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2010/03/21
名 前 ヨウム(洋鵡)
学 名 Psittacus erithacus ssp
英語名 Gray Parrot
分 類 オウム目インコ科
分 布 アフリカ、ガーナ~ビクトリア湖周辺、アンゴラ~コンゴ共和国(旧ザイール)、中央アフリカ西海岸の森林地帯。飼い鳥として4000年前のエジプト象形文字にも現れ、古代ギリシア人も飼育。ワシントン条約で輸出国の許可があれば商取引ができるため人気が高く、現地での密猟も絶えない。
生 態 利口で人と意思の疎通ができ、周囲の動物や電話の電子音まで真似できる。「反抗期」あり。食性:種子や果実(アビラヤシの実など)。多くの脂粉を出すため通気や換気が、日光浴でビタミンDを生成するため頻繁な日光浴が必要。害のある食物:チョコレート、アボカド、カフェイン、アルコール、りんごの種、一部のキノコ、タマネギ。平均寿命:15年、最高寿命:50年。
夢見処 夢見では、お隣のボウシインコと並び物まねが上手。「ムー♂」と「ウル♀」の2羽が展示され、ここで生まれた仔はバックヤードにいた。ここ加瀬山に飛来する四季の鳥の声はほとんど覚えており、機嫌の良いときは「おはよう」「バイバイ」や人の笑い声までじょうずに真似する。
2021/07/05 「ムー」が何者かに誘拐され、そのショックで「ウル」が毛引き症になり長期入院を余儀なくされる。2022/08/07 「ウル」の展示が再開され、少しづつもとの状態に戻り始めている。
夢見定食は、キャベツ、小松菜、リンゴ、バナナ、ミカン、ヒマワリ。




2004/02/14
子供が姿を消しました。養子に出されたのでしょうか。【写真右】

2004/10/24
新しい子が生まれているのに気づきました。




2006/07/09
相変わらず親子3羽で住んでいます。人の声からウグイスの鳴き真似までレパートリーの広さは、オウム・インコ舎随一のようです。

2007/04/28
ワカケホンセイインコ2羽がここに転居してきました。2006/07/13 まではダルマインコが一緒でしたが、それからはヨウムの親子だけがここにいました。




2007/09/22
同居していたワカケホンセイインコ2羽が、ルリコンゴウインコのところに引っ越したため、再びヨウムの親子3羽だけになりました。

2007/10/06
シロビタイムジオウムが1羽入りました。隣りにいた2羽のうちの1羽♂です。




2008/08/30
現在はオス、メス各1羽とその仔(2004年10月生まれ)の3羽です。仔も大きくなり、毛並みもすっかりきれいになりました。【写真右】




2009/08/16
相変わらず親子3羽で元気に暮らしています。





2010/03/21
今年も去年同様親子3羽で仲良く暮らしています。【写真上①②】

2010/08/21
ヨウムの仔が怪我? 夕方、ヨウムの仔が寝たまま動けない姿で、わずかに首を動かす様子を親がじっと見ていました。もう1羽の親もヨウム舎のなかにある高い木の上から見つめています。怪我でもしたのでしょうか。【写真上③】

2010/08/28
仔は先週より元気になっていました。【写真上④】

2010/11/27
右は現在いる3羽です。手前2羽が親、その間、下のえさ箱にいる小さく見えているのが仔です。【写真左】




2011/05/14
相変わらず親子3羽で暮らしています。

2011/07/17
暑い夏到来。少しでも涼もうと、片方の翼をダラリと下げての昼寝です。【写真右】





2012/06/23
親子3羽のままです。母親が巣篭りしているようで、父親が切り株でできた巣箱の入口でキツツキみたいに「コツコツ」と巣箱を叩きながら中を覗いていました。【写真上①】
もし雛が生まれると、いままでの例として?来園者に親しまれている仔はここから出されることになるのでしょうか。

2012/06/30
ヨウムの手は右利きか左利きか。左のようです。今日は3羽全員が久しぶりに外に出ていました。巣篭りは終わったのでしょうか。

2012/07/16
母親の巣篭りは終わったようです。親子3羽で暮らしています。夫婦で右がオスのようです。子供はいつも少し離れたところにいます。【写真上②】

2012/07/22
巣篭りはもう終わったと思ったら、再び始まりました。【写真左】

2012/09/29
ヨウム夫婦はこの巣に愛着があるようで、なかなか巣を離れようとしません。

2012/10/21
今日も1羽が巣箱に入り、もう1羽がその入口にいました。なかから何やら反響した篭った音が聞こえていました。【写真右】

2012/11/03
仲の良いヨウム夫婦はいつも一緒です。【写真上③】
その分、ここにいて以前と違い羽毛の色艶がよくなり、すっかり成人した仔はひとりぼっちです。そしてモノマネは別として来園者へのサービスは専らこの仔が務めているようです。

