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夢見ヶ崎動物公園について
Yumemigasaki Zoological Park

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富士見デッキから望む富士山夢見ヶ崎動物公園は、川崎市幸区の標高30メートルほどの緑豊かな加瀬山という細長い丘陵の上にあります。丘陵全体が縄文時代の古墳です。むかしの武将、太田道灌が、夢のお告げで、ここに城を築くことをあきらめたことから、夢見ヶ崎という名前になったそうです。

加瀬山の上は、夢見ヶ崎公園と総称され、自然が残り、野鳥の姿も見られる鳥獣保護区に指定されています。巣立ちビナが落ちていても近くで親が見ています。猫やカラスにやられないよう茂みに隠してください。動物公園に持ち込まれてもほとんど育ちません。親の愛に勝るものはないのです。春の桜、秋の紅葉は見事で、秋~春には富士見デッキから富士山が望めます。ここには動物園のほかに、天照皇大神、浅間神社、熊野神社、了源寺、夢見ヶ崎児童公園などが混在しています。お正月には熊野神社で甘酒が振る舞われ、七五三には天照皇大神の神社の太鼓がドンドンドンと響くと、それに合わせインコやオウム、ロバがギャオギャオと大合唱します。七五三の着物姿で動物と記念撮影の子もいます。お盆には了源寺からお墓参りの線香の煙が流れてきます。法事の後、礼服で動物を見に来る人もいますし、夏祭りの御神輿は子供達の元気なワッショイ、ワッショイの声とともに、ホンシュウジカ、インドクジャク、ロバやヤギ、アメリカアカリスなどに見送られ加瀬山をくだります。こんなにユニークで楽しい動物園がほかにあるでしょうか。動物たちは日本の行事にどっぷり漬かって毎日を過ごしているのです。

熊野神社の子供神輿夢見ヶ崎動物公園は、昭和47年11月22日に開園しました。草食獣、小動物、鳥類などが中心で、ライオンなどの猛獣はいません。ここほど動物と身近に接触できるところは珍しいでしょう。年中無休のうえ、入場無料で出入りも自由、散歩で毎日やってくる犬が、馴染みの動物と挨拶したり、学校帰りの子供たちがやってきて、お気に入りの動物と話しています。動物たちも人なつっこく、インコたちは「オッハー」とか「おはよう」と愛嬌たっぷり、ペンギンはガラス張りの水槽の前を走る子供たちと競争して泳ぎます。ヤマシマウマ、マーコール、ホンシュウシカなどは金網越しに鼻をくっつけてきます。寒い季節には、キツネザル(レムール)が日溜まりで大の字になって日光浴です。公式の開園時間は午前9時~午後4時ですが、出入り自由なので、ホンシュウジカ、小さな動物、鳥類などには時間外でも会うことができます。

お正月になると、近所の子供たち、転校していった子供たちなど、日本全国から、たくさんの年賀状がお気に入りの動物に届けられ、これらは展示されます。ところで、ここでは人と動物が身近に接触できるゆえの悩みがあります。飼育スタッフのみなさんは、いつも動物の健康に気を配っていますが、可愛い動物たちが至近距離にいるため、スナック菓子や、ドングリなどをあげる人がいて、そのため栄養バランスが崩れたり、おなかをこわす動物が出ています。「ヤギは紙を食べる」と紙をあげる人がいますが、現在の紙には石油が含まれ、動物の生命にかかわる危険なものになっています。決してものをあげないようにしましょう。

動物にエサをあげないで動物園では自然保護にも力を入れ、怪我をした野鳥のリハビリ用ケージがあります。怪我をして保護された動物たちで、ここで怪我や病気が治るのを待っているのですが、なかにはここで一生を過ごす動物もいます。フラミンゴ舎には、チリーフラミンゴと一緒に、カルガモ、カメなどが仲良く暮らしています。カルガモは雛まで誕生し、親を残し、元気に巣立って行きました。「春の動物園まつり」、「秋の動物園まつり」、「飼育の日」には、園内のガイドツアー、動物園の裏側を見せる「バックヤードツアー」や、動物の飼育、健康相談など盛り沢山なプログラムが用意され、動物園の詳しい様子を知ることができます。

夢見ヶ崎動物公園は:

〒211-0955
川崎市幸区南加瀬1-2-1

川崎市夢見ヶ崎動物公園

品川駅から横須賀線で13分、新川崎駅の前、加瀬山にあります。是非おいでください。

このサイトは夢見ヶ崎動物公園が大好きな「みさとワールド」スタッフによる取材、夢見フアンの皆様からの情報、写真などにより、動物園を訪れる人の視点から作成しています。正確で新しい情報をお届けするため、お気づきの点がありましたら、是非お知らせください。
 
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