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名 前 ヤギ (山羊、野羊)
学 名 Capra hircus
英語名 Goat
分 類 偶蹄目(ウシ目)ウシ科(家畜種)
分 布 西アジア(中近東)に住む野生のアイベックス、ベゾアール、マーコールなどを数千年前から家畜したもので、人類はヤギの肉、ミルク、毛皮、毛を利用してきた。日本には家畜として導入される。本土では明治以降、小笠原諸島では1930年以降に野生化したものがおり、動物や植物の生態系に影響を及ぼし農作物に被害を与えているところもある。
生 態 習性として少しでも高いところに登りたがるのはマーコールと同じ。食性は、木や草の葉、芽、樹皮など。平均寿命は5~10年、最高寿命は15年。
夢見処 夢見には、そのこ(黒♀)、つくし(白♀)、源氏(茶角なし)、じゅん(茶♀)、青葉(白♂)の5頭がいたが、2013年2月に「源氏」が、2014年1月に「青葉」が、2月に「じゅん」、11月に「そのこ」が亡くなり、「つくし」1頭が残される。
2015年10月、埼玉県こども動物自然公園から「モナカ♀」、「ライ♀」、「アニー♀」、「タンゴ♂」、「ユベシ♀」の5頭の若いヤギが仲間入りし、昔の活気を取り戻す。また春分の日、秋分の日におこなわれた「動物園まつり」の「ふれあいコーナー」には、川崎市高津区の福田牧場のヤギたちも参加、来園者のお相手を務める。
2016年12月、「つくし」が大往生し夢見のヤギ舎は次の世代に移る。
2022年現在、「ライ♀」、「タンゴ♂(去勢済)」、「ユベシ♀」の3頭が来園者のお相手を務めている。
夢見定食は、サツマイモ、ニンジン、モヤシ、草食獣用人工飼料、フスマ(小麦の殻)、チモシー(イネ科の多年生牧草)、ワラ、ヘイキューブ(枯れ草を立方体に圧縮成型した飼料)




2004/09/23 秋の動物園まつり
子供たちに人気。「動物ふれあいコーナー」で福田牧場からきたヤギ。【写真上①】

2004/10/11
オスの「青葉」。立派な角です。【写真上②】




2005/04/02
現在5頭います。オス同士が角を突き合わせる姿が見られます。

2005/05/22
角をガチン。オスの「青葉」。【写真上③】




2006/03/06
オスの「青葉」(白いヤギで大きな角のほう)の左頬下が、3日、急に腫れたため治療が始まりました。顔が曲がったまま苦しそうにじっと座って耐えています。早く治りますように。【写真上④】

2006/03/11
左頬下が腫れた「青葉」の病状は1週間前と較べると良くなってきました。

2006/09/23 秋の動物園まつり
今回初めてヤギのエサやり体験が行われました。【写真右】




2007/03/15
ジュン♀(茶色片角)が左前脚を骨折、副え木と包帯で固定しました。しばらくはNR(ナイトルーム)で静養します。

2007/03/16
源氏(オス)の両眼角膜混濁を治療しました。

2007/03/21 春の動物園まつり
恒例の来園者による餌やり体験が行われました。参加者が多かったのか、ヤギの数が少なかった(1頭怪我で療養中)ためか、山羊たちは途中で満腹になる幸せな一日でした。

2007/03/29
骨折したジュンは、包帯を取り替えギブスが短くなりました。

2007/03/31
骨折して療養中のジュン♀(茶色)のところに時折見舞客が来ます。親しそうに顔をくっつけて励ましています。【写真右】

2007/04/13
骨折中のジュン(メス)を新装なった病院のレントゲンで撮ったところ、なんと中手骨(ヒトでいうと手のひらの骨でヤギは1本にまとまっています)が稲妻形に3カ所も折れていました。ギブスを巻き直しもう少し様子を見ることに。
(ブログ「動物園からの手紙」)

2007/04/15
骨折中のジュンの写真が、ブログ「動物園からの手紙」 で紹介されました。

2007/04/29
じゅんのギプスを外しました。

2007/07/15
台風4号が近づき、湿気が嫌いな山羊たちは全員切り株の上に避難していました。【写真左】

2007/09/23 秋の動物園まつり
午前と午後に行われたえさやり体験は、希望者が殺到、あっという間にエサがなくなってしまいました。

2007/09/29
2頭がリス舎の金網に、しきりに角をこすりつけていました。【写真右】

2007/10/20
ここに居るヤギたちの名前が掲示されていました(左)。そのこ(黒♀)、つくし(白♀)、源氏(茶角なし)、じゅん(茶♀)、青葉(白♂)の5頭です。





2008/09/23 秋の動物園まつり
昨年からメンバーは変りません。来園者のエサやり体験で、皆から貰ったエサを食べていました。【写真上①】




2009/02/28
ここ何年も同じ5頭のメンバーで頑張っています。ロバと同じく、来園者が直接動物と触れ合えるコーナーのため、サービス意識旺盛な?ヤギたちも来園者が近づくとすぐに寄ってきます。

2009/05/05
こどもの日、小雨のなか来園してくれた子供たちへのミニエベントとして、ヤギの餌やり体験と、人工飼育のアライグマ「あずき」へのタッチ体験が行われました。
(ブログ「動物園からの手紙」)

2009/09/21 秋の動物園まつり
恒例の「餌やり体験」は盛況で多くの人が餌やりを体験しました。そして慰霊塔前では「ふれあい体験」も行われ、多くの子供たちがおっかなびっくり大きなヤギに触れていました。【写真上②】




2010/01/23
黒ヤギの「そのこ」の姿がなく、外には白と茶それぞれ2頭ずつ居るだけでした。ナイトルームに居る気配もありません。病気なのでしょうか。

2010/01/30
「そのこ」(黒)が一頭だけでナイトルームに隔離されていました。病気だったのでしょうか。元気な様子で、仲間と一緒に外に出たいらしく、しきりに伸び上がって外を眺めたり、仲間やロバの「かぐや」に話しかけていました。【写真上③】

2010/02/06
黒ヤギの「そのこ」(黒)が元気になったようで、他の4頭とともに外に出ていました。【写真上④】

2010/03/22 春の動物園まつり
慰霊塔前広場では子供たちに人気の「動物ふれあいコーナー」が行われ、例年のように福田牧場のヤギたちも参加していました。福田牧場は川崎市高津区にあります。

2010/04/11
夢見名物、桜の季節を迎え、ヤギたちも恒例により、桜吹雪の洗礼を受けていました。

2010/09/20 秋の動物園まつり
福田牧場の恒例「動物ふれあいコーナー」では沢山の来園者が動物と触れ合っていました。【写真右】




2011/09/10
5頭とも元気に夏を乗り切りました。今年は「春の動物園まつり」が大震災で中止になり「餌やり体験」の出番がなかったヤギたちですが、日頃、夢見の「動物ふれあいコーナー」の代表として一生懸命来園者の相手をしてきました。そして「秋の動物園まつり」を迎えようとしています。【写真左: 青葉♂】
【写真右手前: そのこ♀】
【写真右中: 源氏♂】

2011/09/19 秋の動物園まつり
1年ぶりに行われたヤギへの「餌やり体験」は人気を集めました。希望者が多かったため5頭のヤギたちは途中で満腹になり、最後には餌を差し出されてもそっぽを向いていました。【写真右奥】





2012/02/19
少しずつ暖かくなりヤギたちも元気を取り戻し始めました。5頭は健在です。

2012/03/18 春の動物園まつり
慰霊塔前の「動物ふれあいコーナー」では、福田牧場のヤギがこどもたちの人気を集めていました。【写真上①】

2012/08/04
5頭とも元気で来園者のお相手を務めています。【写真上②】

2012/08/11
子供たちに人気のヤギ。全部で5頭います。【写真左】
もっとも風格のある長い角を持ったオスの「青葉」。【写真上③】

2012/08/25
昼寝する「青葉」。角が天然の枕となり涼しい風が頭の下を吹き抜け気持ち良さそうです。【写真上④】


2012/09/22  ドヤ顔のヤギ ~ 太古からの習性
【写真上①】 少しでも高いところに登ると偉くなった気になります。
【写真上②】 少しでも狭いところに収まると偉くなった気になります。
【写真上③】 少しでも狭いところを見つけると入ろうとします。

2012/09/29
今日も小さな来園者へのサービスに忙しいヤギ。【写真上④】

2012/10/08 秋の動物園まつり
慰霊塔前広場では、今年も「動物ふれあい広場」が設けられ、福田牧場から来たヤギたちが来園者のお相手を務めていました。【写真左】

2012/11/22 ピックアップ動物 ヤギ
 古くから家畜化され、乳や肉、毛や皮などを利用されてきました。その歴史は数千年とも言われています。世界中で様々な品種が飼われ、今も人間生活に深くかかわり続けています。
 当園の5 頭はいずれも雑種です。品種によっては角をもたないものもありますが、オス、メス問わず角とひげを持つ場合が多いです。
 「紙を食べる」と信じている人もいるようですが、ヒトの差し出すものを食べ物と勘違いして口に入れて咀嚼するだけで、消化はできず、また、紙には植物以外の原料も含まれているためおなかを壊すこともあります。
 そんなヤギのチャームポイントのひとつは、横長の瞳孔です。明るく晴れた昼間などは、横長具合が目立ちます。
(ゆめみにゅーす VOL 26)

2012/11/24
夕方、ナイトルームに入る時間を待ちながら飼育スタッフの掃除を見守る5頭。家畜だけあって人には常に強い好奇心を示します。【写真左奥】

2012/12/22
ヤギたちも真冬への準備でしょうか。体つきも少し肥ってきたようで、毛も長くなってきたような気がします。真夏の暑い日は日陰を求めバラバラでいるのに、寒い日は5頭で陽の当たる場所に集まり寄り添うようにしています。【写真左手前】

2012/12/29
「青葉」がのんびりと夕陽を浴びていました。【写真右】





2013/01/01
5頭とも無事に新年を迎えました。隣の天照大神を祭る神社からドンドンと賑やかな太鼓の音が響き、例年のように正月気分を味わっているようです。【写真上①】

2013/01/05
サービス精神旺盛なヤギたちは、いつも来園者の相手をしてくれます。【写真左】

2013/02/02 & 02/16 「源氏」(茶角なし)が亡くなる
今日は全部で4頭。茶が1頭不在でした。
【編集部注 2013/02/16】 島貫様より「私も不審に思い、飼育員の方に尋ねたところ、「源氏」が亡くなったということです。」とお知らせ頂きました。ヤギ舎のヤギたちは、随分前から居るため、5頭が4頭になり何とも寂しい気がします。

2013/02/23
現在、ヤギ舎にいる4頭です。
【写真上②】「つくし」(白、メス、角が小さい)
【写真上③】「じゅん」(茶、メス)
【写真上④】「そのこ」(黒、メス)
【写真右】  「青葉」 (白、オス、角が大きい)

