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名 前 チョウゲンボウ
学 名 Falco tinnunculus
英語名 Common Kestrel
分 類 タカ目 ハヤブサ科
分 布 ユーラシア大陸、アフリカ大陸の低地から高山まで広く分布。日本では本州中部より北、北海道で留鳥。ほかの地域では冬鳥で市街地でも見かける。
形 態 翼の先が尖り、他のハヤブサより尾が長い。オスは頭と尾が灰色。メスは上の面が赤茶色で、全身に黒いこまかい模様がある。
生 態 崖のくぼみ、木の穴、ビルなどに巣をつくり、空中でホバリング、急降下して獲物を捕らえる。獲物は、ノネズミ、小鳥、トカゲ、そしてバッタなどの昆虫。平均寿命は10年、最高寿命は15ねん。
夢見処 保護されたチョウゲンボウが、2006年5月29日~2011年6月まで野鳥舎で展示され、怪我が治り、リハビリも終了後、放鳥、多摩川方面に飛び去る。小さいながらも精悍、そして利発そうな表情が印象的。
野鳥舎は、野生の鳥のリハビリ用ケージで、怪我で保護された野生の鳥が、ここで元気になり野生に復帰できるまで療養している。
2017年5月、ニワトリ舎、右から2番目の元ショウコクがいた場所に篭脱けらしい保護されたチョウゲンボウが入居、筋力が落ちていたためここでリハビリを続けている。【写真左】。9月、ようやくチョウゲンボウの表示が出される。




2006/05/29
チュゲンボウ1羽が、カケス、ツグミと一緒に、ここ野鳥舎に入園しました。不法に飼育されていたものが保護されたのだそうです。

2006/06/05
ここへ来て1週間が過ぎました。さすがに猛禽類らしく堂々としており、一緒にきたなかでは一番元気です。【写真上①】




2007/07/02
ここしばらくはゴイサギと一緒で、野鳥舎ではゴイサギより偉い地位でした。ところが、6月28日、サシバが入居、ゴイサギと一緒にサシバに遠慮していましたが、ゴイサギが「ゴイの乱」を起こし親分(牢名主)に就任、サシバと共にゴイサギに遠慮するようになり、時にはゴイサギに頭をコツンと突つかれています。【写真上②】

野鳥舎では、再び、チョウゲンボウがトップの地位に就いたようで、一番高い枝に止まっていました。次いでゴイサギ、これでサシバが入居する前の状態に戻りました。これが野生の世界なら、一番威張るはずの?サシバは、新参者ゆえの悲しさで、ゴイサギの下のランクです。【写真上③】

2007/11/03
7月末にゴイサギが去り、一緒にいるサシバが大きくなったためか、野鳥舎ではナンバー2の地位にいますが、元気そうです。




2008/01/31
若いオスが保護されました。どこかで飼われていた疑いがあります。

2008/02/13
保護されていた若いオスは、採食不良で亡くなりました。

2008/04/19
しばらく野鳥舎の檻の前には住民紹介の表示がありませんでしたが、現在いる2羽「サシバ」と「チョウゲンボウ」が写真とともに紹介されるようになりました。

2008/09/23
サシバが居なくなり、野鳥舎はチョウゲンボウ1羽になりました。【写真右】




2009/05/16
利発そうな表情のチョウゲンボウ。野鳥舎にきて半年以上、野鳥舎はチョウゲンボウ1羽だけの状態が続いています。【写真上④】

2009/06/26
去年9月に姿を消したサシバはバックヤードにいます。チョウゲンボウと折り合いが悪いため移されたようです。




2010/01/30
1羽になってから1年以上が過ぎましたが元気に暮らしています。相変わらず利発そうな表情をしています。多摩川の川原で仲間を見かけることがあります。

2010/02/20
今日は枝にとまらず、下でのんびりしていました。【写真左奥】

2010/07/19
梅雨が開け陽射しの強い暑い日が続いています。今日はいつもの定位置とちがい、水道のうえの涼しい場所に陣取っていました。【写真右】
相変わらず賢そうな風格のある顔をしています。

2010/10/03
9月の終わりころから、いままでのように野鳥舎の高いところや奥に居るのではなく、比較的格子に近いところ、来園者のすぐ目の前にいることが多くなりました。【写真左手前】




2011/04/02
今日は暖かいためか、元気よく羽をバサバサやっていました。春になり新しい毛に生え変わったようです。【写真左奥】

2011/06/04
野鳥舎から姿を消しました。「チョウゲンボウ」の表示もありません。他の鳥を入れるためバックヤードに下げられたのか、それとも落鳥(亡くなった)したのでしょうか。気になります。

