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アメリカアカリス ホンドタヌキ
Raccoon Dog
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Profile

日本では馴染み深いが欧米では珍しがられる。北米では1万年前に絶滅。臆病な性格で「狸寝入り」は驚いて仮死状態になることを言う。巣穴を清潔に保つため、外の同じところ数箇所に糞をする習性があり「ためフン」と呼ばれる。冬眠はしないが秋になると冬に備え脂肪を蓄えるため体重は5割増える。ホンドタヌキのほか北海道にエゾタヌキがいる。

東京23区すべてに生息しており、川崎市内でも怪我をして保護された個体が動物公園で手当てのうえ回復を待って自然に戻されている。春と秋の「動物園まつり」で公開されることもある。

夢見では2017年6月3日から展示が始まりました。愛称は「ゲンマイ」と言います。

名 前 ホンドタヌキ(本土狸)
分 類 哺乳綱ネコ目イヌ科タヌキ属
学 名 Nyctereutes procyonoides viverrinus
英 名 Japanese raccoon dog
分 布 日本(本州、四国、九州)、中国、シベリア東部、極東アジア、ヨーロッパ。毛皮を獲るため旧ソ連に導入されたものが野生化、ポーランド、旧東ドイツを経て、フィンランドやドイツに生息。近年、フランスやイタリアでも目撃されるなど分布を広げている。
近年、日本に生息するタヌキはユーラシア大陸(ロシア、中国など)のタヌキとは別種とする研究結果が出ている。ホンドタヌキ(北海道以外)とエゾタヌキ(北海道)の2亜種に分けられる。日本では、里山、山野、都市部などに生息。
食 物 雑食性。木の実、木の皮、果実、昆虫、魚、小動物などを食べる。人家付近では生ゴミも。
特 徴 冬眠はしないが、冬には密生した毛と蓄えた皮下脂肪で寒さを乗り切る。決まった場所に排泄をする「ため糞」の習性がある。
基本的に夜行性。木の穴や岩穴で暮らすが、開発により元々の生息地が減ったこと、野犬が減ったため天敵がほとんどいなくなり、里山から民家近くまで分布、最近では生ゴミを狙い都市にも進出、東京都内では、池や河川のある公園や林の軒下や土管など巣穴になる場所が豊富なため、1980年頃から増え始め、23区内だけでも1000頭以上生息していると言われる。



2006/10/26
タヌキが保護されました。若い♀の個体です(写真は「ブログ「動物園からの手紙」」提供)。様子が良いので、早く体力つけて野生に返してあげたいです(ブログ「動物園からの手紙」)。

2006/11/07
保護され入院していたタヌキが元気を回復、多摩区宿河原で自然に帰されました。


2008/01/04
衰弱した疥癬だらけのタヌキを保護、入院させました。

2008/01/23
4日に保護されたタヌキは途中で化けてハクビシンになりました(ブログ「動物園からの手紙」)。


2009/07/21
歯が生え始めたオチビさんを保護しました(ブログ「動物園からの手紙」)。

    
  

2010/04/11
去年7月に保護されたと思われる固体が元気を回復し、今日の夕方、自然に帰されました【写真上左】。

2011/09/19 秋の動物園まつり
バックヤードツアーで保護されているタヌキが公開されました【写真上中】。

2012/03/18
春の動物園まつり、バックヤードツアーで、交通事故で複雑骨折したタヌキのレントゲン写真を使って動物病院の説明が行なわれました【写真上右】。野生動物が怪我をした場合、発見され保護されるまで時間がかかり、夢見ヶ崎動物公園の動物病院に持ち込まれたときには、治療しようにも手遅れで、それ以上動物を苦しめないため安楽死させることもあるそうです。

  

2016/03/21 春の動物園まつり
バックヤードツアーで、動物病院で入院治療中の白っぽい毛の野生のタヌキが公開されました。保護されてきた子供とのことで、全治すれば自然に帰されるそうです【写真上左】。

2016/11/20 秋の動物園まつり
動物病院で公開されたホンドタヌキ。人に慣れすぎ自然に帰せないそうです【写真上中と上右】(バックヤードツアー)。


2017/04/16 飼育の日
バックヤードにいた保護されたタヌキ【写真右】。

2017/06/03
旧オグロプレイリードッグ舎にホンドタヌキ登場。飼育の日にバックヤードで保護されていた個体でしょうか。環境が変わったためか、まだ飼育スタッフにも慣れていないようで、獣舎の中を落ち着きなく動き回っています。

