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 ワオキツネザル エリマキキツネザル
Black and White Ruffed Lemur
ボリビアリスザル 

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2017/07/22 ユウト♂
名 前 エリマキキツネザル(襟巻狐猿)、クロシロエリマキキツネザル
学 名 Varecia variegata variegata
英語名 Black and White Ruffed Lemur
分 類 サル目キツネザル科
分 布 マダガスカル南東部の熱帯雨林
形 態 キツネザルの仲間ではもっとも大きな種類。耳からあごにかけての房毛がえりまきに見えることからこの名になる。
生 態 昼行性だが夜間も活動することがある。時々縄張りを宣言する大きな声で吠える。食性は、果実、種子、葉。
夢見処 夢見ではもっとも大きな吠え声の持ち主。
夢見定食は、煮サツマイモ、煮ニンジン、小松菜、リンゴ、バナナ、ミカン、煮干。
2017年2月、「ユウト」♂【写真左】
のところに日本モンキーセンターから「バジル」♀【写真右】
がお嫁入りする。
2023年1月現在「ユウト」のみ残っている。

2017/01/06 バジル♀




2004/03/28
全員兄弟のようで、大きな声で吠えますが、縄張りを主張する声だそうです。寒い季節は体を温め動きやすくするため、日だまりで大の字になり日光浴。新しい環境にもすぐに慣れ、緑の新居を楽しんでいます。

2004/10/11
全部で3頭のはずですが、夏ごろから現在何頭いるか不明です。

2004/10/16
現在は1頭のようで寂しそうです。

2004/12/11
新しく1頭来ました。まだ別々にされています。お嫁さんでしょうか。

2004/12/19
一緒に外へ出るようになりました。喧嘩せずに仲良くしています。【写真右】




2005/01/30
新しく2頭来園、計4頭になりました。今までの2頭と別にされています。

2005/02/20
4頭一緒に外に出るようになりました。

2005/02/26
4頭が、2頭ずつに群れているように見えます。新しい2頭のうち、背中から腕の黒い部分も白いのが1頭います。【写真右】

2005/03/27
4頭全員オスだそうで、仲間意識が出てきたのか縄張りを主張する声を出すようになりました。

2005/05/09
隣近所がベビーラッシュなのに、ここはガオガオ吠えるだけのむさ苦しい男所帯です。それでお嫁さんを迎えようと検討中のようです。
(東京、CTさん)

2005/05/24
一匹はお腹の調子が良くないようで、痩せて庭の隅で一人グッタリしてました。
(東京、CTさん)

2005/05/29
全身が白っぽく見える一頭が痩せています。原因は分かっていないそうです。肩から腕まで白いのは、親が交雑種のためこうなったのでは、という話でした。

2005/06/05
4頭のうち3頭が元気に遊んでいました。残りの1頭,背中から腕が白いオスが亡くなりました。ここでは一番の高齢で1989年生まれでした。老衰のようです。

2005/09/10
隣のワオキツネザルやブラウンキツネザルのところでは可愛い子供が生まれていますが、ここはオスばっかり。動物公園でお嫁さんを捜しているようです。

2005/10/28
3頭のうちの1頭、茶の混じった一番ののんびり屋さん「ドン」は一昨年の冬来園し、みんなを楽しませてくれましたが、今日「市原ぞうの国」に帰りました。しばらく2頭になりますが、近いうち待望のお嫁さんが来園するそうです。

2005/12/27
今年中にお嫁さんを見つける予定でしたが、相手が見つかっても、ワシントン条約や感染症の疑いなどで簡単には決まらず年を越すことになりました。




2006/01/01
オス2頭で正月を迎えました。そのうちの1頭。【写真右】

2006/03/28
3月28日付で公式HPを更新「グランドの切り株の上に餌を置きます。餌の種類や、捕食の様子をご覧ください」という新しい企画を発表しました。




2007/01/12 PICK UP 動物 キツネザル
キツネザルは英語で「レムール」といい、ラテン語の「レムルス(おばけ)」が語源です。
当園ではキツネザルの展示場所「レムール舎」で、ワオキツネザル、ブラウンキツネザル、クロキツネザル、エリマキキツネザルの4種類を飼育しています。
自然界ではアフリカのマダガスカルに住んでいます。映画にもなった、あのマダガスカル島です。
果実や花、木の実を食べ、当園の食事メニューは、サツマイモ・ニンジン・小松菜・トマト・リンゴ・バナナ・ミカン・煮干です。
(ゆめみにゅーす VOL 2)