2011/06/11
随分長いこと、この野鳥舎に居たたため、もう自然に還ることはない、と思っていたのですが、リハビリが終了、元気を回復したので、無事、自然に帰されました。本人(本鳥?)も、3食昼寝付の世界から突然自然に戻されたため、随分戸惑った様子だったそうですが、加瀬山の主、カラスに攻撃されることもなく、しばらく野鳥舎の近辺に滞在後、多摩川方面に旅立って行ったそうです。元気でね。【写真左手前 04/30 撮影】




2012/03/18
春の動物園まつり「バックヤードツアー」で、保護されたチョウゲンボウの説明がありました。バックヤード内にある大きな檻を覗くと、それらしき鳥がじっとこちらを見ていました。【写真右奥】





2017/05/27
ニワトリ舎、右から2番目の元ショウコクがいた場所に新しい猛禽類が。動物名の表示はありません。保護されたチョウゲンボウでしょうか。【写真上①】

2017/06/08
「チョウゲンボウは衰弱してうまく飛べない状態で保護されたのですが、やや人馴れしていたことから野生個体ではない可能性が浮上したため、リリースせず今に至ります。現在も筋力が落ちた状態で好ましくないため、リハビリのため退院させ展示に出しました。今後、日本産である可能性が高まり、さらにリリース可能と判断されたら放鳥する可能性もありますが、今のところは全く決まっていません」
(夢見ヶ崎動物公園)

2017/06/11
ここに来て半月、現在の環境に慣れてきたようで、格子越しに人なつっこい表情を見せてくれました。【写真上②】

2017/06/19
相変わらず人懐っこいチョウゲンボウ。来園者が近づくと向こうからも寄ってきてじっとこちらを見詰めます。眼が大きいため表情豊かに見えます。【写真上③】

2017/06/30
相変わらず人懐っこいチョウゲンボウ。大きな目で来園者にすり寄ってきます。しかし筋力回復中で今後の処遇未定のためか動物名の表示がなく「まあかわいい。なんていう鳥?」と来園者を悩ませています。【写真上④】

2017/07/08
カメラを近づけると好奇心一杯に近寄ってきました。【写真左】

2017/07/24
好奇心が強く表情豊かなチョウゲンボウ。【写真右】

2017/07/27
今日は羽ばたきの練習?をしていました。【写真右】

2017/08/20
セミの声をじっと聴きながら体を動かしていました。

2017/08/28
カメラを見てなんだろうと寄ってきました。まだ子供らしいあどけなさも感じられます。【写真上⑤】

2017/09/09 チョウゲンボウ
分類   ハヤブサ目 ハヤブサ亜科
学名   Falco tinnunculus
英名   Common Kestrel
生息地 ユーラシア・アフリカ大陸 日本では農耕地、河川敷など
食べ物 小型鳥類、ネズミ類、昆虫など
展示が始まり3ヶ月あまり、ようやく名前が掲示されました。
(チョウゲンボウ舎の掲示)

2017/11/12 秋の動物園まつり
確認できませんでしたが、バックヤードにもチョウゲンボウがいるかもしれません。
(バックヤードツアー)





2018/03/18
鳥インフルエンザの影響で鳥舎(ニワトリ舎)は透明なシートで外気と遮断されたままです。シート越しに中を覗くと一生懸命羽ばたきの練習をしている最中でした。【写真左】

2018/04/07
相変わらず羽ばたきの練習に余念がないチョウゲンボウ。【写真右】
シート越しに見ているこちらに気づくと「なあに」といった人懐っこい表情をしました。【写真上①】