2012/11/24
強い北風対策のためか、北側に面したオオホンセイインコ舎からヨウム舎に透明シートが張られました。来園者は中を覗くことはできても、いままでのように頭を撫でたりなどの接触はできません。ヨウムはこのオウム・インコ舎のなかで一番頭が良い鳥で、この変化をちゃんと心得ており、いつものお馴染みさんが覗きこんで声を掛けても、奥で一応こっちは見るものの、あとは知らん顔、「お前エライ愛想なしになったなぁ」とは来園者一同の嘆きですが、寒い間は南国の鳥たちを守るため仕方ない措置です。【写真上④】

2012/12/08
透明シートが貼られたため、来園者と直接接触できなくなったヨウムですが、ヨウムも寂しいのか、お馴染みさんが来ると寄ってきてシート越しに「頭を掻いて」という真似をします。

2012/12/29
透明シートにも馴れてきたようで、シート越しに色々な表情を見せてくれます。【写真右】




2013/03/24 春の動物園まつり
透明シートで中がよく見えないものの、展示されているのは2羽(夫婦?)だけのようです。バックヤードに仔と思われるのが1羽いました。【写真左奥】
(バックヤードツアー)

2013/03/31
めったに喋らないものの、口笛を聴かせると首を斜めにして聴くそぶりを見せたり、首を振って乗り乗りになる「ヨウム」、私のお気に入りです。
(島貫様)

2013/04/05
ヨウムが3羽揃っているのが確認できました。【写真左手前】
(島貫様)

2013/05/31
ボウシインコ舎に、お隣のヨウムが首を出していました。よく見ると一箇所金網が途切れているのが確認できました。【写真右】
(島貫様)

2013/06/09
去年11月24日から、オオホンセイインコ舎からヨウム舎にかけて張られていた北風避けのビニールシートが、この日取り払われました。
(島貫様)

2013/07/11
何故か、ヨウムのものと思われる赤い羽根が2本落ちていました。【写真左】
(島貫様)

2013/10/14
隣で食事中のボウシインコたちを眺めるヨウム。【写真右】




2014/03/21
春の動物園まつりの前日、半年間ヨウム舎を被っていた透明シートが外されました。ヨウムも嬉しそうです。【写真左】

2014/03/23
隣のキビタイボウシインコと何やら話していました。

2014/04/06
食事中の仔。人懐っこい性格ですが、半年も外と隔てられていたためか、人との接触にはまだ興味なさそうです。【写真右手前】

2014/04/13 & 19
ヨウム舎には3羽います。2羽は夫婦でいつも一緒です。そして大分前にこの夫婦から生まれた仔がいます。この仔はずっと1羽でいるため、去年、北風除けシートで冬囲いする前は来園者にずいぶん慣れていましたが、この春、風除けシートが外されてから日が浅いためか、まだ人に慣れていません。【写真右奥】

2014/05/09
珍しく3羽のヨウムが金網越しに勢揃いです。【写真左】
(島貫様)

2014/05/13
撫でて欲しいのか、ヨウムが頭を差し出してきました。撫でてやるとしばらくじっとしていました。【写真右手前】
(島貫様)

2014/07/12
ボウシインコ舎とヨウム舎の面々が談合中。左から、アオボウシインコ、キビタイボウシインコ、ヨウム。【写真右奥】

2014/08/07
現在いるヨウムの名は、親♂が「ヨン」、親♀が「ウル」、仔は「ムー」だそうです。ヨウムの親は判別が難しいです。
(島貫様)

2014/11/21
ヨウムが2羽しかいません。子供の「ムー」がお尻に膿瘍ができ、バックヤードにある動物病院に入院したそうです。写真は、親2羽だけになったヨウム舎の様子です。【写真左】(島貫様)






2015/03/22 春の動物園まつり
バックヤードツアーでは、ここでしか見られないオオバタンの「シェル」がいました。毛引き症のようです。そして、やはり毛引き症のマメコバタンと、その他のコバタンが2羽、ベニコンゴウインコ、アオボウシインコの「アオちゃん」、ヨ ウムの「ムー」もいました。【写真上①】
オオバタンは、体格が大きいだけに、あの白色オウム独特の叫び声もまた大音量です。もちろんサイテス1類種、マメコバタンはコバタンの亜種中、最大種とされるもので、コバタン同様こちらもサイ テス1類種です。
(島貫様)

2015/04/04
北風除けのビニールシートが外されました。中を見ると、天井にあったヨウムの巣箱がいつの間にか取り払われていたようです。
(島貫様)

