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Humboldt Penguin
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2003/03/21
名 前 フンボルトペンギン
学 名 Spheniscus humboldti
英語名 Humboldt Penguin
分 類 ペンギン目ペンギン科
分 布 南米ペルー、チリ北部の海岸と付近の島々。つがい単位で群れをつくる。フンボルトペンギンは寒いところではなく、温暖な土地に住む。同じ仲間にケープペンギン、マゼランペンギン、ガラパゴスペンギンなどがいる。
生 態 陸にいるときのゆったりした動きは、まるで燕尾服を着たオペラ歌手が大掛かりな舞台を背景に悠然と演技しているようで見飽きることがない。胸に黒い横線のあるのが大人、子供には黒い線がない。水中では敏捷です。寿命ははっきりしないが飼育下で約20年、長寿記録では31年2ヶ月、40年というのもある。食性は、イワシなどの小さい魚、エビ、カニなどの甲殻類、イカなど。
夢見処 子供が好きで、水槽の前を走る子供と競争し、写真を撮るときは整列してくれる。人工くちばしをした個体が1羽いる。ここでは毎年のようにヒナが生まれている。夢見定食は、解凍した冷凍アジ。




2004/03/28
ふ化中です。運が良ければ1~2週間で雛が生まれるかも知れません。

2004/06/13
2羽の雛が表にいるのを発見。まだ黒い産毛ですが、親より大きい図体です。【写真右】

2004/09/23
現在23羽いるそうです。




2005/03/27
今年も抱卵中でヒナが期待できます。

2005/04/03
外にいる仲間の呼びかけに巣穴から「ヒーヒー」と返事が。ヒナ誕生?

2005/05/20
赤ちゃんが生まれたようです。数はまだ不明です。
(毎日新聞神奈川版)

2005/05/29
子供が1羽生まれているそうです。

2005/06/05
まだ腕輪のついてないヒナを2羽見かけました。巣穴から出て親と一緒に並んでいたり、元気に泳いでいます。うち1羽は背中に白い横筋が入っています。

2005/09/23
ペンギンの背中の黒と、お腹の白は、水面を泳いでいるとき保護色になります。上空からは海を見ると、黒は水の色と区別がつきにくく、水の中から水面を見上げると、白は空の色と同じように見えるためです。個体の見分け方は、お腹に点々と黒く出ている班毛の位置の違いによります。
(夢見ヶ崎動物公園、斉藤さん)




2006/03/26 春の動物園まつり
新企画として餌のアジを与え捕食の様子を説明。
(ツアーガイド)

2006/04/08
全部で14羽いました。

2006/05/06
巣からヒナの大きな鳴き声が。孵化したようです。

2006/05/12
今日、フンボルトペンギンの雛が外に出ていました。【写真右】
まだ中から声がするようなのですが、もう一羽いるのかも?
(ひよっこさん)

2006/07/28
1900~テレビ東京「ポチたま」で、関係者を取材した人工くちばしの作成秘話が放送されました。
【写真左3枚。左から、人工くちばしの型取り、完成した人工くちばし、市長から表彰される歯科医と歯科技工士】
(テレビ東京)

2006/08/26
24羽いました。

2006/09/01
4羽入院中だそうです。

2006/09/02
20羽いました。

2006/09/04
入院していた4羽のうち、趾瘤症のパペコ(メス)が退院。途中からパペットで人工飼育したためパペコ(通称名)になりました。同じ趾瘤症の2羽と発育不全の1羽は依然入院中です。

2006/09/12
趾瘤症のペンギン2羽が退院、し発育不全の1羽のみ入院中。

2006/09/16
趾瘤症のペンギン6羽入院、1羽を治療、発育不全の1羽は退院しました。

2006/09/19
趾瘤症の4羽が入院中。

2006/09/23
趾瘤症の3羽が入院中。

2006/09/28
3羽とも退院しました。

2006/10/12
あまり泳がない今年生まれたチビがちょっと呼吸困難?で治療。ハシ割れの1羽は人工くちばし取付のため入院中。

2006/10/17
パペコ外傷で再入院、呼吸困難だったチビも入院中ですが大分良くなりました。

2006/10/20
ノゲコが呼吸異常で入院。趾瘤症のペンギンを治療しました。

2006/10/22
パペコが退院しました。

2006/10/28
現在入院中なのは、ノゲコ(呼吸異常、趾瘤症)、パペコとその旦那(趾瘤症)、B仔(趾瘤症)です。

2006/11/04
上記に加え、呼吸困難の仔が入院。夕方の展示は18羽でした。

2006/11/05
昨日入院した仔を除き、全員退院しました。

2006/11/28
現在、呼吸困難な仔と、趾瘤症の親3羽が入院しています。

2006/12/01
入院中の仔はだいぶ良くなったそうです。

2006/12/20
呼吸困難な仔と、趾瘤症の親2羽が退院、趾瘤症で食欲不振の親1羽が入院しています。

2006/12/27
食欲不振のペンギンが退院、現在、趾瘤症で入院中なのが2羽います。




2007/02/08
2羽が趾瘤症で入院中です。

2007/03/15
体調不良で入院中の固体がいます。

2007/03/17
日本テレビ「ぶらり途中下車の旅、新宿湘南ラインの旅(9時半から1時間)」で、長澤園長が旅人の舞の海さんに人工くちばしの秘話を紹介、実際に装着するところが紹介されました。【写真右】

2007/03/21 春の動物園まつり
ペンギンの足の骨格はM字形で下の部分だけ見えているそうです。皆同じような顔をしていますが、識別の方法があり、くちばしにある白い斑点の場所が各々全部違うことから識別しているそうです。
(園内リレーガイト、斉藤さん)

2007/03/28
体調不良で入院中の固体は餌をだいぶ食べられるようになったそうです。

2007/04/05
趾瘤症で現在4羽入院中。餌をだいぶ食べられるようになりました。角膜混濁のこどもを治療しました。体調不良で入院していたのは退院しました。

2007/04/07
角膜混濁のこどもは良くなり今日で治療が終わりました。

2007/04/20
趾瘤症で現在4羽入院中。ひよっこさんの「夢見zooにいってきたよ」によると、4月6日頃生まれたヒナは、今年からペンギン舎の人口(鳥口?)が20羽を越し混み合ってきたため、生後約1ヶ月ころから人工保育に切り替えるそうです。ひよっこさんは、4月20日撮影のナイトルーム内の親子の写真をお送りくださいました。夢見では今までヒナがこれ位小さいと表に出て来ません。産毛が伸びもっとモコモコした姿になり親より大きくなると、ようやく表に出て来るため貴重な記録です。

2007/04/28
上記のヒナは、昨日から人工育雛に入り動物病院に移されました。

2007/05/06
現在、趾瘤症で5羽入院しているそうです。

2007/05/17
現在、趾瘤症で4羽入院しているそうです。

2007/05/23
人工保育中のヒナ「アフロちゃん」にひよっこさんが面会、近況が分かりました。

2007/06/09
人工保育中の「アフロ」は公開されていませんが、午後3時ころ飼育スタッフと一緒に事務所前まで散歩に出てくることがあるそうです。

2007/06/15 夢見はベビーラッシュ!
フンボルトペンギンの「アフロ」です。抜けきっていない背中のヒナの羽毛がアフロみたい。 展示に出られるのはもう少し先かな。【写真左】
(ゆめみにゅーす VOL 3)

2007/06/16
人工保育中の「アフロ」が、同じ人工保育中のアライグマの「あずき」と一緒に午後3時過ぎ、管理事務所前に散歩で現れました。毎日必ず現れるわけではないそうです。背中にはまだ産毛が残っていました。撫でると本当に柔らかい毛だったのには驚かされました。人を怖がらず何にでも興味を示していました。【写真右】

2007/06/21
「アフロ」が入院しました。最近の散歩で人気が集まり疲れたようです。エアコンの効いたレッサーパンダ舎の作業室にいるそうです。早く良くなってね。

2007/06/25
24日、アフロの状態が良くなってきました。

2007/07/02
アフロは依然入院しています。

2007/07/11
1羽が趾瘤症で入院しているそうです。

2007/08/25
他のペンギンと比べ、暑さに強い?フンボルトペンギンは、連日の猛暑にも元気な様子です。去年生まれた仔は、毛替わり中で、このような姿に。【写真左】

2007/08/30
現在、3羽が趾瘤症で入院しています。

2007/09/08
人工保育中の仔「アフロ」は他のペンギンと隔離、バックヤードで育てられているため、なかなか泳ぎが覚えられなかったようですが、最近、ようやく泳げるようになりました。6月に見たときは、まだ産毛が残っていましたが、すっかり生え替わっていました。【写真右】

2007/10/01
4羽が趾瘤症で入院しています。

2007/10/26
3羽が趾瘤症で入院しています。

2007/11/17
晩秋の夕暮時、日没時の低い位置から射す光の加減で、自分たちの姿がガラスにくっきり映るのを見つけたペンギンたちが夢中になって遊んでいました。影には敏感な動物のようで、人の動く姿が壁に映っても、その影を追いかけ遊ぼうとします。【写真左】

2007/11/21
4羽が趾瘤症で入院しています。




2008/01/06
趾瘤症で入院の4羽が退院しました。

2008/02/19
2回目の雌雄識別のための採血が行われました。検査は横浜(ズーラシア?)にお願いしているそうです。採血より、個体の保定のほうがたいへんだったそうです。

2008/03/10
3回目の雌雄識別のための採血を行い、これで全25羽の採血を終了しました。これからは、土、日、祝日にペンギンの餌やりを見ていただくことになりました。午後2時半~3時の間で、そのときは園内放送でお知らせします。

2008/04/07
ちょうど1年前、昨年、4月6日ころ生まれ、バックヤードで人口保育中で、午後3時ころ、散歩で時折園内に姿を見せてくれる「アフロ」が換羽に入っようです。いよいよ大人の羽になるようです。

2008/05/17
「アフロ」♀の園内散歩が取材を受け、18日、読売新聞神奈川版で紹介されました。記事によると、現在、フンボルトペンギンは25羽飼育されており「アフロ」の園内散歩は週3回行われているそうです。取材を受ける「アフロ」。【写真右】。

2008/06/14
右端と左端のナイトルームに藁が運び込まれていますが、右端のほうに出入りがあるようです。「アフロ」の弟か妹が生まれるとよいのですが。

2008/06/28
藁が入っている左端のナイトルームにも1羽入っています。抱卵中かもしれません。

2008/07/13
この夏初めての熱帯夜が続き、日中も暑いため、直射日光を避けナイトルームに避難、じっとしているペンギンも出始めました。

2008/07/20
ナイトルームから鳴き声が聴こえます。今年もヒナが誕生しているようです。

2008/08/02
ヒナの姿はありません。右端のナイトルームではオスとメスが入っているのが見えます。

2008/10/26
18羽いました。

2008/12/12 ★ピックアップ動物★ フンボルトペンギン
 ペンギンといえば分厚い氷の上にいるイメージがあるかもしれませんが、このフンボルトペンギンは、氷とは縁遠い温暖な南米太平洋沿岸地域(ペルーからチリの間)に生息しています。日本では一番飼育数の多いペンギンです。
~皆様からよく寄せられる質問~
①羽の付け根(脇の下の)カラーバンドは何?
答:ペンギンの名札のようなものです。ペンギンの胸からお腹にかけての黒点の場所は一生変わらず、個体ごとに位置が違うので、それを利用して個体を見分けることもできますが、1 羽 1 羽覚えるのが大変。カラーバンドを付けて区別しやすくしています。
②夏ごろ、全身の羽がボロボロと抜けて、苦しそうにしているのは病気ですか?
答:年に 1 回羽毛が生え変わる(換羽という)時期があります。普段のペンギンの羽毛は高度の防水性・保温性を持っているため、換羽中、海に入ることは命取りです。羽が完全に生えそろうまでの約2週間、海に入らず、餌も捕らず陸上でじっとしています。そのため換羽前のペンギンはひたすら食べて体重を50~70%増加させ、断食に備えるのです。お腹はパンパンで苦しいはずです。換羽が終わる頃には逆に空腹を我慢している・・・ペンギンにとって 1 年の中での大イベントなのですが、つらく苦しい時期でもあるのです。
今年の6月に生まれたイクラです。よろしくネ!今は親とは違う模様(グレー色)をしているけど、来年の夏前後に換羽して、本来のフンボルトペンギンの羽毛に変身するよ。【写真右】
(ゆめみにゅーす VOL 10)

2008/12/12 ★動物たちの主な移動(平成20年9月1日~11月30日)★
フンボルトペンギン(♀2、死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 10)




2009/02/11
今年もナイトルームで巣作りが始まりました。あっちこっちの巣穴にペアで入っていますが、今年は何羽生まれるのでしょう。

2009/02/21
巣作り用なのか、一番右のナイトルームまで細い竹の枝を一本づつ運ぶ姿が見られました。【写真左】

2009/05/16
巣籠りが続いています。今年も生まれるのでしょうか。

2009/06/20
人口くちばしのペンギンは現在展示されておらず、バックヤードにいるそうです。今年は卵を2つ産みましたが、この場所では、これ以上数を増やせないため擬卵にすり替えたそうです。

2009/07/22
21日、1994年3月23日生まれのメスが亡くなりました。
(ブログ「動物園からの手紙」)

2009/08/18 ★動物たちの主な移動(平成21年6月1日~平成21年7月31日)★
フンボルトペンギン(性別♂:死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 13)

2009/08/22
夏真っ盛り、でも南氷洋ではなく、温帯から来たフンボルトペンギンは、どんなに暑くとも平気で元気良く来園した子供たちと遊んでくれます。【写真左】

2009/12/06
寒くなりペアでナイトルーム(巣穴)に入る姿が見られるようになってきました。【写真右】




2010/02/27
例年のように巣篭もりが始まりました。巣穴に草をくわえてせっせと運ぶ姿が見られます。

2010/03/22 春の動物園まつり
個体の見分け方は、鼻の先の白い点の位置と足の長さによるそうです。
(動物リレーガイド、齊藤さん)

2010/05/12 ★動物たちの主な移動(平成22年2月1日~平成22年4月30日)★
フンボルトペンギン(性別♀:死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 16)

2010/07/10 水中を飛ぶフンボルトペンギン
陸にあがると動きののろいペンギンですが、水中では敏捷に泳ぎ、その姿は空を飛ぶ鳥のようです。【写真右】

2010/07/31
右から2つ目の巣穴から親と一緒に赤ちゃんがおっかなびっくり出てきました。すぐ巣穴に戻りましたが、今年初めての仔のようです。こんなに小さいときに巣穴から出てくるのは初めて見ました。【写真左3枚】

2010/07/31
ペンギンの大人は、いまは毛替りの季節、新しい毛で輝くばかりに美しい若い固体、【写真左】
毛替わり中で何ともみっともないものなど、【写真右】
いろいろな姿が見られます。

2010/08/07
数えたところ18羽いましたが、赤ちゃんは姿を消しました。バックヤードに行ったのでしょうか?

