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 コバタン アオボウシインコ
Blue-fronted Parrot
キエリボウシインコ 

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2018/08/13
名 前 アオボウシインコ(青帽子鸚哥)
学 名 Amazona aestiva
英語名 Blue-fronted Parrot
分 類 オウム目インコ科ボウシインコ属
分 布 南米ブラジル東部、アルゼンチン、ボリビア、パラグアイ、アルゼンチン北部の森林。
形 態 全長約35~37cm。全体に緑色の羽毛で覆われている。顔は黄色でクチバシの根元の上の部分が水色だが、その大きさには個体差がある。
生 態 つがい、または少数の群れで果物や植物の種子・芽・花などを食べる。人に馴れやすく、物まねも上手。平均寿命は約40~50年、長寿記録はオランダでの117年。
夢見処 ボウシインコ舎で、キエリボウシインコ、キビタイボウシインコと一緒に展示。2006年8月入園。それまで人に飼われており、電話のベル音や人の会話など、他の鳥にはない物まねができる。ここの環境に慣れるまで怪我で入院するなどの苦労があり、仲間から新参者扱いされてきたが、現在では環境に順応し仲間とも打ち解けている。夢見定食は、キャベツ、小松菜、リンゴ、バナナ、ミカン、ヒマワリなど。




2006/08/26
キエリボウシインコ2羽、キビタイボウシインコ1羽のところに、新しくアオボウシインコが1羽加わりました。来園前は、個人が飼育していたそうで、おしゃべりは完璧、オウム・インコ舎では、ピカイチの話し手になりそうです。

2006/09/05
このアオボウシインコの元の飼い主さんがお見えになりました。元気な様子に安心いただいたようです。【写真左】

2006/09/06 よろしくね H.18.6.1~8.31
・ アオボウシインコ(♂)8月19日来園
(ゆめみにゅーす VOL 1)

2006/10/21
食事中のアオボウシインコ。【写真右】

2006/12/05
隣のベニコンゴウインコに左脚を咬まれ出血、入院しました。来年、暖かくなるまで長期入院療養になるそうです。




2007/04/26
ゴールデンウィークを前に入院から戻りました。

2007/04/28
以前のようにオウムインコ舎の仲間より来園者、人に興味があるようです。




2008/08/09
夢見に来て早いもので2年、この前の冬はオウムインコ舎の周りをビニースシートで囲われたなかで無事冬を乗り切りました。新参者のため、いつも末席にいますが、最近はキビタイの1羽とも仲良くなったようです。でも今日は肩に傷を負い出血し元気がありません。




2009/07/11 & 13
ボウシインコ舎に来て3年、ここでは新参者に変りありませんが随分慣れてきました。他の4羽より人に慣れていて、知っている人が来ればちゃんと話をします。【写真右】




2010/11/20
この前の冬は冬の囲いなしで頑張って越冬しました。ここボウシインコ舎での環境にすっかり慣れたようです。キビタイボウシインコ1羽、キエリボウシインコ2羽と一緒ですが、いまだに新参者で小さくなって過ごしています。長く人に飼われていたため、人にはもっとも慣れて電話のベルの音などの物まねが上手です。





2011/07/30
キエリボウシインコ2羽、キビタイボウシインコ2羽またはキビタイボウシインコとアオボウシインコ各1羽を確認。全員上の止まり木にバラバラに陣取っていました。

2011/08/06
いつもいる右下の位置で、顔見知りの来園者に、お得意の「♪ルルルル‥」と電話の呼び出し音を披露していました。

2011/11/05
1羽増え2羽に。これでいままでいた気の弱い1羽は、【写真右の こちらを向いている個体】
長年の新参者の立場から開放されたようです。ボウシインコ舎は、キビタイボウシインコも1羽加わり総勢6羽になりました。

2011/12/03
相変わらずネズミが出没しています。オオホンセイインコ、タイハクオウム、シロビタイムジオウム、ボウシインコ舎内を繋ぐ側溝に3匹が走り回り、側溝の格子の隙間から舎内に入り込んでインコたちの餌を食べています。建物の中心部からも1匹出入りしていました。




2012/04/30
ボウシインコは計6羽となり、3組のペアができ仲良く暮らしていますが、キエリボウシインコとキビタイボウシインコ、もう1羽のキエリボウシインコとアオボウシインコが仲良くなるなど、同じ種類のインコ同士でないのが面白いところです。