2015/04/11 & 29
ヨウム舎には「ヨシ」と「ウル」の2羽がいました。仔の「ムー」はバックヤードに行ったままです。【写真上②】

2015/05/02 & 06
「ヨシ」と「ウル」のペアは仲が良く、いつも一緒です。

2015/06/27
地面に置かれた切り株を巣に見立て巣篭りが始まりました。【写真上③】

2015/07/05
突っつき合うアオボウシインコの「チコ」とヨウムの「ヨシ」。【写真上⑤】
丸太のくり抜いてある部分に止まり木の太い枝が差し込まれ、いままでのように丸太の中に入れず、戸惑っている様子の「ヨシ」と「ウル」。【写真上④】
(島貫様)

2015/07/14
こちらの言葉や口笛を、首を傾げてじっと聞くヨウム。非常に賢そうなのが窺い知れます。【写真上⑥】
(島貫様)

2015/07/16
いつも仲睦まじいヨウムのペア。【写真上⑦】
(島貫様)

2015/07/29
午前中、餌が待ちきれない様子のヨウム。【写真上⑧】
(島貫様)

2015/07/31 & 08/06
羽根を拡げて暑さを凌ぐヨウム。白色オウム、ボウシインコ、コンゴウインコにこのような姿は見られません。【写真上⑨: 7/31】
(島貫様)

2015/08/08
ヨウムのペアは仲が良くいつも一緒です。

2015/11/15 秋の動物園まつり
半年振りに会ったアオボウシインコの「アオ」と、ヨウムの「ム-」(右)。2羽とも元気そうでした。「ムー」は現在展示されている「ヨン」と「ウル」の仔ですが、大きくなったのでヨウム舎に住めなくなりバックヤードに来ています。【写真左】
(バックヤードツアー)

2015/12/12
ヨウム舎を冬の北風除けの厚いシート越しに覗くと、こちらに気付いたヨウムが寄ってきてシート越しのご対面です。【写真右】





2016/03/16
今日、去年の12月始めに貼られた冬の北風除け透明シートが外され、ヨウムたちを直接観察できるようになりました。【写真上①】
(島貫様)

2016/03/21 春の動物園まつり
オウム・インコ舎で展示されているヨウム、「ヨシ」と「ウル」の子供の「ムー」。【写真左】
春と秋の動物園まつり、バックヤードツアーでしか見ることができません。

2016/04/26
「ヨシ」と「ウル」。オウム・インコ舎ではもっとも上手に言葉を話します。【写真上②】

2016/07/23
ヨウムの1羽は切り株のうえでのんびり。もう1羽はその土台をガリガリ。だいぶ細くなってきました。この切株、いつまで立っていられるのでしょう。【写真上③】

2016/11/05 撮影。【写真上④】

2016/11/20 秋の動物園まつり
バックヤードにいる「ムー」のほかに、もう1羽ヨウムがいました。
(バックヤードツアー)




2017/06/11
巣箱から顔を出したのは「ウル」♀でしょうか。【写真右】

2017/09/14
仲の良い「ウル」と「ヨシ」。【写真上⑤】

2017/11/12 秋の動物園まつり
バックヤードの「ムー」。展示されている「ウル」と「ヨシ」の仔です。元気そうでした。【写真上⑥】




2018/05/13 人の言葉を理解する ヨウム
 グレーの体で目のまわりは白く、おしりの羽に赤がまじる。はでな色ではないけれど、グレーのかさなりがきれいだ。ピーと口笛のような音で鳴いた。
 川崎市夢見ケ崎(ゆめみがさき)動物公園にいるヨウム。名前からしてオウムの仲間かと思ったら「インコの仲間です」と担当の長谷川誠さん。「インコとオウムのちがいは頭に、かんむり羽があるかどうか。あるのがオウムで、ないのがインコの仲間なんです」。たしかに頭にはなにもなくて、丸い。
 オウムやインコはカラフルなのが多いけれど、ヨウムは単色に近い。「それはなんでだろうって考えてみるのもおもしろいですよ」。ヨウムはアフリカ西部にいる。アフリカのインコでもボタンインコやコザクラインコという種はカラフルだから、すんでいる場所は理由にならないそうだ。
 説明板に「知能が高く、人の言葉をまねるだけではなく、言葉の意味を理解して人間とコミュニケーションを取る能力があると言われています」と書いてあった。どのぐらい、かしこいんですか?
 「さっきみたいに人間の口笛みたいに鳴くんです。たとえば、えさやそうじのとき、こっちも口笛で返してあげないと、後ろ側の開けたドアから出てきて、口笛で返事をしてくれとアピールするんです」。長谷川さんにかまってほしいのかな。(文・写真、佐々木央)=2016年7月取材
(47NEWS)