2010/08/18 ★動物たちの主な移動(平成22年5月1日~平成22年7月31日)★
フンポルトペンギン(性別♂: 死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 17)
※ 7/31に現れその後姿を消している今年生まれた仔のことなのかどうかは不明。

2010/09/21 秋の動物園まつり
今年生まれた仔は母親と一緒にバックヤードで飼育中との説明がありました。動物病院のなかにペンギンが入っている巣箱があったので、恐らくここで飼育中と思われます。それとは別に入院中のペンギンを数羽見かけました。ちなみに、この動物園で使用する全ての巣箱は飼育スタッフの手製とのことです。
(バックヤードツアー & 動物リレーガイド)

2010/10/10 陸では年中のーんびり ~ フンボルトペンギン
水中では機敏な動きを見せるペンギンですが、陸(おか)にあがると突然動きが鈍くなり、1センチ動くのも億劫な様子です。ところが壁に映る影には異常な興味を示すため、これから冬に向かって陽射しが斜めになり、来園者の長い影が壁に映ってそれが動いたりすると、その影と遊ぶようになります。そんな季節が近づいています。【写真右】

2010/11/11 ★動物たちの主な移動(平成22年8月1日~平成22年10月31日)★
フンボルトペンギン(性別?x2:繁殖)
(ゆめみにゅーす VOL 18)
※ 1羽は7/31に確認していますが、もう1羽生まれていたことになります。11/13現在、どちらも展示されていないようです。

2010/11/27
右端の巣穴(部屋)にペアが入りました。




2011/02/05 嘴の折れたペンギンについて
「ハッシー」と「ゴマ子」の嘴は、ある時何らかの原因で折れてしまいました。「ハッシー」に人口嘴を装着したこともありましたが、残念ながら外れてしまいました。皆さんから見るとちょっとヘンな感じがするかもしれませんが、食餌、羽の手入れや雛への給餌(子育て)に至るまで、普通の生活を送ることができますので、心配いりません。温かな目で見守っていただけるとうれしいです。
【夢見ケ崎動物公園ペンギン飼育担当】(ペンギン舎の掲示)

2011/02/19 ペンギンプールの塗り替えで珍しい光景
水禽舎の入口のシャッターが閉じられ「ペンギンプールの塗装工事のため展示中止」のお知らせが出ていました。シャッターの中を覗くと、プールを追い出された?ペンギンたちが来園者用通路を右往左往する珍しい光景が見られました。

2011/02/27
新しく塗装されたペンギンプールで、2羽の若い個体を発見。昨年生まれ、いままでバックヤードで飼育されていた2羽(右2羽)(胸に黒い横線がない向かい合った個体)のようです。どちらも、まだ何を見ても珍しく興味津々で眼も輝いていますが、子供らしく左の自分より小さな母親にくっついて歩きます。【写真右の右2羽】

2011/04/24
ペンギンとわが子を一緒に撮ろうとしていたお父さんのところに、ペンギンがなかなか来てくれません。すると来園者のひとりが持参した「猫じゃらし」を子供の前で振ると、泳いでいたペンギンがワッと集まり無事撮影することができました。

2011/05/21
ナイトルームでじっとしている姿は見られず、ほとんどが外に出ていました。

2011/06/04 大人の毛に生え変わり中の仔。去年生まれた2羽のうちの1羽のようです。ぼてっとした体つきはまだ子供です。大人がみんな泳いでいるのに、1羽であちこちのんびり歩き回っていました。【写真左】

2011/06/11
東京農工大学がカメラを据え、2週間にわたり生態観察を行っています。

2011/07/23
その後も東京農工大学による観察は続いているようです。

2011/07/30
今日も子供たちとなかよく遊ぶフンボルトペンギン。人間の手のヒラヒラさせた動きや影を追うのが大好きです。【写真右】

2011/08/06
陸で2羽が顔を合わせ、何やら険悪な雰囲気に。【写真左奥】
左がペンギン語で何やら言い始めると、水路通行中の2羽が「あれ、何だ?何だ!」【写真左中】
右が激しく反論。野次馬は人も鳥も同じ。泳ぎを止め低見の見物に。【写真左手前】

2011/08/12
ペンギンは影に対し敏感に反応します。嘴の届くあたりに手先の影が映るようにして指や手のひらを動かすと夢中で追いかけてきます。【写真右】

2011/08/27
18羽いました。

2011/09/19 秋の動物園まつり
動物病院の内部が紹介されました。入院中のペンギンと、【写真左奥】
レントゲン画像を例に説明が行われ、【写真左手前】
総合病院並の施設で動物たちが高度な治療や手厚い看護を受けていることが分りました。
(バックヤードツアー)

2011/11/09 獣医の日記
 薬を飲むのが好きだという人はあまりいないと思いますが、粉薬は苦手な人、シロップなら大丈夫…人それぞれだと思います。小さなお子さんに薬を飲ませるためのフルーツ味ゼリーが薬局などで売られていたりもしますね。
 ところで、ペンギンに餌をやっている場面を見たことはありますか。多くのペンギンが人のそばに寄ってきて魚をキャッチしようと待っています。わざわざ陸に上がって手から直接魚を受け取っていくものも少なくありません。一見ほほえましくも見える光景ですが、実は、怪我をしたり体調を崩したりして投薬が必要になったとき、これが役に立つのです。ペンギンを怖がらせず、苦い味を隠して薬を与えるには…魚の中に薬を忍び込ませ、直接食べさせればよいのです。
 他の動物でも、バナナなどの果物に埋め込んだり、粉にしてミルワームにまぶしたりと工夫をしていますが、いつもと違うぞ…と感づかれて失敗することもしばしばです。薬ひとつで、毎度頭をひねって知恵比べをしています。【写真右】
(ゆめみにゅーす VOL 22)

2011/11/02
★動物たちの主な移動(平成23年8月1日~平成23年10月31日)★
フンボルトペンギン(♂2死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 22)

2011/11/12
巣穴に入るペンギンが増えてきました。例年、冬の始めペアでの巣篭もりが始まり、翌年の春には新しく生まれた仔の鳴き声が聴こえるようになります。

2011/12/23
ペンギンと言うと南極などの寒い極地を思い浮かべますが、フンボルトペンギンはペルーやチリ北部のもっと暖かいところに住んでいます。日本の気候に合った鳥かも知れません。食事時、早速みんな集まってきました。「今日の食事はなあに? おや、いつもの鯵だ」。【写真左】




2012/02/27 ペンギンプールの補修工事のため、次の期間、水禽舎の展示を休止します。
展示休止期間 3月5日(月)~3月9日(金)
※天候状況などにより工事が遅れた場合、水禽舎の展示休止を延長させていただきます。ご理解ご協力のほどよろしくお願いします。
(公式HP)

2012/03/05
天候不順のため水禽舎の展示休止期間を3月11日(日)まで延長しました。
(公式HP)

2012/03/11
ペンギンプール工事のため水禽舎は閉鎖されていました。そこでペンギンたちがどこにいるか、水禽舎のシャッターの間から中を覗くと、いつも来園者がペンギン舎を見下ろす場所でみんな落ち着かない様子でウロウロしていました。【写真左】

2012/03/12
ペンギンプールの補修工事が終了しましたので、水禽舎の展示を再開しました!
(公式HP)

2012/03/18 春の動物園まつり
療養中の2羽が紹介されました。
(バックヤードツアー)

2012/05/03 かながわ生き物語<5>鋭いくちばし武器にも フンボルトペンギン 夢見ケ崎動物公園
 「水中の狩人」-。そのかわいらしい容貌からはピンと来ないかもしれないが、ペンギンはそう呼ばれている。ワシやタカが空を飛び小動物を狩るように、ペンギンは水中を飛ぶように泳ぎ、魚を捕らえ、食す。
 でも動物園では…。プールを泳ぐ姿は格好いいが、ヨチヨチ歩きに思わず顔がほころぶ。「それでも」と飼育担当の嘱託職員細越利善さん(54)。「くちばしは、十分に野性の狩人を思わせる」。フンボルトペンギンの上くちばしは先端が鋭く、くわえた魚を押さえ付ける。下くちばしは、まるでカミソリのようだという。
 ペンギン同士でけんかして血だらけになることもある。個体識別のタグを取り付けるためペンギンを固定していると、かんでくるのが職員泣かせ。「ほとんどの職員が何度も経験する。なかなか治らなくて…」。血と涙の飼育物語だ。
 夢見ケ崎動物公園にいるペンギン十九羽のうち、二羽は上くちばしが欠けている。昨年欠けた一羽は体調不良のためバックヤードの動物病院に入院中だが、七年ほど前に欠けた十三歳のオス「ハッシー」は展示中。のんびりとした姿を見ることができる。
 くちばしが割れた原因は分かっていない。餌をとるのに不便だろうと、職員や歯科医師、歯科技工士らが協力して、人の入れ歯に使う樹脂などで人工のくちばしを作り、話題になったこともあった。しかし、接着剤と水の相性が悪く、取れたり付け直したりを繰り返していた。動物園で与える動かない魚なら、欠けたままのくちばしでも器用に受け取ることができると分かり、二年ほどして外し、そのままになった。
 「二、三年前には、子育てまでやってのけた」と細越さん。巣でひなの面倒をみる時間が母親より長かった。魚を一度食べて、こなれた状態にして吐き戻し、ひなに与えていたという。  「生きていくためになんとか工夫して餌を食べ、ひなも育てた」と細越さん。「園の動物たちにどこまで手を出すべきか、考えるきっかけになった」
 ペンギンを見るのにお薦めの時間帯は午前九時と午後四時すぎごろ。餌を与えているところが見られる。
 ペンギンたちは、同園で働いて十五年の細越さんに対しても餌の時間以外は決して近づこうとしないという。かわいらしいペットのように見えるが、野性味たっぷりなのだ。(山本哲正)
(東京新聞)

2012/08/04
フンボルトペンギンの原産地は、南半球の氷山のあるような寒いところではなく、比較的温かな場所のため、日本の寒さにも暑さにも適応しやすいようです。でも蒸し暑い夏場のペンギンのお姿は、若い衆は別として、高齢のペンギンほど毛が抜けたままで、決して美しい姿とは言えません。


2012/08/06 ★動物たちの主な移動(平成24年5月1日~平成24年7月31日)★
フンボルトペンギン(♂1♀1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 25)

2012/08/18
数えたところ、現在、14羽いるようです。

2012/08/25 水の中では自由自在
陸ではいつものんびりムード、目の前の小石ひとつ越えるのに、何分もじっと考える姿に、ペンギンと同じ体型のオバサンが「え~っ、じれったい、何考えてんのよ、ほら、さっさと足を前に出して‥‥」と罵倒するのですが、水中では、このオバサンには絶対真似できない身軽さで自由自在に動く姿は見ていて飽きません。水中から水上へ飛翔する姿は豪快そのものです。【写真上①②と左】

2012/09/22
寡黙に身じろぎせず、ただ同じ方向をじっと見続けるペンギンたち。まるで僧服をまとった修道士が求道のため沈思黙考しているようです。【写真右】
その視線の先には、プールの水面で反射した、深い木立の葉の隙間から射し込んだ秋の陽の光と影が、あちこちの壁にゆらゆらと映し出され、それが、時間、光、風の具合により、微妙に変化しながらゆっくり動いています。【写真上③】
ペンギンたちは、揺れる光と影を見詰めながら、遠い宇宙の真理に思いを馳せているのでしょうか。それとも、先祖から語り継がれる空を飛んでいた時代の記憶を、この光と影に見ているのでしょうか。いやいや、先ほど食べた冷凍アジの解凍具合と味の関係に思いを馳せているのかもしれません。

2012/12/16
冬至が近くなり夕陽もペンギンたちの真横から射すようになりました。壁に映し出される自分たちの影にペンギンたちは興味津々、日が沈むまで一緒に遊んでいました。毎年繰り返される夢見の冬の風物詩です。【写真上④】