2007/09/23
秋の動物園まつりのリレーガイドで、近いうちに待望のお嫁さんが来ると発表されました。2005年にも同様の話がありましたが実現しませんでした。

2007/09/27
本日、日本平動物園から待ちに待ったお嫁さんが到着しました。愛称は「エリー」、同居できるかどうか、しばらくお見合いをした後一緒にするそうです。
(ブログ「動物園からの手紙」)

2007/09/29
新しく来た「エリー」はおっとりした端正な顔立ちの美人です。2つあるナイトルームのうちの1つに入っています。いままでここに1頭で居たワオキツネザル♂は移されました。【写真右】

2007/10/08
「エリー」が来園して1週間過ぎました。既存のオス2頭とはまだ離されたままのお見合い中ですが、大分ここに慣れてきたようです。

2007/10/10
お嫁さんの「エリー」は、2頭のオス「ユウト」と「マルコ」と同時展示になりました。大きなトラブルもなく落ち着いているそうです。

2007/10/11
「ユウト」は秋田大森山から、「マルコ」は上野から来たときこの名前を貰っていました。マルコは腿の所の黒い毛が少しだけ白っぽいところが多く見えます。
(夢見ヶ崎動物公園の話)

2007/10/19
エリーとユウトはうまく行っているのですが、マルコははじき出されています。多頭飼育は一見にぎやかで楽しく見えますが実情は結構厳しいものなんです。
(ブログ「動物園からの手紙」)

2007/11/21
「ユウト」♂が右後肢第二指皮膚剥離、第三指骨折で入院しました。

2007/11/25
「エリー」♀が右後肢第二指皮膚剥離、第三指骨折で入院しました。




2008/01/19 ★新しい仲間(9~12 月)
・エリマキキツネザル♀: 日本平動物園より
(ゆめみにゅーす VOL 6)

2008/01/29
「ユウト」♂が、闘争による右耳咬傷で入院しました。

2008/02/19
オスの「ユウト」♂が、闘争による左手第3、4指の咬傷で入院していましたが退院しました。




2009/05/02
幼稚園にあるような座り心地良さそうな椅子が登場、気に入ったようです。【写真右手前】

2009/10/24
外から覗くとナイトルームの天井に、巣箱のようなものが随分前から設けられ「エリー」と「ユウト」が出入りし、中から顔を覗かせたりしていますが、子供の生まれる気配はなさそうです。【写真右奥】




2010/03/27
相変わらず「ユウト♂」と「エリー♀」が一緒に、「マルコ♂」が一頭で暮らしています。

2010/06/05
ブログ「動物園からの手紙」によると、2007年、現在の園長が日本平から連れてきたメスの「エリー」が亡くなりました。まだ若かったのですが、骨折の手術などのストレスが原因だったそうです。これでエリマキキツネザル舎は、「ユウト」と「マルコ」のオス2頭になりました。「エリー」の死のショックからか、いつもとは違う悲しそうな鳴き声がずっと聞こえていました。

2010/06/12-13
オス2頭だけになりましたが、ナイトルームから外へ出ての運動はいままでどおり、別々に出しています。

2010/08/18 ★動物たちの主な移動(平成22年5月1日~平成22年7月31日)★
エリマキキツネザル(性別♀:死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 17)




2011/02/27
春一番が吹き、冬の寒さも峠を越しました。ナイトルームの扉は開いていますが、オスの一頭は、中でじっと座ったまま、体一杯、陽の光を浴びるほうを選んでいました。一体何を考えているのでしょう。【写真左奥】

2011/07/17
夏本番。余りの外の暑さに今日は室内でじっとしていることにしたようです。【写真右】

2011/08/07
今日は風通しのよい外で昼寝していましたが、近づくと気配を感じたのか目だけ開けました。【写真左手前】

2011/10/01
加瀬山の秋の恵み、落ちてきたドングリを見つけると、嬉しそうに「カリッ」と音をたて食べていました。




2012/02/11
冬本番。今日も自慢の長いエリマキ姿で、暖かい陽のあたるところに陣取り、日光浴していました。【写真左】

2012/05/05
暖かくなってきたため、今日は、自然の陽光を一杯に浴びながら外を歩き回っていました。

2012/11/10
暑い夏の間2頭とも元気でした。そして秋、涼しくなってきたため、外へのドアに寄りかかり日光浴する姿が見られるようになりました。

2012/11/18
2頭とも元気で秋を迎えました。現在でも一緒に外に出ることはなく、交代制なのはいままで通りです。これからは暖を求めもっぱら日光浴の生活が始まります。