2013/03/07 ★動物たちの主な移動(平成24年11月1日~平成25年1月31日)★
ヤギ(♂1死亡)。
(ゆめみにゅーす VOL 27)
これで「源氏」の死亡が正式に確認されました。


2013/03/24 春の動物園まつり
今年も高津区の福田牧場から仔ヤギが参加していました。【写真上①と左】
(動物ふれあい広場)

2013/03/29
桜吹雪が舞い散る中、散った桜の花弁をロバの「ドン」と「カグヤ」は夢中で食べていました。お隣のヤギも食べてはいましたが、ロバほど熱心に食べてはいない様子でした。【写真右】
(島貫様)

2013/04/09
「そのこ」(黒いヤギ)が乳房炎に罹ったそうで簡単な処置を受けていました。一旦4頭全部をナイトルームに入れ「そのこ」以外を外に出し、中で処置していましたが、外の3頭も落ちつかない様子で、治療が終わっても暫くそわそわしていました。
(島貫様)

2013/05/03 ★動物たちの主な移動(平成25年2月1日~平成25年4月30日)★
ヤギ(♂1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 28)

2013/05/10
午前中、遠足の小学生のお相手をしてくれている「ジュン」と、【写真左】
「つくし」です。【写真右】
(島貫様)

2013/05/30
昼前、時々雨が降る天候だからか、ロバとヤギは雨宿りができるように厩舎の扉が開いていました。
雨が降ると、ヤギは全部雨宿りで厩舎の中なのに、【写真上②】
ロバは雨の中、我関せずで全く動かなかったようです。面白いですね!
(島貫様)

2013/06/06
3日(月)から今日(木)までのあいだに、ロバ、ヤギ厩舎の寒さ対策の板?が取り払われ、外から中を少し観察できるようになりました。【写真上③】
(島貫様)

2013/06/29
上半身毛が伸びて上着を着ているように見える「つくし」。【写真上④】



2013/07/21
「つくし」だけが外に出ておらず、ロバの厩舎に入っていたので、スタッフに訊ねると脚を引き摺っていたので薬を塗るのだそうです。後でヤギの厩舎に移されていました。【写真上①】(島貫様)

2013/07/30
「つくし」が、この数日の間に毛を刈られてさっぱり、やっと〝夏仕様〟となりました。【写真上②】
(島貫様)

2013/08/31
「体が痒~い」こんなとき、「青葉」は慌てず騒がず、自慢の角で体をゴシゴシ。痒いところに角が届くヤギでした。【写真上③】

2013/09/29
今日の「青葉」は夏の疲れからか、ロバ舎の境の柵に頭を乗せぐっすり昼寝です。【写真上④】


2013/10/06
マーコールと同じく、家畜化されたヤギも高いところが好きな遺伝子を受け継いでいるようです。【写真上①】

2013/10/12 秋の動物園まつり
動物ふれあい広場では、春の動物園まつりに続き、福田牧場から仔ヤギが参加、子供達の人気を集めていました。【写真上②】

2013/10/26
今日は雨でヤギたちは外に出してもらえません。ヤギ舎のなかから「青葉」がじっと外を眺めていました。【写真上③】

2013/11/16
ヤギ・ロバ舎が、去年と同じように冬支度になりました。
(島貫様)

2013/11/19
ヤギの「つくし」がまた昨年のように毛が抜け始めた感じです。【写真上④】
(島貫様)

2013/12/14
夢見ヤギのなかでは、体格も角も1番立派な「青葉」。来園者に人気があります。【写真左】





2014/01/13
残念ながら「青葉」♂が亡くなったそうです。これで残されたヤギは全て♀ということになってしまいました。
【写真上①】 1/2 「青葉」(白左)と「そのこ」(黒右)、
【写真上②】 1/5 左から「つくし」(白)、「青葉」(白)、「そのこ」(黒)、「じゅん」(茶)。「青葉」最後の写真になりました。
【写真上③】 1/7 ヤギ舎内。左から「そのこ」(黒)、「じゅん」(茶)、「つくし」(白)。「青葉」の姿はありませんでした。
(島貫様)

2014/01/31
ヤギの「青葉」は高齢であり、肺炎を起こしておりましたが、死因は加齢による衰弱と考えられます。
(夢見ヶ崎動物公園)

2014/02/03
ロバ、ヤギに餌を与える人が絶えないらしく、このような看板が架かってました。にもかかわらず、ヤギに餌を与えている人がいました。【写真上④】
(島貫様)

2014/02/11
雪が降った8日(土)、屋外運動場にシマウマ、ロバ、ヤギは出ていませんでした。雪で中断していた立ち木の剪定作業は、11日(火)、ヤギ・ロバ舎の辺りで再開されました。
(島貫様)

2014/02/12 ★動物たちの主な移動(平成25年11月1日~平成26年1月31日)★
ヤギ(♂1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 31)
1月に亡くなった「青葉」♂のことです。


2014/02/15
15日、ヤギ舎の防寒用ビニールシートも剥がれてしまったようで、翌日もそのままでした。【写真上①】
(島貫様)

2014/02/16
16日、ヤギ舎のグラウンドは思ったように除雪ができなかったようです。【写真左】
(島貫様)

2014/02/20 ヤギの「じゅん」(茶)が亡くなる。
ヤギが2頭しか見当たらず。【写真上②】
飼育スタッフの方に尋ねると、2~3日前に「じゅん」(茶)が亡くなったそうです。また、大雪の影響で剥がれていた防寒のためのビニールシートは完全に取り払われてしまいました。
(島貫様)

2014/02/22
「じゅん」が亡くなりヤギ舎も寂しくなりました。残された2頭は最近相次いで亡くなったヤギたちと同年代のため、このままでは夢見からヤギが居なくなる恐れも出てきました。残されたのは「つくし」(白メス)、【写真上③】
そして「そのこ」(黒メス)。【写真上④】


2014/02/24 ありし日の「じゅん」
【写真上① 1/02】手前「じゅん」(茶)、「そのこ」(黒)、「つくし」(白)。

2014/03/22 春の動物園まつり
富士見デッキで行なわれた「動物ふれあいコーナー」では、生後一ヶ月でまだ野菜を食べられない子ヤギが登場、【写真上②】
いつも福田牧場のヤギたちは人気があります。【写真上③】
(動物ふれあいコーナー)
動物ガイドツアーでは、2頭になった夢見のヤギが紹介されました。黒の「そのこ」♀は16歳、乳房炎の治療を受けています。白の「つくし」♀は14歳、脚が悪いそうです。「つくし」のほうが大きく強いため、閉園時一緒にナイトルームに入れると、「そのこ」の餌まで食べてしまうため、「そのこ」を先に入れ餌を食べさせてから「つくし」を入れているそうです。
(動物ガイドツアー)

2014/04/05
「そのこ」と「つくし」が角突きをしていました。「そのこ」(左黒)が勢いをつけるところなどマーコールそっくりでした。【写真上④】
(島貫様)

2014/04/06
桜の花吹雪を浴びる「そのこ」(手前黒)と「つくし」(奥白)。【写真右】
今年の桜もそろそろ終わり、加瀬山も新緑の季節に変わり始めました。

2014/04/08 & 10
8日、ヤギの給餌は、外で食べるのは「つくし」だけて、「そのこ」はヤギ舎内で餌を貰っているようです。10日、「つくし」は餌を食べ終わると、中に向かってしきりにメェーメェーと鳴いていました。
(島貫様)


2014/04/20
相変わらず来園者の人気が高い「つくし」(左手前、白)と「そのこ」(右奥、黒)。2頭だけになってしまったので、残念ですが、ヤギ舎にはむかしの賑やかな雰囲気はありません。【写真上①】

2014/05/05
「そのこ」は木の枝のようなものを咥えているところをよく見掛けます。【写真上②】
(島貫様)

2014/05/08
厩舎の中の扉が開け放たれていて、ヤギの「そのこ」(右)がロバの運動場に〝侵入〟「ドン」ちゃん(奥)とお見合い?状態になったところを「カグヤ」(左手前)が眺めていました。【写真上③】
(島貫様)

2014/05/15 ★動物たちの主な移動(平成26年2月1日~平成26年4月30日)★
ヤギ(♀1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 32) ← 「じゅん」のことです。

2014/06/07
梅雨に入りました。せっかくの土曜日なのに人影も疎らです。ふれあい広場など〝開店休業状態〟になっていました。
(島貫様)

2014/06/17
びっこを引いていた「つくし」が治療のため室内で薬を塗られているのをロバの「かぐや」が見ていました。薬を塗られ外に出てきた「つくし」、あのサロメチール、つまり鎮痛消炎薬の匂いがしていました。
(島貫様)

2014/06/21
薬を塗られた「つくし」は、立っているのが億劫なのか、地面のゴロン、〝行き倒れ姿〟になりました。【写真上④】
隣のロバ舎でも同じような症状で「ドン」が地面に伸びていました。右がロバの「ドン」、左上の小さいのが「つくし」です。【写真左】

2014/07/12
夏本番です。「つくし」は、今日はこんな姿でバテていました。【写真右】
外の運動場は日陰がないため、いつでもヤギ舎のナイトルームに戻れるよう、最近ではドアが開け放たれています。


2014/08/04
「つくし」に〝十円ハゲ〟ができて皮膚が見えていました。ちょっと心配です。【写真①】
(島貫様)

2014/08/05
「つくし」の〝十円ハゲ〟はほとんど目立たなくなっていました。触れると湿っていたので投薬治療して貰ったようです。
(島貫様)

2014/08/09
台風11号の影響で時折降る雨をヤギ舎からじっと眺める「そのこ」。「つくし」は、なかでじっと目を閉じたままでした。【写真左】

2014/08/18 黒ヤギの名は「さとこ」ではなく「そのこ」でした。読者のかたからご連絡いただき訂正させていただきました。ありがとうございました。
(編集部)

2014/08/31
外でくつろぐ「つくし」(手前白)と「そのこ」(奥黒)。このところ雨が多かったので、なかなか外に出られませんでした。【写真上②】

2014/09/06
ナイトルームに向かう「つくし」。足をひきずりながら億劫そうに歩いていました。【写真上③】

2014/10/30
閉園時間です。「つくし」を「そのこ」と一緒にナイトルームに戻すと「つくし」が餌を独り占めするため、「そのこ」が餌を食べ終わるまで「つくし」は外で待たされることになります。【写真右】
(島貫様)

2014/11/16 秋の動物園まつり
富士見デッキで行なわれた福田牧場の「動物ふれあいコーナー」では今回もヤギたちが子供たちを待っていました。【写真上④】

2014/11/20
雨模様で肌寒かったこの日、訪れる人も極めて少なく、ラマ舎だけでなく、小動物コーナーのリス舎と、ヤギ、ロバ舎は閉園時間30分前く らいにはもう閉まっていました。冬支度に入るのも、もう間近です。
(島貫様)