2012/12/29
来園者が手で水槽の底に影をつくり、ひらひら動かすと夢中でその動きを追うペンギン。冬の斜めから夕陽が差し込む時間帯に見られる光景です。【写真左】




2013/03/22
この日は暖かく、親子連れの来園者を多く見掛けました。ペンギンは子供たちに大人気です。【写真左】
(島貫様)

2013/03/24 春の動物園まつり
フンボルトペンギンは現在17羽いるそうです。嘴の折れた個体が1羽、動物病院に入院していました。【写真右】
そして、今年新たに1羽生まれているそうです。ペンギンの背は黒く、お腹が白いのは保護色で、天敵が上空から見ると、黒は岩や地面と同じような色となり、海では水中から見上げると海面の白と同じような色に見えるためだそうです。白いお腹にある黒い点は、それぞれ個体によって違うため識別に用いられているとのことでした。
(動物ガイドツアー、バックヤードツアー)

2013/04/20 飼育の日
この春、右から2番目の巣(部屋)で、既に2羽が孵りフワフワの毛のため親より大きく見えるそうです。そのほか抱卵中の卵もあるそうです。
(キ-パーズトーク)

2013/04/27
小屋で横になって抱卵中のフンボルトペンギン。【写真左】
巣造りするコンクリートのアパートから少し離れた場所です。2羽の雛が生まれたという右から2番目の部屋から出てきたつがい。後ろの部屋に雛がいるかどうか確認できませんでした。【写真右】

2013/05/03 ペンギン、子育て中
 今年の3月中旬、フンボルトペンギンの雛が2羽誕生しました。成鳥のような模様はなく、濃いグレー一色のふわふわの産毛に覆われています。巣箱の中からは時々、餌をねだるピーピーという声が聞こえます。親は大忙し、雛の分まで魚を食べて巣箱へ運び、すこし消化して柔らかくなったものを吐き戻して与えます。親が疲れて体調を崩した日もありましたが、幸い短期間の療養ですぐに回復してくれました。
 雛が巣立ちして巣箱から出てくるまで、もう少しかかります。出てくる日はペンギン次第、私たちにも分かりません。親子とも、その日を無事に迎えられるように、応援しながら見守りたいと思います。
(ゆめみにゅーす VOL 28)

2013/05/03 ★動物たちの主な移動(平成25年2月1日~平成25年4月30日)★
フンボルトペンギン(2羽繁殖)
(ゆめみにゅーす VOL 28)


2013/05/04 & 05/05
右から2番目の部屋にいる2羽の雛を視認。でもカメラに収まってくれたのは1羽だけ。親に近い背丈でフワフワの産毛に包まれていました。【写真上①②③】

2013/05/12
孵化した2羽以外に、現在抱卵しているのが4羽いるようです。1羽は外の小屋、そして左の3つの部屋でそれぞれ抱卵しているようですが、飼育数調整のため動物園が擬似卵とすり替えている場合もあるため、正確な数は生まれてみないと分かりません。

2013/05/18
ようやく2羽の雛が少しですが外に出るようになりました。少し大きい右の雛の動きを、左手前の雛がいつもまねしていることから、右の雛のほうが先に生まれたお兄ちゃんかお姉ちゃんのようです。【写真左】

2013/05/25
去年生まれた若い個体。産毛から大人の毛に生え変わり純白が美しく輝いています。大人になると胸に黒い線が入りますが、まだ若いため入っていません。【写真上④⑤】


2013/06/02 この春生まれた仔ペンギンの水中デビュー
この春生まれた雛が泳ぎ始めました。なかなかの泳ぎっぷりです。
【写真上①】 「坊や、のんびり空ばかり見てないで、飛ぶ練習をなさい」「えっ、あのカラスさんみたいに空を飛べるの?」
【写真上②】 「いいえ、飛ぶのは水の中よ」「水の中を飛ぶ?!」
【写真上③】 こわごわ水に入る。「あれ、水の中って気持ちいいや!」
【写真上④】 思い切ってドッボーン!水中を通行中の大人「うわっ、上から誰か落ちてきた。交通規則守れぇ!」それを見ていた両親「じぇ、じぇー!」
【写真左】 「わぁ、飛べた、飛べた、陸より自由に動ける!」と泳ぎに夢中。

2013/06/22
今年生まれた2羽の仔ペンギンは、岡にいるときは親に甘えてばかりです。両脇から親を挟み盛んに大声で「ママ、お腹空いたよう」「うるさいわねぇ。この時間だとアジはまだ解凍中よ」【写真右】
コンクリートのナイトルームから少し離れたところにある木の小屋で抱卵していたペンギンが抱卵を終了していました。フンボルトペンギンたちの出産の季節は終わったようです。

2013/06/23
仔ペンギンは、いまでは自由自在に水中を羽ばたき、何にでも興味を示します。今日も来園した子供たちへのサービスに大忙しでした。【写真上⑤】


2013/07/20 ペンギンのど自慢大会
今日は〝ペンギンのど自慢大会〟のようです。出場者は3羽。それぞれが気に入った場所、ナイトルームの上、ナイトルームの脇、そして写真では見えませんが、左端の水際に陣取ります。
【写真上①】 舞台の下に聴衆がゾロゾロ集まってきました。
【写真左】 最初に歌ったのはナイトルーム上のペンギン(写真の上のほうのペンギン)。高い位置から、音程の少ないラッパを吹いたような声が響きます。
【写真上②】 次は、中段、テラスのように見栄えのする場所の2番目が、オペラ歌手のようにオーバーな仕草で歌います。
【写真右】 そして3番目。左下水際で、デカイ口を開け、その音の大きいこと。
3番目が終わると上段の1番目に戻り、2番目、3番目と交代で歌が続きます。聴衆のペンギンたちは熱心に聴いているようですが、一緒に聞いている来園者(人間)には、どれが上手いのか下手なのか、最後まで分かりません

2013/08/04
今日はペンギン舎の大掃除。フンボルトペンギンたちは、飼育スタッフが来てナイトルーム付近の岩場を強い水圧の水で徹底的に洗い始めたため、皆でぞろぞろ水のなかへ。ところがその水も減り始め、いつもは来園者の前をさっそうと泳ぐのが、残った水のうえを腹ばいでよたよた動くので精一杯です。【写真上③】
このときは全部で12羽いました。

2013/08/07
フンボルトペンギンの羽毛が生え替わっている(換羽)ようです。【写真上④】
(島貫様)

2013/08/10 ★動物たちの主な移動(平成25年5月1日~平成25年7月31日)★
フンボルトペンギン(♀1死亡)、フンボルトペンギン(性別不明2繁殖、うち1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 29)
全部で15羽いました。


2013/08/12
ペンギン舎の清掃作業の様子。【写真上①】
右側のかたは実習の学生さんだそうです。
(島貫様)

2013/08/31
カメラに向かいちゃんとポーズをとってくれるフンボルトペンギン。【写真上②】

2013/09/14
少し涼しくなり、のんびりくつろくフンボルトペンギンたち。【写真上③】

2013/10/06
日光浴する今年生まれたフンボルトペンギンの幼鳥。まだ産毛に覆われ大人のような黒い筋が胸にありません。【写真左】

2013/10/12 秋の動物園まつり
右足の指を切り入院しているフンボルトペンギンが紹介されました。現在、ヒナも含め18羽いるそうです。また、ペンギン舎の裏側にある水槽の水をろ過して給水するポンプ室も紹介されました。夏期は冬期の2倍は稼動しているそうです。
(バックヤードツアー)

2013/10/19
今日はペンギン舎で何かのロケが行なわれました。ペンギンたちはいつもと違う雰囲気に「何だ、何だ?」と興味津々、普段、まとまりの悪い連中が集まり、飽きもせず眺めていました。【写真上④】

2013/10/26
首の下がいくぶん黒ずんで来たように見える幼鳥。大人の模様になる前触れでしょうか。【写真右】


2013/11/16
ペンギン舎に張り出された成長の度合いを示すプレート。【写真上①】
そして陸の上ではのんびりくつろくペンギンたち。【写真上②】
土曜日、閉園時間を過ぎても、ペンギン舎が賑わっています。他の動物園なら「はい、閉園時間です」と来園者を追い出しに掛かるところでしょうが閉めずに様子見していました。夢見ならではの光景です。【写真上③】
(島貫様)

2013/11/30
日没前、地平線に近づいた太陽は、真横からペンギン舎を照らします。加瀬山の樹々やペンギンたちの黒い影が白い壁にくっきり映され、ゆっくり移動します。ペンギンたちは日没まで魅入られたように、じっと、その幻想的な影を眺め続けます。ペンギン舎の冬の風物詩が始まりました。【写真上④】




2014/01/11
中ほどの巣穴でフンボルトペンギンの巣篭りが始まりました。動物公園では、例年、このころになると繁殖に必要な準備で忙しくなります。

2014/01/18
去年生まれた子。何にでも興味を示し表情が豊かです。【写真左奥】

2014/02/08
大雪の中、ペンギンが元気に泳いでいました。【写真左手前】
(島貫様)

2014/03/08
巣造りで忙しいフンボルトペンギンたち。【写真右手前】

2014/03/22 春の動物園まつり
バックヤードにある動物病院には入院中のフンボルトペンギンが3羽ほどいました。【写真右奥】
(バックヤードツアー)


2014/03/23
繁殖期を迎え巣穴は満杯です。去年生まれた若鳥などは、少し離れたところで一緒になっていました。【写真上①】

2014/04/05
繁殖期のフンボルトペンギン舎。どの巣穴にもペンギンのカップルが見られます。【写真上②】

2014/04/12 & 13
暖かくなり来園者も増えてきました。フンボルトペンギンたちは来園した子供たちへのサービスに大忙しです。【写真上③】

2014/04/19 飼育の日
ペンギン給餌タイムの様子です。整理券がなくとも誰でも見学できました。【写真上④】
(島貫様)


2014/04/26
来園者は一度ここに座り込むとフンボルトペンギンが次々とやってくるため、なかなか離れられなくなります。【写真上①】

2014/04/29
この時期フンボルトペンギンの巣穴は巣造りで忙しいペアで一杯、巣穴の中では抱卵している姿も見られます。【写真左】

2014/05/12
清掃のため、ペンギン舎の水槽の水が抜かれました。【写真上②】
(島貫様)

2014/06/21
美しく輝く去年生まれた子供たち。首の下から左右に伸びる黒い線はまだはっきり現れていません。【写真右】
巣穴を出入りするつがいはいるものの、今年何羽生まれるのかまだ分かりません。

2014/07/20
去年生まれた子供たちの両羽根の下から胸にかけ、大人の印である黒い線が現れました。1番左で上を向いて鳴いている個体です。これで幼鳥は居なくなりました。 今年、巣穴で卵を抱いている様子がないため、雛が生まれるかどうかよく分かりません。【写真上③】

2014/07/25
昨年産まれた個体のようですが、最初の換羽らしく真っ白になっていました。上の嘴が欠けているのが心配ではあります。【写真上④】
(島貫様)

2014/07/26
嘴が欠けた白い個体は、ペアができているらしく、一生懸命、相手を羽繕いしていました。【写真上左】
影を追うのが大好きです。来園者の手の影を追っていつまでも遊んでいました。【写真右】


2014/07/27
まるで水球の試合でもしているように、みんなで隅に集まりバシャバシャやっていました。涼しそうです。【写真上①】

2014/07/29
清掃のため水槽の水が抜かれました。フンボルトペンギンたちが木漏れ日のなか、舞台に勢揃いした姿は、まるでコンサート会場でスポットライトを浴びているようです。【写真上②】
少しずづ水が入り始めました。まだ少ない水のなか、可愛らしく泳ぐ姿が、来園者を喜ばせていました。【写真上③】
(島貫様)

2014/08/05
別のもう一羽も換羽で白くなっていました。寄り添っているのは親でしょうか?【写真上④】
(島貫様)

2014/08/13 ペンギン換羽中
毎年7~8月頃、繁殖期のひと段落したフンボルトペンギンたちは年に1度の換羽をします。1年前に生えた古い羽毛が一斉に新しいものに生え換わります。そのため、換羽中はボロボロの姿となります。
換羽の前には急に食欲が出てきて、よく食べ、よく太りだします。これは、換羽で多くのエネルギーを消費するので、体力をつけるため。また、野生下では、餌の魚を食べるためには海に潜らなくてはなりませんが、換羽中は羽の防水機能が落ち、皮膚に直接水がついて体温を奪われてしまうため、泳いで魚を獲りに行けなくなるためです。
もっとも、動物園で産まれ育ったペンギンたちばかりなので、換羽中にもかかわらずプールに飛び込む者もいます。換羽中は体力を消耗し、元気のないことが多いです。口をあけて苦しそうにしている個体もいますが、ご心配なく。さらには、苦しさからイライラして怒りっぽくなる個体もいます…。
個体差もありますが、2週間程度で換羽は終わります。その暁には、すっきりした白色部分のまぶしいペンギンたちに会えることでしょう。
(ゆめみにゅーす VOL 33)

2014/08/31
換羽が終わり、すっかり大人の毛になった去年生まれの仔。白かった胸には、大人の印、黒い蝶ネクタイが現れました。【写真左】

2014/09/17
水が抜かれ、隅っこに勢揃いしたフンボルトペンギン。全部で15羽いました。【写真右】
(島貫様)


