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 キエリボウシインコ パナマボウシインコ
Panama Yellow-crowned Amazon
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名 前 パナマボウシインコ
学 名 Amazona ochrocephala panamensis
英語名 Panama Yellow-crowned Amazon
分 類 オウム目インコ科
分 布 ブラジル、コロンビア、ベネズエラなどの南アメリカの北部
生 態 食性は、ヒマワリ、麻などの種子、実、果実
夢見処 「サッチー」は物まねがうまいため、オウム・インコ舎では人気者です。【写真左】
夢見定食は、キャベツ、小松菜、リンゴ、バナナ、ミカン、ヒマワリ。 以前の記録は「キビタイボウシインコ」の項をご覧ください。




2016/04/07
いままでキビタイボウシインコに分類されていた「サッチー」は、パナマボウシインコと判定され、オウム・インコ舎の表示を変更後、7日、公式HPも訂正されました。以前の記録は「キビタイボウシインコ」の項をご覧ください。パナマボウシインコとキビタイボウシインコはよく似ており、額や後頭部(エリ)の羽色などで区別するそうですが、なかなか分かりにくいそうです。

2016/04/16
パナマボウシインコは、キビタイボウシインコ(基亜種)の亜種で、より小型で嘴が白いのですが、嘴に黒い色素が認められるものもあり、判別が難しいのだそうです。キエリボウシインコも、かつてはキビタイボウシインコの亜種とされていましたが、現在は独立した種とされています。
(島貫様)

2016/07/16
ボウシインコ舎の「サッチー」(パナマボウシインコ、左)と、「チャベス」(キエリボウシインコ、右)。【写真左】

2016/09/02
パナマボウシインコの「サッチー」(左)とキエリボウシインコ。よく一緒にいます。【写真右】





2018/05/03
鳥インフルエンザ対策用シートが外され、久しぶりにボウシインコたちが姿を見せました。みな外気に触れ直接日光を浴びうれしそうです。左からキエリボウシインコ、パナマボウシインコ、アオボウシインコ。【写真上①】

2018/07/21
パナマボウシインコの「サッチー」。【写真上②】

2018/08/13
パナマボウシインコの「サッチー」。アオボウシインコの「チコ」と話していたら〝仲間に入れて!〟と飛んできました。【写真上③】

2018/08/26
キエリボウシインコとパナマボウシインコの「サッチー」(右)。上はお隣のベニコンゴウィンコの「ペロケ」。【写真④】




2019/05/11
鳥インフルエンザ対策が終わりオウム・インコ舎を覆っていたシートが撤去され、半年ぶりにボウシインコたちを直接見れるようになりました。

2019/07/28
キエリボウシインコとパナマボウシインコの「サッチー」(右)。【写真左奥】

2019/10/21
キエリボウシインコの「チャベス」が、パナマボウシインコの「サッチー」の毛づくろいをしていました。

2019/11/09
パナマボウシインコの「サッチー」。来園者の視線を感じると近くまで寄ってきます。【写真左】

2019/12/12
人気があるボウシインコ舎の面々。左からキエリボウシインコ、パナマボウシインコ、アオボウシインコ。【写真右】




2021/05/15
鳥インフルエンザ対策用のシートが外され全ての鳥に直接会えるようになりました。キエリボウシインコ、アオボウシインコ、パナマボウシインコが各1羽の計3羽と昨年より数が減っていました。

2021/08/21
現在、ボウシインコ舎には3羽います。パナマボウシインコの「サッチー」、【写真右】
アオボウシインコの「チコ」、キエリボウシインコの「チャベス」。

2021/09/26 パナマボウシインコ サッチー ♀メス
小柄で近くまで来てくれることも。 「おはよう」「バイバイ」 「ウルルルルル…」など話します。
(ボウシインコ舎の掲示)





2022/04/08
ボウシインコ舎で上部にあった枝が地上にありました。左はパナマボウシインコの「サッチー」で、右の下を向いているのがアオボウシインコの「チコ」です。【写真上①】
(平田)

2022/04/13
ボウシインコ舎の地上の枝が無くなっていました。上部に設置したようです。 左はパナマボウシインコの「サッチー」で、右がキエリボウシインコの「ポー」です。【写真上②】
(平田)