2012/05/03
去年11月に来園したキビタイボウシインコとアオボウシインコは、区画整理で廃業した鳥獣店から来たものだそうです。

2012/05/26
去年の11月に来たアオボウシインコはキビタイボウシキンコと相性が合うようでいつも一緒です。

2012/07/22
ボウシインコ舎の6羽は、それぞれ違う種類でペアを組んでいます。同じアオボウシインコ同士ですが、以前からいる人馴れしたアオボウシ(下)は、後から来たアオボウシインコ(上)から相手にしてもらえないようです。【写真右】

2012/11/18
5羽のなかではもっとも新参者のアオボウシインコ、他の4羽からなかなか相手にして貰えず、餌を食べるときはいつも仲間はずれです。ボウシインコ舎には、ここの掟みたいなものがあり、新しく入った鳥はいつも次の鳥が入るまで新参者として扱われ苦労しているようです。

2012/11/24
アオボウシインコは表情豊かです。そして人が好きで、近づくと人恋しさで寄ってきます。

2012/12/29
古くからいたアオボウシンコはおらず新しく入ったほうだけがいました。




2013/01/26
キビタイボウシインコの毛づくろいをアオボウシインコがしていました。この2羽はいつも一緒です。

2013/03/24 春の動物園まつり
12月にいなくなった個体がバックヤードにいました。冬の寒さに慣れていないためバックヤードに移されたようです。元気で以前のような人懐っこさを見せてくれました。
(バックヤードツアー)

2013/03/31
『春の動物園まつり・バックヤードツアー』の記事で、姿を消していた「アオボウシインコ」はバックヤードにいたのですね。かなり高齢という感じだったので、てっきり死んでしまったのかと思っていました。羽を拡げて電話の電子音の真似と「バイバイ」と喋るのが得意な「アオボウシインコ」は私のお気に入りです。
(島貫様)

2013/05/04
ボウシインコ舎は4羽体制となり、キエリボウシインコとキビタイボウシインコ、キエリボウシインコとアオボウシインコの2組のペアが誕生したようです。

2013/05/09
この日から、ボウシインコ舎は6羽になりました。 1羽はずっとバックヤードに収容されていたキエリボウシインコ、もう1羽は去年の暮からバックヤードに収容されていたアオボウシインコです。このアオボウシインコは去年の秋に亡くなったキビタイボウシインコといつも一緒でしたが、この日はキエリボウシインコ と寄り添っていました。
(島貫様)

2013/05/13
9日、バックヤードから戻ってきたアオボウシインコが、ヨウム側の金網に留まっていたところ、ヨウムに襲われ逃げ廻るのを目撃しました。
(島貫様)

2013/05/15
ボウシインコ舎のカップルは、15日、4羽体制の時のカップルに戻っていました。閉園後、木の枝の皮を、キエリボウシインコとアオボウシインコのカップルが嘴で剥がしていました。いつも一緒だったキビタイボウシインコに死なれたアオボウシインコは、バックヤードから戻っても寂しそうです。
(島貫様)

2013/05/24
ボウシインコ舎、6羽から5羽に減っていました。20~24日のあいだに、アオボウシインコが体調を崩し再びバックヤードに戻されたようです。
(島貫様)

2013/05/25
アオボウシインコが1羽おらず全部で5羽でした。

2013/10/26
ボウシインコ舎は相変わらず5羽ですが、今日は、キエリボウシインコ3羽、キビタイボウシインコ1羽、アオボウシインコ1羽でした。以前いたキエリボウシインコの「チャベス」は見当たりません。




2014/03/07
ボウシインコ舎では1羽だけのアオボウシインコとキビタイボウシインコは、人が恋しいのか近寄ると寄ってくることが多く、口笛でお隣のヨウムの相手をしているときにも寄ってくることがあります。
(島貫様)

2014/06/08
最近のボウシインコ舎は、以前と違い、キエリボウシインコ3羽が一緒に固まり、離れてアオボウシインコ、キビタイボウシインコがいました。

2014/07/12
人にもっとも馴れているアオボウシインコは、ボウシインコ舎では孤立した存在で、他のボウシインコと離れ1羽で過ごすことが多く、食事以外は、格子際でじっとしています。

2014/08/03
いつも格子際にいるアオボウシインコは、唯我独尊で、自分から人に寄ってくることはありません。

2014/08/07
現在いるアオボウシインコの名は「チコちゃん」というそうです。
(島貫様)