2012/12/08
ナイトルームで夕陽を浴びながら熟睡中、カメラを向けると気配を感じたのか「なぁに」とこちらを見上げました。【写真右】
相変わらず2頭で定期的に発する縄張りを主張する吠え声は賑やかです。




2013/03/03
今日は桃の節句。少しは暖かくなっては来たものの、まだまだ寒さを感じるのか、今日は、陽のあたるところで丸まってじっとしていました。

2013/04/27
だいぶ暖かくなってきました。今日は、高いところに登り、両手両足を広げのんびり日光浴。【写真左】

2013/05/18
今日は、ドアのノブにつかまり立ち姿での日光浴です。【写真右】

2013/08/05
盛夏。セミが鳴く暑い日の午後、この暑さが大好きなのか、強い日ざしのなか、草の上で大の字になっていました。

2013/09/28
エリマキキツネザルの縄張りを主張する吠え声は余りに大きいため、初めてきた来園者をびっくりさせますが、今日の吠え声はいつもと違い、セミの〝カナカナ〟を思わせる妙なものでした。セミのまねをしたのか、それとも私と同じ秋の花粉症に罹ったのでしょうか。




2014/03/22 春の動物園まつり
ようやく暖かくなってきました。動物園まつり動物ガイドツアーでは、エリマキキツネザルの紹介も行なわれました。そのあいだ、ドアのとっての脇で陽にあたりながらじっとしていました。【写真左奥】
(動物ガイドツアー)

2014/04/20
今日は外の切り株に座り日光浴していました。

2014/08/22
暑い外をじっと眺めるエリマキキツネザル。【写真右】

2014/12/21
寒くなってきました。お気に入りの日のあたる三角コーナーで日向ぼっこするエリマキキツネザル。【写真上左の右】




2015/03/14
丸くなってじっと冬の寒さに耐えてきたエリマキキツネザル。温かい春はもうすぐです。【写真左奥】

2015/05/06
ようやく暖かい春が到来しました。エリマキキツネザルは、外へ出て、地面や樹、草や花の感触を楽しんでいるようです。【写真左手前】

2015/10/24
先週までいた2頭(どちらもオス)のうち1頭の姿が見えません。いままで行き来できなかった2つ並んだエリマキキツネザルの個室を繋ぐ扉が開放され、1頭だけが寂しそうな表情で座っていました。【写真右】

2015/10/28
一頭だけになったエリマキキツネザル♂は、天井から下げられた巣箱に閉じこもり頭だけ外にぶら下がっていました。

2015/10/31
レムール舎のなかから見るとエリマキキツネザル舎が空です。外に回って遠くから見ると、エリマキキツネザル舎の天井から下がった箱のなかから外を眺めているのが見えました。

2015/11/03
1頭だけになり寂しそうに部屋にこもっていたエリマキキツネザル、久しぶりに一番高い屋根の下で日向ぼっこしていました。【写真左】

2015/11/12 ★動物たちの主な移動(平成27年8月1日~平成27年10月31日)★
エリマキキツネザル(♂1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 38)

2015/12/10
ナイトルーム、外への出口の上に吊るした巣箱のなかが温かいのか、最近はここにいること多いようです。




2016/02/19
外への出入り口の真上にあった巣箱の壁がなくなり、奥の部屋の天井に新しい巣箱が設置されていました。


2016/03/20
天井から下がった巣箱の居心地がよほど良いらしく、なかなか外に出てくれません。そして、縄張りを主張する大きな吠え声は、以前ほど聞かれなくなりました。【写真上①】

2016/03/21 春の動物園まつり
名前は「ユウト」♂とのことです。
(動物リレーガイド)

2016/04/10
「ユウト」は他のレムール(キツネザル)が外に出ていても、ナイトルームの天井にある小屋から出てこようとしません。

2016/04/16
しばらくぶりに姿を見せた「ユウト」。【写真上②】
動物園によると、寒さに弱いため、暖かい日だけ外に出るそうです。

2016/04/23
温かくなり外に出てきた「ユウト」。屋上でのんびり日光浴していました。

2016/04/30
今日も結構暖かいのに「ユウト」は外に出ず、室内のお気に入りの場所でこんな表情です。【写真上③】

2016/05/07
レムール(キツネザル)舎は、エリマキキツネ舎、クロキツネザル舎、ワオキツネザル+ブラウンキツネザル舎(メス舎)、同(オス舎)の4つに分かれており、その4区画の接点がある屋上では、色々なレムールを同時に見ることができます。【写真上④: 昼寝中の、左上:エリマキキツネザル、右下:ワオキツネザル(2頭)、真中奥:ブラウンキツネザルとワオキツネザル】