2018/05/03
鳥インフルエンザ対策用シートが外され、久しぶりに直接見たチョウゲンボウ。【写真上②】

2018/05/19
相変わらず羽ばたきの練習に余念のないチョウゲンボウ。【写真上③】

2018/06/09
今日は地面に近い石のうえにいました。【写真左】

2018/07/21
最近奥の暗がりに引っ込んでいたチョウゲンボウが久しぶりに姿を見せました。足元が大人らしくなっていました。【写真上④】

2018/08/26
暑い日は奥の風通しの良い暗がりにいて姿を見せません。

2018/10/27
涼しくなり日射しが恋しくなったのか格子際にいるようになりました。

2018/11/23
奥の電燈の脇で暖をとるチョウゲンボウ。【写真上⑤】






2019/03/16
シート越しに日光に向かい翼を震わせるチョウゲンボウ。【写真上①】

2019/04/06
シートが被った温かい格子際で羽ばたきの練習を繰り返すチョウゲンボウ。【写真上⑤】

2019/05/14
鳥インフルエンザ対策のための透明シートが撤去され、チョウゲンボウの様子を直接見ることができました。【写真上②】

2019/06/23
去年と比べなかなか近くまで来てくれません。

2019/07/13
外を眺めるチョウゲンボウ。【写真上⑥】

2019/07/21
餌の鶏頭を食べるチョウゲンボウ。【写真左】

2019/07/27
チョウゲンボウ、舎内の奥で何を思う?【写真上⑦】

2019/08/10
賢そうなまなざしのチョウゲンボウ。【写真右】

2019/08/11
昨日に続き外を眺めるチョウゲンボウ。【写真上⑧】

2019/09/21
足に骨付きの鶏肉を挟み食事中のチョウゲンボウ。【写真上⑨】

2019/10/15
外を眺めるチョウゲンボウ。【写真上⑩】

2019/10/21
奥の止まり木で休むチョウゲンボウ。【写真左】

2019/11/02
じっと遠くを見るような目をしたチョウゲンボウ。【写真右】

2019/12/12
チョウゲンボウが旧フサホロホロチョウ舎に引っ越しました。冬対策のためか格子に透明シータが張られ快適に冬を過ごせそうです。





2020/06/20
「体調管理のため、当面の間チョウゲンボウはご覧いただけません。」の掲示が出され展示が中止になりました。

2020/09/03 チョウゲンボウの展示復帰
猛禽類は年に一度換羽しますが、その時期には体調を崩すことも多いです。
当園のチョウゲンボウも6月中旬に体調を崩し、病院に入院となりました。
チョウゲンボウは、鋭い爪と嘴を持ち、野生下ではカラスや自分より体の大きな猛禽類に対しても威嚇をするような、身体は小さくても気の強い猛禽類です。
治療の際は、我々も怪我をしないように革手袋やキャスティングジャケット(保定具)を用います。
猛暑の影響で再び体調を崩さないよう、退院のタイミングを見計らっていたため少し入院が長引きましたが、先週 無事に展示場に戻りました。
展示に戻ったチョウゲンボウは、久しぶりの止まり木の上でくつろいでいるように見えました。
写真1【写真上①】:展示に戻った初日のチョウゲンボウ
写真2【写真上②】:入院中の様子
写真3【写真上③】:キャスティングジャケット(保定具)を使用して体重測定
写真4【写真上④】:流動食の強制給餌
(石川)
(公式FB)

2020/12/19
鳥インフルエンザ予防のため鳥舎は透明シートに覆われていますが中では元気な様子です。【写真右】




2021/05/29
鳥インフルエンザ対策用のシートが外され、久しぶりに直接会えるようになりました。来園者が両手を広げてみせると、チョウゲンボウも大きく翼を広げます。【写真右】

2021/06/05 
チョウゲンボウの展示が中止され「体調管理のため、当面の間チョウゲンボウはご覧いただけません。」の掲示が出されました。

2021/09/07 チョウゲンボウの展示再開
6月の始めにバックヤードで療養していたチョウゲンボウが戻ってきました。【写真左】

2021/10/16 チョウゲンボウの展示復帰
換羽期に体調を崩して6月から入院していたチョウゲンボウ(♀きびちゃん)ですが、治療を経て体調が回復し、9月2日より展示場に戻りました。
チョウゲンボウは、その可愛い見た目から野鳥ファンの間では「猛禽界のアイドル」などと言われることもありますが、小さく可愛い見た目とは裏腹に鋭い爪と嘴を持ち、カラスや自分より体の大きな猛禽類に対しても威嚇するような気の強さがあります。
そこがまた魅力なのかもしれません。
入院中、我々が下手に近づくと「キキキ!」と鳴きながら爪で掴みにくることもありました。
食餌を用意しているだけなのに…
ワガママなお嬢様の世話をするような気分でしたが、とにかく威嚇するほど元気になり何よりです。
(石川)【写真右手前】
(公式FB)

2021/12/25
透明シート越しに見たチョウゲンボウの「きびちゃん」。鳥インフルエンザ対策のためフラミンゴを除く鳥舎のすべては分厚い透明シートで覆われています。【写真右奥】