2014/09/23
キビタイボウシインコの「サッチ」と、アオボウシインコの「チコ」ちゃんは、キエリボウシインコ3羽とは別に一緒にいることが多いようです。




2015/03/22 春の動物園まつり
バックヤードツアーでは、ここでしか見られないオオバタンの「シェル」がいました。毛引き症のようです。そして、やはり毛引き症のマメコバタンと、その他のコバタンが2羽、ベニコンゴウインコ、アオボウシインコの「アオちゃん」、ヨ ウムの「ムー」もいました。オオバタンは、体格が大きいだけに、あの白色オウム独特の叫び声もまた大音量です。もちろんサイテス1類種、マメコバタンはコバタンの亜種中、最大種とされるもので、コバタン同様こちらもサイ テス1類種です。
(島貫様)

2015/04/11
ボウシインコ舎では、いつも来園者に近い場所にいるのが「チコ」ちゃんです。

2015/07/05
アオボウシインコの「チコ」とヨウムの「ヨン」が格子越しに突っつき合っていました。
(島貫様)

2015/09/06
近頃ボウシインコ舎で流行るもの、それは止まり木の皮をむしり、ひもにする作業のようです。

2015/11/15 秋の動物園まつり
半年振りにアオボウシインコの「アオ」(右)と、ヨウムの「ム-」に会いました。2羽とも元気そうでした。【写真右】
(バックヤードツアー)




2016/03/21 春の動物園まつり
バックヤードにある動物病院で暮らすアオボウシインコの「アオ」。元気そうでした。
(バックヤードツアー)

2016/07/16
ボウシインコ舎の「チコ」(アオボウシインコ)とキエリボウシインコはいつも一緒です。

2016/08/06
人なれしている「チコ」は、仲間から離れ、人待ち顔で外を眺めていました。

2016/09/02
いつも一緒のキエリボウシインコ(左)とアオボウシインコの「チコ」。【写真右】

2016/11/20 秋の動物園まつり
「アオ」が動物病院で餌を食べていました。
(バックヤードツアー)




2017/04/28
アオボウシインコの「チコ」。【写真右】

2017/08/04 ★動物たちの主な移動(平成29年5月1日~平成29年7月31日)★
アオボウシインコ(♂1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 45)

2017/08/06
アオボウシインコの「チコ」は元気です。

2017/09/09
死亡したアオボウシインコは、病院にいたアオちゃんです。来園時から年齢不詳でした。
(夢見ヶ崎動物公園)





2018/05/03
鳥インフルエンザ対策用透明シートが外され、久しぶりにボウシインコたちを直接見れるようになりました。みんな直接日光を浴び外気に触れうれしそうです。【写真上①】

2018/05/09 オハヨウ、バイバイと話す アオボウシインコ
 あざやかな緑の鳥がケージの中に何羽もいる。説明を見ると、アオボウシインコ、パナマボウシインコ、キエリボウシインコと3種類いるらしい。
 川崎市夢見ケ崎(ゆめみがさき)動物公園のボウシインコたち。担当の長谷川誠さんに見わけ方を聞いた。
「名前の通りなんです。キエリは首の後、えりが黄、パナマは別名がキビタイボウシインコで、ひたいが黄。アオボウシはひたいが青です。このケージには全部で5羽いて、アオとパナマが1羽、3羽がキエリです」
 そうすると、さっきからケージの真正面にいるのがアオボウシインコだ。ここで一番強いから正面にいるんですか?
 「いいえ、正面にいるのはたまたまで、ケージの左下にいることが多い。5羽の中では1番か2番目に弱いんです」
 見ている間に何か話しかけられたような気がした。
 「オハヨウとかバイバイとか言います。よく幼稚園の子たちが来て、大きな声であいさつするので、おぼえたようです」
 それならと、おはようと話しかけたら「バイバイ」とアオボウシが返事をする。次はこんにちは。しーん。「こんにちはには反応しません」と長谷川さん。
 動物公園を出るとき、アオボウシの前でもう一度おはようと言ったら「バイバイ」と返してくれた。(文・写真、佐々木央)=2016年7月取材
【写真上②: 話しかけたら返事をしてくれるアオボウシインコ。すがたも美しい】
(47NEWS)

2018/07/21
アオボウシインコの「チコ」。【写真上③】

2018/08/13
今日もアオボウシインコの「チコ」は下のほうにいました。【写真右】




2019/05/11
鳥インフルエンザ対策が終わりオウム・インコ舎を覆っていたシートが撤去され、半年ぶりにボウシインコたちを直接見れるようになりました。

2019/05/25
暑くなり左下手前隅の夏の定位置?にアオボウシインコの「チコ」ちゃん戻ってきました。ここにいるボウシインコのなかでは最も人に慣れています。

2019/06/23
今日は右下手前隅でアオボウシインコの「チコ」ちゃんがじっとしていました。

2019/07/03
アオボウシインコの「チコ」が、止まり木から気に入った木片を?ぎ取り、上機嫌で持ち場に向かっていました。

2019/07/13
パナマボウシインコの「サッチー」とアオボウシインコの「チコ」は一緒にいることが多いようです。

2019/07/21
アオボウシインコの「チコ」は、今日は逆さにぶら下がっていました。

2019/12/12
人気があるボウシインコ舎の面々。左からキエリボウシインコ、パナマボウシインコ、アオボウシインコ。【写真右】




2021/05/15
鳥インフルエンザ対策用のシートが外され全ての鳥に直接会えるようになりました。キエリボウシインコ、アオボウシインコ、パナマボウシインコが各1羽の計3羽と昨年より数が減っていました。