2014/11/21 「そのこ」が、永久の旅立ちへ
20日(木曜日)、ヤギの「そのこ」が亡くなりました。立てなくなっているところを発見され病院に運んだものの亡くなりました。このところの寒さの影響もあったようです。
21日(金)。前日に「そのこ」が亡くなり、ヤギ舎、最後の一頭になってしまった「つくし」。【写真上①と左奥】
10月27日、在りし日の「そのこ」。【写真左中】
11月2日撮影の「そのこ」。【写真上②】
11月6日の「そのこ」。【写真左手前】
11月11日、「つくし」と一緒の「そのこ」(右)。【写真③】
【以下の写真】
(島貫様)

2014/11/24
ひとりきりになった「つくし」がただじっと座り込んでいました。【写真上④】

2014/12/16
16日(火)は午後から雨模様で、寒々とした動物園を訪れる人はほとんどいませんそんな中、ヤギ・ロバ舎と、リス舎は早仕舞いです。
(島貫様)

2014/12/21
今年もそろそろおしまい、外への扉は開いているのに「つくし」は屋内でじっとしています。隣のロバ舎でも「ドン」が屋内でじっとしていました。【写真右】




2015/01/23
閉園時、ヤギの「つくし」が、元の「ドン」 ちゃんの寝室に収容されていました。藁が敷かれて暖かそうでした。【写真左】
(島貫様)

2015/01/31
日向ぼっこするヤギの「つくし」。今年の正月は初めて1頭で年を越しました。

2015/02/07
寒い日は、ナイトルームの扉が開いていても、部屋に閉じこもっていることがあります。【写真右】

2015/02/11 動物たちの主な移動(平成26年11月1日~平成27年1月31日)
ヤギ(♀1死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 35)
【2014/11/20 に亡くなった「そのこ」のことです】

2015/02/28
「つくし」は、今日は外に出ていました。

2015/03/01
今日は雨。人影はほとんどなく、ロバ・ヤギ舎もリス舎も15時前には閉められました。
(島貫様)


2015/03/03、2015/03/06、2015/03/09 & 2015/03/17
「つくし」はヤギ舎入口がお気に入りのようで、寒い日も暖かい日も、いつでもここに座っていることが多くなりました。【写真左奥:3月6日】
(島貫様)

2015/03/22 春の動物園まつり
富士見デッキの動物ふれあいコーナーにいた福田牧場のヤギ。【写真上①】

2015/04/09
桜の花弁を食べる「つくし」。【写真左手前】
(島貫様)

2015/04/11
天気が良い日でも「つくし」は、時間により屋内出入口前の〝お気に入りの場所〟に陣取っていることがあります。【写真右手前】

2015/05/16
半年前に1頭だけになってしまった「つくし」♀。新しい相棒は現れず、1頭のままで暮らしています。高齢のため動きもにぶく、外に出てこないこともありますが、長年ここに通う来園者に愛されています。【写真右奥】

2015/05/30
真夏のような暑さと日差しの中、「つくし」は目を閉じたままじっと耐えていました。苦行僧を思わせます。【写真上②】

2015/07/19 & 20
連日の暑さで苦しそうな「つくし」。【写真上③ 7/20】
(島貫様)

2015/07/25
「つくし」の毛がきれいに刈られました。これで大分涼しく感じられるのか、炎天下でも、いつもの苦しそうな表情が消え、動作も余裕あるものになりました。【写真上④】

2015/09/10
連日の雨で、ヤギ・ロバ舎も〝開店休業〟状態です。
(島貫様)

2015/10/06 ヤギたちがお引越し!(なかよしコーナー)
 なかよしコーナーのオスのヤギ「タンゴ」とメスのヤギ「ライ」「モナカ」「アニー」「ユベシ」の5頭が10月6日(火)に川崎市の夢見ヶ崎動物園へお引越ししました。
 ヤギたちが付けている名札もそのまま引き継いでいただけるそうなので、ぜひ探して名前を呼んであげてくださいね。
 夢見ヶ崎動物園でも、たくさんのお客さんたちとふれあってほしいと思います!
 オスのタンゴも一緒に行くので、将来は赤ちゃんもたくさん生まれてくれることを期待しています。元気でがんばってね!。【写真左】
(埼玉県こども動物自然公園HP)



2015/10/06 新しいヤギが仲間入りしました
平成27年10月6日、埼玉県こども動物自然公園から5頭のヤギが、夢見ヶ崎動物公園に仲間入りしました。ヤギの様子を見ながら少しずつ新しい環境に慣れていってもらうため、時間帯によっては外に出ていない個体もいるかもしれませんが、ご了承ください。これからよろしくお願いします。【写真上①と上②】
ヤギ舎全景。【写真上③】
モナカ ♀ 2009/05/17 生まれ。【写真上④】
ライ ♀ 2011/05/23 生まれ。【写真上⑤】
アニー ♀ 2010/05/28 生まれ。【写真上⑥】
タンゴ ♂ 2015/03/10 生まれ。【写真上⑦】
⑥ ユベシ ♀ 2013/03/24 生まれ。【写真上⑧】
(公式HP )

2015/10/09 & 10
新しく来た5頭のヤギたちで賑やかになったヤギ舎。みんな割とバラバラになってくつろいでいました。【写真上①】
みんな〝埼玉県こども動物自然公園〟から引き継いだ名札をつけています。この仔は「モナカ」という名前でした。【写真上④】
白いヤギは「ライ」が読み取れます。【写真上⑤】
餌を食べているヤギは「アニー」。奥に座っているのが以前からいる「つくし」で名札は下げていません。【写真⑥】
新しく来た5頭のうち1頭だけナイトルームに収容されたままなのは「タンゴ」でした。【写真⑦】
そして最後が薄茶色の「ユベシ」です。【写真⑧】


2015/10/10 ヤギ5頭が新しく仲間入りしました!
平成27年10月6日、埼玉県こども動物自然公園から5頭のヤギが仲間入りしました。
♂2015年3月10日生まれ タンゴ。もっとも色が濃い。
♀2013年3月24日生まれ ユベシ。薄茶、胴に白い縦線。
♀2009年5月17日生まれ モナカ。茶、胴が白い。
♀2011年5月23日生まれ ライ。白に近い茶。
♀2010年5月28日生まれ アニー。濃い茶、胴に白い縦線。
これからよろしくお願いします。【写真上①】
(ヤギ舎前に出された「お知らせ」)
ヤギ舎唯一のオス「タンゴ」は相変わらず外に出してもらえません。「アニー」が閉じられた出入口で慰めているようでした。「タンゴ」は中から嬉しそうに「アニー」を舐めています。【写真左奥】
新しく入園したヤギたちは毎日が新しい経験です。自然に囲まれた出入り自由で無料の動物公園のため、野生のネコやカラス、散歩に来るイヌは勿論、飼い主と一緒のフェレットやウサギまで訪れるため、そのたびに興味しんしん、おっかなびっくりで眺めにきます。
【写真上②】は散歩で訪れた大きなイヌを眺めにきたところです。

2015/10/13
「タンゴ」(オス)は相変わらず「タンゴ」以外の5頭(すべてメス)と離されたままです。「アニー」(右)と「モニカ」(左)が「タンゴ」の様子が気になるらしく、しきりに中を覗いていました。【写真左中】

2015/10/19
高いところが大好きな「ライ」。今度入園した5頭のうち、唯一カナ2字の名前です。【写真左手前】

2015/10/24
ヤギ舎唯一のオス「タンゴ」が屋外に登場しました。今年3月10日生まれとあって、一番小柄なのに元気一杯の遊び盛り、回りのヤギたちの前で立ち上がり角合わせを要求したり、【写真上③】
一頭ずつ追い回したりと、みんなを辟易させていました。

2015/10/31
ヤギ舎の最長老「ツクシ」♀(左)と今年生まれの「タンゴ」♂(右)【写真上④】。
いままで一頭だけで寂しかった「ツクシ」ですが、若い5頭が同時に入園し、随分とまどったようですが、いまでは「タンゴ」と一緒に餌を食べるようになりました。【写真右】


2015/11/03
一番若い「タンゴ」は育ち盛りで餌の食べっぷりも一番です。【写真上①】
そのあと、ヤギ舎のナイトルームでブラシをあてて貰い。【写真左奥】
運動場に戻ってきました。小さい「タンゴ」は来園者に人気があります。【写真上②】

2015/11/07
ヤギ舎の6頭全員です。【写真上③】
興味津々でじっと外を眺める「ライ」(左)と「ユベシ」。【写真上④】
その先には散歩で来たイヌが2頭いました。【写真左手前】
高いところが好きな「アニー」。【写真右】

2015/11/12 ★動物たちの主な移動(平成27年8月1日~平成27年10月31日)★
ヤギ(♂1♀4搬入)。
(ゆめみにゅーす VOL 38)

2015/11/12 ★ピックアップ動物★ ヤギ ~ 哺乳綱 偶蹄目 ウシ科
 埼玉県こども動物自然公園から、5頭のヤギが新しく仲間入りしました。【写真左】
オスのタンゴ、【写真右】
メスのアニー・ライ・モナカ・ユベシです。古株のつくしとも皆すぐに仲良くなりました。家畜種であるため、ヒトに慣れやすく、性格も穏やかです。動物公園には野生ヤギのマーコールもいますが、外見、人間との距離、運動能力など、よく観察すると似ているところ、逆に異なるところなどが見えてくるはずです!
 基本的に粗食で、繊維質の豊富な牧草を中心に食べます。栄養価の高い草や餌を多く食べると、体調不良になることもあります。そして、紙は食べません。
(ゆめみにゅーす VOL 38)


2015/11/13
今年生まれのヤギ舎では唯一の男の子「タンゴ」。まだまだ遊び盛りの食べ盛りです。【写真左奥】

2015/11/15 秋の動物園まつり
食べ盛りの「タンゴ」が見つけた合理的な食事法、それはえさ箱に座り込むことでした。【写真左中】
富士見デッキで行われた動物ふれあいコ-ナー。福田牧場の子ヤギ。【写真左手前】


2015/11/29
ヤギ舎の全員。「つくし」以外はここに来てまだ2ヶ月、高いところ大好き、えさ箱のなかがお気に入りなど、屋外で陣取る場所が決まってきたようです。【写真上①】

2015/12/02
前足を痛めているのでしょうか。不自然な恰好で座っているヤギの「つくし」。ヤギ舎では最高齢のため心配です。【写真上②】

2015/12/05
ヤギ舎風景。最年少で唯一のオス「タンゴ」(左端)は相変わらず他の5頭とはちがった存在です。【写真上③】

2015/12/26
ヤギ舎の最高齢ヤギ「つくし」♀の足は相変わらず痛そうで座り込むときもこんな形になります。【写真上④】
これを何とかしてあげようと、獣医や飼育担当による懸命な治療が続けられています。





2016/01/03
ヤギの「モナカ」。〝今年もよろしく〟と挨拶に来てくれました。【写真左】

2016/01/07
一頭だけ名札の無かった「つくし」は、この日から名札を付けてもらいました。【写真上①】
(島貫様)