2022/05/31 「チコ」と「サッチー」の関係
パナマボウシインコの「サッチー」がアオボウシインコの「チコ」の毛繕いをしていました。
「チコ」は自分で舐めてほしい個所に頭を向けていました。【写真上③】
「チコ」は「サッチー」と張り合っているようです。2羽で“鳴き合戦”の様になることも。「サッチー」が「オハヨウッ」と甲高く鳴くと「チコ」が間髪入れず中音で 「あ″ー! 」(多分おはようと叫んでいる。)しばし「オハヨウッ」「あ″ー! 」「オハヨウッ」「あ″ー! 」…と高中音の二重奏が続きます。
また、「サッチー」に構っていると、「チコ」はお得意の着信音のルルルで注目を得ようとしたり、実力行使で割り込むこともあります。
「サッチー」は「チコ」との距離感を取っているようで、「チコ」が眠い時や下に降りるタイミングを見計らい寄って来ます。
(平田)

2022/06/02
「サッチー」は「チコ」と同様に羽を広げて電話音を出そうとしますが音は今一つ。右下の写真では羽が開き切らず失敗。「サッチー」は多芸で、おしゃべりスイッチが入ると高音域での「オハヨウッ」の他、金管音の電話のベルやメール着信音を奏でます。時に、おじさんが囁くような声色で「おはよう」、「ばいばい」と言うことがあります。観察力とチャレンジ精神が高いのかもしれません。【写真上④】
(平田)

2022/06/25
鳥インフルエンザ対策のためオウムインコ舎内と外を遮断していたシートが外され、初夏のさわやかな外気のなか、気持ちよさそうなパナマボウシインコの「サッチー」(右)と、キエリボウシインコの「ポー」(左)。【写真左】

2022/06/30
朝から30度を超えており、アオボウシインコの「チコ」は脇を開き、口も開けて暑さをしのいでいるようです。隣ではパナマボウシインコの「サッチー」が目を閉じています。【写真上右手前】
(平田)

2022/06/30
いつも奥に陣取っていたキエリボウシインコの「ポー」が、慣れたのか前面に来るようになりました。
下に降りてくる最中のキエリボウシインコの「ポー」。枝にとまっているのは手前がアオボウシインコの「チコ」、奥がパナマボウシインコの「サッチー」。【写真左】
下に降りて外を見る「ポー」。 大柄のためか他の2羽が下にいるときと異なり右脚で網をしっかり掴んでいます。【写真上右奥】
(平田)


2022/08/02
朝、珍しく三羽が前面にそろい踏みしました。が、表情は緊張気味?
【写真上①】左:アオボウシインコの「チコ」、真ん中:パナマボウシインコの「サッチー」、右:キエリボウシインコの「ポー」。
その後、パナマボウシインコの「サッチー」がキエリボウシインコの「ポー」を威嚇。以前も目撃しましたが、「サッチー」は「ポー」をライバル視しているようです。
(平田)

2022/08/05
落ちていた羽でお口のおそうじ?に夢中のキエリボウシインコの「ポー」。【写真上②】
アオボウシインコの「チコ」も羽を加えてお口のおそうじ。左にいるパナマボウシインコの「サッチー」も興味津々。【写真上③】
おそうじを中断したアオボウシインコの「チコ」がお得意の電話音を披露。右はパナマボウシインコの「サッチー」。
「チコ」はサービス精神いっぱいですがやきもち焼き。他の2羽の相手中、電話音の技や「うー」と声を出して、自分だけに注目するよう促してきます。【写真上④】
(平田)

2022/09/03
ボウシインコ舎の面々。左からキエリボウシインコの「ポー」、アオボウシインコの「チコ」、パナマボウシインコの「サッチー」。【写真右】


2022/09/04 ボウシインコ舎のいま
朝、止まり木が1本落ちており、残り1本では思い通りの移動ができないようで争いが発生しました。

1.アオボウシインコ「チコ」×キエリボウシインコ「ポー」
画面の右側に行きたい「チコ」(左)は、行く手をふさぐ「ポー」(右)に対し、左脚を上げて「どいて」と伝えています。【写真上①】
「ポー」は応じず、「チコ」が威嚇。「ポー」もクチバシを開け防戦体制です。【写真上②】
「チコ」はこの後「ポー」の首あたりに攻撃、でも「ポー」は動かず。【写真上?】
「チコ」はその場を少し離れ戻っては威嚇を計3回しましたが、「ポー」は頑として動かなかったため断念。
威嚇をしに行く途中でも、呼ぶと電話音の芸を披露する「チコ」。威嚇を止めてほしかったのですが。【写真上④】