2014/09/28
換羽が終わった仔ペンギン。真っ白な羽毛に蝶ネクタイの模様がうっすらと現れました。【写真左奥】

2014/10/04
来園した子供達は泳ぐペンギンと一緒に走り、【写真上①】
その上では抱っこされた子供が一生懸命ペンギンを眺めます。【写真上②】
動物を至近距離から見れる〝夢見〟ならではの光景です。

2014/10/18
いつもの静けさはどこへやら、今日は何羽ものフンボルトペンギンが猛スピードで泳ぎ、弾みをつけると、豪快に宙へ飛び出す妙技で来園者を沸かせていました。【写真左手前】

2014/10/19
昨日の豪快さはどこへやら、今日は普段の〝の~んびりし過ぎ〟の姿に戻っていました。【写真上③】

2014/10/25
閉園間際にペンギンへの餌やりが行なわれ、来園者は興味津々。【写真上④】
(島貫様)

2014/11/08
14羽全員1枚の写真に収まってくれました。【写真右手前】

2014/11/22 幻想的な季節の到来
強い夕陽で水面が壁に映し出され揺らめいています。それをみんな飽きもせす、日没までうっとり眺めています。【写真左奥】
夕方、子供たちが、腕を伸ばし手の影を壁に映します。影絵芝居のように手の形が動くたび、ペンギンたちがそれに合わせ首を振ったり、追ったりする光景が見られるようになりました。【写真右奥】

2014/12/21
嘴の上側が折れ短く見えるペンギンが1羽泳いでいました。元気そうな様子でしたが、これを見た子供たちは心配そうな声をあげていました。【写真左手前】






2015/02/09
閉園時の餌やり風景です。【写真上①】
(島貫様)

2015/02/21
岩場で壁に映る自分の影を飽きず眺めるフンボルトペンギンがいました。現在、ペアで巣に入っているのは、3~4組のようです。

2015/02/24
清掃中のペンギン舎。水が抜かれた水槽の底を泳ぐ代わりにヨチヨチ歩くペンギンに、訪れた園児たちは大喜び。【写真上②】
(島貫様)

2015/03/22 春の動物園まつり
動物病院に2羽入院していました。【写真上③】
(バックヤードツアー)
現在、夢見には、9組(18羽)のペアがおり、日本全体では1500羽いるそうです。特徴は嘴の根本がピンクなことです。
(園内での説明)

2015/04/08
凍てつく雨の中、プールの水を抜いての清掃作業。たいへんそうでした。【写真上④】
(島貫様)

2015/04/11
暖かいからか巣篭りしている数羽を除き、みんなで集まって日光浴です。【写真左奥】

2015/05/10 & 06/06
10羽いました。

2015/06/01
フンボルトペンギン舎で1羽が治療を受けていました。残りのペンギンは、自分も捕まって治療されるのではと恐れ、そわそわ動き回っていました。【写真左手前】
(島貫様)

2015/06/07
お知らせしたペンギンの治療ですが、脚に魚の目のようなものができるらしく、それの治療だったようです。
(島貫様)

2015/06/27
思い思いの恰好で、のんびりくつろぐフンボルトペンギン。水の中では魚のように素早く動くのに、陸の上では見る者をイライラさせるほど、まったりした動きです。

2015/08/08
暑い日、水辺で思い思いの恰好で過ごすフンボルトペンギン、上のくちばしが欠けた個体も元気です。【写真右】


2015/10/19
まるで空を飛ぶように水中を自由自在に泳ぐフンボルトペンギン。水中に動く影が見えるとすぐに寄ってきます。【写真上①②】

2015/11/07
水中で泳ぐときは機敏に動くのに陸のうえでは動くそぶりも見せません。【写真上③】
またのんびりと水に浮かんでいるときもあります。【写真上④】


2015/11/15 秋の動物園まつり
動物病院に入院中の8羽のフンボルトペンギン。【写真上①】
(バックヤードツアー)

2015/11/28
表にいた全員。みんな思い思いの恰好での~んびり寛いでいました。

2015/12/02
一緒に遊んでくれるため子供達に人気のフンボルトペンギン。【写真上②】

2015/12/04
冬至が近くなり夕日がペンギン舎を横から射す季節になりました。水面の影が壁に反射しペンギンたちが影と遊ぶ季節の到来です。【写真右】

2015/12/12
いつもの、のんびりした動作はどこへやら、みんな水の中で思う存分動き回っていました。【写真上③④】




2016/01/08
新年を迎えたペンギン舎、相変わらず子供達の人気を集めています。【写真左】

2016/01/10
3連休の中日、ペンギン舎の前には大勢の来園者が押しかけ、ペンギンたちの水中での華麗な動きに見入っていました

2016/01/23
午後は直接日があたる熊野神社よりの場所に集まります。【写真右】

2016/02/04 ★動物たちの主な移動(平成27年11月1日~平成28年1月31日)★
フンボルトペンギン(♂1 死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 39)


2016/02/27
暖かくなりペンギン舎ナイトルームの上を行くフンボルトペンギン。【写真上①】
巣篭りが始まったペンギン舎。各部屋の中にワラが敷かれペアになったペンギンが忙しく出入りしていました。【写真上②】
相変わらず来園者には愛想のよいフンボルトペンギン。【写真上③】

2016/04/03
ペンギン舎ナイトルームで抱卵中の相棒を見詰めるフンボルトペンギン。オスとメスが交代で抱卵しますが、春の動物園まつりでの説明では、今年は繁殖制限のため擬似卵にすり替えられているそうです。【写真左】
水中を颯爽と泳ぐ姿。地上でのゆったりした動きとはちがい敏捷です。【写真上④】

2016/04/26
ペンギン舎の個室は右端を1号室とすると左端の7号室まであります。3号室の住民が、空の1号室からせっせと草を運んでいました。【写真右】

2016/07/23
巣ごもりのシーズンは終わり、みんな外でのんびり。9羽いました。


2016/08/06
夏の盛り、みんな暑い日差しを浴びながら、暑がりもせずのんびりしていました。さすが温帯性のペンギンです。【写真上①】

2016/09/02
夕方、高い樹の影がペンギン舎の壁に映りはじめ、それをじっと眺めるペンギン。でもよく見ると目をつぶっているペンギンのほうが多いのですが姿勢は崩しません。【写真上②】

2016/10/01
夏のあいだ空いていた巣穴として使用する部屋にフンボルトペンギンが入っていました。一番右の部屋です。他の部屋はまだ空いているようです。

2016/10/12
秋を迎えたペンギン舎。巣穴に入っているのは右端に1羽だけ。あとはペアで巣穴前に陣取ったりしていました。

2016/10/15
右の巣穴前が賑やかです。【写真上③】

2016/11/05
夕暮れ時、傾いた西日が木陰を貫き、ペンギン舎の壁に刻一刻と変化する幻想的な影を映し出します。ペンギンたちは日没まで飽かずこれを眺め、ときには自身の影と遊びます。冬至を挟んだ前後数か月の期間ですが、今年もそんな季節が到来しました。【写真左】

2016/11/20 秋の動物園まつり
フンボルトペンギンの特徴は胸にある黒い縁と顔のまわりのピンク色です。今年、ペンギンたちの腕につける識別のタグが赤と白の新しいものに変わりました。現在、全部で17羽いますが、本日展示されているのは11羽です。残りはバックヤードにある動物病院にいます。
(動物リレーガイド)
その動物病院内では6羽が勝手気ままに動き回っていましたが、バックヤードツアー客が入って行くと、その足元を抜け、奥にある箱や明るい窓際に移動して行きました。【写真上④】
(バックヤードツアー)

2016/12/24
新しい腕輪を自慢そうに見せるフンボルトペンギン。【写真右】





2017/01/22
巣ごもりの始まりでしょうか。ペンギンたちが巣穴に出入りしたり、ワラや枝などを運び込んでいます。【写真上①】

2017/01/29
フンボルトペンギン舎には巣穴用の仕切られた部屋が7つあります。繁殖期を迎え、右から1、3、5、7号室にペアの入居が始まっています。しかし、どこの動物園でも問題になっている近親交配を避けるため色々苦労があるそうです。

2017/02/01
動物公園によると〝ペンギンは当園では過去に近親交配が起きてしまっていることから、血統的に増やせないものが多く、疑卵へ交換することになりそうですが、すべてをそうするかはまだわかりません〟とのことです。

2017/02/17 ★動物たちの主な移動(平成28年11月1日~平成29年1月31日)★
フンボルトペンギン(♂2死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 43)

2017/03/23
2月9日に始まった鳥類の展示休止は3月20日に終了、水禽舎も展示を再開、フンボルトペンギンたちが元気な姿を見せてくれました。【写真上②】
巣穴では巣ごもりを続けるペンギンもいました。

2017/06/19
巣ごもりは終わったようで、みんな外に出ていました。ウイークデイの午前中は、幼稚園や小学校の団体さんが何組も訪れ賑やかです。【写真上③】

2017/07/22 & 24
フンボルトペンギンの毛が抜け、今年の換羽が始まりました。【写真上④ 7/22】
表にいたのは13羽でした。

2017/08/04 獣医の日記
 プールを泳ぐペンギンたちが気持ちよさそうにみえる季節です(一部は換羽中で苦しそうにボソボソになっているかもしれ ませんが…)。病気やけがなど事情があってバックヤードにいるペンギンにも、小さいプールを用意してあり、毎日気持ちよさそうに泳いでいます。
 こちらのバックヤードで長く暮らしている常連のペンギンがいます。趾瘤症といって、足の裏にタコのようなものができてしまい、それが骨に達してしまったためやむなく片足の指を切断したのですが、とても元気です。今は数日に一度、足を保護する靴代わりともなっている包帯を交換しつつ、状態の確認をしています。が、このようなことを数年も続けていると相手も慣れてくるもので、処置のために保定(捕まえて、治療しやすい姿勢を保つこと)していると、上手に体をくねらせていつのまにか人の腕から抜け出す寸前になっていたり、急に振り向いて反撃してきたりすることもしばしばです。さらには、つけたばかりの包帯をそのままの形ですっぽり脱いでしまうことも出てきました。これを脱ぐと、結局また巻かれる…ということにはまだ気が付いていないようで、しっかり足の裏を保護しておきたい我々との攻防はまだ続きそうです。
(ゆめみにゅーす VOL 45)

2017/08/06
換羽中のフンボルトペンギン。夏の熱さの中、大きく口を開けて呼吸していました。【写真左】


2017/08/17
換羽が進みフンボルトペンギンたちの体が輝き始めました。【写真上①】

2017/08/26
水中のフンボルトペンギン。【写真上②】

2017/09/16
今日も水中を賑やかに跳ね回っていました。【写真上③】

2017/11/10 ★動物たちの主な移動(平成29年8月1日~平成29年10月31日)★
フンボルトペンギン(♀1 死亡)。
(ゆめみにゅーす VOL 46)

2017/11/12 秋の動物園まつり
バックヤードにある動物病院には、小さな瓶に入った、生まれてすぐに亡くなったフンボルトペンギンのホルマリン漬けがありました。他にも種類の違う鳥の雛が入った瓶があり、これらは記録として保存されているそうです。
(バックヤードツアー)

2017/12/09
みんな同じ方向を向いたフンボルトペンギン。【写真左】

2017/12/23
水中でくつろぐフンボルトペンギン。【写真右】




2018/01/14 鳥インフルエンザ騒動
1月11日から始まった鳥インフルエンザ対策により、水禽舎入口はシャッターが降ろされ立ち入り禁止に。中を覗くとフンボルトペンギンが暇そうに泳いでいました。【写真左奥】

2018/02/06 ★動物たちの主な移動(平成29年11月1日~平成30年1月31日)★
フンボルトペンギン(♂1 搬入、千葉市動物公園)
(ゆめみにゅーす VOL 47)

2018/02/10
再開した水禽舎では、フンボルトペンギンたちが巣ごもりの時期に入っていました。

2018/05/30
大人はペアで巣に入っています。若いフンボルトペンギンは外で所在なさそうです。【写真上中】

2018/06/22
独特の鳴き声で合唱するフンボルトペンギン。【写真右】

2018/08/06 ペンギンのヒナ成長中!
実はフンボルトペンギンのヒナが誕生していました!当園においては5年ぶりとなります。
今までも産卵はしていたのですが、フンボルトペンギンは希少動物で、日本国内において血統が管理されており、当園の個体では繁殖をさせるのが難しい状況でした。
そこで、昨年の12月に千葉市動物公園からオスをBL(希少動物の繁殖を目的とした貸借契約)にて導入し、バックヤードにて当園のメスとペアリングさせ、ついに6月に2羽のヒナが誕生しました。
両親が2羽のヒナを育てるのはとても負担が大きく、さらにこの夏はとても暑いので、子育ての途中に母親が体調を崩してしまったこともあり、残念ながら1羽のヒナは死亡してしまいました。
今現在はヒナも順調に成長し、親子とも元気に過ごしていますが、暑さを少しでも和らげるために、扇風機を回したり、氷を置いたりと工夫をしています。。
今は両親が吐き戻したミンチ状の魚を食べさせてもらっていますが、自力で魚を食べることができるようになったら、親子一緒に展示でお披露目できると思いますので、ひなの成長を楽しみにお待ちください。
写真1:ヒナが2羽いたころ(7/10撮影)。【写真左】
写真2:最近のヒナ(8/4撮影)。【写真右】
どちらも千葉市動物公園から来たお父さんが守っています。
(公式FB)