2016/01/08
最高齢の「ツクシ」、他の5頭が首から名札をつけているのに合わせ、初めて名札を貰い満足そうです。【写真上②】

2016/01/08
「ライ」は隣のテンジクネズミ舎に興味があるようで、しきりに伸びをしては覗いていました。【写真上③】

2016/01/21
「モナカ」と「アニー」がメス同士で角合わせをしていました。「モナカ」が立ち上がり。【写真右】
勢いをつけて「アニー」に頭をぶつけます。〝カチーン〟と角同士がぶつかる音がして、それから押し合いになるのですが。【写真上④】
どちらも、それほど真剣にやっているようには見えません。



2016/01/23
ヤギ舎では最年少で唯一のオス「タンゴ」。【写真左】

2016/02/04
全員揃って日向ぼっこです。【写真上①】
お婆ちゃんの「ツクシ」と最年少の男の子「タンゴ」は一緒にいることが多いようです。

2016/02/06
人懐っこい「モナカ」。【写真上②】

2016/02/11
「ツクシ」と一緒にいた「タンゴ」、上から小さな来園者が覗くと、興味一杯に見上げます。【写真右】

2016/02/14
「ツクシ」と「タンゴ」は、他のメスと違うナイトルーム(奥、ロバのカグヤ側)を使用しているようです。

2016/02/19
ヤギは生後4ヶ月ほどで繁殖能力が備わるため、生後1年の子供に見える唯一のオス「タンゴ」も大人になっているようです。【写真上③、左から「ツクシ」、「タンゴ」、「ライ」】

2016/02/27
お婆ちゃんの「ツクシ」に寄り添う「タンゴ」。まるで親子のようです。【写真上④】


2016/03/12
ヤギ舎に高い台が置かれ上まで登る棒が渡されました。さっそく最年少の「タンゴ」が興味を示していました。【写真上①】

2016/03/16
閉園間際、早く厩舎に戻りたいのか、大声で鳴く最年少の「タンゴ」♂。【写真左】
(島貫様)

2016/03/20
ヤギ舎に置かれ台を気に入ったのは「モナカ」と「タンゴ」のようです。【写真上②】

2016/03/21 春の動物園まつり
富士見デッキ前広場では、福田牧場による〝動物ふれあいコーナー〟が行われ、餌よりもママのミルクのほうを喜ぶ生後3週間の仔ヤギ2頭が参加、来園者の人気を集めました。【写真上③④と右手前】
午前と午後の2回行われた〝ヤギ餌やり体験〟では、たくさんの子供達が参加しました。【写真右奥】
動物リレーガイドでは、最長老、お婆ちゃんの「ツクシ」が16歳と発表されました。


2016/03/27
新設された台のうえで春の日差しを浴び気持ち良さそうにまどろむ「モナカ」。【写真上①】
台にもっとも興味を示しているのは「モナカ」と「タンゴ」のようです。

2016/04/02
台の上の「モナカ」♀(白)。年下の「タンゴ」♂(濃茶)が登ってくると、なかなか上にあげてくれません。【写真上②】

2016/04/09
桜吹雪が降り注ぎピンク色に染まったヤギ舎。【写真上③】

2016/04/10
「ライ」が台を独り占め。満足そうです。【写真上④】


2016/04/16
気持ち良さそうに日向ぼっこする「タンゴ」。【写真上①】

2016/04/23
ヤギの「ツクシ」。ずっと1頭でヤギ舎を支えてきましたが、半年前、若い5頭が仲間入りし、「タンゴ」のお母さん役も務めたためか、ずいぶん若返りました。【写真上②】

2016/04/26
いつもお姉さんヤギに占拠され、なかなか上がれなかったお立ち台で、満足そうにくつろく「タンゴ」。【写真上③】

2016/05/07
大好きな台の上でおいしそうに餌を食べる「タンゴ」。【写真左】
「アニー」は隣のロバ舎にいました。わき腹の毛がありません。そのうち、ヤギ舎にいた「アニー」と柵越しに角合わせを始めました。【写真上④】

2016/07/16
ヤギ舎最年少にして唯一のオスである「タンゴ」。まだ遊び盛りですが、飼育スタッフから頭突きの手ほどきを受けたりと、ボスへの道を修行中です。【写真上右】


2016/07/23
地面からお立ち台に通じる一本道で下り組の「ライ」と「モナカ」が、登ってきた「タンゴ」と鉢合わせ。お互い譲る気配はなく、立ち往生がしばらく続きました。【写真上①】
人懐っこい「アニー」は、来園者が近づくとすぐに寄ってきます。【写真上②】
いつもおとなしい表情の「ライ」。【写真上③】

2016/08/07 獣医の日記
今でも時々「ヤギは紙を食べるの?」とお客さんに聞かれることがあります。昔はそんな歌があったりしたからか、そのように思われていたのかもしれませんが、ヤギの食べ物は草です。しかし、動物園で飼育員から餌をもらっている彼らは、人間がくれるものに警戒心を持たず、食べてはいけないものを口にしてしまうこともあります。ある風の強い日、ヤギのアニーが飛んできビニール袋を食べてしまった、とお客さんに教えられました。さあ、どうしよう。口から器具を突っ込みましたがもう出せません。大きいまま腸に運ばれ、腸の細い部分で詰まったら死んでしまうこともあります。短時間で真剣に話し合った結果、手術で取り出すことにしました。とはいえ手術すると消化管(胃腸)に大きなダメージを与えます。たくさんの繊維質を休みなく食べなくてはならない草食動物の胃腸が動かなくなることは、死につながります。
数時間に及ぶ手術で、4つある胃の一つから無事、反芻で少しぼろぼろになりつつも大きな形のままのビニールを取り出しましたが、 獣医も飼育員も、アニーもぐったりでした。翌日から餌を食べ、ウンチも出始め、リハビリの運動もしたりして、2週間後には無事退院できました。たまたま今回は運が良かっただけ。人間のそばで暮らしてもらっている動物が、人間のせいで危険な目にあうことの無いよう、皆で気をつけていかなくてはならないと強く思いました。
(ゆめみにゅーす VOL 41)

2016/08/13
みんなで地面に座り込み暑さに耐えるヤギたち。【写真上④】


2016/08/21
ヤギの「つくし」は、これまでも加齢による足の痛みがあったのですが、20日(土)あたりから痛みが強いようで、立ったり歩いたりを嫌がるため、無理に外に出さず、室内で過ごさせています。現在治療中ですが食欲はあり、足の調子が良くなって本人が外に行く気を起こせば外に出してあげられると思います(夢見ヶ崎動物公園)。「つくし」が室内で治療中のため、若手5頭のみが展示されていましたが、みんな寂しそうでした。【写真左と上①】

2016/08/23
土曜、日曜日不在だった「ツクシ」が外に出ていました。【写真上②】
(島貫様)

2016/09/02
人懐っこい「アニー」ですが、今日は高いところに興味があるようです。【写真右】

2016/09/18
ヤギ舎唯一のオス「タンゴ」が柵をガリガリ齧っていました。古い丸太なので人が指で押してもへこむほど柔らかくなっています。【写真上③】

2016/09/19
「ツクシ」は、現在、バックヤードで治療中です。一時、起立・歩行ができなくなってしまったのですが、今は手を貸せば立ち上がり、自分で少し歩く程度に回復しました。ただ、ヤギ舎に戻るにはもう少し時間がかかるかもしれません。
(夢見ヶ崎動物公園)

2016/09/25
来園者による〝ネコじゃらし〟ならぬ〝ヤギじゃらし〟にすっかり夢中の「タンゴ」。【写真上④】

2016/10/01
お立ち台にいる「ライ」(上)と切り株にいる「ユベシ」(下)に挟まれ、傾斜した棒のうえでの立往生は「モナカ」でしょうか。【写真左】

2016/10/06
今日は細長い棒の上でメス同士の角合わせ。狭い場所でバランスをとりながらガチンとぶつかる姿を見ていると、ヤギに高所恐怖症はいないようです。【写真右】


2016/10/15
バックヤードで治療中のヤギの「ツクシ」が久しぶりに姿を見せました。運動不足解消のためのようで飼育員さんに付き添われていました。リクガメ舎とレムール舎の間、ホウシャガメが日光浴する場所で、以前より元気で活発に動き、生えている葉をパクパク食べている様子に安心しました。【写真上①と左】
いちばん年下の「タンゴ」が、年上のヤギが独占、なかなか登る機会がない「お立ち台」を独占、得意そうでした。【写真上②】

2016/10/22
丸太のうえの「アニー」。ヤギは高いところが大好き、みんな、ここから左の棒を渡り、ヤギ舎の最高地点〝お立ち台〟に行きたがりますが、「アニー」だけはなぜか行くのを見たことがありません。ひょっとして〝高所恐怖症〟?【写真上③】
そこで、飼育スタッフ登場。餌で釣って橋を登るよう促すも、怖がって後ずさりです。残りの4頭は平気で渡っていくのに。【写真上④】
(島貫様)


2016/10/29
「ツクシ」が戻ってきました。【写真上①】
大事をとってロバの「カグヤ」と一緒に出されていますが、「ツクシ」が寄って行くと「カグヤ」は先輩に敬意を表してか場所を譲ります。【写真左】
ヤギ舎の面々も心配そうに「ツクシ」を見守り、最年少の「タンゴ」は、柵越しに「ツクシ」を後追いしていました。【写真上②】

お立ち台に行きたい「タンゴ」ですが、そこは「ライ」に占拠され立往生です。【写真上③】
「ツクシ」がヤギ舎に復帰しました。脚を引きずっているものの、入院前よりずいぶん元気になりました。【写真右】

2016/11/13
閉園時間、若いヤギたちがゾロゾロとナイトルームに戻っても、最年長のお婆ちゃんヤギ「ツクシ」は、運動場で座った姿勢から、一生懸命立ち上がろうとするのですが、今日は自力で立ち上がれません。【写真上④】
結局、飼育スタッフに抱えられナイトルームに戻って行きました。

2016/11/18 獣医の日記
 ヤギたちの群れの最長老、つくしの姿が見えないことに気付かれた方もいるようですが、実は現在バックヤードで静養しております。以前から加齢により蹄や 脚の関節の具合が少しずつ悪くなり、寒 い日や天気の悪い日は痛そうにしていることもありました。昨年若い5頭が仲間入りしたのが刺激になったようで、元気にスタスタ歩く姿もよく見られていたのですが、年齢には逆らえなかったようで、この夏は自力で立ち上がれなくなってしまいました。
 立てないままでいると、筋肉が弱ってますます立てなくなったり、体重の掛かっている部分が床ずれをおこしたりするだけでなく、消化管の動きが悪くなってあっという間に弱っていくこともあります。そこで、最初は少しでも立っていてもらうためにチェーンブロック。【写真左】という機械を使って、つくしが大した力を使わなくても立ち上 がれるようにしていました。すると同時に使っていた痛み止めが効いてきたのか、飼育員たちの励ましのおかげか、やがて機械を使わなくても立てるようになり、少しずつ歩けるようになってきました。 さらに、飼育員が実際に使って効いたという、人間用のグルコサミンとコンドロイチンのサプリも与え始めたところ、つくしにも合っているようで、今では調子のよい日は自力で立ち上がり歩き回るまでになり、とうとう 10 月終わり、ヤギ舎に戻ることができました。ヤギ舎の段差にはスロープを設置し準備万端。がんばってきたつく しを見かけたらぜひねぎらいの言葉をかけてあげてくださいませ。
(ゆめみにゅーす VOL 42)