2016/07/23
エリマキキツネザルの「ユウト」。暑くなり積極的に外へ出るようになりました。【写真上①】

2016/07/30
「ユウト」は、エリマキキツネザル舎内でも活発に動いています。【写真上②】

2016/09/03
昼間なのに外に出ず舎内で過ごすエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真上③】

2016/09/10
今日は外にいたエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真左】

2016/12/29
寒くなり屋内に引きこもることが多くなった「ユウト」。暇なのか、部屋のなか、高くにある温かいねぐらからガラス越しにこちらを見ていました。【写真上④】




2017/01/04 エリマキツネザルのお嫁さんを披露します!
 夢見ヶ崎動物公園では、エリマキキツネザル1頭(オスの「ユウト(愛称)」)を展示しておりますが、この度、「ユウト」のお嫁さんを迎え入れました。今後、2頭の間で可愛い赤ちゃんが誕生することを期待しています。
 平成29年1月6日(金)から、レムール舎にてお嫁さんの「バジル(愛称)」を披露いたしますので、市民の皆様の御来園をお待ちしております。
【写真左:バジル(メス)】
【写真右:ユウト(オス)】

「バジル」の概要
性別: メス
生年月日: 平成23年4月30日 5歳
導 入 元 : 公益財団法人日本モンキーセンター附属博物館世界サル類動物園

<参考1>
【エリマキキツネザル】
 マダガスカル島東部の熱帯雨林に棲息しています。首のまわりにある白いふさふさとした毛が襟巻きのように見えることが名前の由来です。おとなしい性質ですが、時々、園内に響き渡るほどの大きな声で鳴き交わすことがあります。
 国際自然保護連合の絶滅危惧種のリストでは、「ごく近い将来における絶滅の危険性が極めて高い種」として分類されています。

<参考2>
【オスの「ユウト」】
生年月日: 平成14年4月13日 14歳
導 入 元 : 秋田市大森山動物園から平成16年8月1日に導入

※当面の間は、お互いを慣らせるために、仕切られた形で展示を行います。

【夢見ヶ崎動物公園の御案内】 所在地:川崎市幸区南加瀬 1-2-1 電話番号:044-588-4030 年中無休、開園時間 9:00~16:00
【問合わせ先】 川崎市建設緑政局緑政部夢見ヶ崎動物公園 岩瀬 044-588-4030
(川崎市報道発表資料)

2017/01/05
神奈川新聞によると「ユウト」のお嫁さん「バジル」が夢見に到着したのは2016年12月20日とのことです。

2017/01/06
新しく来園した「ユウト」のお嫁さんの「バジル」。【写真左】
「ユウト」より小柄でほっそりした感じです。見分け方は、大きさと鼻の違いでしょうか。エリマキキツネザル舎内に貼られた報道発表資料の写真は、左が「バジル」、右が「ユウト」ですが、実際は舎内の左の部屋に「ユウト」、右の部屋に「バジル」がいます。「バジル」は「ユウト」がいつも気になるようです。

2017/01/29
格子戸を挟んだ「ユウト」♂と「バジル」♀のお見合いが続いています。

2017/02/04
お見合い中の「ユウト」と「バジル」を隔てる格子戸が開かれ、2頭一緒と思いきや居たのは「バジル」だけ。「ユウト」はいずこ?

2017/02/07 ユウトとバジルが同居を開始
ユウトとバジルは、2月1日から、日中に限り同居を始めました。屋上に行ってしまったり、寒いと室内の小屋に隠れてしまったりすることもありますが、2頭とも元気です。ユウトがバジルに交尾を迫ることがあり、拒否するバジルとの間に時折小競り合いが生じることはありますが、2頭の距離はだいぶ縮まってきており、一緒にリラックスしている場面もしばしば見かけます。
(夢見ヶ崎動物公園)

2017/02/11
今日は2頭外に出ていました。

2017/02/17 新顔紹介
一方、エリマキキツネザルのユウトにも日本モンキーセンターからお嫁さん候補がやってきました。愛称はバジル、5 歳です。くりくりしたどんぐりまなこが特徴で、初めは緊張していましたが、最近は人懐こさも見せ始めました。ユウトとの同居に向けてお見合いで少しずつ慣らしているところですが、早くもお互い興味しんしんのようです。さる年の終わりにやってきた新顔サルたちが、川崎の地で元気にやっていけますよう、見守っていただければと思います。
(ゆめみにゅーす VOL 43)

