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 夢見の動物 矢上川水族館
Yagamigawa Aquarium
夢見の動物 

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名 前 矢上川水族館
英語名 Yagamigawa Aquarium
夢見処 野外水槽の新しい大きな水槽が水禽舎内にできる前、リクガメ舎に近いほうの入口脇に小さな野外水槽があり、スジエビ、ヨシノボリ、タイリクバラタナゴ、アブラハヤ、モツゴ、ギンブナ、モエビなどがいた。新しい水槽【写真左】ができてから水槽は半分に仕切られ、入口側を〝矢上川水族館〟として魚たちが移され、奥半分はクサガメやミシシッピアカミミガメの住居となったが、いつの間にか〝矢上川水族館〟の魚たちが姿を消し、野外水槽すべてがクサガメとミシシッピアカミミガメのものになる。

名 前 コイ(鯉)
学 名 Cyprinus carpio
英語名 Carp, Common carp
分 類 コイ目コイ科
分 布 流れが緩やかな川や池などに生息する淡水魚。中央アジア原産とされる。環境適応性が高く、食用として養殖、放流が行われ世界中に分布した。日本のコイは日本に自然分布していたとされる。欧米でも、ドイツなどで養殖され、食用の飼育品種も生み出されている。
形 態 外見はフナに似るが、頭や目が体に対して小さく、口もとに2対の口ひげがある。体長は60センチ程度。まれに1メートルを超すものもいる。飼育・養殖された個体は体高が高く動きも遅い。野生は体高が低く細身で動きもわりあい速い。雌に比べて雄の方が頭が大きい。口に歯はないが、のどに咽頭歯という歯があり、これで硬い貝殻なども砕き割って飲み込む。口は開くと下を向き、湖底の餌をついばみやすくなっている。胃はない。またウェーベル氏器官(頭骨に近い部分の脊椎骨と肋骨が変形、共鳴装置として働き小さな振動を内耳に伝える)を持っているため音には敏感。
生 態 産卵期は春から初夏。浅瀬でバシャバシャ水音を立てながら水草に産卵・放精する。一度の産卵数は50-60万ほど。卵は水草などに付着し数日のうちに孵化。稚魚はしばらく浅場で過ごし成長につれ深場に移動する。飼育されたコイは流れのある浅瀬でも泳ぎまわるが、野生のコイは流れのあまりない深みにひそみ、産卵期以外あまり浅瀬に上がってこない。雑食性。水草、貝類、ミミズ、昆虫類、甲殻類、他の魚の卵や小魚など何でも食べる。鱗から年齢の判定がしやすい魚類の中でコイは長寿で知られ、寿命は20年以上で70年以上生きる個体もあり平均30年程度。汚れた水にも対応する環境適応能力がある。滝登りで有名なコイだが、実際はジャンプが下手で小型の個体が2メートル程度の高さまでジャンプする程度。

名 前 スジエビ、シラタエビ
学 名 Palaemon paucidens
英語名 Rosy bitterling
分 類 エビ目(十脚目)テナガエビ科
分 布 川や湖、沼などに広く分布。透明で黒い筋がある。水草や水辺の植物の陰にいる。汽水域にも生息。
備 考 釣りのエサに使用。

名 前 ヨシノボリ、ダボハゼ。ゴリ、ドンコは他のハゼ類と混称の場合あり。
学 名 Rhinogobius brunneus
英語名 Common freshwater goby
分 類 スズキ目ハゼ科ヨシノボリ属
分 布 北海道から琉球列島。朝鮮半島・中国。回遊性。仔魚が一時的に海(湖)に流下する種が多いが、一生を河川上流域で過ごす種(カワヨシノボリ)もいる。
形 態 腹びれが吸盤になっていて石やガラス面に吸い付く。 体長6~10cm。色や模様、大きさ、生活史などの異なる9つの型が知られており、別種に分ける学者もいる。頬の虫食い模様と抱卵メスの青い腹部が特徴。料理法佃煮、唐揚げ、みそ汁にして美味。
生 態 食性は、水生昆虫、藻類