2016/11/20 秋の動物園まつり
富士見デッキ前広場では、福田牧場の動物ふれあいコーナーが設けられ、たくさんの子供たちがヤギに触ったり餌をあげたりしていました。【写真左2枚】
ヤギへの餌やりは、日ごろ餌やり禁止のふれあい広場のヤギ5頭にも行われ、たくさんの来園者が集まりました。【写真右手前】
「ツクシ」はリハビリに戻ったようで、今日はラマと一緒にゆったり過ごしていました。【写真右奥:ラマ舎内から撮影】
動物病院の見学で「アニー」がビニ-ルを飲み込んだときの手術の様子が説明されました。
(バックヤードツアー)

2016/12/07 ヤギの「つくし」が天国へ。
平成28年12月2日、バックヤードで治療していたヤギのつくしが亡くなりました。つくしを気にかけ、応援してくれていた皆様、ありがとうございました。【写真左】
(ヤギ舎前の掲示)
「つくし」が18歳で、「そのこ」、「源氏」、「じゅん」、「青葉」のもとに旅立ちました。ヤギの寿命は飼育下で15年ほどなので、「つくし」は天寿を全うしたと言えるでしょう。最後までよく頑張ってくれました。2014/11/20 に「そのこ」が亡くなり、2015/10/06 に新世代の「タンゴ」など5頭が入園するまで、たった1頭でヤギ舎を絶やすことなく守ってくれました。ありがとう「つくし」。これで旧世代のヤギは全員姿を消したことになります。

2016/12/29
〝お立ち台〟の上に正月のお飾りに見立て?笹竹が立てられ、ヤギたちは嬉しそうに食べています。ところが高所恐怖症?の「アニー」は上に登れないため下で立ち上がると、笹竹の根本をくわえ地面まで引きずり下ろし食べ始めました。急に餌が消えた上の3頭はびっくりです。【写真右】(島貫様)





2017/01/29
「アニー」が「(サンショ)」の名札をつけています。その裏に「アニー」と書かれてありました。【写真左】
その「アニー」は痒いところがあると備え付けのブラシを器用に使っていました。【写真上①】

2017/02/01
「アニー/(サンショ)」の名札の意味について動物公園に尋ねたところ「ヤギの名札の裏にカッコ書きで書かれている名前は、母親の名前のようです。親子関係が一目でわかるように、以前飼育されていた動物園で工夫されたものだと思います。名札が素敵だったので、こちらでもそのまま使わせていただいております」との返事が届きました。

2017/02/04
ヤギ舎の全員。5頭陽だまりでのんびり。【写真上②】
そこへ笹竹到着、全員が立ち上がり夢中で食べ始めました。【写真上③】

2017/02/11
朝、ヤギ舎、ロバ舎運動場で陽が差しているのはリス舎に近い通路際だけ。みんな一か所に集まってじっとしていました。【写真上④】

2017/02/17 ★動物たちの主な移動(平成28年11月1日~平成29年1月31日)★
ヤギ(♀1 死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 43)
去年の12月2日に亡くなった「つくし」のことです。


2017/03/11  「動物ふれあい & クイズコーナー」を開催
〝動物にえさをあげてみよう! 動物について物知りになろう!〟のスローガンで、「動物ふれあい & クイズコーナー」が、動物園事務所前で行われ、福田牧場からヤギ、ヒツジ、ポニーが来園、参加者のお相手を務めました。【写真上①】
開始30分前から各回50名に整理券を配布、①10:00~、②10:45~、?11:30~、④13:15~の4回行われました。

2017/03/18
高いところが大好きなヤギ、ヤギ舎の一番高い〝お立ち台〟には「ライ」が陣取っていることが多いのですが、今日は「ユベシ」がどっかと座り満足そうに日光浴していました。

2017/04/02
春うらら、〝お立ち台〟で大あくびの「ユベシ」。【写真上②】

2017/04/16 飼育の日
ヤギについての説明が行われ、【写真左】
その後、来園者による餌やり体験が始まりました。【写真上③】

2017/04/22
大好きな飼育員さんにまとわりついて離れない「タンゴ」。これがヤギ流の甘えかたで角を相手の体にバチンとぶつけるため、かわいいのですが飼育員さんはうっかり背を向けられません。【写真上④】

2017/05/06
お立ち台に登り満足そうなヤギの「タンゴ」。夢見で唯一のオスです。【写真右】


2017/05/12
枝で遊ぶヤギの「ライ」。【写真上①】

2017/07/24
おやつの時間でしょうか。飼育スタッフがヤギ舎のあちこちに笹竹を立てると、のんびり昼寝のヤギたちが一斉に立ち上がり夢中で食べ始めます。【写真上②】
美味しそうに笹竹を食べる「アニー」。【写真上③】

2017/08/05
ヤギ舎の運動場が白い砂になりました。そこへ散歩で来園した犬にみんな興味津々です。【写真上④】

2017/08/17
8月はほとんど雨、濡れた地面を嫌うヤギたちは、みんな高いところに避難です。高所恐怖症?の「アニー」も仕方なく一番低い丸太の切株にあがっていました。【写真左奥】

2017/11/12 秋の動物園まつり
ヤギ餌やり体験。お腹を空かせたヤギたちの食欲はいつも以上でした。【写真右】
富士見デッキで行われた福田牧場から来た動物ふれあいコーナーのヤギ。【写真左手前】





2018/02/25
お立ち台のうえでのんびり憩う「タンゴ」。ヤギ舎最年少で唯一のオスです。【写真上①】

2018/03/03 動物ふれあい & クイズコーナー
動物公園事務所前に動物園まつりでお馴染みの福田牧場からヤギとヒツジが登場、「動物ふれあい & クイズコーナー」が、朝から昼にかけ1回50名限定で4回行われました。【写真上②】

2018/03/06 動物ふれあいクイズコーナー」を開催しました。
3月3日、一日限定ですが「動物ふれあいクイズコーナー」を開催しました。これは将来の動物園を担う人材育成を目的として平成26年から実施しているものです。
このコーナーの主役は、当園での飼育実習経験者で、将来動物園への就職を希望する、動物系専門学校や大学の現役の学生さんです。今年は3名が参加してくれました。
ふれあいをする動物として、ポニー1頭、ヤギとヒツジ各2頭を、高津区の福田牧場さんからお借りしました。
まずは学生さんが参加者に、お借りした動物達にちなんだクイズを出題。全て学生さんたち手作りのクイズです。
解答と解説の後、参加者の皆さんが少し動物について詳しくなった後は、乾草を配布し餌やり体験をしていただきました。
餌やり体験中も、学生さんは参加者と動物の様子の確認や、参加者へのガイド等の役割を担います。
当日のリハーサルの際には、ぎこちない話し方で少し心配したのですが、空き時間に相当練習したおかげ?か、始まってみるとしっかりと話をすることができていました。
学生さんは、恐らくこんなに大勢の前で話をする機会は今までになかったと思います。人に説明したり話しをすることの楽しさと、難しさを感じてもらえたと思います。今日の経験を今後のスキルアップに繋げ、素晴らしい人材に育ってくれることを願っています。
(公式FB)

2018/03/25 春の動物園まつり
「動物ふれあいコーナー」で福田牧場から来たヤギの親子。【写真上③】
「ヤギへの餌やり体験」が終わってもまだ餌をねだるヤギたち。【写真上④】


2018/04/14
「モナカ」と「ライ」でしょうか、メス同士ですが、ヤギのDNAに従い角突きを始めました。お互い阿吽の呼吸で「エイヤッ」と立ち上がり。【写真上①】
「カチーン」と角を合わせます。【写真上②】
痛いと思うのですが、何度も何度も結構楽しそうにやっていました。

2018/04/22 飼育の日 ヤギの餌やり体験
今回の餌やり体験は干し草ではなく粒々のものでした。朝からお腹を空かせたヤギたちは一粒でも多く食べようと大騒ぎです。【写真上③】

2018/05/03 獣医の日記
 動物への投薬がすんなり行かない場合、原因の一つに薬のにおいがあります。たとえば、シマウマの餌に薬を混ぜると、口をつける前ににおいで気づいて食べてくれないことは削蹄のたびに直面する悩みでもあります。
 このたび、ヤギたちの耳や鼻にちょっとしたハゲが見つかり ました。皮膚の感染症が考えられたので、軟膏を塗ることにしたのですが、これが結構においます。さわやかなハーブのような香りなのですが、ヤギがどう感じるかはわかりません。かく して、薬を塗り始めたところ、思いのほか当のヤギたちに好評であることがわかりました。ほかのヤギが薬を塗られているところや、私が握る薬のチューブに顔を摺り寄せたり、ずっとにおいをかぎ続けてフレーメン(フェロモンなどを嗅ぎ取った時に上唇をめくりあげて、よくにおいを感じようとする反応)をしたりと好感触です。においは好きでも、捕まえられるのは嫌なので、自分の番になると逃げ、ほかのヤギの番になると寄ってくる…といった妙な状況にもなってきます。
 そんな中、ただ1頭ハゲができていないヤギ、タンゴだけは常に他人事のため、薬の塗布が始まると猛然とダッシュしてきて、においをかがせろとばかりに他のヤギと人の間に割り込んできます。おかげでみんな少しずつ毛が生えてきたので、タンゴの「お楽しみタイム」ももうすぐ終わりそうです。
(ゆめみにゅーす VOL 48)

2018/05/05 子供の日
来園した子供たちによる餌やりが行われました。【写真上④】
2018/06/09
「暑~いっ!」今年初めて気温が30度になり、お立ち台のうえでぐったり昼寝の「ライ」。【写真左】
「タンゴ」が来ても場所を渡そうとはしません。【写真右】


2018/06/22
暑さに耐えるヤギの「タンゴ」。【写真上①】

2018/07/07
今日は「モナカ」(手前)と「タンゴ」が仲良くお立ち台にいました。【写真上②】

2018/09/08
長かった暑さから解放され、ほっとした表情の「タンゴ」。【写真上③】

2018/09/15
秋の長雨で地面はドロドロ。湿気を嫌うヤギたちは少しでも乾いたところへ。【写真上④】
唯一のオス「タンゴ」は外へ出ず塩をなめていました。【写真左奥】

2018/11/11
ヤギ舎の5頭。
【写真左中】 手前から「アニー」、その奥は「ユベシ」、そして「モナカ」、立っているのが「タンゴ」唯一のオスです。
【写真左手前】 いつも高いところが好きな「ライ」。
【写真右】 愛嬌のある「ユベシ」。