2021/08/21
現在、ボウシインコ舎には3羽います。パナマボウシインコの「サッチー」、アオボウシインコの「チコ」、キエリボウシインコの「チャベス」です。

2021/09/26 アオボウシインコ チコ ♂オス
手前下の隅でじっとしている姿が見られ置物に間違われることも… 「ルルルル…(電話の呼出音)」 「ウ---」「バイバイ」など話します。
(ボウシインコ舎の掲示)





2022/04/08
ボウシインコ舎で上部にあった枝が地上にありました。左はパナマボウシインコの「サッチー」で、右の下を向いているのがアオボウシインコの「チコ」です。【写真上①】
(平田)

2022/05/31 「チコ」と「サッチー」の関係
パナマボウシインコの「サッチー」がアオボウシインコの「チコ」の毛繕いをしていました。
「チコ」は自分で舐めてほしい個所に頭を向けていました。【写真上②】
「チコ」は「サッチー」と張り合っているようです。2羽で“鳴き合戦”の様になることも。「サッチー」が「オハヨウッ」と甲高く鳴くと「チコ」が間髪入れず中音で 「あ″ー! 」(多分おはようと叫んでいる。)しばし「オハヨウッ」「あ″ー! 」「オハヨウッ」「あ″ー! 」…と高中音の二重奏が続きます。
また、「サッチー」に構っていると、「チコ」はお得意の着信音のルルルで注目を得ようとしたり、実力行使で割り込むこともあります。
「サッチー」は「チコ」との距離感を取っているようで、「チコ」が眠い時や下に降りるタイミングを見計らい寄って来ます。
(平田)

2022/06/25
鳥インフルエンザ対策用の透明シートが外され、ようやく対面できるようになりました。「チコ」はさっそく以前の定位置に陣取り人待ち顔です。【写真左】

2022/06/30
朝から30度を超えており、アオボウシインコの「チコ」は脇を開き、口も開けて暑さをしのいでいるようです。
隣ではパナマボウシインコの「サッチー」が目を閉じています。【写真上③】
(平田)

2022/06/30
いつも奥に陣取っていたキエリボウシインコの「ポー」が、慣れたのか前面に来るようになりました。
下に降りてくる最中のキエリボウシインコの「ポー」。枝にとまっているのは手前がアオボウシインコの「チコ」、奥がパナマボウシインコの「サッチー」。【写真右】
下に降りて外を見る「ポー」。 大柄のためか他の2羽が下にいるときと異なり右脚で網をしっかり掴んでいます。【写真上④】
(平田)


2022/08/02
朝、珍しく三羽が前面にそろい踏みしました。が、表情は緊張気味?左:アオボウシインコの「チコ」、真ん中:パナマボウシインコの「サッチー」、右:キエリボウシインコの「ポー」。【写真上①】
その後、パナマボウシインコの「サッチー」がキエリボウシインコの「ポー」を威嚇。以前も目撃しましたが、「サッチー」は「ポー」をライバル視しているようです。
(平田)

2022/08/05
落ちていた羽でお口のおそうじ?に夢中のキエリボウシインコの「ポー」。【写真上②】
アオボウシインコの「チコ」も羽を加えてお口のおそうじ。左にいるパナマボウシインコの「サッチー」も興味津々。【写真上③】
おそうじを中断したアオボウシインコの「チコ」がお得意の電話音を披露。右はパナマボウシインコの「サッチー」。
「チコ」はサービス精神いっぱいですがやきもち焼き。他の2羽の相手中、電話音の技や「うー」と声を出して、自分だけに注目するよう促してきます。【写真上④】
(平田)