2018/06/09
ヨウムの「ウル」と「ヨシ」。元気です。【写真左】

2018/10/07
隣のボウシインコと違い、なかなか話してくれません。【写真右】

2018/11/02 冬への準備
冬への準備が始まりました。オウムインコ舎では、北風が吹き込むオオホンセイインコ、ワカケホンセイインコ、シロビタイムジオウム、ヨウムの区画に透明プラスチックシートが貼られました。




2019/02/10 ヨンちゃんの嫁入り!そして………
昨日、バックヤード(旧病院)にて飼育していたヨウムのヨンちゃんが、日立市かみね動物園に嫁入りしました!
ヨウムは希少種ですが、ペットとして人気が高いために密輸されることがあり、ヨンちゃんも20年前に密輸され、摘発・保護された個体でした。
元々は展示でほかのヨウムと過ごしていたのですが、ある日突然仲が悪くなってしまい、以降バックヤード(旧病院)で過ごしていました。
ヨンちゃんは頭を撫でさせてくれたり、口笛をまねたり人なつこい性格でしたので、会えなくなるのはとても寂しいですが、ペア相手のヨウスケくんと仲良くなって、繁殖してくれることを祈っています。
また同時に、ある動物を日立市かみね動物園から貰い受けました!
動物病院にて検疫後展示予定ですので、デビューをお楽しみにd(ゝω・´○) 【写真左】
(公式FB)

2019/05/05 ★動物たちの主な移動(平成30年2月1日~平成31年4月30日)★
ヨウム(♀1搬出:かみね動物園)
(ゆめみにゅーす VOL 52)

2019/05/11
鳥インフルエンザ対策用のシートがとれ半年ぶりに「ウル」と「ヨシ」が姿を見せました。

2019/07/28
いつも一定の距離を置き見つめ合うヨウムのペア「ウル」と「ヨシ」。【写真右】

2019/09/14
珍しく近くで並ぶヨウムの「ウル」と「ヨシ」。【写真左】

2019/12/12
お互い離れたところに陣取るヨウムのペア。【写真右手前】

2019/12/05
ヨウム(左)とシロビタイムジオウム。お隣同士ですが珍しい光景です。【写真右奥】
(島貫様)




2020/06/06
オウムインコ舎のヨウムのペア。鳥インフルエンザ対策のシートがなくなり直接会えるようになりました。




2021/05/22
久しぶりに姿を見せたヨウムのペアは元気です。【写真左】

2021/07/05 夢見ヶ崎動物公園で飼育しているヨウムの盗難について
令和3年7月4日、清掃作業のためインコ舎に入った職員が、インコ舎出入口の鍵 が壊され、飼育していたヨウム 1 羽がいなくなっているのを発見しました。インコ舎の内部の様子から、盗難にあった可能性がありますのでお知らせします。

1 事件の概要
(1)発覚日時
   令和3年7月4日(日)10:15頃
(2)被害状況
   ・ インコ舎出入口の施錠用金具の破損
   ・ ヨウム(オウム目インコ科)1 羽の所在が不明
   ※ヨウムとはアフリカ原産で体長約 30cmの大型の インコで知能が非常に高く、人の言葉をよく覚える鳥です。
2 市の対応
   令和3年7月4日、幸警察署に通報し現場検証を行いました。被害届につきましては早急に提出する予定です。
   また、被害を受けたインコ舎につきましては、出入口の施錠を二重にするな ど、セキュリティを強化しました。その他の獣舎を含めた、さらなるセキュリティ強化については、今後検討してまいります。【写真右:盗難に遭ったオスの「ムー」】
(川崎市報道発表資料)

2021/07/05 川崎・夢見ケ崎動物公園で大型インコ・ヨウムの「ムー」盗難か
 川崎市の夢見ケ崎動物公園(幸区)で飼育していた大型インコ「ヨウム」1羽がいなくなったことが5日、分かった。国際希少野生動植物種に指定され、国内取引が規制されている鳥。展示室出入り口の施錠が壊されており、幸署が窃盗事件とみて調べている。
 ヨウムはアフリカ原産で、体長約30センチ。知能が非常に高く、人の言葉をよく覚えることで知られる。同園で飼育したいたのはオスの「ムー」で、グレーの羽毛と白い顔が特徴。2羽のうち1羽がいなくなった。
 園によると、4日午前10時15分ごろ、清掃のためインコ舎に入った男性職員が、出入り口の施錠が壊されているのを発見。職員が最後に姿を確認した3日正午前以降に盗まれたとみられる。園は近く被害届を出すとしている。
 村木芳夫園長は「園に20年以上いる子で、職員も愛着を持っている。別の個体では代わりがきかない。1日も早く無事に帰してほしい」と呼び掛けている。
 ヨウムの情報は、同園電話044(588)4030。
(神奈川新聞)