2017/06/08 ホンドタヌキの愛称は「ゲンマイ」
「ホンドタヌキは一昨年、誤認救護(親が一時的に子どものもとを離れた際、人が近づいてしまい、親が子どもの元に戻れなくなったものが保護されたと考えられます。つまり誘拐です)され、人工哺育で育てた個体です。当初は成獣になったらリリースする予定で育てましたが、犬に近い動物であり、目が開く前からつきっきりで育てたためか、かなり人馴れしてしまい、野生で生きていくことは不可能と判断し、動物園で飼いつづけることになりました。愛称はゲンマイです」(夢見ヶ崎動物公園)。

2017/06/11
「ゲンマイ」は夜行性のためか日中はどこかに潜りこんでいるようで、なかなか姿を見せてくれません。出ているときは来園者に背を見せ飼育担当スタッフが入る入口で落ち着きなく動いています。それだけ、ここの環境慣れてきたということでしょうか。


2017/06/19
「ゲンマイ」は少しづつ落ち着きを見せるようになってきました。今日は来園者側の格子際にいましたが、じっとしていることはありません。

2017/06/24
小獣舎に少しづつ慣れてきました。ようやく正面からの写真を撮らせてくれました【写真上左】。

2017/07/08
「ゲンマイ」は以前より動作が落ち着いてゆるやかになり、だいぶ夢見の環境に馴染んできたようです【写真上中】。

2017/07/15
ここの環境に慣れ人懐っこさを見せ始めた「ゲンマイ」です【写真上右】。

2017/07/29
ここに来て2ケ月弱「ゲンマイ」はすっかり落ち着きを見せています。


2017/09/16
人気者の「ゲンマイ」【写真上左】。

2017/10/07
「ゲンマイ」は舎内に多い竹笹の向こうにいました。

2017/10/26
切株に座りくつろぐホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】。

2017/11/10 ★ピックアップ動物★ ホンドタヌキ 哺乳綱 ネコ目 イヌ科
 日本の山林や里山に生息し、小動物や果実などを食べる雑食性の動物で、特定の場所に糞をする「ため糞」の習性があります。日本固有種(日本にしか生 息しない)です。外来生物(もともと日本に住んでいなかった動物)であるアライグマやハクビシンなどと食性、生息域などが重なることで生存競争が起き、近年数を減らしています。
  当園のタヌキは 2015 年、赤ちゃんの時に子犬と間違って保護されてしまい、野生に戻すことができなかった個体です。野生のタヌキは、ほかの動物が掘った穴や樹木の根本などを巣にして子育てを行いますが、ほかの動物が近づくなどして巣が危険にさらされていると判断した母親が引っ越しをすることがあります。一度に4頭程度の子どもを産むので、まだ歩けない子どもを一度には運べません。そのため、何度かに分けて新居へ子どもを運んでいくのですが、新居が遠い場合は途中で子どもを適当な場所に隠して進んでいくこともあります。高速道路のサービスエリアのような感じでしょうか。このタヌキは、母親が隠したのが人通りの多い道路わきの側溝だったようで、見つけて集まってきた人間たちに驚いた母親が迎えに来られなくなったか、その前に人間が連れてきてしまったものと考えられます。
  昔から日本人の生活になじみがあり、近くにいたはずのタヌキは、今でもおそらく皆さんが思っているより近くにいます。いただけでびっくりされたり、その生態について知られなさすぎていたりするのは、すこ し寂しいことだなと感じています。【写真上右】(ゆめみにゅーす VOL.46 2017/11/06)

2017/11/12 秋の動物園まつり
バックヤードに保護されたホンドタヌキが1頭いました(バックヤードツアー)。

2017/12/16
冬を乗り切るためか「ゲンマイ」の体形がふっくらしてきました【写真右】。

2017/12/29
来年は戌年、夢見でもっとも年男に近いのは「哺乳綱ネコ目イヌ科タヌキ属」の「ゲンマイ」【写真右】でしょうか、それとも、園内を闊歩するネコ?、でも本物の犬もここにはたくさん来るし・・・。

  

