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  夢見の動物 ツミ
Japanese lesser sparrowhawk
夢見の動物  

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Profile

名 前 ツミ (雀鷹、雀鷂)
学 名 Accipiter gularis
英 名 Japanese lesser sparrowhawk, Japanese sparrowhawk
分 類 タカ目タカ科ハイタカ属
生息地 東アジアから東南アジア。夏に中国東部、日本、朝鮮半島で繁殖。冬には中国南部や東南アジアで越冬。日本では基亜種が温暖な地域で留鳥し、寒冷地では冬に南下することもある。
食 性 肉食
備 考 都市部では緑化で繁殖が増加しているが、開発による生息地の破壊で生息数は減少。

  

2018/09/03 野生鳥獣(ツミ幼鳥)の保護・リリース(前編)
傷ついた野生動物の救護と野生復帰も、動物園の仕事の一つです。
先日保護・搬入されたのは、日本で最小の猛禽類、ツミの幼鳥でした。
痩せているものの、骨折等はなく、羽根がまだ伸び切っていないことから、何らかの原因で巣から落ちたことが疑われました。
親元に返すためその日のうちに保護場所に出向き、巣と親鳥を探したところ、それらはどうにか見つけることができましたが、肝心の幼鳥は、羽根が伸びきっていないからでしょう、何度木の枝に置いても地面に落下してしまいます。
今の状態では、また保護されるか、猫やカラスにやられるだろう……
その日はリリースを見送り、しばらく当動物公園で保護飼養することとなりました。
野生の鷹は特に神経質で、なかなか餌を食べてくれません。
キジバト程度の小さな身体のツミ幼鳥にとっては1日食べないことも命取りになります。
餌の食べさせ方ひとつでも、色々とコツが要ります。
ストレス削減のために小屋を暗くするなどの工夫をして、なんとか保護翌日には餌を食べてくれました。
体力が回復したあとは、羽根が伸びるまで広めのケージで飛行練習と筋力アップをさせ、野生下で生きていけるようセミなどを餌として教えたりしました。
(後編へ続く)(石川))
(写真1) 保護初日のツミ 【写真上左】
(写真2) 体力回復のため餌を食べさせる 【写真上中】
(写真3) キャスティングジャケットにくるみ身体検査 【写真上右】
(公式FB)。

2018/09/03 野生鳥獣(ツミ幼鳥)の保護・リリース(後編) ツミ幼鳥が保護されてから2週間後。
少しの距離であれば問題なく飛べるようになったことを確認したのち、再度、保護場所でのリリースを試みました。
親鳥にまた会えるかどうか…そこが一番の問題でしたが、保護場所近くで探していると、幸運にもまた親鳥と思われるツミの姿を発見することができました!
急いでツミ幼鳥を段ボール箱から出すと、その姿と鳴き声に親鳥が反応したように見えたため、タイミングを計りリリースしました。
幼鳥は、親鳥の方には向かわず少し離れた方へ飛んで行きましたが、その羽ばたきは力強くしっかりとしていました。
なんとか頑張って生きていってほしいと願いつつ、帰路につきました。
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保護された野生動物を人間が野生に戻すことはとても難しく、そのためには知識と経験、そしてたくさんの時間と労力が必要です。
当園ではそれらの手伝いをしていただく「神奈川県野生動物リハビリテーター」の養成を、野生動物救護獣医師協会(WRV)と共に進めている最中です。
こうした取り組みについても、今後またお話したいと思っています。
(石川)(公式FB)。

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