くしていたのですが、オウム・インコ舎全体の北側を冬に向け寒風対策で被ったため、風向きなどの環境の変化が起き、そのためタイハクオウムも神経質になり、今日は珍しくオオホンセイインコに向かって叫んでいました。





2014/01/25
年を越してもタイハクオウム(右)とシロビタイムジオウム(左)はお互い仲よく毛繕いを続けています。【写真左】

2014/04/12
冬のあいだタイハクオウム舎を被っていた北風よけの透明シートが取り払われました。半年振りに直接外と接するようになったため警戒心が出てきたのか、1番上の定位置からなかなか動こうとしません。【写真上①】

2014/04/13
天井に近い定位置を動こうとしないため運動不足になったようで、今日は羽根を半分拡げ前後に屈伸運動を繰り返していましたが「この歳になって飛ぶ練習かい?」と思われかねない姿でした。【写真右】

2014/04/21 & 24
21日、タイハクオウム(奥)が懸命に脚を出しているのに、近づこうとしないシロビタイムジオウム(手前)【写真上②】。
23日、逆に、シロビタイムジオウム(奥)に対して〝シカト〟を決め込むタイハクオウム(手前)。【写真上③】
(島貫様)

2014/05/08
いつもどちらかがそっぽを向くといった、よくわからない?関係の白額無地(シロビタイムジ)と大白(タイハク)の2羽のオウム、この日は仲睦じい姿が見られました。
(島貫様)

2014/06/28
シロビタイムジオウムとの仲は続いているようです。

2014/06/29
同居しているワカケホンセイインコがいつもいる場所をタイハクオウムが占拠、ドッカと座っていました。【写真上④】

2014/07/08
いつもチャカチャカしている感じのコバタンと比べると、比較的おっとりしている感 じのタイハクオウムですが、冠羽を逆立てての叫び声は大音量です。【写真上⑤】
(島貫様)

2014/08/07
現在いるタイハクオウムの名は「セント」といいます。(島貫様)

2014/09/20
久しぶりにシロビタイムジオウム(左)とタイハクオウム「セント」の仲の良い姿が観察できました。
(島貫様)

2014/09/23
首だけ真下に降ろし器用に羽繕いする「セント」。【写真右】

2014/11/09
小屋の一番上にある定位置から辺りを見下ろす「セント」。【写真上⑥】





2015/01/31
相変わらずこの2羽は仲がよさそうです。北風除けの分厚い透明なビニールシート越しに中を覗くと、去年の9月20日とほとんど同じポーズで、タイハクオウムの「セント」(右)が、格子越しにシロビタイムジオウム(左)の毛繕いをしていました。【写真左】

2015/04/16
お隣のシロビタイムジオウムに対し、タイハクオウムの「セント」は〝しかと〟を決め込んでいました。【写真右】
(島貫様)

2015/04/18
今日は機嫌よくシロビタイムジオウム(左)の相手をしていました。【写真上①】

2015/06/04
シロビタイムジオウムと、タイハクオウム「セント」の関係は続いています。
(島貫様)

2015/06/08
タイハクオウム、「セント」の食事風景です。【写真左】
(島貫様)

2015/07/16
大声で雄叫ぶ「セント」。現在、オオバタンはバックヤードなので、オウム・インコ舎で、雄叫びが最も破壊力を持っているのはタイハクオウムです。【写真上②】
(島貫様)

2015/07/29
午前中、餌が待ちきれない様子のタイハクオウムの「セント」。【写真上③】
(島貫様)

2015/08/18
この日の「セント」は雄叫びが止まらない感じでした。
(島貫様)

2015/08/22
一番上の止まり木で何か考えごとをしている「セント」。【写真上④】

2015/09/04
シロビタイムジオウムとタイハクオウム「セント」の仲はあいかわらず良好です。
(島貫様)

2015/10/03
いつもワカケホンセイインコがいる一番高い止まり木にタイハクオウムの「セント」が止まっていました。そしてワカケホンセイインコの姿がありません。

2015/10/07
思い思いの場所に陣取ったオオホンセイインコたち。左隣に住むタイハクオウムが格子につかまり大所帯のオオホンセイインコたちを眺めています。【写真右】
そして反対側に住むシロビタイムジオウムに何かを嘴にくわえプレセントしていました。

2015/11/21
今日の「セント」はご機嫌斜め。隣のオオホンセイインコとの境に掴まり、毛を逆立て大声で叫んでいました。【写真上⑤】





2016/01/08
隣のオオホンセイインコ舎を覗く「セント」。【写真上①】

2016/03/17
冬囲いのシートがなくなり、直接観察できるようになったタイハクオウムの「セント」。【写真上②】
(島貫様)

2016/03/20
タイハクオウムの「セント」(左下)とワカケホンセイインコ(右上)が、お隣のオオホンセイインコ舎の中を眺めていました。【写真上③】

2016/04/10
シロビタイムジオウムとタイハクオウムの「セント」の仲は続いています。
(島貫様)

2016/04/16
シロビタイムジオウムが、タイハクオウムの「セント」から毛繕いしてもらっていました。

2016/04/23
暑いのでしょうか。タイハクオウムが羽を拡げ座っていました。【写真左】

2016/05/07
このところ、いつも右羽を半分拡げたような恰好で座っています。【写真上④】

2016/07/16
タイハクオウム(上右)とワカケホンセイインコ(下左)。この2羽、お互いに関心はなさそうで、いつもバラバラに暮らしています。【写真上⑤】

2016/08/27
シロビタイムジオウム(左)の毛づくろいをするタイハクオウムの「セント」。【写真右】




2017/08/05
タイハクオウムの「セント」は元気です。【写真左】

2017/11/10 タイハクオウムの雄、セントを埼玉県こども動物自然公園に搬出しました。
タイハクオウムはIUCN(国際自然保護連合)のレッドリストではEN(絶滅危惧ⅠB類)、ワシントン条約では附属書Ⅱ類に指定され、保護されている希少動物で、日本国内では16園館で20羽(2014年末、日本動物園水族館協会加盟園館)が飼育されています。今回は、動物園の役割としての種の保存(希少動物の保護)を目的とし、埼玉県こども動物自然公園での繁殖を目指します。 姫路セントラルパークからやってきて13年、飼育担当にあまり慣れることもなく、毎日怒っていたけど、今までありがとう。埼玉ではお嫁さんと仲良くして、元気な子どもを授かってね!【写真右2枚】
移動動物情報
種類: タイハクオウム
性別: 雄
愛称: セント
生年月日: 1995年8月11日
経歴: 2004年8月24日来園
【コメント】柾 一成: この子の名前は姫センから来たから「セント」にしたんですよ!
(公式フェイスブック)




2018/02/06 ★動物たちの主な移動(平成29年11月1日~平成30年1月31日)★
タイハクオウム(♂1搬出、埼玉県こども動物自然公園)
(ゆめみにゅーす VOL 47)

 
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