2018/01/02
新年を迎えた「ゲンマイ」。去年の6月にお目見えしてから、その可愛い姿と人懐っこさで人気急上昇中です【写真上左】。

2018/01/20
酉年から戌年に変わったということで、当園にいる唯一のイヌ科動物を紹介したいと思います。
ホンドタヌキの『げんまい』です。当園がある、ここ加瀬山にも野生のホンドタヌキが生息していますが、げんまいは小さいころに、側溝に兄弟2頭でいるところを見つけられ、犬の赤ちゃんと間違われて保護されてきました。おそらく、親が移動する際に一時的に赤ちゃんを待たせていたのだと思うのですが、その際に人に見つかり、人だかりができてしまったことで、親が近づけなくなり、犬と間違われたこともあってそのまま保護されてしまいました。このような人的要因(野鳥のひなの誤認保護など)で野生動物が保護されることは少なくありません。
野生動物、とくに赤ちゃんは、野生の世界でお母さんに育てられて生きていくのが一番ですので、手を差し伸べたくなるかもしれませんが、基本的にはそのままにしてあげてください。
しかし、人間の活動がこれら野生動物の生活を脅かし、怪我をさせるケースがあるのも事実です。もしも「怪我をしていて動けない」のであれば、保護していただき当園に連れてきていただければ、野生に帰れるように治療しています。
どうぞご理解をよろしくお願いいたします。(公式FB)

2018/02/10
来園者に人気の「ゲンマイ」【写真上中】。

2018/03/18
今日も来園者に人気の「ゲンマイ」【写真上右】。


2018/04/22 飼育の日 キーパーズトーク
「ゲンマイ」への餌やり。餌は鶏頭。他の動物ほどバナナには興味を示さないようです【写真上左】。

2018/05/03
連休で沢山の人が訪れ嬉しそうなホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】。

2018/06/22
ホンドタヌキの「ゲンマイ」は元気です【写真上右】。


2018/07/21
暑さを避け暗がりで水を飲む「ゲンマイ」【写真上左】。

2018/08/26
暑さにぐったりのホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】。

2018/09/15
秋に入り少し元気を取り戻した「ゲンマイ」【写真上右】。


2018/11/02
人気のあるホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上左】。

2018/11/17
切株のうえにちょこんと座る「ゲンマイ」。座り方はハクビシン、アライグマ、ニホンアナグマと一味違います【写真上中】。

2018/12/01
格子によじ登り来園者と同じ目線に。ホンドタヌキの「ゲンマイ」は何を話したいのでしょう【写真上右】。

  

2019/01/19
格子をよじ登り動物公園事務所方面を眺める「ゲンマイ」。何を待っているのでしょう【写真上左】。

2019/01/26
ホンドタヌキの「ゲンマイ」。表情豊かで来園者を魅了しています【写真上中】。

2019/02/16 「ゲンマイ」はメス
園内配布の「春の動物園まつり」のチラシにあるタヌキの写真の説明に「ホンドタヌキ ゲンマイ(メス)」とありました。

2019/04/13
ホンドタヌキ。カメラ目線の?「ゲンマイ」【写真上右】。


2019/04/21 飼育の日
人懐っこい「ゲンマイ」【写真左】。キーパーズトークで甘える「ゲンマイ」。寝床は来園者から見て左端地中に埋められた土管(来園者から見えない)にあり、〝ため糞〟の場所は真ん中手前の伏せた側溝(U字溝)の中との説明がありました【写真右】。

2019/06/08
食事中の「ゲンマイ」【写真上右】。


2019/06/13
人懐っこいホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上左】。

2019/07/03
寝ていたのに来園者が近づくと上半身を起こしたホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】。