2017/02/17 ★ピックアップ動物★ クロシロエリマキキツネザル (哺乳綱 サル目 キツネザル科)
 マダガスカル島の東部多雨林に生息し、10 数頭以下の小さな群れで暮らしますが、単独行動になったり、ペアで行動したりと、固定的ではありません。昼行性で、果物を中心に食べ、木の葉や花の蜜を食べることもあります。
 けたたましい大声で鳴くことがありますが、怒っているわけではなく、縄張り宣言や、分散した群れの仲間への呼びかけなどの意味があると考えられています。
野生下では、狩猟や森林伐採などにより生息数が減少し、近い将来絶滅する恐れが極めて高いとされており、対策が急がれます。特に懸念されているのは、木材だけでなく、宝石や金属などの鉱物資源の発掘のため、あるいは耕作地確保のためなどの森林伐採です。しかしマダガスカル島は政治、経済的な理由などにより、豊かな自然が保護されづらい状況にあります。
 この動物の故郷に対して何ができるかだけでなく、同じ島国で固有種をたくさんもつ日本に住む我々は、日本の自然についてそのようにならぬよう、真剣に考える必要があります。美しいだけでなく、害獣と呼ばれる生物や災害、ヒトも含めて自然です。答えは一つではないと思いますが、考えなければ始まりません。
(ゆめみにゅーす VOL 43)

2017/02/17 ★動物たちの主な移動(平成28年11月1日~平成29年1月31日)★
エリマキキツネザル(♀1 搬入)
(ゆめみにゅーす VOL 43)


2017/02/25
一緒に昼寝中の「ユウト」と「バジル」。今月から同居を始めましたがお互い随分慣れてきました。【写真上①】

2017/04/08
「バジル」と「ユウト」。一緒になって2ヶ月が過ぎ、仲良く暮らしているようです。【写真上②】

2017/06/11
真夏のような日射しのなか仰向け大の字でぐっすりと昼寝しているのは「ユウト」でしょうか。【写真上③】

2017/07/02
「ユウト」と「バジル」は暑いのが好きで、通路の上の網のうえで仰向けに寝るのがお気に入りのようです。その昼寝が終わり寝ぼけた顔で下に降りてきたのは「ユウト」でしょうか。【写真上④】

2017/07/22
暑くなり元気な「ユウト」【写真左奥】
と「バジル」【写真左手前】
いつも一緒です。

2017/08/05
昼寝も一緒の「ユウト」と「バジル」。【写真右手前】

2017/08/13
レムール舎出口付近でくつろぐエリマキキツネザル。【写真右奥】





2018/01/14
日光浴するエリマキキツネザルの「ユウト」と「バジル」。【写真上①】

2018/03/31
温かくなり桜吹雪を浴びながらぐっすり昼寝のエリマキキツネザル。【写真上②】

2018/05/03
木の上の「ユウト」【写真左奥】
「バジル」と一緒に縄張りを主張する吼え声は加瀬山に響き渡ります。

2018/06/22
エリマキキツネザルの「ユウト」と「バジル」。【写真左手前】
2018/07/21
エリマキキツネザルは暑さには強いようです。【写真右手前】

2018/08/13
エリマキキツネザルの「ユウト」(右上)と「バジル」(左下)。【写真上③】

2018/08/19
エリマキキツネザルの「ユウト」と「バジル」、今日は草むらで取っ組み合ったり、じゃれ合ったりしていました。【写真右奥】

2018/08/25
暑い時は昼寝に限る、と寝転ぶエリマキキツネザル。【写真上④】

2018/09/08
いつもまったり過ごす「ユウト」と「バジル」。でも縄張りを主張するときの吠え声は相変わらず加瀬山全体に響き渡ります。【写真左】

2018/11/17
「ユウト」と「バジル」。暑かった夏より動きが活発になりました。【写真右】





2019/01/19
レムール舎の屋根で日光浴のエリマキキツネザル。【写真上①】

2019/01/26
レムール舎内のエリマキキツネザルの「ユウト」と「バジル」。【写真左】

2019/02/16
温かい日射しにのんびり寛ぐ「ユウト」と「バジル」。縄張りを主張する大きな吠え声は健在です。【写真上②】

2019/03/01 エリマキキツネザルの死亡について
2019年2月22日、エリマキキツネザルのバジルが亡くなりました。2016年12月20日に日本モンキーセンターより来園し、おなかを出して日光浴していたり木にぶら下がったままバナナを食べたりと愛嬌のある姿を見せてくれていました。これまで可愛がっていただきありがとうございました。夢見ヶ崎動物公園。【写真右】
(公式FB)