2018/08/14 ★ピックアップ動物★  フンボルトペンギン 鳥綱 ペンギン目 ペンギン科
 南米チリやペルーのフンボルト海流沿岸に生息するペンギンです。野生では気候変動やネズミ等外来生物などによる生息環境の破壊などが原因で数を減らし絶滅が危惧されていますが、日本の動物園・水族館では生息地とよく似た気候や繁殖・人工育雛技術の高さにより、数を増やして、ペンギンの生理・生態の解明や保全に貢献しています。その増え方は順調、むしろ狭い日本では増えすぎというくらいで、血縁関係を調べて管理し、近親交配を避けています。そのためやたら繁殖させることはできませんが、現在バックヤードで一組の夫婦がひなを子育て中です。一度食べた魚を吐き戻して子どもに与えるため、両親の負担はとても大きく、職員も雛への給餌を補助したり、調子の悪くなった親の治療をしたり、気が 抜けません。
 年に一度の換羽では、水に入ってエサの魚を食べられなくなるため、事前に食いだめをしてしっかり太り、体力をつけます。春から夏に見られますが、夢見ヶ崎動物公園のペンギンたちは大体7月から8月です。換羽が始まると羽はぼさぼさでまばらになり、汚れて苦しそうな表情になりますが、ご心配なさらず見守っていただければと思います。
(ゆめみにゅーす VOL 48)

2018/08/14 ★動物たちの主な移動(平成30年5月1日~平成30年7月31日)★
フンボルトペンギン(性別不明2繁殖・1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 48)

2018/08/19
換羽がおわり純白が映える姿に得意そうなフンボルトペンギン。【写真左】

2018/08/25
すぐ目の前を涼しそうに泳ぐ姿にこどもたちは大喜び。【写真右】

2018/09/18 ペンギンのヒナ成長中!②
前回の投稿から1ヶ月以上が経過し、ヒナが少しずつではありますが、着実に成長しています。ヒナらしい産毛が少しずつ抜け、9/2にはプールで初泳ぎ!今では産毛は全て抜け落ち、体の模様こそ大人とは違いますが、胸には斑点も出てきて、すっかりペンギンらしくなりました。この模様は次の換羽を迎えると、大人と同じになります。さらには数日前より、展示デビューへ向けて、他個体との同居と、自力で採食をするための訓練を始めました。このように少しずつ準備をしていますので、皆様にお披露目できる日も近いかもしれません・・・
【写真左】 産毛もあとわずか(8/25)。
【写真右手前】 初泳ぎ!(9/2)。
【写真右奥】 家族そろって(9/18、左:ヒナ、中央:父、右:母)。
(公式FB)

2018/09/29 ペンギン仲間入り!
一昨日の9月27日、アクアワールド茨城県大洗水族館より2羽のフンボルトペンギンがやってきました!
この2羽はペアになっており、当園での繁殖が期待されています。
2週間ほどは検疫のためバックヤードで過ごし、それから展示にデビューする予定です。
お披露目まで楽しみにお待ち下さい!【写真左】
(公式FB)

2018/10/11 ペンギン新顔仲間入り
以前からしばしば近況を報告していたペンギンのひなですが、ヒトの手から魚をモリモリ食べ、体重も安定してきたので、両親とともに10月12日に展示プールにデビューする予定です。
また、大洗水族館から繁殖のためにやってきたペアの検疫が終わり、こちらも同時に展示プールへ仲間入りする予定です。
個体の健康状態などによっては予定変更があるかもしれませんが、 ニューフェイス達の展示プールデビューをどうぞお楽しみに!
【写真右: 展示に出る準備のため、個体識別のタグを装着しました。】
(公式FB)

2018/10/13 一生懸命運んでいます!
【写真左奥】 9月の終わりごろからペンギンの展示場にある物を設置しました。
【写真左中】 シュロと言う植物の葉の茎を切って割いたものです。
【写真左手前】 このシュロは巣の材料となるもので、ペンギン達は自分達でこれを部屋へ持っていき巣を作ります。
【写真右】 夢見ヶ崎動物公園のペンギン達はまもなく産卵の時期に入ります。そのため只今、巣作りの真っ最中!
巣材を探しに陸部を歩き回る姿や シュロを咥えて運んでいるところ、 他のペアの部屋から巣材を横取りしているところ等など、様々な行動が観察できます。
主に雄がシュロを運んできますが、 その一生懸命な姿がとても愛らしいです。
(村田)(公式FB)


2018/10/13 賑やかなペンギン舎
ヒナ1羽、大洗から来た2羽など5羽が加わり、産卵の季節を迎えたペンギン舎は俄然賑やかになりました。あちこちで小さな羽を広げ天井に向かってラッパのような吠え声を発する個体、シュロの葉を咥え忙しそうに巣穴に運ぶ個体、巣穴はどこもいっぱいで、その周りをうろうろしている個体もいます。産卵とは関係ないヒナは1羽、外にぽつんと残されていました。
【写真上①】巣穴の上で下の騒ぎに背を向けるフンボルトペンギン。
【写真上②】少し高いところで羽を広げ求愛の吠え声をあげるフンボルトペンギン。
【写真左】新しく仲間に加わったペアの巣穴でしょうか。そこへ何羽も首を突っ込んでいます。
【写真右】巣穴の前は何羽も行ったり来たり、中を覗いたりと、台風24号が来る前ののんびりした雰囲気はありません。真ん中はポツンと残されたヒナ。
【写真上③】小さな羽を広げ上を向きラッパのような求愛の声をあげる成鳥。手前はヒナ。

2018/10/14 ペンギン新顔仲間入り 報告
10月12日に5羽のペンギンが展示プールに仲間入りしました。【写真上④】
元からいたペンギンたちが新顔5羽を取り囲む場面もありましたが、大きなトラブルなく馴染んでくれて、すぐに落ち着きました。
すべてが初体験のはずのひなは、そわそわする私たちを尻目に、広いプールでぐんぐん泳ぎ、誰も教えていないのに、当然のような顔で潜水もしています。【写真上⑤】
新顔たちにも、ぜひ会いに来てください。
(公式FB)

2018/10/27
先日までの忙しさはどこへやら。大人はみんな巣穴に閉じこもり、子供たちは巣の外で泳いだりのんびり寝たりしていました。【写真左】

2018/11/02
来園者が振る草の茎と戯れるフンボルトペンギン。【写真右】

2018/11/03 (訃報)ペンギンのひなについて
先日、ペンギンのひなが産まれて展示にデビューしたと報告させていただきましたが、11月1日に残念ながら死亡しました。
解剖の結果、先天的に心臓が弱く、循環不全を起こして死亡した可能性が考えられました。
もともと成長が遅く、なかなか身体が大きくならなかった子ですが、順調に育ってくれている様子だったので大変残念です。
今回この子から学んだことを、次に生かしていきたいと思います。【写真左右】
(公式FB)

2018/11/06 ペンギンに新顔が仲間入りしました
 10 月から 5 羽のフンボルトペンギンが展示プールに仲間入りしまし た。バックヤードで産卵・子育てしていた親子と、大洗水族館から来たペアです。展示プールでは、元からいたペンギンたちがヤンキーのように肩を揺らして歩いてきて新入りを取り囲み、ぐいぐい迫っていきましたが、大きなトラブルもなく仲間入りできました。
 子育て組は当初 2 羽孵化したものの、1 羽のひなが展示前に残念ながら死亡し、ひなのために頑張り続けた母親も一時体調を崩して危険な状態になり、職員がひなへの給餌を手伝ったり、賢明な治療を行ったり、 色々ありました。また、体が小さかったものの展示開始後も元気にしていたもう 1 羽のひなも、残念ながら内臓の先天的な異常で死亡してしまいました。うまくいくことばかりでありませんが、短い間にあったいろいろな出来事すべてに学び、ペンギンたちの今とこれからに還元していきたいと思います。
(ゆめみにゅーす VOL 50)

2018/11/06 ★動物たちの主な移動(平成30年8月1日~平成30年10月31日)★
フンボルトペンギン(♂1♀1搬入:大洗水族館、♀ 1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 50)

2018/12/15
冬至が近くなり加瀬山では、午後、陽が斜め横から射すようになりました。ペンギン舎の壁には周りの樹々や来園者、ペンギン自身の影が映されるようになり、影が動くとペンギンたちがその影と戯れる時期の到来です。【写真右】




2019/01/21 ペンギンのガイドを行います
1月26日の午後、埼玉動物海洋専門学校海洋生物飼育学科2年生の学生たちが、授業の一環として「フンボルトペンギンについてのガイド」を実施します。
体のつくりに隠された秘密や野生でのくらしなど、ペンギンたちに関する様々な情報をお届けします。
日時:2019年1月26日 13:45?14:45
場所:夢見ヶ崎動物公園 ペンギンプール前
お時間のある方は、是非聞きにいらしてください!
(公式FB)

2019/01/26
1月26日、埼玉動物海洋専門学校の学生さんによるフンボルトペンギンの詳しい説明が行われました。

2019/02/04 ★動物たちの主な移動(平成30年11月1日~平成31年1月31日)★
フンボルトペンギン♂1 死亡
(ゆめみにゅーす VOL 51)

2019/02/10 雪で遊ぶ温帯ペンギン
昨日、関東は雪模様。
夢見ヶ崎動物公園でも、うっすら積るほどの雪が降りました。
当園で飼育しているフンボルトペンギンは、チリやペルーの温帯地域で暮らしており、寒さが苦手なタイプと言われてます。
現在繁殖時期で、部屋の中で過ごしているペンギンが多いですが、飼育担当が興味深い動画を撮影してくれました。
フンボルトペンギンは泳いでいる魚を捕えて食べているため、目の前で動くモノを目で追う習性があり、落ち葉や飛来する蝶、野鳥の影などを追う姿を観察することがあります。今日のフワフワと降ってきた雪にも興味を持ったのだと思います。
まるで雪で遊んでいるように見えますね。【写真左】
(公式FB)

2019/02/10 学生さんたちによるペンギンガイドを行いました。【写真右】
1月26日(土)に、埼玉動物海洋専門学校の授業の一環として、海洋生物飼育学科2年生の学生さんたちによる「フンボルトペンギンガイド」を実施しました。
今回の授業では、フンボルトペンギンについて調べた上で、伝えたいことを簡潔にまとめ、解説パネルの作成も学生たちが自分たちで行います。
職員もそのシナリオを事前に確認させてもらい、どんな発表になるんだろう?と、とても楽しみにこの発表の日を迎えました。
当日は少し肌寒い中にもかかわらず、お子様連れのご家族をはじめ、たくさんのお客様がペンギン舎前に集まっていただけたので、学生さんたちは少し緊張の様子でした。
4つのグループが、テーマの異なる解説を約5分ずつ、順番に発表する中で、それぞれグループの工夫や個性が見られました。
ペンギンが海の中で息継ぎをせずに●秒も泳いでいられる能力を紹介し、みんなでやってみよう!と、息を止めるゲームをしたり、世界のペンギンの種類をきれいにまとめてみたり。
一生懸命覚えてきたセリフが、緊張のせいか詰まってしまった時には、お客様もにこにこと待ってくださり、暖かい雰囲気に包まれた発表時間となりました。
この発表を職員も見学させていただき、ペンギンたちのたくましい姿、そして野生での状況などみなさんに楽しく聞いていただけるよう、自分たちももっと練習しなくては!と大変刺激になりました。
全班の発表のあとは、当園の職員による、手作りの「飛び出す絵本」や「ペンギンパペット」を用いたペンギンガイドを行いました。
聞く人に興味をもっていただけるよう工夫を凝らしたガイドは、学生さんたちも「とても勉強になりました!」とのことでした。
春の動物園祭りでは、さまざまな動物について飼育員によるガイドを行います。
ぜひお越しください! (松井)(公式FB)

2019/02/16 ペンギンひな誕生!
フンボルトペンギンの雛が1羽誕生いたしました!
卵から孵ると、しばらくは親ペンギンのお腹の下で温められながら、餌をもらって成長していきます。その為、我々飼育員でさえも雛の姿を見ることはほとんどできません。
昨年もバックヤードにて2羽の雛が誕生していたのですが、夏の酷暑の影響や、初めての子育てを頑張りすぎてしまったことで、親ペンギンが体調を悪くしてしまい、さらには雛自体の体の問題などで2羽とも亡くなってしまいました。今回は展示場に出てから最初の育雛になるので、少し心配な事もありますがペンギン達には無理をせずに頑張ってほしいと思います。
来園者の方には、雛が見えなくてもどかしいかもしれませんが、親ペンギン達が一生懸命育てているので、温かく見守っていただけるよう、お願いいたします。
成長の様子は Facebook にて適宜お知らせしますので、続報をお待ちください。【写真左】
(公式FB)

2019/02/22 フンボルトペンギンの雛、元気に育っております!
朝、清掃後にピーピーと元気な雛の声が聞こえ、部屋を覗いて見ると母親の脇から顔を出しており、動画を撮影することができました。
母親がお腹を上げることなく、雛を隠したまま頭や首を動かしています。これはヒナを守るため撮影者を威嚇している動作です。
母親には嫌な思いをさせてしまいましたが、雛が元気でいることを確認でき、安心しました。
雛の鳴き声も録音できましたので是非音声をONにして見てください。【写真右】
(公式FB)