2019/08/05 すっきりしました
 今年は5月に急に暑くなったと思ったら、6月7月と梅雨寒が続いていますが、季節は確実に移り変わっており、動物たちも冬毛から夏毛へと換毛しています。
 冬毛と夏毛で色や模様がすっかり変わってしまうのはホンシュウジカ。くすんだ焦げ茶色から、オレンジがかった茶色の毛に木漏れ日を思わせる白い斑点模様へと変身しますが、どちらもその季節において森林では目立たない色合いです。
 夢見ヶ崎動物公園にいる他の多くの動物たちの換毛 は、ふわふわしたダウンコートが抜け、全体的にすっきりした印象になります。ホンドタヌキのげんまいはまさにその典型で、夏と冬では別の動物のようなシルエットです。
 キツネザルたちは特に尾がスッキリ、細く見えます。 レッサーパンダに至ってはみすぼらしく見えるほど尾が細くなります。
 ヤギたちは木の柵や職員手作りの網に体をこすりつけ、抜け毛を自分で落とします。オスのヤギやマーコールは自分の角が届く範囲をわかっているようで、角の先端で背中を掻いていることもしばしばです。
 色も体の大きさもあまり変わらないものの、顔周りで大きな変化があるのがロバで、冬毛の時だけ、立派な前髪が現れます。
 冬の姿と比べてみると、ほかにもまだまだ発見があるかもしれませんね。
(ゆめみにゅーす VOL.53)

2019/08/11
暑い暑い。ぐっすり眠るホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上右】。


2019/09/14
ホンドタヌキの「ゲンマイ」。毛が生え変わり1年でもっともスッキリ見える時期かもしれません【写真上左】。

2019/09/21
担当の鈴木さんに甘える「ゲンマイ」。くっついて離れようとしません【写真上中】。美狸の誉れ高い「ゲンマイ」【写真上右】。


2019/10/15
ホンドタヌキ。美狸?の誉れ高い「ゲンマイ」も時にはこんな顔に【写真上左】。

2019/11/04
ホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】

2019/11/16
冬への準備で肥ってきたホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上右】。

2019/12/12
沢山食べ込んで越冬体形が完成したホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真左】。

2019/12/28
ホンドタヌキの「ゲンマイ」。夢見で 2019 年人気ナンバーワンだったようです【写真右】。
  
  

2020/01/04
愛想のよいホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上左】。

2020/03/21
ホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】。

2020/04/15 (現在臨時休園中) 本日のどうぶつ ホンドタヌキ(ゲンマイ♀)
相変わらずの太鼓腹ですが、、、フワフワの冬毛が少し抜け始めました。
(鈴木)【写真上右】(公式FB)

2020/04/23 (現在臨時休園中) ゲンマイを手櫛(てぐし)してみました
ホンドタヌキのゲンマイ(♀)です。
薄らと冬毛が抜けてきています。
本格的な換毛は、もう少し先になると思います。
(鈴木)(公式FB)
【写真右は、撫でられたのがうれしくて鈴木さんの腕を舐める「ゲンマイ」。口と腕のあいだに赤い舌が見えています(動画より)】
  

2020/04/29 4/28 タヌキ ゲンマイの採血💉
夢見ヶ崎動物公園では毎年、蚊の発生する5月からレッサーパンダとホンドタヌキにフィラリア予防薬を投薬しています。
投薬前に、フィラリアに感染しているかどうか確認する必要があり、ゲンマイの採血を行いました(レッサーパンダはすでに実施済みです)。
ゲンマイは比較的慣れているため、抱きかかえてキャリー(手提げケージ)の中に容れることができるのですが、この時必ず作業服に肛門線の分泌物を飛ばされます。これがとても臭い(笑) 採血は麻酔をかけて行います。
動物病院へ移動して、キャリーごとポリ袋で覆い、吸入麻酔用のガスと酸素を送り込みます(写真上1枚目)
5分ほどでキャリー内でフラフラしはじめ、その数分後に動かなくなり、眠りはじめました。
キャリーを開けてゲンマイを引き出し、鼻にマスクを被せて麻酔状態を維持します(写真上2枚目)
体重計測。5.52kg。
採血開始です(写真上3枚目)。
無事に血液も採れ、フィラリア検査と併せて、血液検査(生化学)も実施しました。
結果はフィラリア陰性。血液検査値もすべて良好。
麻酔からの覚醒はとても早く、午後に展示へ。普段の生活に戻りました。
(鈴木)【写真上3枚】(公式FB)


2020/05/21 昨日のゲンマイ
換毛中のホンドタヌキのゲンマイですが、少し顔周りはスッキリしてきたでしょうか?【写真上左】
背中やお腹や足周辺の冬毛がボコボコと浮いてきているので、換毛のお手伝い。嫌がらずに大人しく抜かせてくれます。
写真の通り結構抜けましたが、まだまだ沢山残っています。【写真上中】
(鈴木)(公式FB)