2019/01/19
陽だまりでうとうとするヤギの「ライ」。【写真上①】

2019/01/26
寒風のなか陽だまりで冬をやり過ごすヤギの「ライ」。【写真上②】
「タンゴ」。【写真上③の手前】

2019/02/16
冬が終わりに近づきヤギたちは思い思いの方法で日向ぼっこです。【写真上④と左】

2019/03/24 春の動物園まつり
福田牧場からきたヤギ。【写真右】
子ヤギ3頭も参加しました。
キーパーズガイドでは「タンゴ」の母は「モナカ」(薄茶色)で、高所恐怖症?の「アニー」は最近少し高いところに登れるようになったとの説明がありました。


2019/04/21 飼育の日
朝、日当たりの良い場所で餌を待つヤギ全員。【写真上①】
餌やり体験でお腹が一杯になったヤギたち。キーパズトークでも飼育員さんのまわりをウロウロ。【写真上②】

2019/05/11
ヤギ舎の最年少にして唯一のオス「タンゴ」。【写真上③】

2019/07/06
ヤギ舎の一番高いところに座り満足そうな「タンゴ」。【写真上④】

2019/07/21
夢見のヤギ全員。今日は一番奥のお立ち台に「タンゴ」が得意そうに鎮座していました。【写真左】

2019/07/28
ヤギたちの名札を下げる紐が新しいものに。【写真右】

2019/08/05 すっきりしました
 今年は5月に急に暑くなったと思ったら、6月7月と梅雨寒が続いていますが、季節は確実に移り変わっており、動物たちも冬毛から夏毛へと換毛しています。
 冬毛と夏毛で色や模様がすっかり変わってしまうの はホンシュウジカ。くすんだ焦げ茶色から、オレンジがかった茶色の毛に木漏れ日を思わせる白い斑点模様へと変身しますが、どちらもその季節において森林では目立たない色合いです。
 夢見ヶ崎動物公園にいる他の多くの動物たちの換毛 は、ふわふわしたダウンコートが抜け、全体的にすっきりした印象になります。ホンドタヌキのげんまいはまさにその典型で、夏と冬では別の動物のようなシルエットです。
 キツネザルたちは特に尾がスッキリ、細く見えます。 レッサーパンダに至ってはみすぼらしく見えるほど尾 が細くなります。
ヤギたちは木の柵や職員手作りの網に体をこすりつけ、抜け毛を自分で落とします。オスのヤギやマーコールは自分の角が届く範囲をわかっているようで、角の先端で背中を掻いていることもしばしばです。
 色も体の大きさもあまり変わらないものの、顔周りで大きな変化があるのがロバで、冬毛の時だけ、立派な前髪が現れます。
 冬の姿と比べてみると、ほかにもまだまだ発見があるかもしれませんね。
(ゆめみにゅーす VOL 53)

2019/09/11 強い台風15号が襲来
処理されたヤギ舎内の倒木にこの樹の説明のプレートが乗っていました。
「シンジュ(神樹)。落葉広葉樹。葉は細長い楕円形で春に枝の先端に白い小さな花が咲く。開花時期:5月上旬から6月下旬頃。科名:ニガキ科ニワウルシ属。NO.0303」


2019/09/14
ヤギ舎内では倒木処理のためチェーンソーが大きなうなりをあげています。それを遠巻きで眺めるヤギのなかには、お立ち台の下に首を突っ込みこわごわ眺める姿も。【写真上①】

2019/09/21
ヤギ舎内の倒木処理が終わり落ち着きを取り戻したヤギ舎の4頭(1頭は下の餌箱のなかで昼寝中)。【写真上②】
そしてもう1頭、人懐っこい「モナカ」。【写真左奥】

2019/10/02
ヤギの「ライ」。【写真左手前】

2019/10/15
ヤギの「アニー」。【写真上③】

2019/10/21
塩分補給中の「タンゴ」♂。【写真右】
お立ち台へ登る道(板)が延長されヤギ舎の様子はこんなことに。右はロバ舎の「かぐや」。【写真上④】

2019/11/03 ふたつの台風とその後
9月9日未明に通過した台風 15 号による被害は動物園でもすさまじく、シマウマ舎のケヤキやヤギ舎グラウンドのシンジュなどは根こそぎ倒れたほか、いたるところで大きな枝が折れ、しばらく職員も造園業者さんもてんてこまいでした。
すべて片付く前に今度は史上最大と言われた 19 号の追い討ち。やっと少し落ち着き、ヤギ舎には倒木を加工した新しい橋を架けるなど、平和な動物公園の姿が戻ってきました。とはいえ、これだけ木がたくさんある動物公園で今後も台風が来て無傷ということはないので、次に気を張りつつ、毎回これよりひどいことになりませんように、と祈っています。
(ゆめみにゅーす VOL 54)





2020/01/04
ヤギの「アニー」♀。【写真上①】

2020/01/19
ロバ舎から見たヤギ舎。【写真上②】

2020/02/01
塩分をなめるヤギの「タンゴ」。【写真上③】
数えたところ4頭しかいません。もう1頭はどうしたのでしょう。

2010/02/07 ありがとう
1月12日、ヤギのモナカが亡くなりました。10 歳でした。 若くはなかったものの前日までしっかり餌を食べ、いつもどおり日向ぼっこに勤しむ姿を見せてくれていたので、突然のことに職員も驚き、残念に思っています。小さい体ながら、母親として唯一体の大きなタンゴにくっついて過ごすこともできま した。今までどうもありがとう。かわいがってくれた皆様にもお礼申し上げます。【写真左】
(ゆめみにゅーす VOL 55 より抜粋)

2020/02/07 ★動物たちの主な移動(令和元年11月1日~令和2年1月31日)★
ヤギ(♀1 死亡)。
(ゆめみにゅーす VOL 55)

2020/02/28
新しくなったヤギ舎とロバ舎の柵。【写真上④】

2020/03/15
昼寝するヤギの「ライ」。【写真右】


2020/04/11 閉園中の夢見
ヤギ舎、ロバ舎は通行可能な道に面しているため会うことができます。【写真上①】

2020/04/25 ヤギ舎の4頭(全員)。【写真上②】

2020/05/14 ヤギたちの衣替え
ゴールデンウィークも終わり、気温が高い日が続いていますね!
そんな中、ヤギたちも暖かい気候に対応するために毛が抜け始めています。【写真左奥】
ヤギには夏毛と冬毛があり、春になるとだんだんと冬の寒さから身を守っていた毛が抜け始め、新たに毛足の短い夏毛に生え変わっていきます。
毛が生え変わることを換毛(かんもう)とも言います。
まだまだ、冬毛と夏毛が混じった姿のヤギたちですが、夏になる前には夏毛の姿に変わったヤギたち見ることができるでしょう!。
(伊藤、森屋)【写真左手前と上③】
(公式FB)

2020/06/06
ヤギ舎の最年少にして唯一のオス「タンゴ」。【写真右】

2020/08/20 ヤギのグラウンド整備
長かった梅雨も明け、雨でぬかるんでいたヤギのグランドの天地返しを行い、地面を均しました。【写真左】
ヤギやロバなどの蹄を持つ動物たちは足元のぬかるみが原因で脚を怪我してしまうことがあります。
そのため、足元の環境を整えることは怪我の予防にも役立ちます。
グラウンドのぬかるみがなくなり、ヤギたちも喜んでいるようで、元気よく走り回っていました。
(森屋)【写真右】
(公式FB)

2020/11/05 アニー ありがとう
 ヤギのアニーが亡くなりました。10 歳と5 ヶ月でした。今年に入って緩やかに体力が落ちてきていたものの、最後まで食欲は衰えず、足の力は弱かったものの亡くなる半日前まで歩くこともできました。
 あまり自己主張するタイプではなく大人しかったのですが、アニーのいなくなったヤギ舎は寂しいです。アニー、今までありがとう。かわいがっていただいた皆様も、ありがとうございました。
(ゆめみにゅーす VOL 58)

2020/11/05 ★動物たちの主な移動(令和2年8月1日~令和2年10月31日)★
ヤギ(♀1死 亡:アニー)
(ゆめみにゅーす VOL 58)





2021/01/27
休園中、親子連れを見てすぐに寄ってきたヤギの「ライ」。【写真上①】
高いところが好きなオスの「タンゴ」は、来園者がいない園内を見渡していました。【写真左】

2021/03/27
ヤギ舎の3頭、左から「ユベシ」♀、「タンゴ」♂、「ライ」♀。【写真上②】

2021/06/05
人懐っこいヤギの「ライ」。【写真上③】

2021/06/14
今日は雨。外への扉は開いているものの、みんな室内でじっとしていました。壁ひとつ先にロバの「カグヤ」の耳が見えていました。【写真下①】

2021/07/03
雨上がり。室内に留まる「ユベシ」。【写真上④】
外に出たものの濡れた地面を避けて日光浴の「タンゴ」(奥)と「ライ」。【写真下②】


2021/07/17
日陰で休むヤギ。手前から「ライ」♀、「タンゴ」♂、奥で立っているのが「ユベシ」♀。【写真上③】

2021/09/19
ヤギ舎のお立ち台がなくなり、高いところに登れない「タンゴ」は切株に前足を乗せての写真目線です。【写真上④】

2021/12/04 ヤギ 2015年10月 埼玉県こども動物自然公園から一緒に引っ越して来ました
ライ ♀ メス 2011年5月23日生まれ エサ箱にすっぽり収まってくつろぐ姿が見られます。
ユベシ ♀ メス 2013年3月24日生まれ 愛嬌があり呼ぶと振り向いてくれたりもします。
タンゴ ♂ オス 2015年3月10日生まれ 人懐っこい性格で飼育員の服に頭を擦りつけたり追いかけっこをしたり角でグイグイ押したりします。【写真上⑤】
(ヤギ舎の掲示)




2022/01/09
切株のうえで人懐っこい表情を見せるヤギの「ライ」。【写真左奥】

2022/02/05 元気です
気兼ねなく出かけられるようになるにはまだ時間がかかりそうなので、今回も動物たちの日常の一枚をお見せします。【写真左手前: 「タンゴ」♂】
(ゆめみにゅーす VOL 63)

2022/02/07
倒れた切株に頭を突っ込み熱心に仕事中?の「ライ」。【写真右手前】

2022/03/19
ぐっすり眠るヤギの「ライ」。【写真右奥】

2022/04/05` ロバとヤギ
春先の寒い日に、ヤギのライが外で悲しそうに鳴き続けていたらタンゴがライの喉のあたりをしきりに舐めていたのを見ました。まるでなだめているかのようで感動させてもらいました。
(平田)
以下、平田様からお知らせ頂いた情報です。


2022/04/05 (1)
ヤギの新しい台の設置作業中の様子です。
ヤギの「ユベシ」(左)と「ライ」(右)が台となる木のにおいを嗅いでいます。
ロバ(奥)の「かぐや」は獣舎の扉に張り付いて中の様子をうかがっている様です。【写真上左】
(平田)