2022/08/07
いつもの隅の定位置で涼むアオボウシインコの「チコ」。【写真左】

2022/09/03
ボウシインコ舎の面々。左からキエリボウシインコの「ポー」、アオボウシインコの「チコ」、パナマボウシインコの「サッチー」。【写真右】


2022/09/04 ボウシインコ舎のいま
朝、止まり木が1本落ちており、残り1本では思い通りの移動ができないようで争いが発生しました。

1.アオボウシインコ「チコ」×キエリボウシインコ「ポー」。【写真上4枚。左から】
【写真上①】 画面の右側に行きたい「チコ」(左)は、行く手をふさぐ「ポー」(右)に対し、左脚を上げて「どいて」と伝えています。
【写真上②】 「ポー」は応じず、「チコ」が威嚇。「ポー」もクチバシを開け防戦体制です。
【写真上③】 「チコ」はこの後「ポー」の首あたりに攻撃、でも「ポー」は動かず。「チコ」はその場を少し離れ戻っては威嚇を計3回しましたが、「ポー」は頑として動かなかったため断念。
【写真上④】 威嚇をしに行く途中でも、呼ぶと電話音の芸を披露する「チコ」。威嚇を止めてほしかったのですが。

2.パナマボウシインコ「サッチー」×キエリボウシインコ「ポー」
「ポー」(右)が下から上ってきた「サッチー」(左)を気にして口を開け威嚇したところ、「サッチー」が倍返し。「ポー」は隣室のコバタン達が驚いて冠羽を立てるほどの羽音を立てながら落ちてしまいました。
【写真左】 「サッチー」(左)の勢いに押されてバランスを崩した「ポー」(右)。
【写真右】 落ちた後の「ポー」。いつもどおりです。
「サッチー」は「ポー」が気に障るようで、以前も威嚇や攻撃する姿を見ましたが「ポー」が負けます。
「ポー」はおしゃべりな姿と異なりおっとりしているので、迫る「サッチー」に気づくのが遅いのです。

3.アオボウシインコ「チコ」×パナマボウシインコ「サッチー」
「サッチー」が「ポー」に威嚇しようとしたら、「チコ」がその動きにカチンときたらしく「サッチー」を攻撃しました。【写真左】
左:真ん中の「サッチー」の首に攻撃しようとした「チコ」。いつもと異なり鋭い目つきです。
中央:攻撃をかわして飛び去る「サッチー」の後ろ姿。
右:ずっと威嚇モードの「ポー」。
落ちていた止まり木は飼育員さんが戻しましたので、争いは減ることでしょう。

先週からアオボウシインコの「チコ」には気になるしぐさがあります。
横向きになってクチバシで柵をかじるのです。【写真右】
構っていないときでもこの状態なので、甘えているわけではないです。クチバシが心地悪い状態なのでしょうか。
(平田)


2022/09/22
換羽の時期の様で、柵や地面に抜けた羽毛があるのが目につきます。最近突発していた小競り合いはさておき、相互に羽繕いをしていました。
【写真上①】 アオボウシインコの「チコ」(右)がパナマボウシインコの「サッチー」(左)を羽繕い。ただ、「チコ」の羽繕いがあまり嬉しくないのか「サッチー」が途中で逃げました。体の柔らかい「サッチー」は、せっせとマイペースで羽繕いをしたいのかもしれません。数日前にも、「チコ」に羽繕いされた「サッチー」が「もう勘弁して~」という感じで片脚を上げたら、「チコ」が喧嘩を売られたと勘違いしたようで、一瞬、雲行きが怪しくなりました。
【写真上②】 キエリボウシインコ「ポー」(右)がアオボウシインコの「チコ」(左)を羽繕い。「サッチー」に逃げられた「チコ」は「ポー」に近寄り、頭をぬっとつきだし「羽繕いして」と要求、「ポー」が応じています。
【写真上③】アオボウシインコの「チコ」(左)がキエリボウシインコの「ポー」(右)を羽繕い。
【写真上④】「チコ」の羽繕いを受けつつ「ポー」が同時に「チコ」の羽繕い。それが嫌だったのか「チコ」が左脚で「ポー」を蹴り怒りました。おっとりな「ポー」は蹴られた瞬間も寝ぼけまなこ。「ポー」のクチバシに「チコ」の毛がついています。
(平田)


2022/09/23
深夜の雨と換羽で体力を消耗したのか、芸はそこそこに、ぐっすり眠るボウシインコ達。【写真上①】
左: キエリボウシインコの「ポー」。眠くて下がった頭を止まり木で支えて眠っています。
真ん中: アオボウシインコの「チコ」。後ろの羽に顔を入れ、本格的に眠る体制のようです。
右: パナマボウシインコの「サッチー」。いつもよりは「チコ」から離れています。
(平田)