2.パナマボウシインコ「サッチー」×キエリボウシインコ「ポー」
「ポー」(右)が下から上ってきた「サッチー」(左)を気にして口を開け威嚇したところ、「サッチー」が倍返し。「ポー」は隣室のコバタン達が驚いて冠羽を立てるほどの羽音を立てながら落ちてしまいました。
「サッチー」(左)の勢いに押されてバランスを崩した「ポー」(右)【写真左】
落ちた後の「ポー」。いつもどおりです。【写真右】
「サッチー」は「ポー」が気に障るようで、以前も威嚇や攻撃する姿を見ましたが「ポー」が負けます。
「ポー」はおしゃべりな姿と異なりおっとりしているので、迫る「サッチー」に気づくのが遅いのです。

3.アオボウシインコ「チコ」×パナマボウシインコ「サッチー」
「サッチー」が「ポー」に威嚇しようとしたら、「チコ」がその動きにカチンときたらしく「サッチー」を攻撃しました。【写真左】
左:真ん中の「サッチー」の首に攻撃しようとした「チコ」。いつもと異なり鋭い目つきです。
中央:攻撃をかわして飛び去る「サッチー」の後ろ姿。
右:ずっと威嚇モードの「ポー」。
落ちていた止まり木は飼育員さんが戻しましたので、争いは減ることでしょう。

先週からアオボウシインコの「チコ」には気になるしぐさがあります。
横向きになってクチバシで柵をかじるのです。【写真右】
構っていないときでもこの状態なので、甘えているわけではないです。クチバシが心地悪い状態なのでしょうか。
(平田)


2022/09/22
換羽の時期の様で、柵や地面に抜けた羽毛があるのが目につきます。最近突発していた小競り合いはさておき、相互に羽繕いをしていました。
【写真上①】アオボウシインコの「チコ」(右)がパナマボウシインコの「サッチー」(左)を羽繕い。ただ、「チコ」の羽繕いがあまり嬉しくないのか「サッチー」が途中で逃げました。体の柔らかい「サッチー」は、せっせとマイペースで羽繕いをしたいのかもしれません。数日前にも、「チコ」に羽繕いされた「サッチー」が「もう勘弁して~」という感じで片脚を上げたら、「チコ」が喧嘩を売られたと勘違いしたようで、一瞬、雲行きが怪しくなりました。
【写真上②】キエリボウシインコ「ポー」(右)がアオボウシインコの「チコ」(左)を羽繕い。「サッチー」に逃げられた「チコ」は「ポー」に近寄り、頭をぬっとつきだし「羽繕いして」と要求、「ポー」が応じています。
【写真上③】アオボウシインコの「チコ」(左)がキエリボウシインコの「ポー」(右)を羽繕い。
【写真上④】「チコ」の羽繕いを受けつつ「ポー」が同時に「チコ」の羽繕い。それが嫌だったのか「チコ」が左脚で「ポー」を蹴り怒りました。おっとりな「ポー」は蹴られた瞬間も寝ぼけまなこ。「ポー」のクチバシに「チコ」の毛がついています。
(平田)

2022/09/23
深夜の雨と換羽で体力を消耗したのか、芸はそこそこに、ぐっすり眠るボウシインコ達。【写真左】
左: キエリボウシインコの「ポー」。眠くて下がった頭を止まり木で支えて眠っています。
真ん中: アオボウシインコの「チコ」。後ろの羽に顔を入れ、本格的に眠る体制のようです。
右: パナマボウシインコの「サッチー」。いつもよりは「チコ」から離れています。
(平田)

2022/10/04
パナマボウシインコの「サッチー」が、ヨウムの「ウル」の口笛の内2種類のパターンを上手にまねていました。
「サッチー」が昔の写真の姿とあまり変わらず若々しいのは、こうしたチャレンジ精神が理由かもしれません。
「ウル」の音に耳をそばだてる「サッチー」【写真左】。この後同じ音を出しました。
(平田)