2022/04/05 (2)
ヤギの「タンゴ」が「かぐや」の獣舎から出てきました。作業のためロバの運動場に移動させたのでしょうか?
「かぐや」は驚きます。【写真上中】
(平田)

2022/04/05 (3)
いつも動きの少ない「かぐや」が跳躍しています。
「タンゴ」の視線からすると、興味は「かぐや」になく飼育員さんたちの様です。【写真上右】
(平田)


2022/04/05 (4)
写真手前で雑草を食べる「タンゴ」の動向を奥の「かぐや」が観察しています。【写真上①】
(平田)

2022/04/05 (5)
「かぐや」が日差しを浴びて目を細めています。自分に関心が向いていなくて、適度の距離を保っていればOKのようです。【写真上②】(平田)

2022/04/05 (6)
「タンゴ」が「葉っぱをあげないで!おなかをおこわします!」の掲示の脚の部分を、角でぐりぐり押し上げています。【写真上③】
最後には掲示の前脚の部分が折れかけました。そのため「タンゴ」は獣舎にしばし入れられしまい、体当たりの音や大声で鳴く声が聞こえてきました。【写真上④】(平田)

2022/04/06~04/08
朝、ヤギの台には「ライ」がいました。「タンゴ」は地面や台の1階にいました。
手前は桜の花びらを食べてご満悦そうなロバの「かぐや」の日向ぼっこです。下唇に花びらがついています。(”く”の字を90度左に回転したような白いものが花びら)。【写真左】
(平田)

2022/04/09
朝、「タンゴ」は台の1階にいました。【写真右】
(平田)


2022/4/10
朝から「タンゴ」は台の上に上り得意顔に見えます。1階には「ライ」がいます。【写真上①】
(平田)

2022/04/12, 13
朝、「タンゴ」は台の上で、1階には「ライ」がいます。これが定位置になったのかもしれません。 右下で餌を食べているは「ユベシ」です。【写真上②】
(平田)

2022/04/14
新しい「お立ち台」に満足そうなヤギ。【写真上③】

2022/04/22 完成しました!
ヤギのグラウンド(展示場)にあったやぐらが壊れて以来、切り株しかない状態でしたが、この度、新たなやぐらが完成しました。
今回のやぐらは二段構造となり、上と下に乗ることができるようになりました。
また、ヤギたちが走ったり、頭突きしたりしても危なくないよう、頑丈な作りにするために試行錯誤し、時間がかかりましたが、飼育員で力を合わせて作りました。
完成直後のヤギたちは、新しいやぐらに警戒した様子でなかなか登ろうとしませんでしたが、今では、それぞれのお気に入りの場所を見つけて寝ています。
動物園にお越しの際は、是非ヤギたちに会いに来て下さい!
(伊藤)。【写真上④:「ライ」♀】【写真上⑤:「タンゴ」♂)】
(公式FB)

2022/04/30 ~飼育の日 2022~ 最近のタンゴ(オス) 。【ヤギ】
飼育員と遊ぶことがだいすきでいつも元気なタンゴ。4月5日にあたらしいやぐらを設置しましたが、はじめは慣れず、やぐらの上に登れないようで苦労していました。あたらしいものには少しこわがりなタンゴがまた愛くるしいところです。最近は安心してやぐら上で昼寝している姿が見れるようになりました。
わたしたちのことをよく観察していてタックルしてくる力も相手によって変えています。思いやりのあるタンゴです。
(ヤギ舎前の掲示)

2022/05/25 ★ピックアップ動物★ ヤギ 哺乳綱 鯨偶蹄目 ウシ科
 野生種のマーコールやアイベックスなどの他、家畜として古くから世界中で飼
育されており、様々な品種があります。
蹄には硬い弾力性があり、木や岩のわずかな取っ掛かりを吸い付くように捉え、うまく登り降りしたりそのまま安定して静止していたりします。
当園の家畜ヤギたちは現在オスのタンゴ、メスのライとユベシの 3 頭です。
タンゴは血気盛んにスパーリングの態勢を取ったりぐいぐい押してきたりしますが、本気でかかってくることはなく、また相手になる者の顔を見分けており、そうでない者には遊びをねだることもありません。
若い頃は怒りっぽく人を寄せ付けたがらなかったライは 10 歳を超えて性格が丸くなり、スキンシップを取りたがることも多くなってきました。
ユベシは常にマイペースで周りのヤギやヒトの動きに動じることなく好きなタイミングで好きな場所に行って反芻し、清掃用の竹ぼうきのはねた枝を器用に鼻に突っ込んではくしゃみをしています。
最近職員手作りでやぐらを新調し、まだ慣れないヤギたちの行動が少しずつ大胆になっていく様を、我々も楽しく観察しているところです。
(ゆめみにゅーす VOL 64)


2022/05/28
ぐっすり眠るヤギの「タンゴ」。【写真上①】

2022/06/01 最近の出来事 2022.6/夢見ヶ崎動物公園
ヤギのタンゴ♂は、お腹のあたりが結構ハゲてるなー。
飼育員さんによると「ブラッシングをし過ぎた」とのこと(笑)
でも、大丈夫。
新しい毛が生えてきてるってさ。
「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2022/06/05 最近のタンゴ(ヤギ♂)
飼育員と遊ぶことが大好きで、いつも元気なタンゴ。
4月5日に新しいやぐらを設置しましたが はじめは慣れず、やぐら上に登れないようで苦労していました。
あたらしいものには少しこわがりなタンゴが また愛くるしいところです。
最近は安心してやぐら上で昼寝している姿が見られるようになりました。
わたしたちのことをよく観察していて タックルしてくる力も相手により変えています。
思いやりのあるタンゴです。(沼倉、宇田、伊藤)
(公式FB)

2022/06/18
ヤギ舎の一番高い位置、やぐらの上で得意そうな「ライ」。【写真上②】
と、二番目に高いところでくつろぐ「タンゴ」。【写真上③】


2022/07/23
ヤギ。立てかけてあった箒に体をすりつけていたら箒が倒れびっくり。【写真上④】

2022/07/26
閉園前、ヤギが厩舎の中の飼育員さんの一挙手一投足を注視しています。
台の上が「タンゴ」、下の台が「ライ」、地面にいるのが「ユベシ」。【写真上⑤】
(平田)

2022/08/20
ヤギ。いつもの定位置?上が「タンゴ」、下が「ライ」。【写真右】



2022/08/20
「ユベシ」が鉄杭に巻いてある青色の針金を使い、鼻の左穴を掻いていました。賢いです。【写真上①】
上から撮影した写真ですが、腰のあたりの痩せが目立ち心配です。【写真上②】
(平田)

2022/09/17
網に入れた餌を食べるヤギの「タンゴ」♂。首を地面まで下げず食事できるので食べるのが楽?。【写真上③】

2022/10/05
ロバとヤギの境界付近で探し物がありカバンの中をガサガサしたところ、何かいいことがあると思ったようで積極的に近寄ってきたロバの「カグヤ」とヤギの「タンゴ」。【写真上④】
左奥のヤギの「ユベシ」もこちらを注視。裏を返せば、餌を与えている人がいるということでしょうか。
(平田)


2022/10/19
閉園前のヤギの渋滞です。降りる「ライ」♀の背後から「タンゴ」♂が怪しいちょっかいを出しています。
下からは「ユベシ」♀が「ライ」に向かっていき渋滞発生。結局「ユベシ」は「ライ」に追い払われました。
手前から「ユベシ」、「ライ」、「タンゴ」。【写真‾①】
その後、シンクロした姿で厩舎が開くのを待つ「ユベシ」(左)と「ライ」(右)。【写真上②】
(平田)

2022/10/21
朝日のスポットで穏やかに日向ぼっこをするヤギの「タンゴ」(左)、「ユベシ」(中)、「ライ」(右)。【写真上③】
(平田)

2022/10/30
塩分を補給するヤギの「ユベシ」。【写真左】

2022/11/26
普段の一コマでもひょうきんな姿になってしまうヤギの「ユベシ」。【写真上④】
(平田)

2022/12/10
ヤギの仲間は高いところが好きです。3頭しかいないヤギ舎ですが、オスの「タンゴ」(2015年3月10日生まれ)がここのボスなのでしょうか。【写真右手前】
「ユベシ」♀(2013年3月24日生まれ)。はおとなしい性格なのか、いつも低いところにいます。【写真右奥】
年長の「ライ」♀(2011年5月23日生まれ)がお立ち台にいるとき、「タンゴ」が登ってくると席を譲っていました。【写真下3枚】
【写真左奥】お立ち台でのんびり日光浴の「ライ」♀。
【写真左手前】そこへ下から「タンゴ」♂登場。
【写真右】それを見た「ライ」が立ち上がり場所を交代。






2023/01/09
午前9時頃のヤギ達の様子です。最近「ライ」(手前)は戸に張り付き眠る姿をよく見ます。「タンゴ」(低いお立ち台の向こう側にいました)は餌箱の中で休んでいました。「ユベシ」(中央)は、他の2頭が寝ていても地道に餌を食べています。【写真上①】
(平田)

2023/01/29
ヤギの「タンゴ」が、置いてある木の内側をかじっていました。木くずが下に落ちているので食べているようではないです。遊んでいるのでしょうか。木の内側をかじって遊ぶ?ヤギの「タンゴ」 。【写真上②】
(平田)

2023/02/04
餌を食べる「タンゴ」(奥)と「ライ」(手前)。しかし、「ユベシ」の姿が見えません。【写真上③】
(平田)

2023/02/05 ヤギの「ユベシ」が天国へ
「ユベシ」が昨日亡くなったそうです。ヤギの世界での事故がきっかけのようです。
・2/2(木) ユベシが倒れていた。
・2/3(金) 立てるようになったが、戻りたがらなかったため隔離。
・2/4(土) 亡くなる。
「自分の居場所を失ってしまった」と感じながら最期を迎えた様に思えて残念です。
「ユベシ」は、「タンゴ」と「ライ」に比して体が一回り小さく、序列が最下位で、部屋に戻るときは、いくら最前列に陣取っていても他の2頭が入るのを待ってから入っていました。ヤギの世界では立ち回りが大変だったかもしれませんが、お客さんにとっては、愛嬌のある容姿や振る舞いに親しみを感じるオンリーワンのヤギだったと思います。【写真上④: 在りし日のユベシ 2022/08/20】
(平田)


2023/02/08 『ヤギ』の紹介・改訂版/夢見ヶ崎動物公園
2023年2月4日、ヤギのユベシ♀が老衰で死んでしまいました。【写真上①】
前日、部屋から出ていなかったので心配していたのですが、翌朝に亡くなったそうです。
ユベシは小柄で、表情や仕草が可愛らしい子でした。
急な別れになってしまったので、言葉もありません。
とりあえず案内を直さなければと、namiemi が描きました。【写真上②】
2頭だけになってしまった。
案内は、手前の柵に掛けていただきました。
今回のもので、夢見ヶ崎動物公園の動物案内は48作目となりました。
もう会えないなんて、とても残念。【写真上③】
(ナミキデザインのブログより抜粋)