2019/03/03
2年前に迎えたお嫁さん「バジル」が亡くなり、レムール舎内の巣箱に閉じこもったままの「ユウト」。茫然自失の体で深い悲しみに沈んでいます。【写真上③】

2019/03/30
お嫁さん「バジル」の死から一ヶ月以上過ぎました。残された「ユウト」はいまだに巣箱に閉じこもり放心状態です。

2019/04/14
4月に入っても巣箱に閉じこもる「ユウト」。「バジル」を失った悲しさは続いたままです。

2019/05/04
「ユウト」は巣箱の奥に頭を向けたままじっとしていました。

2019/05/05 ★動物たちの主な移動(平成30年2月1日~平成31年4月30日)★
エリマキキツネザル(♀1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 52)

2019/05/11
「ユウト」は寝床に閉じこもったままです。

2019/05/19
「バジル」を失ったエリマキキツネザルの「ユウト」は悲しみからか3か月近く巣箱に閉じこもったままです。【写真上④】

2019/06/01
巣箱から出てきた「ユウト」。閉じこもっていた巣箱から地上に降りた姿を見たのは3ヶ月ぶりでほっとしました。【写真左】

hida 2019/06/08
レムール舎の外に出てきた「ユウト」。暑くなりようやく元気を取り戻したようです。縄張りを知らせる大きな吠え声も聞かれるようになりました。【写真右】


2019/06/13
来園者用通路の上の金網で休む「ユウト」。【写真上①】

2019/07/28
エリマキキツネザルの「ユウト」。お嫁さんの「バジル」が亡くなって5ヶ月、少し元気になり外にも出るようになりましたが、まだ悲しみは続いているようです。【写真上②】

2019/08/03
今日の「ユウト」は巣箱のなかでした。以前の放心した悲しい表情ではなく、こちらに興味を示しています。「バジル」を失った悲しみから少しづつ回復しているようです。【写真上③】

2019/08/05 すっきりしました
 今年は5月に急に暑くなったと思ったら、6月7月と梅雨寒が続いていますが、季節は確実に移り変わっ おり、動物たちも冬毛から夏毛へと換毛しています。
 冬毛と夏毛で色や模様がすっかり変わってしまうの はホンシュウジカ。くすんだ焦げ茶色から、オレンジがかった茶色の毛に木漏れ日を思わせる白い斑点模様へと変身しますが、どちらもその季節において森林では目立たない色合いです。
 夢見ヶ崎動物公園にいる他の多くの動物たちの換毛は、ふわふわしたダウンコートが抜け、全体的にすっきりした印象になります。ホンドタヌキのげんまいは まさにその典型で、夏と冬では別の動物のようなシルエットです。
 キツネザルたちは特に尾がスッキリ、細く見えます。 レッサーパンダに至ってはみすぼらしく見えるほど尾 が細くなります。
 ヤギたちは木の柵や職員手作りの網に体をこすりつけ、抜け毛を自分で落とします。オスのヤギやマーコールは自分の角が届く範囲をわかっているようで、角の先端で背中を掻いていることもしばしばです。
 色も体の大きさもあまり変わらないものの、顔周りで大きな変化があるのがロバで、冬毛の時だけ、立派な前髪が現れます。
 冬の姿と比べてみると、ほかにもまだまだ発見があるかもしれませんね。
(ゆめみにゅーす VOL 53)

2019/08/05 獣医の日記
 動物の体調管理をするうえで、観察しなければならない点はいくつもあるのですが、もっとも手軽で、観察しやすいものの一つは便です。人間、特に日本では、赤ちゃんの時を除いてほとんどさっさと 水に流してしまいがちですが、実にいろいろなことが分かります。
 たとえばいつもより軟らかい便の時、感染症で下痢をしている場合もあれば、水分を多くとりすぎただけ、ストレスで胃腸の動きがおかしくなって食べ物を完全に消化できていない…などいろいろな原因が考えられます。便を薄く延ばして染色液で染めて顕微鏡で見たり、遠心分離器にかけたりして寄生虫の卵を探したりする検査な どを行い、原因を突き止めて治療に入ります。また、コロコロした小さな便が数珠のようにつながっていることがあり、ほぐすと毛が絡まっていることがあります。換毛期に毛づくろいしてたくさんの毛を飲み込んだ結果です。便に粘液や血液が混じることもあります。
> 大事なのは、いつもと違うかどうか、です。便が軟らかいと言っても、キツネザルやレッサーパンダは正常でも未消化物の多い便を出し、クモザルやオマキザルはちょっと興奮するといつでもどこで も下痢便をします。においも人間は「くさい」で済ませがちですが、特に出血があったり微生物が増えすぎたりしたときは普段と違うにおいになるので、無視できません。
 そんなわけで、仕事熱心な我々はごはんを食べながらでもうんこの話をしていることがしばしばです。
(ゆめみにゅーす VOL 53)