2022/10/15
鳥インフルエンザ対策と冬支度完了。外気と遮断されたオウムインコ舎。これから半年、オウム・インコたちと来園者との交流はお預けに。

2022/11/27
ヨウムの「ウル」♀とパナマボウシインコの「サッチー」♀は、サイズ感や声の高さのほか、餌が来たら率先して食べに行ったりと、意外に似たキャラクターと思います。今日は様子見のつつきあいをしていました。
【写真右】は、ヨウムの「ウル」(左)の挑戦を受け、噛んで様子を見ているパナマボウシインコの「サッチー」(右)。高い位置の「ウル」が優位なので、「サッチー」はほどほどにして去りました。
(平田)




2023/01/07
排水溝の中を覗くのが好きな「サッチー」。少しでも隙間があれば入り込もうとします。【写真左奥】
声をかけたらカメラを覆わんばかりに飛んできて舌を出して大甘えでした。【写真左】
(平田)

2023/01/09
「サッチー」がキエリボウシインコの「ポー」の高めの声色・口調で「おはよう」と鳴いていました。 どこまでも進化する「サッチー」です。
【平田】

2023/02/11 アオボウシインコ、キエリボウシインコ、パナマボウシインコ
暖かくなりボウシインコ達の食欲が増したのか、餌を夢中で食べています。
餌が来ると、真っ先に食べに行くのがパナマボウシインコの「サッチー」、次がキエリボウシインコの「ポー」、最後がアオボウシインコの「チコ」です。「ポー」が「サッチー」と同じくらいのときもありますが、「チコ」が一番乗りした姿を見たことがありません。いまだに食事の順番は、在籍期間の長い順なのでしょうか。
<餌に関するボウシインコ達とインコオウム舎の他の住人とのスタイルの違い>
ここのボウシインコ達以外は全員、片脚で餌を掴んで食べることもありますが、なぜかボウシインコ達はそうしません。
また、餌の時間が近づいたり、飼育員さんが中にいらっしゃるとき、他の住人はドアに張り付いていますが、ボウシインコ達は枝に止まって遠目に眺めています。アオボウシインコの「チコ」に至っては寝ていることも多いです。
【写真右: 食欲が感じられる食べっぷりのボウシインコ達。左:大食漢で水もよく飲むキエリボウシインコの「ポー」、真ん中:餌箱に片脚を入れてまで食べたいものがあったらしいアオボウシインコの「チコ」、右:一番乗りのため食事終了のパナマボウシインコの「サッチー」】
(平田)

2023/04/14
アオボウシインコの「チコ」がヨウム側の柵を登り始めたところ、ヨウムの「ウル」が急いで降りてきて、「チコ」とクチバシで交渉。勢いに圧倒されたのか「チコ」はすごすごと柵を降りていきました。その下でパナマボウシインコの「サッチー」が「ウル」の様子を注視。威嚇をしに行きそうに見えましたが、「ウル」が去ったので平穏が戻りました。【写真左奥: 柵をめぐる小競り合い。ヨウムの「ウル」(柵左側)の勝ち】
(平田)

2023/05/21
5/20 も 21 も調子が悪そうでした。餌を食べるために、常日頃とは全く異なり少しずつ用心深く降りてきて、地面に降りてから餌箱までに移動する動作が、左脚が痛いのか、かばっているように見えました。
元気の無いパナマボウシインコの「サッチー」。【写真左】
左脚が痛いのか浮かせて食事をしていました。【写真右】
(平田)


2023/05/27 & 28
先週、左脚を使わないようにしていた「サッチー」が回復したようです。
左脚の長い指1本が、黒い色と乾いたような白い色になっていました。元の色ではありません。
出血して治りかけている状態なのでしょうか。
「サッチー」の左脚の指は治りかけ?【写真上①】
アオボウシインコの「チコ」と交互に声を張り上げるパナマボウシインコの「サッチー」。【写真上②】
「チコ」は「あ“-」「あ“-」の一点張りですが、「サッチー」は「オハヨウッ」か、尻上がりな音でペポー、ペポー、ピッ、巻き舌音、など音階・音質とも多種多様で自身で楽しんでいるようです。【写真上③】
(平田)