2021/07/06 ヨウム盗難か 川崎の動物公園で不明
 川崎市は5日、幸区の市夢見ヶ崎動物公園で飼育していたアフリカ原産の大型インコ「ヨウム」1羽がいなくなったと発表した。市は「盗難に遭った可能性がある」として、幸署に被害届を出す予定だという。
 ヨウムはグレーの羽と赤い尾羽が特徴で、人の言葉をよく覚え、ワシントン条約で取引が原則禁止されている。いなくなったのは体長約30センチのオスの「ムー」で、20年以上飼われてきた。
 市によると、職員が4日午前10時15分頃、清掃のためインコ舎に入ると、南京錠がかけられた金属部分が壊され、もう1羽のヨウムを含む10種17羽の鳥のうちムーだけがいなくなっていた。職員が最後に確認したのは3日の午前中だという。市は、舎の出入り口の施錠を二重にするなど対策を強化した。
 担当者は「ヨウムの体にも負担が掛かっているはず。無事に帰ってきてほしい」としている。
(読売新聞)

2021/07/06 夢見ヶ崎動物公園 飼育の「ヨウム」盗難か
川崎市の夢見ヶ崎動物公園で飼われていた大型のインコ「ヨウム」が4日、いなくなっていたことが分かりました。何者かに盗まれた可能性が高いということです。
ヨウムが行方不明になったのは、川崎市幸区にある夢見ヶ崎動物公園です。
園によりますと4日午前10時すぎ、インコなどを飼育する施設を清掃のために訪れた職員が、施設のカギが壊され、飼育されていたヨウム2羽のうち1羽がいなくなっていることに気づきました。
ヨウムはアフリカ原産の絶滅危惧種で、体長およそ30センチ、人の言葉を覚えることが得意だということです。 いなくなったヨウム「ムー」は、21年前に市の動物愛護センターから移ってきたオスで、年齢は不明です。
夢見ヶ崎動物公園・村木芳夫 園長「突然の連絡で非常に驚いたのとそういう人がいるのが非常に残念うちに長いこといた子なので他の子では代わりがきかないのでぜひとも返してほしい」
市は3日から4日にかけて何者かに盗まれた可能性が高いとみて県警に通報。 インコなどを飼育する施設について鍵を二重するなど対策を行ったということです。【写真右】
(テレビ神奈川/Yahoo!)

2021/07/07 動物園のヨウム行方不明 インコ舎の鍵壊される、盗難か
 【神奈川】川崎市幸区の夢見ケ崎動物公園で4日午前、ワシントン条約で国際取引が規制されているアフリカ原産の大型インコ「ヨウム」1羽がいなくなっているのに、清掃作業に入ろうとした職員が気付いた。
 インコ舎の出入り口の鍵が壊されていたといい、盗難にあった可能性があるとして、園は幸署に通報した。
 園によると、いなくなったのは約20年飼育しているオスの「ムー」。体長約30センチで、グレーの羽毛と白い顔が特徴だ。インコ舎にはヨウム2羽を含め10種17羽が飼育されていたが、ムーだけがいなくなっていた。ヨウムは知能が非常に高く、人間の言葉をよく覚える特徴があるという。
 園は、職員が最後に姿を確認した3日正午から、鍵が壊されているのに気づいた4日午前10時15分ごろまでの間に、鍵が壊され盗まれたとみている。同園は入園無料で、夜間でも人が出入りできる。情報は同園(044・588・4030)へ。(大平要)
(朝日新聞/livedoor)