2019/08/24
外より室内のほうが過ごしやすいエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真上④】

2019/09/21
外への扉に座るエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右】

2019/10/21
エリマキキツネザルの「ユウト」は天井の寝床でのんびり過ごしていました。


2019/11/02
暖かい屋内天井のねぐらにいたエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真上①】

2019/11/30
寒い中日光浴するエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右】

2019/12/29
天井の寝床?でくつろくエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真上②】




2020/01/04
エリマキキツネザルの「ユウト」は寝正月?【写真上③】

2020/03/21
エリマキキツネザルの「ユウト」。【写真上④】




2021/04/03 レムール舎の面々
レムール舎の全員を紹介する掲示がそれぞれの寝室前に出されました。
【エリマキキツネザル舎 寝室1(通路側)と2(通路奥)】
●ユウト Yuto クロシロエリマキキツネザル 2002年4月13日生 ♂
 人なつっこい性格です。甘えん坊で、手からエサを食べるのが好きです。繊細なところもあり、こわいことや悲しいことがあるとなかなか部屋から出てこなくなります。冬は寒いので、やっぱりなかなか部屋から出てきません。
 ときどき大声を出すので、初めて聞くとびっくりするかもしれません。
(園内の掲示)

2021/07/24
金色の眼が美しいエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真左】

2021/09/11
寝床でくつろぐエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右手前】

2021/09/26
お気に入りの外への扉のうえでくつろぐエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右奥】

2021/10/16 レムール(キツネザル)を取り巻く現状
 人間がマダガスカルに移り住んできたことで、農業や家畜の放牧などをするために、森林を切り開いたり、野焼きをしたりするようになりました。キツネザルを捕まえたり、牛やヤギなどの外来種を持ち込んだりしました。そのため、いまキツネザルは、絶滅の危機に瀕しています。環境の変化にうまく適応できず、すでに絶滅してしまったキツネザルもいます。
現地の人たちにも生活があります。自然破壊をしないですむように、観光資源を活用してエコツーリズムなどを行い、人間の生活と環境保護を、どちらもうまくいくようにしようとしていますが、まだまだ道半ばです。
 キツネザルのかわいい仕草を見るとき、少しだけ、キツネザルたちの現状に思いを思いを馳せてみてください。そして、私たちになにができるか、ぜひ一度考えてみてください。
(レムール舎の掲示)





2022/01/09
レムール舎内、訪園者の頭上でくつろぐエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真上①】

2022/04/09
エリマキキツネザルの「ユウト」は、今日は寝床でのんびりしていました。

2022/04/12
エリマキキツネザルの「ユウト」が、レムール舎の庭の切り株の上にいました。【写真上②】
(平田)

2022/04/19 namiemi の絵手紙『サル編』/夢見ヶ崎動物公園
エリマキキツネザルの「ユウト♂」の鳴き声の大きさにはいつも驚かされます。
また、数匹が言い争っているようにも聞こえるのも独特。
飼育員さんによると、大きな声を出すのは、隣り合うスペースにいるクロキツネザルの「ハルオ♂」に向かって縄張りを主張しているからだそうです。
ちなみに、ハルオは小さく「ブー、ブー」と言う程度。
「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2022/05/21
外で食事のエリマキキツネザル「ユウト」。【写真上③】

2022/07/16
エリマキキツネザル。外の雨を眺めながら食事中の「ユウト」。【写真上④】

2022/10/22
日光浴のワオキツネザル。左上はエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右手前】

2022/11/06
お腹の日光浴をする「ユウト」。手のひらにまで陽を当てています。【写真右奥】
(平田)

2022/12/08
網の上で日光浴。エリマキキツネザルの「ユウト」。【写真左奥】

2022/12/10
仲良く隣同士で日光浴のワオキツネザル♀(左)とエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真左手前】





2023/01/01
ガラス越しに日の当たる部屋でうとうとするエリマキキツネザルの「ユウト」。[写真上①]