2019/03/24 春の動物園まつり
キーパーズガイドで餌を貰うフンボルトペンギン。【写真上①】
2月14日にひなが孵ったときの様子など説明されました。

2019/04/21 飼育の日
今年の2月生まれの純白に輝くヒナ。胸の黒い模様はまだありません。【写真左】
ヒナを守るように若いペンギンたちがゾロゾロくっついて歩きます。【写真上②】
キーパーズトークでは換羽期は水に入れないこと、血統を守るための疑似卵についてなどの詳しい説明がありました。【写真右】

2018/05/04
母に餌をねだる子供。【写真上③】
貰うときは口移しです。【写真上④】

2019/05/05 ★動物たちの主な移動(平成30年2月1日~平成31年4月30日)★
フンボルトペンギン(性別不明 1繁殖)
(ゆめみにゅーす VOL 52)

2019/05/11
外にいたのは全部で11羽でした。


2019/06/01
フワフワの産毛で大きく見えたフンボルトペンギンの赤ちゃんは、だんだん体が締まってきました。でも母親への甘えは相変わらずです。【写真上①】

2019/06/08
繁殖期は終わったようで日中沢山ある巣穴のほとんどは空いています。今年生まれた子供。大分大きくなり泳ぎ始めていますが子供らしさも残しています。【写真左】

2019/06/13
餌をねだる2月生まれの子供。【写真上②】

2019/06/23
フンボルトペンギンの換羽が始まりました。【写真上③】

2019/07/03
輝くばかりに美しい今年2月生まれのフンボルトペンギンの仔。【写真上④】

2019/07/06
親離れが始まり一羽で過ごすことが多くなったフンボルトペンギンのヒナ。【写真上⑤】


2019/07/28
今年生まれて半年のフンボルトペンギンの仔。右隣の大人と比べると胸に黒い線がない産毛に覆われています。【写真上①】

2019/08/10
換羽中のフンボルトペンギンが増えています。換羽中は水に入れないため、鬱陶しい顔でじっと暑い日を浴びています。【写真左】
換羽中でない個体は水中をまるで空を飛ぶように泳いでいました。【写真上②】

2019/08/17
水中で来園者の影を追うフンボルトペンギン。【写真上③】
今年2月に生まれた仔。【写真右手前】
みんな夏への換羽が終わりスッキリした姿に。【写真右奥】
ペンギン舎ではホースに穴を開けた簡易噴水が熱い岩場を冷やしていました。

2019/10/15
涼しくなりペアで巣に入るフンボルトペンギンが増えてきました。【写真上④】


2019/10/21
今年始めに生まれた仔。こんなに大きくなりました。【写真上①】
フンボルトペンギンたちの巣穴への出入りが増え巣作りのため枝を運ぶ姿が見られるようになりました。【写真上②】

2019/10/25
ペンギンは、繁殖シーズンを迎え、巣材のシュロをせっせと部屋に運ぶ姿が見られます。たまに、他のペアの部屋から巣材を盗んだり、盗まれたり…なんだか忙しそうです。
(公式FB)

2019/11/04
皆で集まり何やら〝談合中〟のフンボルトペンギン。終わるとさっと解散です。それにしても何の相談?【写真左】

2019/11/09
今年始めに生まれたフンボルトペンギンの仔。少しづつ大人になってきました。【写真上③】

2019/11/16
フンボルトペンギン。巣穴ではペアが巣作りの最中。手前左は胸に黒い横筋がある大人の姿。右はまだ筋のない今年生まれの子供。【写真右】

2019/11/22 秋のゆめみ”車”マルシェ出店情報 11/23,24
今日は関東も凍えるような寒さとなりましたね。
ペンギンたちは、元気に泳いでいる子もいますが、泳いでいるペンギンの数が少ない…と感じる方もいらっしゃるかもしれません。
この時期は巣の中で卵を温めているペアが多く、オスとメスが交代で卵を温めています。
職員も、巣の中を覗くと威嚇されることもしばしばあります。
卵が無事に孵って、かわいい赤ちゃんに会えると良いなぁ…と思いながら、ソッとしておくようにしています。【写真上④】
(公式FB)

2019/12/28
冬至を過ぎ、ペンギン舎は、午後、1年でもっとも低い角度からの日が加瀬山の樹々を通して射し込み、ペンギン舎の壁に幻想的な影が映し出されます。それをうっとり眺める者、壁に映った影と遊ぶ者など、ペンギンたちにとっては楽しい季節です。【写真上⑤】

2019/12/29
大人のフンボルトペンギンは巣ごもり中で残された子供たち。奥にいる大きいのは今年生まれた仔です。【写真右】





2020/01/19
フンボルトペンギンの親たちは巣ごもり中。去年生まれの仔はのんびり日光浴。【写真上①】

2020/01/29 ペンギンのヒナ すくすく成長しています
フンボルトペンギンのヒナが今年も生まれました。
11/1に産卵した卵が12/13に孵化し、展示場にある巣の中で、親鳥に大切に育てられました。親鳥に餌をねだっている大きな鳴き声が聞こえてくることも!
今はすでに親鳥の大きさの2/3くらいまで育ち、生まれた時の、グレーのふわふわの羽は抜けてきています。【写真上②】
ヒナの成長はとっても早いので、あと1ヶ月後にはオトナ個体と同じような、泳ぎに適したつるんとした羽になります。【写真上③
どこにいるか見つけられますか?天気のいい日などはひょっこり巣から出てくることもありますのでぜひペンギンプールをのぞいてみてください!
(松井)(公式FB)

2020/02/01
昨年12月13日に孵化したフンボルトペンギンのヒナ。左から3番目の部屋から出てきました。左は親。【写真上④】
一昨年生まれた子供。新しく生まれたヒナに興味津々です。【写真左】
新しく生まれたヒナを前に両親がラッパのような大声を出していました。【写真右】
ヒナを守るため、愛情表現、それとも仲間を寄せ付けないため?

2020/02/07 ペンギン子育て中
 昨年12 月、フンボルトペンギンのひなが1羽孵化しました。餌の時間になると両親のどちらかがダッシュして早くエサをよこせとねだり、大量の魚を食べ、自分で魚を採れないひなのため、吐き戻して与えています。もう片方は巣穴で留守番ですが、エサ調達担当と留守番担当がちゃんとちょくちょく入れ替わり、負担を公平にしているようです。
 巣穴に引きこもってほとんど姿の見えなかったひなですが、1月下旬に巣立ちしてひょっこり出てきました。鳴き声も大きくなり、動物園が静かな時間帯だと離れた事務所前でも聞こえるほどなので、ぜひ耳を傾けてみてください。
(ゆめみにゅーす VOL 55)

2020/02/07 ★動物たちの主な移動(令和元年11月1日~令和2年1月31日)★
フンボルトペンギン(性別不明 1 繁殖)。
(ゆめみにゅーす VOL 55)


2020/02/15
2ヶ月前に孵化したフンボルトペンギンのヒナと、【写真左奥】
1年前に生まれた仔。【写真左手前】

2020/03/07
フンボルトペンギン舎の巣穴から鳴き声が聞こえます。大人の鳴き声とは違う気がします。12月に生まれた仔の声でしょうか。それとももう1羽生まれたのでしょうか。

2020/04/17 (現在臨時休園中) ペンギンプール
4月16日、ペンギンプール清掃を行いました。
最近気候が良くなってきたため、ペンギンプール水抜き清掃の間隔が短くなってきました。
冬の間は3週間持ち堪えましたが、現在は10日もするとコケだらけに。
夏場は週1ペースになります。
【写真上①】清掃風景。
【写真上②】清掃後の風景。
【写真上③と右手前】 清掃前。
【写真上④と右奥】 清掃後。
(鈴木)。(公式FB)

2020/04/19
閉鎖された水禽舎入口から覗いたペンギン舎を覗くと、去年12月に生まれたヒナは元気そうでした。

2020/04/27 (臨時休園中) 4月26日ペンギンプール清掃(略称ペンプー)
前回プール掃除をしたのが4月16日。
10日でコケが復活しました(前回投稿の写真コピーではありません)。【写真左】
最近のペンギンたちは食欲旺盛!
職員がバケツを持って入ると群がってきます。
注意してアジを与えないと、間違って指を突かれます(笑)。【写真右手前】
本日のペンプーも、業務用ケルヒャー、激落ちくんを駆使し、洗って擦って、ひたすら洗って擦ること3時間半。。。きれいなプールに。【写真右奥】
コケのこびりつきが大分しぶとくなってきました。
気候も良くなり、次のペンプーは果たして何日後でしょうか。
(鈴木)(公式FB)

2020/04/29 (臨時休園中) ペンギンの足裏チェック
これはペンギンプール清掃終了後、プールに水を張る前に毎回行っているペンギンの足裏チェック。
特定の個体なのですが足裏に趾瘤症といわれるタコのようなものができている個体がおり、歩行に負担をかけているような場合は、ニッパーでトリミングして整形、軟膏を塗って解放しています。
趾瘤の状態が悪い場合は、入院させ、投薬治療を行います。
足裏チェックの際には、ペンギンを落ち着かせるために顔にタオルをかぶせ、腹ばいに保定します。
保定とは「治療を円滑に進めるために動物の体を押さえる」ことなのですが、常に力を入れて押さえつけているわけではなく、動物の動きに合わせて力を入れ具合を変化させています。
保定者の役割は重要で、保定の良し悪しで治療に要する時間も変わってきます。
保定されることは動物にとってはとても嫌な(負担な)ことなので、できる限り早く治療をして早く解放することが重要になります。
(鈴木)。【写真左奥と左手前】
(公式FB)

2020/05/09
水禽舎入口から見えるフンボルトペンギン。【写真右】


2020/05/25 初夏のペンギンプール清掃
本日もペンギンプール掃除。前回から中10日の作業です。大分気候が暑くなってきているせいか、業務用ケルヒャーで落とすことができない、夏のコケが増えてきておりました。
ということで、後はひたすら人力です。ペンギン達はプール内の擦り作業が終わるまで、陸部で待機してくれています。(鈴木)。【写真左奥と上①②】
(公式FB)

2020/06/06
元気に泳ぐフンボルトペンギンの仔。【写真上③】
陸のうえではのんびり。【写真上④の右側】

2020/06/24 仔ペンギンの成長
去年の12月に孵化した仔ペンギンですが、最近飼育員の手から魚を食べるようになりました!
これまではプールの中で食べることが多かったのですが、現在は環境にも慣れてきたのか、他のペンギンを押しのけて、我先にと魚を食べる姿も見られるようになりました。
新しい一面を見つけたと同時に、ちょっとした成長を感じた瞬間でした。(畑野)【写真左手前と右】
(公式FB)


2020/08/01
換毛期に入ったフンボルトペンギン。今年生まれたヒナは輝くばかりに美しい姿です。【写真上①】

2020/08/03 変化の季節
「あのペンギン病気かな?」と、羽根が抜けているペンギンを指さしているお子さんを最近よく見掛けます。
大丈夫です!病気ではないんです。
繁殖期を終え、ただ今フンボルトペンギンたちは、全身の羽根が生え変わっている真っ最中。これは「換羽」といって、ペンギンでは一年に一度みられる現象です。
換羽中のペンギンの羽根は防水力が著しく低下し、水中での採食がしづらくなります。
換羽前は、いつもより餌を多く食べ(いつもの2~3倍は食べます)、体重もかなり増え、換羽に備えます。
基本的に換羽中は餌をあまり食べないので換羽が始まる前と後では見た目が大きく違います。
換羽中のペンギンはモコモコしていてまた違った魅力があります。
【写真上②】換羽前の個体と換羽中(太っている)個体
【写真上③】【写真上④】換羽中の個体
【写真上⑤】換羽の終わった個体
(高橋)(公式FB)

2020/08/13 ペンギンの換羽
フンボルトペンギンの換羽が始まっています。 地域にもよりますが、夢見ヶ崎動物公園のペンギンの換羽は毎年真夏です。ただでさえ暑い中、換羽は体力を消耗し、苦しそうにハアハアしている姿に少し心配になることもあります。 成鳥は白いお腹に散りばめられた黒い模様の1枚1枚までそのまま生え替わりますが、2年目の幼鳥はこれまでのヒナの色から、【写真左】
成鳥の模様に、【写真右】
劇的な変身を遂げます。 まったく見た目が変わってしまうので不思議な感じもしますが、本人はもちろん、周囲も気にせず これまで通り接しています。見たは大人になっても、行動の端々にまだ成熟しきっていない様子が垣間見え、微笑ましくもあります。
(ゆめみにゅーす VOL 57)

2020/08/13 獣医の日記
  お客さんから見えない動物病院にはいろいろな動物が入院しています。これを書いている現在は高齢のため群れでやっていけなくなったテンジクネズミや傷病野生鳥獣が数えるのも嫌になるほど、白内障で完全に目の見えないブラウンキツネザルのマロ(34 歳のご高齢!)、皮膚の調子が悪いニホンアナグマのきなこや趾瘤症と嘴の不正があるフンボルトペンギンなどなど…。入退院による入れ替わりもありますが、長期の入院から居候と呼べる存在もいます。
 ブラウンキツネザルのオス、ユメオもその1 頭に仲間入りしました。白内障で目が見えなくなり、朝に部屋から外へ出ると出入り口がわからず、 夕方部屋に入ることができなくなってしまったので、病院の空き部屋で余生を過ごしてもらうことになりました。
 引っ越し当初は緊張して餌を食べられませんでしたが、今は餌を取り合わなくても十分食べられる環境に慣れ、落ち着いてリラックスしていま す。視力はほとんどありませんが、明るさはわかるようで、昼間は外を眺め、遠くから聞こえる仲間の声に呼応して鳴くこともあります。
  ヒトでは白内障は手術で治る病気です。イヌでも専用のレンズが開発され、手術ができるようになってきました。将来は野生動物である彼らにも手術ができるようになるかもしれません。もちろんそれには獣医が日々勉強しなければならないので、今日も専門の本や雑誌を読み、最近はコロナウイルスの影響で開催できない勉強会にもそのうち行き、僭越ながら彼らの役に立つための努力を惜しんではいけないと気を引き締めているところです。
(ゆめみにゅーす VOL 57)