2023/07/16
パナマボウシインコの「サッチー」が、右脚の指を負傷して血の色がついていました。指の爪も1本無くなっていました。よく止まっている右側の止まり木下の床には1滴の血痕がありました。場所からすると、換羽で気が立っているアオボウシインコの「チコ」と小競り合いになり、「サッチー」が「チコ」に向かって上げた脚を噛まれたのではないかと思われました。怪我した右脚を上げている「サッチー」【写真左】
(平田)

2023/07/17
昨日より「サッチー」はずっと元気になっていました。ただ、爪が1本無い状態に慣れておらず、止まり木を登ろうとしたら、ひっかかるべき爪がないため落ちてしまいました。止まり木から落ちる前の「サッチー」。落ちないようにバランスをとろうと片方の羽を開いていました。【写真右】
柵の縁の移動はいつもどおりできているようでした。野太い声バージョンの「おはよう」を言いながら移動中の「サッチー」【写真上④】
(平田)


2023/08/13
パナマボウシインコの「サッチー」は、ここのところ左脚、右脚とケガが続き、特に右指は爪が無くなり不便そうでした。が、コツをつかんだらしく元気に移動ができるようになりました。出血で黒ずんでいた足裏も肌色に戻っています。
指のケガを乗り越えた「サッチー」【写真左】
隣室のコバタンの「ツバサ」がボウシインコとの境界近くの木片をかじっていたところ、止まり木の上でそれに気づいた「サッチー」が素早く降りてきて「ツバサ」を気迫で追い払い、木片を横取りしてかじっていました。気の強さはヨウムの「ウル」♀、シロビタイムジオウムの「チーコ」♀と同レベルです。
コバタンの部屋の木片をかじる「サッチー」【写真右】
(平田)

2023/08/26
ボウシインコ舎には羽がよく落ちており、換羽の時期になったようです。
アオボウシインコの「チコ」が殺気立っています。
いつもの「バイバイ」ではなく、何かにつけ「うーっ」という不満げな声を出すことが多くなっています。

●アオボウシインコの「チコ」×パナマボウシインコの「サッチー」
自分の行く手を塞いでいるのが気に入らなかったのか、噛みつこうとする「チコ」(右)と驚く「サッチー」(左)【写真上①】
殺気立った様子で近寄る「チコ」(右)に気づいた「サッチー」(左)が難を逃れようと地面に降りました。【写真上②】

2023/08/27
この日のアオボウシインコの「チコ」の殺気は昨日ほどではなく、ボウシインコ舎には平穏が戻ったように見えました。
排水溝の蓋に隙間ができていて、パナマボウシインコの「サッチー」が出たり入ったりしていました。
好奇心旺盛ということならよいのですが、インコのメスは狭いところに潜る習性があり、それが発情のきっかけになって体力を奪うことになるらしく少し心配です。
排水溝から出てきた「サッチー」【写真上③】
「チコ」の殺気も収まったようで「サッチー」が隣にいても怒っていませんでした。【写真上④】
(平田)


2023/09/16
パナマボウシインコの「サッチー」が、左脚の指先を負傷し、血液が変色して黒くなっていました。【写真上①】
今年、気づいただけで3回目の負傷です。
柵の1本が血液の流れたのか赤くなっていました。【写真上②:左から2本目の縦格子】
ヨウム側の止まり木にも黒くなった血痕が残っていました。
慎重に柵の上り下りはできていましたが、痛々しいです。
(平田)

2023/09/18
パナマボウシインコの「サッチー」は眠っていましたが、途中、大あくびをし、つられて横にいたアオボウシインコの「チコ」も大あくびをしていました。
一緒に大あくび。パナマボウシインコの「サッチー」とアオボウシインコの「チコ」。【写真上③】
(平田)

2023/10/08
換羽で暴君気味だったアオボウシインコの「チコ」が落ち着き、ボウシインコ達に日常が戻って来たようです。
【写真左】芸を披露し満足して眠るアオボウシインコの「チコ」(左)と、ケガは完治し元気いっぱいのパナマボウシインコの「サッチー」(右)。
2羽が遊んでもらっていると、キエリボウシインコの「ポー」も構ってもらいたく、重量感のある体で降りてきます。柵を降りるときは、緊張か興奮かで尾羽が開いており、右脚で首を何度も掻きます。右脚で首を掻きながら降りてくるキエリボウシインコの「ポー」。【写真上④】
下に降りてからも、近づいて声をかけると右脚で首を何度も掻きます。気持ちを落ち着かせているのかもしれません。眠いアオボウシインコの「チコ」と右脚で首を掻くキエリボウシインコの「ポー」。【写真右】
(平田)