2023/02/09 ヤギのユベシが死亡しました
2023年2月4日、ヤギのユベシ(♀9歳)が永眠しました。
ユベシは体格が小さいため、来園者の方から「あかちゃん?」と勘違いされたこともありました。
一番弱い個体ではありましたが、バケツの中に餌があることを覚え、バケツを見つけると誰よりもはやく走ってきたりする姿が、愛おしくてたまりませんでした。
今までユベシを可愛がってくださり、本当にありがとうございました。
ユベシ、たくさんの思い出をありがとう。
(ユベシについて: 2013年3月 埼玉県こども動物自然公園生まれ、2015年10月 夢見ヶ崎動物公園 来園)【写真上④】
(公式FB)

2023/02/10 ユベシ ありがとう。【ヤギ】/夢見ヶ崎動物公園(1)
2023年2月4日、ヤギのユベシ♀との突然の別れ。感謝の気持ちをこめて、思い出の写真を載せます。namiemi の絵と合わせてご覧ください。ユベシ_ありがとう。【写真上⑤と下①②】
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)


2023/02/10 ユベシ ありがとう。【ヤギ】/夢見ヶ崎動物公園(2)
【写真上③】ユベシ
【写真上④】もぐもぐ ユベシ
【写真上⑤】仲良しのライ姉さんと
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)


2023/02/25
2頭だけになってしまったヤギ舎。左が「ライ」♀、右が「タンゴ」♂。【写真上①】

2023/03/04
ヤギの「ユベシ」が逝って一ヶ月、いまでも続く献花。【写真上➁】

2023/03/27
桜の花びらを浴びる「ライ」と、【写真上➂】
「タンゴ」。【写真上④】


2023/04/27
のんびり日光浴の「ライ」(上)と「タンゴ」。2頭だけの生活に慣れてきたようです。【写真‾①】

2023/04/17 最近の出来事 2023.4【後篇】/夢見ヶ崎動物公園
最近、ロバのカグヤ♀が散歩する様子を見かけるようになった。
運動量を増やす為だそうだ。
好きな飼育員さんに “頬ずり” していた。
この飼育員さんのことはヤギのタンゴ♂も大好き。
カグヤの世話をしていると、タンゴが “やきもち” を焼いて、扉を角でガンガンと突いてアピールしていた。笑
(「ナミキデザインのブログ」2023/04/30 より抜粋)

2023/05/08 ★動物たちの主な移動(令和5年2月1日~令和5年4月30日)★
ヤギ(♀1 死亡)
(ゆめみにゅーす VOL 68)

2022/05/28 最近の出来事 2023.5/夢見ヶ崎動物公園
5月版『夢見ヶ崎動物公園・最近の出来事』です。
ヤギのライ♀が、飼育員さんに甘えていた。
隣にいるロバのカグヤ♀がヤキモチをやきそう。【写真上②】
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/06/10
ヤギの「ライ」(左)と「タンゴ」。【写真上③】

2023/06/11
ヤギの「ライ」は雨模様の日には、扉の近くに陣取り、外を眺めています。
そのまま眠っているときもあります。
穏やかな「ライ」の姿に、カワラバトが安心して「ライ」の前方に止まり、何か失敬できる餌が無いかを考えているようでした。
雨模様を眺めるヤギの「ライ」と、そばにいるカワラバト【写真上④】
一方の「タンゴ」は、雨の降る外には全く関心無し。室内で眠っていました。【写真下①】
(平田)


2023/07/30
朝から暑く、「タンゴ」は部屋の中にいました。外が好きな「ライ」は、日光浴→お立ち台の下の日陰に移動して休んでいましたが、さすがに暑かったのか部屋に入りました。
部屋の中の「タンゴ」(奥)と「ライ」(手前)【写真上②】
(平田)

2023/07/31 最近の出来事 2023.7/夢見ヶ崎動物公園
ここ最近、体温を超えるほどの猛暑が続いている。さて、動物たちは、どうしているかな?
ヤギは暑さに弱いと思うんだけど、“タンゴ” は飼育員さんと元気に遊んでいる。【写真上③】
(「ナミキデザインのブログ」より抜粋)

2023/08/26
カンカン照りの中、風は通るが陽射しが強いお立ち台でぐっすり眠る「ライ」。【写真左】

2023/09/23
ようやく涼しくなり、ヤギのライ♀(左)とタンゴ♂の動きも少し活発になってきました。【写真右】

2023/10/28
秋の日差しを満喫するヤギのライ(手前)とタンゴ(奥)。
ライの白い毛が光を反射して神々しいです。【写真上④】
(平田)

2023/11/05 ヤギのタンゴ♂は職員と遊ぶのが大好きで、立派な角で頭突きをしてきます。
ヤギのタンゴ♂は職員と遊ぶのが大好きで、立派な角で頭突きをしてきます。
調子に乗ると立ち上がって勢いをつけてくるのは中々の迫力です。
でも結構力が強いので、手加減してね!【写真上⑤】
(公式FB)


2023/11/12 「秋の動物園まつり」 ロバ、ヤギのキーパーズ・トーク
ロバの「カグヤ」がグラウンド前に出てきて、ヤギの「タンゴ」と「ライ」がロバのグラウンドに移動して、10時よりキーパーズ・トークが始まりました。(以下、記憶ベースでの記載です)
・蹄の違い。ヤギの2本、とロバ1本。
・家畜化された動物。ヤギは日本に入ってきたが、ロバは入ってこなかった。ヤギは沖縄で食用として早くから飼育。小笠原ではヒトが持ち込んだヤギが野生化。
・「タンゴ」の歯を見せながら、ヤギの歯の特徴(下に前歯はあるが上の前歯は無くて洗濯板状)
・ヤギの「ライ」は若い時に怒りっぽかったが、年を取って丸くなった。
・(ヤギの「タンゴ」が尻尾を上げている様子を指し)犬と同様、ヤギも嬉しい時に尻尾を振る。
・ロバの「カグヤ」は昔より人に懐くようになった。
・ロバの「カグヤ」が痩せてきた。餌はイネ科。栄養価の高いマメ科も少し入れる。老化で歯肉が下がり歯の裏側に餌が貼りつくようになったので、餌の干し草を短く切っている。血液検査に異常は無い。
飼育員さんと共に登場するロバの「カグヤ」と、大好きな飼育員さんを尻尾を上げて見つめるヤギの「タンゴ」。【写真上①】
もくもくと餌を食べるロバの「カグヤ」と、見つめるヤギの「ライ」。【写真上②】
多数のギャラリーに落ち着かなかったのが、プイッと食べるのを急に止め柵に向かって戻りたい様子の「カグヤ」。【写真上③】
その後、再び食事を開始しました。
飼育員さんがグラウンドに行こうとする姿を見るや、立ち上がって遊びのお誘いをするヤギの「タンゴ」。【写真左】
お客さんは大喜び。
(平田)

2023/11/12 「秋の動物園まつり」 動物ふれあいコーナー【福田牧場】
動物ふれあいコーナーは親子連れでにぎわっていました。【写真左奥】
アピールするヤギ3匹。【写真左手前】
(平田)
5年ぶりの動物ふれあいコーナー、人懐っこい親と遊び盛りの仔2頭が参加しました。【写真右手前】

2023/11/30
少し肌寒いなか秋の陽射しを浴びぐっすり眠るヤギの「ライ」(上)と「タンゴ」。【写真右奥】

2023/12/03 反芻するヤギのライ♀
青空の下、のんびり反芻中のヤギのライ♀です。マイペースなライに、ぜひ会いにきてください。
(※横顔の動画の喉のところを、反芻のために、食べ物が登っていくのが見えます。ぜひ注目してみてください!)
(公式FB)





2024/01/16 最近の出来事 2024.1/夢見ヶ崎動物公園
ヤギは寒さに強いので北風だって震えたりしないけど、日光浴で気持ち良さそうにしていた。
(ナミキデザインのブログ)

2024/01/25
いつも一緒だったロバの「カグヤ」が亡くなり、残されたヤギの「ライ」♀と「タンゴ」♂は心細いのか大人しく寄り添っていました。【写真上①: 左「ライ」、右「タンゴ」】

2024/02/04
小雨でも外にいて、雨の日も外を眺めるのが好きな「ライ」が、雨が止んで淡い陽の光も届いているにも関わらず、室内でじっと眠っていました。
外が好きなのに室内で眠る「ライ」。【写真右】
(平田)

2024/02/17
故ロバの「カグヤ」のグラウンドと、ヤギのグラウンドを移動できる段ができていました。
ヤギ達が試してみたのかはわかりません。
グラウンド間の移動に新設された段。左手前で寝ているヤギの「ライ」♀奥のお立ち台下には「タンゴ」♂。【写真上②】
(平田)

2024/02/18
「タンゴ」♂がヤギ舎とロバ舎を結ぶ柵越えの段を利用、ロバ舎のグラウンドに入り得意そうです。【写真上③】
閉園時間には飼育員さんが開けたロバ舎のドアから屋内に戻って行きました。ヤギ舎のグラウンドにいた「ライ」♀は、いつも通りヤギ舎の出入口から屋内に戻りました。

2024/03/07
ヤギの「ライ」♀が床暖房の効いたテンジクネズミ(メス)舎にいました。飼育員さんによると「トラブルがあったためここにいる」そうで「体調は大丈夫」とのことでした。一時的な措置のようです。【写真左奥】
これにより、テンジクネズミのメスは、元いた右隣の床暖房のない部屋(オス舎の左)に移されていました。
一頭だけになった「タンゴ」♂は、寂しいどころか餌を食べるのに夢中です。【写真左中】
ヤギ舎に出された新しい表示「おなかをこわします!食べ物をあげないで!」【写真左手前】

2024/03/09-10
ヤギの「ライ」は、9日と10日、外にいたので安心しました。
(平田)

2024/03/17 春の動物園まつり
富士見デッキ広場では恒例「ポニー乗馬、ヤギ・ヒツジのエサやり体験(福田牧場)」で、ふれあいコーナーが行われました。
【写真上①】富士見デッキ広場入口の看板。
【写真上②③】おかあさんヤギとあかちゃんヤギ。
(平田)
【写真上④】来園者の人気を集めたヤギの親子。

2024/03/29
外に出ていたのは「タンゴ」だけで「ライ」の姿はありませんでしたが、元ロバの「カグヤ」のいた部屋のドアが開けっ放しだったので、その奥にいたのかもしれません。

2024/03/30
お立ち台の上が好きだった「ライ」ですが、最近は地面にいる姿を目にします。登るのは無理になったのでしょうか。色つやにも衰えを感じます。
体力と色つやに衰えが感じられるヤギの「ライ」。【写真上⑤】
(平田)

2024/04/21
お立ち台の下でくつろぐヤギの「ライ」。【写真右】

 
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