2022/09/23
鳥インフルエンザ対策と冬支度完了。外気と遮断されたオウムインコ舎。これから半年、オウム・インコたちと来園者との交流はお預けに。

2022/10/15
鳥インフルエンザ対策と冬支度完了。外気と遮断されたオウムインコ舎。これから半年、オウム・インコたちと来園者との交流はお預けに。

2022/11/05
お気に入りの場所で日向ぼっこ。寒いので羽が膨らみ丸っこくなっています。【写真上②】
09/04の記事の柵をかじるしぐさは継続しています。いつも舌が向かって左側に出ます。【写真上③】
(平田)


2022/11/13 キエリボウシインコ「ポー」の念入りな水浴び
水を飲んだ「ポー」は、その後、水浴びを始めました。約4分間で79回、頭を水の中に入れていました。
コバタンの「ツバサ」が止まり木をかじり落して大音響がしたため水浴びを止めましたが、それが無ければ延々と続けそうな雰囲気でした。
【写真上左】水浴び開始。最初は右側のヘリにつかまって頭を水に入れていましたが、結局水の中に。右は食事中のアオボウシインコの「チコ」。
【写真上中2枚】体の収まる正面向きになり頭を水中に入れては出す「ポー」。水しぶきがあがっています。
【写真左】水浴びのさなか、隣室のヨウムの「ウル」が食事のために柵を降りてきて「ポー」の様子を見ました。「ウル」の気配を察し左に向きを変えて警戒中の「ポー」
【写真上右】右に向きを変え念入りに頭を洗う「ポー」。手前の羽は濡れて光っています。
「ポー」は他の2羽と離れていることが多いため、羽繕いをしてもらう機会が少なそうです。頭を掻く姿を多く目にしていました。今日の水浴びで少しは痒みがやわらいだかもしれません。
(平田)




2023/01/28
寒いからか加齢なのか、アオボウシインコの「チコ」は芸の披露や雄たけびで興奮した後、すぐに眠ります。眠る「チコ」は幸せそうな顔になります。最近の定位置はこの場所です。奥に見えるのは隣室のコバタンの「ツバサ」です。【写真左】
(平田)

2023/02/11 アオボウシインコ、キエリボウシインコ、パナマボウシインコ
暖かくなりボウシインコ達の食欲が増したのか、餌を夢中で食べています。
餌が来ると、真っ先に食べに行くのがパナマボウシインコの「サッチー」、次がキエリボウシインコの「ポー」、最後がアオボウシインコの「チコ」です。「ポー」が「サッチー」と同じくらいのときもありますが、「チコ」が一番乗りした姿を見たことがありません。いまだに食事の順番は、在籍期間の長い順なのでしょうか。
<餌に関するボウシインコ達とインコオウム舎の他の住人とのスタイルの違い>
ここのボウシインコ達以外は全員、片脚で餌を掴んで食べることもありますが、なぜかボウシインコ達はそうしません。
また、餌の時間が近づいたり、飼育員さんが中にいらっしゃるとき、他の住人はドアに張り付いていますが、ボウシインコ達は枝に止まって遠目に眺めています。アオボウシインコの「チコ」に至っては寝ていることも多いです。
【写真右: 食欲が感じられる食べっぷりのボウシインコ達。左から:大食漢で水もよく飲むキエリボウシインコの「ポー」、真ん中:餌箱に片脚を入れてまで食べたいものがあったらしいアオボウシインコの「チコ」、右:一番乗りのため食事終了のパナマボウシインコの「サッチー」】
(平田)


2023/04/14
アオボウシインコの「チコ」がヨウム側の柵を登り始めたところ、ヨウムの「ウル」が急いで降りてきて、「チコ」とクチバシで交渉。勢いに圧倒されたのか「チコ」はすごすごと柵を降りていきました。
その下でパナマボウシインコの「サッチー」が「ウル」の様子を注視。威嚇をしに行きそうに見えましたが、「ウル」が去ったので平穏が戻りました。
【写真左: 柵をめぐる小競り合い。ヨウムの「ウル」(柵左側)の勝ち】
(平田)

2023/05/27 & 28
アオボウシインコの「チコ」(左)と交互に声を張り上げるパナマボウシインコの「サッチー」。【写真上①】
「チコ」は「あ“-」「あ“-」の一点張りですが(左)、「サッチー」は「オハヨウッ」か、尻上がりな音でペポー、ペポー、ピッ、巻き舌音、など音階・音質とも多種多様で自身で楽しんでいるようです。【写真上②】
(平田)