2021/07/10
「ムー」が誘拐され1羽残されたヨウム。お腹が赤いのは誘拐に抵抗したため?【写真左】

2021/07/17 入場無料で24時間出入り可能…動物園で高価な大型インコ『ヨウム』盗難か 犯人が問われ得る窃盗罪と“もう一つ”
 子どもたちにも人気の神奈川県川崎市の夢見ヶ崎動物公園である事件が…。
 村木芳夫園長: 「長い間2羽で生活しているので仲もよかったですし、1羽になってしまって非常にショックを受けてるのではないかなと…」
 淡いグレーの体に鮮やかな赤色の尾羽が特徴的なインコの仲間「ヨウム」。おしゃべりはしないようですが、珍しくて人気者でした。実は7月4日、動物園で飼われていた2羽のうち1羽がいなくなったのです。
 村木芳夫園長: 「職員が清掃作業にきた時に鍵が壊されていて、ヨウムが1羽いなくなってるのを発見しました」
 動物園は神社や公園と繋がっていて、入場無料。24時間いつでも出入りができます。ヨウムも1日中展示されていて盗まれたとみられています。
 来園者: 「ちょっとびっくりですね、朝も結構早い時間から開いてるんでそれもあるのかな」
 村木芳夫園長: 「このヨウムという鳥の種類に関しては国内流通も規制されてるので、非常に価格も上がったりプレミアがついたりしてる種類なので…」
 動物園から希少なヨウムを連れ去る行為、どんな罪に問われるのでしょうか。菊地幸夫弁護士に伺います。
 菊地弁護士: 「まず窃盗罪。これはもう誰が考えても単純に泥棒ですよね。それからもう一つ、種の保存法違反にも問われる可能性があります。このヨウムというのはどうやら絶滅危惧種、非常に珍しいものらしいんですね。そういう動物は種の保存法で保護されていて、捕獲とか譲渡とかが禁止されているんです。違反すれば5年以下の懲役、500万円以下の罰金と定められています。犯人、もしこれを転売なんていうことになったらこの法律でも処罰される可能性があります。返してください」
(関西テレビ7/14 『報道ランナー』内「そこが聞きたい!菊地の法律ジャッジより)

2021/07/31
一緒にいた「ムー」が誘拐され一羽で寂しそうなヨウム。お腹の傷も少しづつ良くなってきたようです。【写真左】

2021/08/28
相棒の「ムー」が戻ってこないため1羽で寂しそうなヨウム。【写真右手前】

2021/09/26 ヨウム ウル ♂オス
体が横や後を向いていてもこちらをじーっと観察していたりします。 ホーワと挨拶します。 ホーホケキョ ウグイスの真似が得意です。 「プルップー」「クゥー」「ピィピィ」など色々な鳴き方ができます。 同じように言い返してくれるのを心待ちにしています。【写真右中】
(ヨウム舎前の掲示)

2021/10/09
最近の「ウル」。お腹の赤い毛が気になりますが、相変わらず1羽で寂しそうです。【写真右奥】

2021/12/29
ヨウム舎に何もいません。「ウル」はどうしたのでしょう。

2021/12/31 「ウル」毛引き症のためバックヤードへ
詳しくは ナミキデザインのブログ  をご覧ください。




2022/01/30 最近の出来事 2022.1/夢見ヶ崎動物公園
ヨームのウル♀のその後。
毛引き症(自分の羽を抜いてしまう病気)でバックヤードに移されたウルだけど、現在は園内の病院にいるそう。
そこに移ってからは毛引きの行動が収まり、羽が復活しつつあるとのこと。
これは朗報。
展示に戻ってこれるかもしれない。
先日、レッサーパンダ舎の側でウルの鳴く声が聞こえました。
元気そうで何より。
「ナミキデザイン」さんのブログより抜粋)

2022/06/04
ヨウム舎は「展示調整中」の表示のままで「ウル」はまだバックヤードから戻っていません。


2022/08/07
旧ベニコンゴウインコ舎にヨウムが入りました。約7ヵ月ぶりに「ウル」が戻ってきたようです。まだ慣れない様子で舎内をきょろきょろ眺めていました。【写真上①】

2022/08/08
正面に背中を向けていたため、ボウシインコ側から撮影しました。
頭をかしげて見ているのは活発に動いていたコバタン?外?【写真左】
(平田)

2022/08/11
朗報が。ヨウムのウル♀と、コバタンのツバサ♂がバックヤードから展示に戻ってきた。
ウルは毛引きをする行為があり、寒さで震えていたのだそう。
それで、暖房設備のあるバックヤードに移されていたのだ。
まだ新しい環境に慣れないのか、以前よりはおしゃべりが少ないようだ。【写真上②】
(ナミキデザインのブログより抜粋)

2022/08/17
展示に戻ってきたヨウムの「ウル」。少しずつここの環境に慣れてきたようです。【写真上③】

2022/08/21
ヨウムのウルもコバタンのツバサも環境に慣れてきた印象を受けました。特にウルの反応が良くなった気がします。
(平田)

2022/09/03
ヨウムの「ウル」。最愛の「ムー」が目の前でさらわれたショックで毛引き症になりましたが、まだそのショックから立ち直れていないようです。【写真上④】

2022/09/15
朝、止まり木が外れて斜めになっていました。
「ウル」は何度も滑りそうになりながらも踏ん張っていました。
下の方に移れば安定しそうですが、「ウル」はこれ位の高さに止まっていないと安心できないのかもしれません。
止まり木は清掃・給餌の時間に飼育員さんが直してくださり、「ウル」の不本意な筋トレ状態は終わりました。【写真上⑤】
(平田)