2020/08/01
ホンドダヌキの「ゲンマイ」も白い毛が生え始めました【写真上右】。

2020/08/30
寝転ぶ「ゲンマイ」。暑いときは昼寝に限る【写真右】。


2020/09/08 加瀬山ダヌキ
夢見のタヌキと言えば…『ゲンマイ』なのですが、加瀬山にも野生のホンドタヌキが棲息しており、この数年で目撃率が段々と増えてきているなぁと感じています。
園内には自然林が残っており、タヌキにとって暮らしやすい環境なのでしょう。【写真上左】
最近は明るい時間帯に堂々と姿を見せることも。
※写真の二頭は共にオスで、体つきから同腹の個体ではないかと思います。【写真上中と上右】
4枚目の写真は、当園のホンドタヌキ『ゲンマイ』です。【写真左】
(鈴木)(公式FB)

2020/11/05 獣医の日記
 都会には野生動物はすんでいないと思っている人もいるらしく、時々 「庭にタヌキが来た、どうすればいい」「ハクビシンが道を歩いていた、 どうすればいい」と問い合わせが来ることがあります。何もしなくてよいです。そのへんを蝶やスズメが飛んでいても何もしなくてよいのと同じで 。
 可愛いから、飢えてしまったらかわいそうだからと餌をあげる行為はもってのほかです。
 ヒトから餌をもらえることを学習した野生動物はヒトへの警戒が薄く り、距離が近くなります。交通事故に遭いやすくなったり、ヒトの縄張りともいえる庭や家屋に入り込んで荒らしたり、動物種によっては襲ってきたりもします。
 お互いの病気を移すこともあります。同じ病原体でも、感染した動物種 が違うと症状や致死率が全く異なることもあり、大変危険です。 そして、ほとんどの時間を費やし、個々が頭を使い、親から子へ、仲間同士で共有してきた野生での餌の探し方を伝えることがなくなります。
 その結果生きていけなくなった野生動物に、餌やりを行うヒトが責任を負うことはありません。食餌や繁殖、健康などを管理し、その責任を負う きペットや産業動物と彼らは違います。
 動物公園のある加瀬山にも野生のタヌキが生息しています。ヒトを見慣れている以上に明らかに警戒心の弱い彼らを見ていると、自然の摂理にヒ トの感情やら知識のない行動を持ち込んでくれるな、その野生を奪ってくれるな、と強く思います。
(ゆめみにゅーす VOL.58)


2020/12/12 『加瀬山タヌキ』と『夢見タヌキ』
以前、『加瀬山タヌキ』として園内に棲む野生のホンドタヌキを紹介させて頂きましたが、 相変わらず頻繁に目撃されており、体格がややふっくらとし、明るい時間帯に平気で姿を見せています。
数日前はマーコール舎から出たら、通路でバッタリ。
本日はペンギン舎裏でバッタリ。 動物公園の中央園路を走って横切ることもあります。
もしかすると皆様も来園された際にバッタリ会うことがあるかもしれません。
『夢見タヌキ』のゲンマイ♀はというと、コロコロした冬の体格になり、太鼓腹具合もナカナカです。
短い後ろ足を投げ出すようにドッシリ座った姿は、何とも言えないものがあります。
(鈴木)
写真1〜3枚目 加瀬山タヌキ【写真上3枚】
写真4〜5枚目 ゲンマイ【写真下左と中】
(公式FB)


2020/12/13
来園者が行き交うなか、浅間神社に登る階段下に現われた野良の「加瀬山タヌキ」。ここにいる野良猫同様、来園者のなかを余りにも普通に歩くので、気づかず通り過ぎる人もいます【写真上右】。

  

2021/02/22
貫禄ありすぎ。ホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上左】

2021/03/27
ホンドタヌキの「ゲンマイ」【写真上中】。

2021/07/04
ホンドタヌキ「ゲンマイ」の食事。それにしても、まあよく食べること【写真上右】。


2021/07/24
ホンドタヌキの「ゲンマイ」。遠くに見える飼育スタッフの動きが気になっています【写真上左】。

2021/08/21
夏毛になったホンドタヌキの「ゲンマイ」。 すっきりしすぎて子犬みたいな姿になりました【写真上中と上右】。
  

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