2023/02/11
昨日の寒い雪の日から一転、暖かい日射しのなかうっとり昼寝の「ユウト」。【写真左2枚】

2023/02/25
いつもの場所、外への出入り口で日光浴の「ユウト」。【写真上②】

2023/05/13
サツキの花の近くに来たエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右】
(平田)

2023/06/03
「ユウト」がブルーの小さな実を一生懸命探し食べていました。この時期、園内のどこにも落ちている実で、どうやら桜の木から落ちたサクランボのようです。【写真上③】

2023/08/15 レムール舎にいるクロシロエリマキキツネザルの♂ユウトです。
餌の時間が待ち遠しいようで、飼育員が獣舎に入ると直ぐに飛んできます。
シャキシャキと良い音をたてながらリンゴを食べる姿が可愛いです。【写真左】
(公式Twitter)

2023/08/24
バナナ、もう無い…【写真上④】
(公式Twitter)

2023/08/26
エリマキキツネザルの「ユウト♂」の姿を見かけること少なくなりました。縄張り争いをしていたクロキツネザルの「ハルオ♂」が亡くなったため張り合いがないのかもしれません。
元気なく見えるエリマキキツネザルの「ユウト」【写真上⑤】
(平田)

2023/09/23
エリマキキツネザルの「ユウト」。太く長い尻尾の先が大きく丸くなっているのが印象的です。【写真左奥】

2023/10/08
久々に外に出ているエリマキキツネザルのユウトを見ました。
秋の日差しを浴びるエリマキキツネザルのユウト。【写真左手前】
(平田)

2023/10/21
秋になってから、エリマキキツネザルの「ユウト」が活動的な姿を見せるようになりました。給餌の時間で早く飼育員さんの姿を見つけたいのか、素早く高い場所に登っていきました。
網を登ろうとするエリマキキツネザルの「ユウト」。【写真右手前】
(平田)

2023/11/12 秋の動物園まつり
マダガスカル島でのレムールの大きな役割として「種子散布」が挙げられます。 (キーパーズガイド)

2023/12/10 最近の出来事 2023.12/夢見ヶ崎動物公園
エリマキキツネザルのユウト♂も日向ぼっこ中。
今年は、この時期になってもまだ暖かい日があるので、寒さに弱い動物の姿が見れてうれしい。【写真右奥】
(ナミキデザインのブログ)




2024/01/09
⚠️工事に伴い1月12日から当面の間キツネザル展示中止となります。ご了承下さい。
(公式FB)

2024/01/16 最近の出来事 2024.1/夢見ヶ崎動物公園
レムール舎も修繕工事をすることになり、エリマキキツネザル、ワオキツネザル、ブラウンキツネザルが居なくなった。
移動先は公園事務所前にある小型サル舎。 元の住民ワタボウシパンシェとコモンマーモセットは、バックヤードに引っ越したとのこと。
現在のところ、レムール舎から移ったサルたちは部屋から出されていないので、間近で見ることができない。 レムール舎の改修は春までかかるそう。
(ナミキデザインのブログ)

2024/02/17 ★ピックアップ動物★ クロシロエリマキキツネザル 哺乳綱 サル目 キツネザル科
 マダガスカル島に生息し、絶滅の恐れがある大型のキツネザルです。小さな群れを形成してほとんど樹上で暮らし、主に果物や木の葉などを食べています。
 現在飼育しているオスのユウトは穏やかで、普段は聞き分け良く、夕方は自分から寝室に戻っていくのですが、冬場は少し神経質になることが多く、寝室への収容がスムーズではないこともしばしばです。
 現在レムール舎工事のため、他のレムールたちと一緒に小型サル舎に仮住まい中です。引っ越してから落ち着くまで少し時間がかかりましたが、今は元気に餌もよく食べています。普段通りしばしば大声で吠える行動も徐々に増えてきました。今の部屋が少し狭く、とてもよく反響するので、飼育作業中に近くで元気に吠え始められると耳がおかしくなりそうなくらいですが、これも元気な証拠とニンゲンは耐えています。【写真左】
(ゆめみにゅーす VOL 71 dd 2024/02/08)

2024/04/14
レムール舎の工事は終了し、レムールたちは元の場所に戻ってきましたが、以前と違いなかなか外に出ようとはしません。来園者のレムース舎内を抜ける通路への立ち入りも禁止されたままです。エリマキキツネザルの「ユウト」が舎内で飼育員さんに撫でられているのが見えましたが、以前の元気な姿とは少し違うようです。【写真右】


 
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