2022/10/04
ヨウムの「ウル」。昔の元気な姿に戻れますように。【写真左】

2022/10/04
パナマボウシインコの「サッチー」が、ヨウムの「ウル」の口笛の内2種類のパターンを上手にまねていました。
「サッチー」が昔の写真の姿とあまり変わらず若々しいのは、こうしたチャレンジ精神が理由かもしれません。
「ウル」の音に耳をそばだてる「サッチー」は、この後同じ音を出しました。
(平田)

2022/10/15
鳥インフルエンザ対策と冬支度完了。外気と遮断されたオウムインコ舎。これから半年、オウム・インコたちと来園者との交流はお預けに。

2022/10/19
ヨウムの「ウル」が前面に来る姿をよく見るようになりました。
感染防止と耐寒でやむを得ないアクリル板ですが、「ウル」の安心感には寄与しているかもしれません。
【写真右: 前面でも安心して眠る「ウル」】
(平田)

2022/10/21
「ウル」は時々、インコオウム舎の中央のスペースに向かって鳴いた後、耳をじっと傾けます。
いろいろな鳴き声をしているので、反響を楽しんでいるようです。
【写真左: 「いまの鳴き声の反響はどうかな?」と耳を澄ます「ウル」】
(平田)

2022/11/13
キエリボウシインコの「ポー」が水浴びのさなか、隣室のヨウムの「ウル」が食事のために柵を降りてきて「ポー」の様子を見ました。「ウル」の気配を察し左に向きを変えて警戒中のキエリボウシインコの「ポー」。
【写真右: 左からヨウムの「ウル」、キエリボウシインコの「ポー」、アオボウシインコの「チコ」】
(平田)

2022/11/19
ヨウムの「ウル」の餌場は、上の枝に止まったまま食べられる、柵の上部に引っ掛けた小さなボールと床上のトレーでしたが、この日は床のトレーのみになっていました。
「ウル」は、ナッツは床の上で食べたようですが、みかんは枝の上に昇ってから、脚を使ったりして食べていました。
【写真左奥: 床で食事をする「ウル」】
【写真左手前: くわえて持って行った餌を木の上で食べる「ウル」】
(平田)

2022/11/27
ヨウムの「ウル」♀とパナマボウシインコの「サッチー」♀は、サイズ感や声の高さのほか、餌が来たら率先して食べに行ったりと、意外に似たキャラクターと思います。今日は様子見のつつきあいをしていました。
【写真右】は、ヨウムの「ウル」(左)の挑戦を受け、噛んで様子を見ているパナマボウシインコの「サッチー」(右)。高い位置の「ウル」が優位なので、「サッチー」はほどほどにして去りました。
(平田)




2023/01/29
ヨウムの「ウル」が小さな体で木をかじり落としていました。手前に横切る形で設置されていた木が落ち、奥の戸からその木に付けていた木も一緒に落ちていました。写真の左下と左横に落ちた木が映っています。画面右の木も下に垂れています。【写真左】
(平田)

2023/02/11
止まり木を全部かじり落した「ウル」。格子にしがみつくしかありません。【写真右手前】

2023/04/14
アオボウシインコの「チコ」がヨウム側の柵を登り始めたところ、ヨウムの「ウル」が急いで降りてきて、「チコ」とクチバシで交渉。勢いに圧倒されたのか「チコ」はすごすごと柵を降りていきました。
その下でパナマボウシインコの「サッチー」が「ウル」の様子を注視。威嚇をしに行きそうに見えましたが、「ウル」が去ったので平穏が戻りました。【写真右奥: 柵をめぐる小競り合い。ヨウムの「ウル」(柵左側)の勝ち】
(平田)

2023/05/27
ヨウムの「ウル」は、自分の部屋の掃除のときに、開いている扉からコバタンの「ツバサ」の部屋の扉の窓につかまります。
「ツバサ」と鉢合わせをするとクチバシで、横から、下からと強気に攻め続けます。掃除が終わる様子を察知したら部屋に飛んで戻ります。
窓越しに鉢合わせしたコバタンの「ツバサ」(手前)を強気に攻めるヨウムの「ウル」。【写真左】
(平田)

2023/06/04
キエリボウシインコの「ポー」は、ときどき、止まり木に腹をのせ、ヨウムの「ウル」側の柵をくちばしで加えてバランスを取り、口を開けて寝ていることがあります。
この日は、隣室のヨウムの「ウル」が、自分のテリトリーに影響がないことを確認しに近寄り、「ポー」に文句を言うか決めかねた後、背を向けてさりげなく様子をうかがっていました。【写真右: 熟睡態勢のキエリボウシインコの「ポー」と背後で様子をうかがうヨウムの「ウル」】
(平田)