2023/06/17
アオボウシインコの「チコ」が、口のサイズの割には大きな餌をくわえていました。食べ終えた後、どうも心地悪かったらしく、早足でキエリボウシインコの「ポー」のところに近寄り、「吐きそうっ」と何度もえづいてレスキューを依頼。「ポー」が「チコ」の求めに応じて何度も口の中を(多分)掃除してあげました。「チコ」はよほどすっきりしたのか、しっかり用も足していました。
大きな餌で失敗?の「チコ」。【写真上③】
「チコ」(左)のレスキュー隊?の「ポー」。【写真上④】
(平田)

2023/07/29
アオボウシインコの「チコ」は元気そうでした。【写真右】

2023/08/08
掃除で水が撒かれるときに、アオボウシインコの「チコ」は止まり木の一番高いところに避難するほど水を避けているのですが、この日は水がかかってしまいました。しかし、それがきっかけになったようで、止まり木から降りてきて水浴びを始めました。
飼育員さんが餌を置くためにドアを開けるまでの約3分間で40回、頭のみを水につけては出す、を繰り返していました。
目をつぶって水の中に頭を入れる「チコ」 頭を上げる「チコ」。【写真左奥】
胸から腹の羽毛が逆立っており、体が太く見えます。【写真左中】
時折、バランスが崩れて後ろに倒れそうになり羽をばたつかせて調整していました。顔はこちらを見ています。【写真左手前】
(平田)

2023/08/26
ボウシインコ舎には羽がよく落ちており、換羽の時期になったようです。
アオボウシインコの「チコ」が殺気立っています。
いつもの「バイバイ」ではなく、何かにつけ「うーっ」という不満げな声を出すことが多くなっています。

●アオボウシインコの「チコ」×パナマボウシインコの「サッチー」
自分の行く手を塞いでいるのが気に入らなかったのか、噛みつこうとする「チコ」(右)と驚く「サッチー」(左)【写真左】
殺気立った様子で近寄る「チコ」(右)に気づいた「サッチー」(左)が難を逃れようと地面に降りました。【写真右】

●アオボウシインコの「チコ」×キエリボウシインコの「ポー」
発端は「ポー」(左)が止まり木を結んでいる針金を噛んでいたことです。
「チコ」(右)も針金を噛みたくなりじっと様子をうかがっています。【写真右手前】
「チコ」は迂回して「ポー」の背後に行き、噛みつきました。
「ポー」は動作が緩慢なので、すぐにどくことができず、「チコ」が何度も噛みつきます。
バランスを崩した「ポー」の後ろ脚が「チコ」の方に行ったところ、「チコ」がその脚をつかみ怒りが爆発したのか、獣のような声を立てて争っていました。逃げる「ポー」の後ろ脚にも噛みついていました。【写真右中】
「チコ」の執拗な攻撃が終わった後、「ポー」が放心状態になっていて、呼びかけても固まっていました。
心配でしたがその後は我を取り戻していました。「チコ」は針金にありつけましたが、表情は怖いままです。【写真右奥
(平田)


2023/08/27
この日のアオボウシインコの「チコ」の殺気は昨日ほどではなく、ボウシインコ舎には平穏が戻ったように見えました。
排水溝の蓋に隙間ができていて、パナマボウシインコの「サッチー」が出たり入ったりしていました。
好奇心旺盛ということならよいのですが、インコのメスは狭いところに潜る習性があり、それが発情のきっかけになって体力を奪うことになるらしく少し心配です。
排水溝から出てきた「サッチー」【写真上①】
キエリボウシインコの「ポー」も排水溝が気に入って、入りたがりましたがサイズ的に無理でした。
その代わりに蓋の金属を噛み始めました。
お気に入りの排水溝に「ポー」がいたのが気に入らない「サッチー」は、「ポー」に相撲の“のど輪”のような攻撃をして首根っこを押さえつけて噛みつき追い払いました。
左脚で「ポー」(奥)の首をつかむ「サッチー」(手前)【写真左】
この2日間、サンドバック状態の「ポー」でしたが大丈夫そうです。
「チコ」の殺気も収まったようで「サッチー」が隣にいても怒っていませんでした。【写真上②】
(平田)

2023/09/18
パナマボウシインコの「サッチー」は眠っていましたが、途中、大あくびをし、つられて横にいたアオボウシインコの「チコ」も大あくびをしていました。
一緒に大あくび。パナマボウシインコの「サッチー」とアオボウシインコの「チコ」。【写真右】
(平田)