2023/10/28
オウムインコ舎は一部にアクリル板が貼られていました。(ミドリコンゴウインコ、ヨウム、ボウシインコ、シロビタイムジオウムの計4部屋)
(平田)

2023/11/05
痛めた右脚がすっかり治ったパナマボウシインコの「サッチー」が、芸を磨いていました。
今日はキエリボウシインコの「ポー」そっくりの口調で「おはよう」と言ってみたり、これまで聞いたことのない新たな音(小学生のリコーダーをそのまま吹いたようなホーッという高音)を出していました。
他の2羽のボウシインコと異なり、「サッチー」は楽しみながら新たな音を試しているようです。
新たな音に挑戦中のパナマボウシインコの「サッチー」。【写真上⑤】
(平田)

2023/11/23
餌を食べていたパナマボウシインコの「サッチー」が、ご挨拶をしに正面柵に飛んできました。
こちらを見つめる「サッチー」。【写真左奥】
「サッチー」が移動中に、左脚にまた出血の痕跡があることに気づきました。
右脚の指と比べ、左脚の指がすべて細くなっているような気もします。
餌を食べ、飛んで来て移動もできているので大丈夫だと思いますが、今年4回目のケガです。
「サッチー」の左脚の指の出血痕。【写真左手前】
(平田)

2023/11/25
出血痕のあった左脚でも止まり木をしっかりつかんでいた「サッチー」。【写真右】
ケガは大丈夫そうです。
(平田)




2024/02/10
オウムインコ舎の鳥たちは、飼育員さんの清掃・給餌タイムに、中央のドアに張り付いて飼育員さんの様子をうかがうことが多いのですが、ボウシインコ3羽がそうした行動をする姿は見たことがありませんでした。
ところが、この日は、パナマボウシインコの「サッチー」が空腹で待ちきれなかったのか、枝の上をせわしなく行き来した後、中央のドアに飛んでいき、飼育員さんの様子をうかがっていました。【写真左奥】
餌がなぜ来ない!?と中の飼育員さんの様子を探るパナマボウシインコの「サッチー」。【写真左手前】
餌が来た後は、もちろん一番乗りで食べに行きました。
(平田)

2024/02/17
先週からパナマボウシインコの「サッチー」の下腹部が、フンとおぼしき物で汚れたままでした。
餌をよく食べ、用も足せ、元気そうな様子なので健康だと思いますが、気温も上がっていく中、このままで大丈夫なのか気になります。
下腹部に汚れが付着したままのパナマボウシインコの「サッチー」。【写真右】
(平田)

2024/02/24
2月17日にお伝えしたパナマボウシインコ、下腹部の汚れはきれいに取れていました。
(平田)

2024/03/17 春の動物園まつり、キーパーズガイド、インコ
・インコ・オウムの体温は40度位。
・インコ・オウムの種類は350~400種程。
・インコオウム舎にはオイルヒーターが1台あり、5℃以下になると点ける。晴れた冬の日の室内温度は20℃位になる。
・アクリル板は鳥インフルエンザと冬の冷たい風対策。
・ルリコンゴウインコの「コウ」は孵化して育ったため人を怖がらない。
・ボウシインコは皆50歳以上のおじいさん、おばあさん。商店街にいたものもいて電話音のマネをしたりする。
・ボウシインコは以前6羽いたが、高齢になったものはバックヤードで余生を送っている。
・インコ・オウムは人目があると繁殖できない傾向がある。巣箱を設置するには天井が低い。繁殖したことがあったが死んでしまった。今は繁殖していない。
・インコはハヤブサの仲間。脚の動きが似ている。握力はハヤブサが強く、インコが落ちそうになる時にしがみつく時の握力がハヤブサの普通の握力。
「今日は人が多くて疲れたのぅ」ガイド後、眠くなってきた老ボウシインコ3羽。【写真右】
(平田)

 
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