2020/08/21 ペンギンが衣替え 夢見ヶ崎動物公園
 夢見ヶ崎動物公園(幸区南加瀬・村木芳夫園長)のフンボルトペンギンが1年に1度、古い羽根が新しく生えかわる「換羽」の時期を終えようとしている。同園の約15羽のペンギンも、半分以上が”衣替え”を完了している。
 換羽は7?9月に見られる現象。換羽中のペンギンの羽根は防水力が低下するため、水中での採食がしづらくなるという。そのため、換羽前は通常の2?3倍の餌を食べ、体重を増やして換羽に備えるという。
 同園担当者は「換羽を終えたペンギンたちは元気に泳いでいます」と話している。【写真右:換羽中のフンボルトペンギン(8月3日撮影、同園提供)】
(タウンニュース)




2021/05/14 動物病院の動物紹介 その1
初めまして、岩下です。4月から動物病院で、入院動物や保護された傷病野生鳥獣の飼育担当をしています。動物病院は園路から見えない所にあり、来園者の皆様に見て頂く機会はなかなか無いため、このような形で動物病院の動物たちを紹介していけたらと思っております。
このペンギンは、趾瘤症(しりゅうしょう)という足の病気の治療のため入院中です。 また下の嘴(くちばし)が折れ短くなってしまい、自力での採食が困難なため、毎日手渡しでサポートしてアジを与えています。
最初は、アジの向きや角度が難しいため苦労して与えていましたが、色々と工夫をして与えてみたところ、最近は私の手から上手に食べてくれるようになり、餌の時間になると扉を開けたすぐその先で待ち構えています。【写真左右3枚】
(岩下)(公式FB)

2021/05/22 ペンギンは水中ゴーグルをつけている?
鳥類(ペンギン)の目には、第三の目蓋(まぶた)と言われる半透明の薄い膜「舜膜(しゅんまく)」があり、眼球の保護や保湿をする役割りがあります。ペンギンが水中に潜るとき、目の内側から舜膜が「パッ」と眼球を覆い、水中ゴーグルのような役割りを果たしています。
(ペンギン舎の掲示)

2021/07/02 ペンギンの個体識別
現在、夢見ヶ崎動物公園では16羽のフンボルトペンギンを飼育しており、個体識別のため、左右どちらかの翼(フリッパー)の根元に、色分けされた『タグ』を二個付けています。【写真左奥: ペンギン61番とタグ】
左についている個体がオス、右がメスになります。このタグの色や配置などにより個体番号を見分け 健康管理等を行っています。【写真左中: ペンギンタグ番号確認表】
先日のペンギンプール清掃時には、以前よりタグが外れてしまっていた49番♀と61番♂のタグを再度取り付けしました。【写真左手前: ペンギン49番】、【写真右: ペンギン61番】
ペンギンのタグに注目して観察していただけると、どの個体も顔立ちや性格に違いがあることや、個体同士の関係性も分かり、普段とは違う楽しみ方ができると思います。是非タグを覚え、お気に入りの個体を見つけていただけると嬉しいです。
(森屋)(公式FB)

2021/09/03 宮前図書館 市内のペンギン知って ~ 企画特集14日まで
 宮前図書館(岡野正志館長)は9月14日まで、「ペンギンと夏を乗り切ろう」と題したコーナー展示を行っている。
 同展は新型コロナの影響で外出が制限される中、市内でペンギンに会うことができる事や魅力を知ってもらおうと、職員の山下美咲さんが企画。館内の一角で、ペンギンや南極に関する本約70冊だけでなく、夢見ヶ崎動物公園(幸区)の協力を得て、同園で飼育しているフンボルトペンギンの写真や案内なども展示している。山下さんは「本の貸出状況は良い。興味を持ってみてもらえているのでは」と話す。
 山下さんは昨年10月から同館に配属され、今回が初の特集企画。ペンギンを題材に選んだ理由は「個人的に好きな動物で、大人にも子どもにも楽しんでもらえる本が多い。市内でペンギンに会えることを知らない人も多く、知って欲しかった」と語る。
 同図書館では職員がコーナー展示を不定期で企画。これまでにメンタルヘルスや認知症、保育園に関する特集などに取り組んできた。
 岡野館長は「特集は利用者さんに幅広く興味を持ってもらえる。今後も継続して続けていきたい」と話した。
(タウンニュース)


2021/09/09 フンボルトペンギンたちの衣替え
当園では、毎年7-8月になると、全身の羽が生え変わる『換羽』の時期を迎えます。
(換羽の紹介ページ)
https://www.facebook.com/125585734800482/posts/587396241952760/
羽の抜け方は、頭から抜けていく個体や背中から抜けていく個体など様々です。
また換羽途中の古い羽(モコモコと浮き上がった)の残り方も多様で、模様のように見えることもあり、これを観察するのも楽しみの一つです。
そこで、担当飼育員の独断と偏見で選ぶ『印象的だった換羽模様』ベスト3を発表したいと思います。
第3位
61番♂(左翼茶橙タグ)。【写真上①】
ライオンのたてがみのような羽の残り方をしていました。
この個体は性格がキツく、写真を撮る際にもカメラに容赦なく飛びかかってきました。
第2位
66番♀(左翼茶茶タグ※現在は右翼にタグあり)。【写真上②】
背中の一部にだけ羽が残ってしまい、なんとも言えない可愛さがありました。
翌日には残った羽は、すべて綺麗になくなっていました…
第1位
64番♀(右翼茶青タグ)。【写真上③】
頭だけ綺麗に換羽し首周りに多くの羽が残ってしまい、まるでひだ襟のドレスを着ているかのようなくらいオシャレに見えました。
64番は当園のペンギンたちの中で最も顔のピンク色が鮮やかで美形な顔立ちをしていることから『美人ペンギン』という愛称で一部飼育員の間で呼ばれています。その美人さが相まってひだ襟が際立ち、より華やかに見えました。
ランキングはいかがだったでしょうか。
換羽が終わったペンギンたちはペンギンプールで元気に泳いでいます。【写真右】
残念ながら今年の換羽はほぼ終了しています。
来年の換羽を楽しみにペンギン達に会いに来て頂けると嬉しいです。
(森屋)
(公式FB)

2021/09/11 唯我独尊
ペアでない限りいつも行動がバラバラなフンボルトペンギン。【写真上④】


2021/09/19 
フンボルトペンギン 元気な最年少コンビ 2021年9月に性別が分かりました
姉スピカ 2019年2月14日生まれ 右茶色2つ
父親譲りのがっしりとしたくちばしと堂々とした振る舞いからオスではないかと思われていましたがメスと判明しました
弟スモア 2019年12月13日生まれ 左茶と黒色
一番若く好奇心旺盛つつき合いではいつも姉スピカに負けてしまいます。【写真上①】
(ペンギン舎の掲示)

2021/10/09
水中では活発に動くのに陸ではいつもじっとしたままのペンギン。【写真上②】

え!? あのペンギン どうしちゃったの!? 病気なの!?
ご安心ください
夏になるとボサボサの姿を見かけることがあります。
これは換羽といって、1年に1度 古くなった全身の羽が抜け、きれいな羽に生え換わる時の姿なのです。
2~3週間ですっかり美しくなりますので その変化をよーく観察してくださいね。【写真上③】
(ペンギン舎の掲示)

2021/11/08 獣医の日記
 動物園の動物病院には治療で一時的に来る動物だけでなく、入院している動物もいます。長期にわたって入院している個体は展示でお客さんの目に触れる機会はなくなりますが、職員にとってはむしろなじみ深い顔であり、存在感も大きくなっていきます。
 先日、10年以上入院していた25歳のメスのフンボルトペンギンが死亡しました。もともと足の裏に趾瘤というこぶのようなものができ、悪化して骨が溶けてしまったことから足の指を切断する手術を行、また、嘴の変形により他のペンギンのように泳ぎながら餌を取ることができなかったため、展示で暮らしていくことが難しい個体でし た。
 1羽だと元気がなくなってしまい、つがいのオスが付き添い入院していた時期もありました。餌は魚を手渡しで与えるのですが、時々職員を選ぶことがあり、普段よく世話をしているかどうか、治療などで嫌なことをされているかなど全く関係なく、この人からは食べる、あの人からは一切食べない…という基準が謎のこだわりを見せることもありました。そして、嘴の変形のため食べるのがとても下手なので、魚の大きさ、くわえさせる角度、タイミングなど、かかわった職員を散々悩ませ、工夫させてくれたのはよい思い出です。
 動物園の役割は、お客さんから見えない部分の方に多く詰まっていると感じることが多々あります。動物の健康管理もそのひとつです。正解がわからないことも多い中、経験や過去の例を生かしつつ、やはり同じ個体はいないので悩みながらの試行錯誤を続けています。
(ゆめみにゅーす VOL 62 )

2021/11/08
★動物たちの主な移動(令和3年8月1日~令和3年10月31日)★
フンボルトペンギン(♀1 死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 62)

2021/11/10
落葉をのんびり眺めるフンボルトペンギン。【写真上④】

2021/12/25
フンボルトペンギンの巣ごもりが始まりました。【写真上⑤】




2022/01/21 最近の動物たち【フンボルトペンギン】2022.1/夢見ヶ崎動物公園。
最近、太ったのが多いと気がついた。肥満化は性別が関係あるのかないのか?ややメスの方が目立つかな。今の時期は、食べ盛りなのかも。 もうすぐで3歳になるスピカ♀も丸くなってきた。もう大人と大きさ変わらないね。このメス、昨年は太り過ぎで食事制限をさせられてたけど、今年はそのままで良いみたい。実はこの子、繁殖が期待されている大事な体なのです。他のカップルは、既に子だくさん。近親交配を防ぐために、これ以上子どもを増やせないんだけど、この子は大丈夫だそう。なので、飼育員さんに体調をしっかりと管理されているのです。ちなみに、写真の奥に見えるのが「偽卵(ぎらん)」です。【写真左】
孵化(ふか)させたくない卵は、この偽卵に入れ替えます。温めているペンギンは、しばらくするとそれ(偽卵)に気がついて、巣から出してしまいます。可哀そうな気もするけど、仕方がないですね。
「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2022/01/23 動物たちへの年賀状コンクール~年賀状展
優秀賞を受賞した作品。【写真右】
(公式FB)

2022/02/15 スモア、3歳の誕生日 2022.2.14/夢見ヶ崎動物公園
昨日はバレンタインデーでしたが、夢見ヶ崎動物公園の最年少フンボルトペンギン・スモア♂の誕生日でもありました。3歳になったんだね 体が大人のペンギンと同じくらいになってきた。1年前の写真と比べると、頭も体もがっしりしてきた感じ。足の大きさで比較すると、その成長がよく分かる。飼育員さんによると、食欲は旺盛だそう。父親のワスケ(別名・魔王)が大きいので、同じようになるかもしれない。体は大きくなったけど、まだこの子は遊びたい盛り。歩くのも、泳ぐのも、挙動が他のペンギンたちとは違うので、見ていて楽しい。好奇心も旺盛で、水槽の前にいる子どもの動きに合わせて泳ぐことも。ずっと、このままでいてくれるといいんだけどな。誕生日おめでとう、スモア
「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2022/06/04
表に出ていたのは9羽でした。【写真右】


2022/06/18
飼育員さんからアジを口に入れてもらうフンボルトペンギン。【写真左】

2022/07/10 最近の出来事 2022.7/夢見ヶ崎動物公園
フンボルトペンギンは換羽(かんう)が始まっていた。1番手は体の大きなワスケ♂ (通称・魔王)で、暑さで苦しいのか、口を開けて「ゼー、ゼー」 している。換羽とは「全身の羽が生え変わる」ことで、1年に1度、乗り越えなくてはならない試練。この時期はエサを口にせず、泳ぐこともできず、じっと耐えるしかない。そして、古い羽が抜けて、下からキレイな羽が出てくるのだ。【写真上①②】
茶色と紫のタグを左側のフリッパーに付けたオスのペンギン。この子も息苦しそうにしていた。でも、羽はボロボロになっていないから「換羽」ではなさそう。【写真上②】
後日、飼育員さんに保定され、獣医さんに注射を打ってもらっていた。病気で、肺が苦しいのだとか。早く良くなるといいね。【写真上③】
(ナミキデザインのブログより抜粋)

2022/07/16 ペンギンだより 【フンボルトペンギン】 5月に入り気温が上がって、食欲旺盛です!
夢見ヶ崎動物公園では、年間を通し安定して入手できるアジを、1日10キロ(約300匹)、朝昼夕の3回に分け15羽のペンギンたちに与えています。
アジの食べ方は個体により様々で、個体ごとに向きや大きさを変え与えています。夏場になると10キロ以上食べる日もあり、担当飼育員の手からはアジのにおいがとれません。
(フンボルトペンギン舎の掲示)
フンボルトペンギンたちは、雨を嫌がる様子もなく、いつもと同じようにじっとしていました。【写真上④】