2023/10/08
換羽で暴君気味だったアオボウシインコの「チコ」が落ち着き、ボウシインコ達に日常が戻って来たようです。
【写真上③/左奥】芸を披露し満足して眠るアオボウシインコの「チコ」(左)と、ケガは完治し元気いっぱいのパナマボウシインコの「サッチー」(右)。
2羽が遊んでもらっていると、キエリボウシインコの「ポー」も構ってもらいたく、重量感のある体で降りてきます。柵を降りるときは、緊張か興奮かで尾羽が開いており、右脚で首を何度も掻きます。右脚で首を掻きながら降りてくるキエリボウシインコの「ポー」。【写真左】
下に降りてからも、近づいて声をかけると右脚で首を何度も掻きます。気持ちを落ち着かせているのかもしれません。眠いアオボウシインコの「チコ」と右脚で首を掻くキエリボウシインコの「ポー」。【写真上④】
(平田)

2023/10/28
オウムインコ舎は一部にアクリル板が貼られていました。(ミドリコンゴウインコ、ヨウム、ボウシインコ、シロビタイムジオウムの計4部屋)
(平田)

2023/12/03
アオボウシインコの「チコ」とキエリボウシインコの「ポー」が、相互に羽繕いをしていましたが、次第にクチバシを加えあって互いに親近感のある幸せそうな雰囲気に変化していきましたが、【以下写真下 ①~⑥】

① アオボウシインコの「チコ」とキエリボウシインコの「ポー」が、相互に羽繕いをしていましたが、次第にクチバシを加えあって互いに親近感のある幸せそうな雰囲気に変化していきました。 ② 頬をぴったりつけています。
③ ところが、次第にアオボウシインコの「チコ」が主導していこうとします。右脚を上げて「ポー」の左肩あたりを掴もうとする「チコ」。「チコ」の顔つきも普段と違っています。 ④ 「チコ」が怒ったので、「ポー」が大きな羽をバサッと広げて何かを伝えているようです。 ⑤ 「チコ」が眼力で圧をかけています。右脚で「ポー」の左脚を封じています。なんとしても、自分が主導してクチバシを噛み合いたかったように見えました。 ⑥ 「チコ」が「ポー」の肩を何度も噛んだりするようになったので、「チコちゃん」と声をかけると我に返ったかのような「チコ」。右脚はずっと「ポー」の左脚を封じたままです。

この後、「チコ」はこちらに向かって来るのですが、途中の止まり木で眠っていたパナマボウシインコの「サッチー」を無理やりどかせていました。
ボウシインコ舎で「チコ」がすっかり「オレ様」になっているように思えた今回でした。
(平田)




2024/02/17 この日の朝はまだ寒かったのですが、アオボウシインコの「チコ」は下に降りてきて、「バイバイ」の芸を披露した後、うたた寝をしていました。
十八番の「バイバイ」を繰り返すアオボウシインコの「チコ」。【写真左奥】
次第に「バイバイ」が小声になっていき、目が細くなり、最後には眠ります。
眠くなってまぶたが落ちてきた「チコ」。【写真左手前】
(平田)

2024/03/17 春の動物園まつり、キーパーズガイド、インコ
・インコ・オウムの体温は40度位。
・インコ・オウムの種類は350~400種程。
・インコオウム舎にはオイルヒーターが1台あり、5℃以下になると点ける。晴れた冬の日の室内温度は20℃位になる。
・アクリル板は鳥インフルエンザと冬の冷たい風対策。
・ルリコンゴウインコの「コウ」は孵化して育ったため人を怖がらない。
・ボウシインコは皆50歳以上のおじいさん、おばあさん。商店街にいたものもいて電話音のマネをしたりする。
・ボウシインコは以前6羽いたが、高齢になったものはバックヤードで余生を送っている。
・インコ・オウムは人目があると繁殖できない傾向がある。巣箱を設置するには天井が低い。繁殖したことがあったが死んでしまった。今は繁殖していない。
・インコはハヤブサの仲間。脚の動きが似ている。握力はハヤブサが強く、インコが落ちそうになる時にしがみつく時の握力がハヤブサの普通の握力。
「今日は人が多くて疲れたのぅ」ガイド後、眠くなってきた老ボウシインコ3羽。【写真右】
(平田)




2024/04/11
いつもアピール旺盛なアオボウシインコの「チコ」の元気がありません。
左隅で、お客さん側に背を向ける姿をよく目にします。
3月末は活発に動いていましたが、4月に入ってから目立って元気がなくなっています。
元気の無いアオボウシインコの「チコ」。【写真左】
移動に苦労していました。クチバシをフル活用して慎重にゆっくり移動します。この後、右側に枝を登っても滑って元の場所に戻ってしまいました。【写真右手前】
左脚の指先が爪ごと無くなっていました。止まり木を掴めず移動に支障をきたしていると思われます。【写真右奥2枚】
(平田)

 
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