2023/06/11
掃除時間の攻防がシロビタイムジオウム室で発生していました。
シロビタイムジオウムの「チーコ」の部屋の窓に、自室の掃除から避難して飛んできたヨウムの「ウル」が止まったところ、「チーコ」と小競り合いが発生。扉の隙間からくちばしでつつきあったり、「チーコ」が反動をつけ素早く首を伸ばして「ウル」に咬みつこうとして失敗したり。
「チーコ」は本気で怒っているように見えましたが、「ウル」は余裕で相手をしている様子で、自室の掃除が終わるのがわかると去っていきました。
にらみ合うシロビタイムジオウムの「チーコ」(左)とヨウムの「ウル」(右)。【写真左】
「チーコ」が反動をつけて「ウル」を咬もうと首を伸ばしましたが届かず失敗。【写真右】
(平田)


2023/07/01
雨足が強くなると、ヨウムの部屋内にポタポタと断続的に雨漏りが発生しました。
それに気づいた「ウル」は雨漏りの箇所をチェック。雨水を数滴飲み(水であることをチェック?)、その後、雨水に体がまんべんなく当たるように何度も姿勢を変えて水浴びをしていました。
左上の雨漏りの個所を確認する「ウル」【写真左】
肩のあたりに水を当てて羽をばたつかせて水浴びする「ウル」【写真右】
逆さになって水浴びする「ウル」(背後から様子をうかがうのはキエリボウシインコの「ポー」)【写真上①】
(平田)

2023/07/08
ヨウムの「ウル」。この部屋に来てほぼ1年、新しい環境に慣れ、毛引き症も治まっているようです。【写真上②】

2023/09/16
パナマボウシインコの「サッチー」が、左脚の指先を負傷し、血液が変色して黒くなっていました。【写真上③】
今年、気づいただけで3回目の負傷です。
柵の1本が血液の流れたのか赤くなっていました。【写真上④:左から2本目の縦格子】
ヨウム側の止まり木にも黒くなった血痕が残っていました。
慎重に柵の上り下りはできていましたが、痛々しいです。
(平田)

2023/10/07
部屋を横切る止まり木がないのはヨウムの「ウル」のところです。いくらとまり木を渡しても「ウル」が齧り落すためで、自業自得とは言え、泊まるときはこんな姿になってしまいます。【写真上⑤】

2023/10/08
ヨウムの「ウル」の部屋の止まり木がすべて落ちていました。「ウル」が止まり木を止めている針金をかじっている姿をよく見たので、ついに外れてしまったと思われます。
止まり木が落ちたヨウムの部屋と右側上の柵に止まっている「ウル」。【写真左手前】
10/8 も止まり木が無いため、巣用の台の上にいた「ウル」。【写真左奥】
(平田)

2023/10/14
新しいとまり木完成。そこで幸せそうに眠る「ウル」。【写真右】

2023/10/28
オウムインコ舎は一部にアクリル板が貼られていました。(ミドリコンゴウインコ、ヨウム、ボウシインコ、シロビタイムジオウムの計4部屋)
(平田)




2024/01/03
ヨウムの「ウル」がミカンをおいしそうにくわえて食べていましたが、なかなか思うようにならないのか落としてしまいました。
その表情はまるで「しまった!」。その後、落としたミカンは諦めて、別のミカンをくわえて柵を上がっていきました。
ミカンをくわえながら食べる「ウル」。【写真左】
クチバシからミカンが落ちて、ヨウムの「ウル」の「しまった!」(右)【写真右】
(平田)

2024/03/17 春の動物園まつり、キーパーズガイド、インコ
・インコ・オウムの体温は40度位。
・インコ・オウムの種類は350~400種程。
・インコオウム舎にはオイルヒーターが1台あり、5℃以下になると点ける。晴れた冬の日の室内温度は20℃位になる。
・アクリル板は鳥インフルエンザと冬の冷たい風対策。
・ルリコンゴウインコの「コウ」は孵化して育ったため人を怖がらない。
・ボウシインコは皆50歳以上のおじいさん、おばあさん。商店街にいたものもいて電話音のマネをしたりする。
・ボウシインコは以前6羽いたが、高齢になったものはバックヤードで余生を送っている。
・インコ・オウムは人目があると繁殖できない傾向がある。巣箱を設置するには天井が低い。繁殖したことがあったが死んでしまった。今は繁殖していない。
・インコはハヤブサの仲間。脚の動きが似ている。握力はハヤブサが強く、インコが落ちそうになる時にしがみつく時の握力がハヤブサの普通の握力。
(平田)

 
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