2022/07/21 フンボルトペンギン『衣替えのお話』/夢見ヶ崎動物公園
namiemi が描く 『夢見ヶ崎動物公園 案内』。【写真左】
今回の新作は、フンボルトペンギンの『衣替えのお話』 です。
動物案内は、これが35作目となります。
全体を見渡せる場所の壁面に貼っていただきました。【写真右手前】
昨年も 『換羽の案内』 を描きましたが、今年は少し内容を変えてのご紹介です。
古い羽の抜ける過程がとてもユニークなので、それを楽しんでいただけたらと思います。
この動物園で一番若いペンギン 『スモア♂』 を例に、ご紹介しましょう。【写真上①】
2021年8月、換羽が始まりました。換羽前に、エサのイワシを腹いっぱい食べて栄養を蓄えます。まだ体の小さなスモアも、こんなに太っています。【写真上②】
この時点だと、お腹よりも下にあった羽は抜けています。古い羽は自分のクチバシを使って抜くので、抜きやすい所から変わっていく感じです。ほぼ抜けていますが、クチバシの届かない所は残っています。【写真右奥】
残りの羽は自然に抜けていくみたいです。全ての羽が抜け変わって、キレイな体になりました。【写真上③】
スモアは他のペンギンたちよりも白い羽がより白くて、輝いて見えます。良かったね、スモア!スモアの姉・スピカの換羽も頭付近が面白い抜け方をしてました。笑。【写真上④】
最後に、一昨年(2020年)に初めて換羽をした時のスモアの写真。【写真上⑤】
おもろカワイイでしょ。今年は、どんな姿が見られるか楽しみ~
(ナミキデザインのブログ)


2022/08/07
来園者との距離が近く人気の水禽舎のフンボルトペンギン。【写真左】

2022/08/11
フンボルトペンギンたちは、現在、換羽の真っ最中。【写真上①】
一番若いスモア♂も無事に今年の換羽を終えた。
今は、ピカピカ。【写真上②】
(ナミキデザインのブログより抜粋)

2022/08/17
毛替わり中のフンボルトペンギン。毛替わりの時期はペンギンたちの年齢などにより少しずつ違うような気がします。【写真右】

2022/08/29 換羽も終盤を迎えました!
ペンギン61番を筆頭に始まった夢見ヶ崎動物公園ペンギンたちの換羽ですが、全15羽中13羽の換羽が無事に終わりました。
換羽とは年に1度全身の羽根が生え変わることを示しています。
本来羽根は、冷たい水から体温を保つとともに撥水効果で体を早く乾かす役割を持っています。
しかし、古くなった羽根は傷んでしまい本来の機能を発揮できなくなってしまうため、古い羽根から新しい羽根へと『換羽』することにより羽根本来の機能を維持しています。
換羽中はほとんど泳がずじっとしていることが多くなります。
羽根の抜け始める部位は個体によってさまざまで仲の良い夫婦はお互いに抜き合うことで短期間で終わることもあります。
換羽が終わったペンギンたちはプールに入れるようになり、のびのびと泳いでる姿が多く見られるようになりました。【写真上③】
(森屋)(公式FB)

2022/09/29
大声で鳴き、羽ばたいてるつもり?のフンボルトペンギン。【写真上④】

2022/10/15
高いところから辺りを眺めるフンボルトペンギン。これ鳥の本能?。【写真上⑤】
水槽の中を行ったり来たり。子供たちのお相手で今日も忙しいフンボルトペンギン。【写真左】


2022/10/22
洗浄機でペンギン舎を掃除。【写真上①】

2022/10/22 進む鳥インフルエンザ対策
水禽舎のニシトビがいる野鳥舎は既に対策が終わり、鳥獣舎も完全に密封されていました。キジ・クジャク舎は作業の最中で、これでペンギン舎とフラミンゴ舎を除く全ての鳥舎は外気と遮断され、これが来年、春の終わりまで続くことになります。

2022/10/29
相変わらず高いところが好きなフンボルトペンギン。【写真左】

2022/11/04 ★ピックアップ動物★ フンボルトペンギン 鳥網 ペンギン目 ペンギン科
 フンボルト海流の流れる南アメリカ沿岸に分布するペンギンで、野生では個体数が減少し絶滅が危惧されていますが、日本の動物園水族館では安定して繁殖させることができています。
 原則としてつがいになった♂♀は繁殖期が終わってもそのまま関係を継続し、つがいの片方を何らかの理由で捕まえると大騒ぎで攻撃してくるなど、強い絆があります。 中にはその強い絆を1 羽だけでなく、複数の相手と結んでしまう個体もいます。ある♂は午前と午後で別の♀と一緒の部屋で過ごし、部屋の外で♀同士がこの♂を巡って大喧嘩をすることもしばしば、♂は知らん顔して止めもしません。
 野生動物には彼らのルールがあり非難はできない、ましてや擬人化してその感情を推し量るのは無意味ですが、当事者たちの穏やかではない様子を見ると様々なことを考えずにはいられません。【写真右】
(ゆめみにゅーす VOL 66)

2022/11/05
ペンギン舎全景。子供を除きそれぞれがペアで巣部屋に入るようになりました。巣ごもりが始まったようです。【写真上②】

2022/11/12
ペンギン舎の巣部屋に卵らしきものが2個。本物の卵か疑似卵か、それとも別のもの?【写真上③】

2022/12/08
巣部屋の上の岩場に集まった3羽。何を話しているのでしょう。【写真左】

2022/12/29
年の瀬を迎えたフンボルトペンギン舎。繁殖期に入っているためか賑やかです。[写真右]




2023/02/07 ★動物たちの主な移動(令和4年11月1日~令和5年1月31日)★
フンボルトペンギン(♂1 死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 67)


2023/02/11
岩山で遊ぶ子供たち。繁殖期で大人は巣ごもりの最中です。【写真上①】

2023/02/18
巣穴の前で上を向き羽根を広げ吹き損ないのトロンボーンみたいな声で啼くフンボルトペンギン。巣の中や外のあちこちから聞こえます。その度に物見高い何羽もがゾロゾロ動いて巣の中を覗いたり、啼いたペンギンを囲んだりしています。出産シーズンに見られる光景のようですが、今年は生まれたのでしょうか。【写真上②】

2023/02/28 最近の出来事 2023.2/夢見ヶ崎動物公園
フンボルトペンギンは、巣作りに精を出している最中。
巣作りが上手なワスケ♂(別名・魔王)が、上から落ちてきた枝を巣に運ぼうと奮闘していた。長い枝を咥えて、巣の中に入ろうとするが… 【写真上③左】
両壁につっかえて、そのしなりで 「ビヨーン」 と後ろに弾かれていた。 笑 。【写真上③右】
ワスケの息子スモアが 「ボワ~~」 と鳴き声を出していた。3歳になったスモアだけど、鳴き声を聞いたのは、この時が初めて。とうとう大人になっちゃったのかな。【写真④】
ちなみに、姉のスピカは2月14日で4歳になった。
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/04/01
仲睦まじい巣ごもり中のフンボルトペンギン。【写真左】

2023/04/30 最近の出来事 2023.4【後篇】/夢見ヶ崎動物公園
次は、全然心配ではない話。 最年少フンボルトペンギンのスモア♂は、自分の部屋が無い。
またもや、排水口の上でくつろいでいた。
相変わらずカワイイ~ 。【写真右手前】
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/07/08
フンボルトペンギン2羽が大声で啼いていました。【写真右奥】


2023/07/22
右端の部屋で抱卵中らしいフンボルトペンギン。卵が疑似卵かどうかは不明です。【写真上①】
鬱陶しい暑さの中、毛替わり中のフンボルトペンギン。大変そうで、お気の毒としか言いようがありません。【写真上②】

2023/07/24 ペンギンたちの換羽が始まりました。
トップバッターは昨年同様、61番♂(きくらげ)でした。
胸の羽根が綺麗に抜け、ぽっかり穴があいたような姿はいつもにも増して可愛かったです。【写真上③】
(公式FB)

2023/07/31 最近の出来事 2023.7/夢見ヶ崎動物公園
ここ最近、体温を超えるほどの猛暑が続いている。さて、動物たちは、どうしているかな?
この時期恒例、フンボルトペンギンの換羽。昨年に続き、オスのワスケ(別名・魔王)が早々に済ませていた。【写真④】
王の息子、最年少のスモアは、何と、換羽の真っ最中だというのに泳いでいるではないか。 笑 いつものように、かまってほしい様子。【写真⑤】
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/08/08 ★動物たちの主な移動(令和5年5月1日~令和5年7月31日)★
フンボルトペンギン(♀1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 69)

2023/08/31 最近の出来事 2023.8/夢見ヶ崎動物公園
毎年恒例のフンボルトペンギンの換羽は、ほとんどの子が終わっていた。換羽の期間は餌を食べず、じっとしていることが多いが、今では元通り、元気に泳いでいる。
そのペンギンに悲しい出来事が。
『ワルツ♀』が死んでしまったのだ。心不全だそう。突然のことなので、驚いた。【写真左】
ワルツは、「美人ペンギン」として知られていた。顔のピンク色が鮮やかで、胸の斑点模様が無くて真っ白。体の丸みは美しい曲線を描き、スラッとしたスタイル。【写真右】
ワルツは、この動物公園で唯一、卵をかえすことが許されたペンギンだった。(他のカップルの卵は、繁殖調整の為、疑卵に変えられます)
今年、ワルツが産んだ卵は、「もうそろそろ、かえるかな?」というタイミングで、忽然と消えてしまった。
カラスの仕業と言われているけど、定かではない。
その後、相棒ペンギンが死んでしまうという悲劇が。
そんなこともあって、余計に悲しいのです。
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/10/14
外にいたのは全部で10羽でした。

2023/10/15
同じ方向を向いて飼育員さんを待つペンギンたち。【写真左】
(平田)

2023/11/01 2019年生まれのペンギン♀スピカです。
お父さん譲りのガッチリした体に強気な性格で時々他のペンギンと小競り合いしている場面を見かけます。
食欲旺盛で餌の時間には扉の前で待ちきれんとばかりに待っています。
右の翼に茶色いタグを2本付けているのが目印です。是非探して見てください!【写真右】
(公式FB)

2023/11/16 ★動物たちの主な移動(令和5年8月1日~令和5年10月31日)★
フンボルトペンギン(♂2♀1死亡)
ゆめみにゅーす VOL 70

2023/11/22 本日11/22 はいい夫婦の日ということで仲睦まじいペンギン夫婦を紹介します!
60番♂(左)と58番♀(右)は餌を食べに来る時やプールで泳ぐ時もいつも一緒に行動しています✨ 産卵シーズンになると60番が巣材を集める一面も👀
抱卵も任せきりにせず交代しながら行い、飼育員からの信頼度も高い2羽です🐧 【写真左奥2枚】
(公式FB)

2023/11/30
巣ごもり中のフンボルトペンギン。何を話しているのでしょう。【写真左手前】

2023/12/10 最近の出来事 2023.12/夢見ヶ崎動物公園
スピカ♀の姿が見当たらず心配していたら、部屋にいるではないか。【写真右手前】
(スピカは宿無しで、これまでずっと外で過ごしていた)
スピカも4歳10か月。
「とうとう相手を見つけたか」と思ったんだけど…
・・・何と、一緒にいたのは、小柄なメス。【写真右奥】
飼育員さんによると、メス同士でカップルになることは過去にもみられたそう。
また、ペンギンの産卵が例年より遅れているという話を伺った。
「暖かいのが原因かも」と言ってました。
(ナミキデザインのブログ)




2024/01/16 最近の出来事 2024.1/夢見ヶ崎動物公園
続いて、フンボルトペンギンの情報を。
繁殖期に入り、ペンギンたちに変化が。
仲の良いカップルは巣作りを始め、既に産卵した子もいるようだ。
最も力の強いワスケ(通称・魔王)ペアは、何と!左側の3部屋を独占してしまったのだとか。
実は、このつがいが唯一「繁殖させてよい」そうなので、是非頑張ってほしい。
(その他のペアで繁殖させないのは、近親交配を防ぐための措置とのこと)
あれ?こんなところに木箱がある!
と思ったら、はいれる部屋がなくて、ずっと外にいたメス(55番)のために用意してあげたんだって。【写真左】
来月5歳になるスピカ(♀)カップル。
メス同士で相変わらず仲良し。
部屋に葉を敷き詰めて巣を作り、相手に乗りかかって交尾もしていた。
スピカ・・・ホントにメスなの?
(ナミキデザインのブログ)

2024/01/22 フンボルトペンギンは産卵が近くなると一生懸命巣材を探し集めます。
当園では園内に生育するシュロの葉を使用しています。
巣材を運ぶこのペンギンは前回紹介したスピカの父親で、後ろ姿がスピカにそっくりでがっちりしています(左翼に茶橙タグ)。
是非スピカと比べてみてください!【写真左】
(公式FB)

2024/02/14 ペンギン 66番(茶茶タグ)♀スピカが今日で5歳の誕生日を迎えました!🎉
ペンギン 66番(茶茶タグ)♀スピカが今日で5歳の誕生日を迎えました!🎉
最近では初めての産卵も経験し担当者は『立派に成長したなぁ…』と日々の成長をしみじみと感じています😌
遊びにいらした際は右翼に茶色いタグを2本付けたスピカに注目してみてみてくださいね👀。【写真右】
(公式FB)

 
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