名 前 タイリクバラタナゴ
学 名 Rhodeus ocellatus ocellatus
英語名 Rosy bitterling
分 類 コイ目コイ科
分 布 日本全国、平野部の池や河川の淀み。中国東部、揚子江水系が原産地。1942年以降移入したハクレンなどの種苗に混入、関東に来たものが放流などで広がる。琵琶湖へは1960年代始め霞ヶ浦で養殖のイケチョウガイと一緒に卵が運ばれたと推測される。
生 態 食性は、雑食性。動物プランクトンや付着藻類
備 考 ニッポンバラタナゴなどと交雑し生態系に影響を与えている。

名 前 アブラハヤ。アブラムツ、アブラモロコ、ドロバエ、ヤマンダ、スメッチョ、クソバエ、ヌメラ、ロクノウオ、タニバエ。
学 名 Phoxinus lagowski steindachneri
英語名 Amur Minnow
分 類 コイ目アブラハヤ属
分 布 本州の河川上流から中流域の平瀬や細流、湖沼の流れの緩いところ。川の側壁がコンクリートで囲まれた上流で優占種になることがある。
生 態 油を塗ったようにヌルヌルしている。食性は、落下昆虫、底生昆虫、付着藻類。

名 前 モツゴ
学 名 Pseudorasbora parva
英語名 Stone moroko
分 類 コイ目コイ科
分 布 関東以西の本州、四国、九州と、朝鮮、中国、台湾の湖、池、沼とそれに続く細流、川の下流域。泥底の淀み。
夢見処 食性は、雑食性。底生動物、付着藻類。成魚は主にユスリカの幼虫。

名 前 ギンブナ
学 名 Carassius auratus langsdorfii
英語名 Gin-buna
分 類 コイ目コイ科
分 布 日本全土、朝鮮半島、中国の川の下流の淀みや合流点、湿地帯や沼地
生 態 >繁茂する水草の葉や茎に卵を産む。ウグイやドジョウの精子で受精させても卵はメス親そっくりのギンブナになる。雑食性。底生動物、藻類、動物プランクトンなど。

名 前 モエビ(藻海老)。ナツエビ (石川県石崎。夏に多く獲れるため)。
学 名 Metapenaeus moyebi
英語名 Green tail prawn
分 類 軟甲綱十脚目クルマエビ科。「モエビ」は小型エビ類を指す総称としても用いられる。また別系統のモエビ科もある。
分 布 西日本からパキスタンまでの太平洋、インド洋沿岸。日本では七尾湾以南(日本海)、東京湾以南(太平洋)の水深20米ほどまでの浅い内湾や汽水域の砂泥底に生息。夜行性。
備 考 食用。盛夏、煮付けや寿司だねに使用。




2003/03/02
水禽舎にある野外水槽。【写真トップ】

2004/06/13
コイ(錦鯉)がいるのに気づきました。

2005/07/23
野外水槽のコイ。【写真左】

2006/02/20
野外水槽で泳ぐコイ。【写真右】




2007/09/08
野外水槽を動物公園では「ネイチャーコーナー」と呼んでいるようです。ここで工事が始まり動物は移され、水も抜かれました。ここ数年、コイとミシシッピアカミミガメの天下で、その他の動物は姿を消していましたが、どう変わるのか楽しみです。

2007/09/20
ミシシッピアカミミガメやコイがいた、現在、工事中のネイチャーコーナー(野外水槽)は、これからは矢上川の魚を展示の予定です。

2007/11/11
まだ工事中ですが、空だった水槽に水が張られました。矢上川の魚を展示する予定だそうです。矢上川は川崎市宮前区犬蔵の湧き水を水源とし、途中、有馬川、江川などが注ぎます。最後には動物公園近くで鶴見川と合流します。どんな魚が展示されるか楽しみですが、コイの戻る余地はなさそうです。




2008/04/29
相変わらず工事中の札が出たままのネイチャー・コーナーですが、見るとミシシッピアカミミガメが泳いでいました。コイは結局戻りませんでした。

 
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