2022/05/07
透明シート越しに見た食事中のチョウゲンボウ。鳥インフルエンザ対策でフラミンゴ舎を除く夢見のすべての鳥舎は透明シートに覆われたままです。【写真上①】

2022/06/25
鳥インフルエンザ対策用の透明シートが外され、久しぶりに外の景色を眺めるチョウゲンボウ。夏本番の暑さなのに羽を広げ気持ちよさそうです。【写真上②】

2022/09/14
人工芝を敷いた巣の上で空を見る「きびちゃん」。獰猛なハンターながら、つぶらな瞳と控えめなクチバシ、太めのズボンを履いた様な脚を持つ容姿はとてもキュートです。【写真上③】
(平田)

2022/10/22 進む鳥インフルエンザ対策
水禽舎のニシトビがいる野鳥舎は既に対策が終わり、鳥獣舎も完全に密封されていました。キジ・クジャク舎は作業の最中で、これでペンギン舎とフラミンゴ舎を除く全ての鳥舎は外気と遮断され、これが来年、春の終わりまで続くことになります。

2022/12/03
この時の「キビちゃん」は落ち着きがなく、左右に動いたり、鳴いたり(くちばしが開くのが見えましたが声は聞こえません)、前のシートをつついたりしていました。
首を折り曲げ外の地面のあたりを注視する「キビちゃん」。【写真上④】
(平田)

2022/12/17
シート越しに外を眺めるチョウゲンボウの「キビ」ちゃん。【写真右】





2023/03/11
暖かくなり盛んに羽ばたきをするチョウゲンボウの「キビちゃん」。【写真上①】
(平田)

2023/05/21
置物の様なチョウゲンボウの「キビちゃん」。【写真左】
(平田)

2023/05/27
「鳥獣舎」の鳥インフルエンザ対策用のビニールシートがすでに取り払われていました。
オオタカ、チョウゲンボウ、アカオヒメシャクケイの様子がよく見えるようになりました。【写真上②】
(平田)

2023/06/03
台風2号で飛んできたらしい葉の前に来たチョウゲンボウの「キビ」ちゃん。トリインフルエンザ対策の覆いが外され、直接会えるようになりました。【写真右】

2023/06/25
毎年換羽の時期に体調が悪くなりバックヤードで療養するチョウゲンボウの「きびちゃん」ですが、今年もそろそろでしょうか。これまで飛び回っていた朝の時間帯に巣の上でうずくまったままでした。
木の枝に止まっている鳥自動的に生成された説明換羽で不調の時期到来か?チョウゲンボウの「きびちゃん」 【写真上③】
(平田)

2023/07/30
暑いのか瞬間的に目をつむっていました。暑くて一瞬まどろんだ?チョウゲンボウの「キビちゃん」【写真左】
(平田)

2023/08/19
柵の手前に虫かトカゲでもいたのか、「キビちゃん」が猛禽類らしく太い足で押さえつけてちぎって食べていました。地面にいる「キビちゃん」のがっちりした脚です。獲物が口に入っているらしくモグモグしています。【写真右】
こちらの様子を見る「キビちゃん」。かわいい表情とは裏腹に右脚はしっかり獲物を押さえつけています。【写真上④】
(平田)

2023/08/31 最近の出来事 2023.8/夢見ヶ崎動物公園
日光の当たり具合が良かったのか、鳥たちをキレイに撮れたので並べておきます。
チョゲンボウの『キビ♀』。【写真左奥】
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/09/24
体調が悪いのか、「キビちゃん」は右脚を後ろに投げ出し、何度もあくびをしていました。
右脚を投げ出しあくび連発で体調が悪そうな「キビちゃん」。【写真左手前】
(平田)

2023/10/07
チョウゲンボウの部屋の止まり木の高さが低くなり、「キビちゃん」を間近に見られるようになりました。【写真右手前】
(平田)

2023/11/03-11/05
3日の朝は、まだ猛禽類トリオの部屋にはアクリル板が無く、様子がよく見えました。
つぶらな瞳で見つめるチョウゲンボウの「キビちゃん」。【写真右奥】
翌11月4日朝にはアクリル板が設置されていました。
(平田)

2023/11/22
鳥獣舎(小動物舎)のオオタカ、チョウゲンボウ、ニシトビのいる猛禽類舎全体が、鳥インフルエンザ対策用のシートですっぽり被われました。




2024/01/02
チョウゲンボウの「キビちゃん」がリラックスしていたのか、羽繕いをしていました。
羽繕いをするチョウゲンボウの「キビちゃん」。【写真左】
(平田)


 
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